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沖仁 SPRING TOUR 2014 ~Monologo~ インタビュー
本場スペインのフラメンコ・ギター・コンクール国際部門で優勝という日本人初の快挙を果たした、フラメンコ・ギタリスト、沖仁。昨年9月には各界のトップ・アーティストを迎え、ジャンルを超えた音の対話を繰り広げるコラボ・アルバム『Dialogo[ディアロゴ]~音の対話~』をリリース。最新作のコンセプトや、制作過程、そしてアルバムを携えたビルボードライブ公演に向けて話を訊いた。
印象深いのは玉置さんと曲を共作できたこと
??昨年9月にリリースされた最新アルバム『Dialogo [ディアロゴ] ~音の対話~』のコンセプト、聴きどころなど教えてください。
沖仁:タイトル通り、それぞれの楽器を声として、台本のない会話をくり広げるというのがコンセプトです。強烈な個性と実力を持った素晴らしいアーティストの方ばかりなので、スリリングなやり取りが聴き所です。またそのお相手のために書き下ろした新曲も多数入ってます。
??アルバムに参加したのは、上妻宏光、押尾コータロー、木村大、coba、玉置浩二、東儀秀樹、東京フィルハーモニー交響楽団、ドローレス・アグヘータ、野崎良太<Jazztronik>、MIYAVI、渡辺香津美、亀田誠治という各ジャンルの第一線で活躍するアーティストたち。様々な対話をライブで実践し、作品をつくりだしてますね。対話(ライブ)で実践してアルバム化されることについてどのように思ったか、制作時、印象に残っていることなど教えてください。
沖仁:一緒にライブをやるといろんなことが体でわかります。ライブは手加減無しですから!みなさんやっぱり人間力がすごい。半端じゃない生き方をして、自分だけの音を作って来たんだなあと実感しました。一緒に飲むとその辺も強烈に伝わってきますよね。皆さん最高だし、大好きだけど、印象深いのは玉置さんと曲を共作できたことかなあ。
??あらためて、フラメンコギターの魅力とはなんですか。
沖仁:一つの楽器で色んな表現ができるところかな。生まれてから死ぬまでの人生まるごとを表現できる楽器だと思ってます。
??“沖仁 SPRING TOUR 2014 ~Monologo~”と題した、Palma, Canteに高岸 弘樹さん、Percussionsにホセ・コロンさんを迎えたライブ。どのようなライブになりますか。
沖仁:ミニマムでトラディショナルな編成で臨みます。だからこそメンバーとのスリリングなやり取りや、ギタリストとしての力量もダイレクトに伝えられると思います。
??ビルボードライブ東京&大阪でのライブはどんな印象がありますか。
沖仁:最高の料理とお酒を楽しみながら観てもらえるのが嬉しいですよね。フラメンコって、かしこまって観るモノじゃないし、むしろみんなで参加してつくるものだから。お店のいい雰囲気ってとても大事です。
??今回の公演を楽しみにしているファンの皆様へのメッセージをお願いします。
沖仁:沖仁流フラメンコの新たな1ページ、というつもりで楽しくて濃いステージを用意してます。絶対飽きさせない自信あります!お気軽に観に来てくださいね!
リリース情報
公演情報
沖仁
日時:2014年3月29日(土)・30日(日)
会場:ビルボードライブ大阪
⇒詳細はこちら
日時:2014年4月4日(金)・5日(土)
会場:ビルボードライブ東京
⇒詳細はこちら
関連リンク
Dialogo[ディアロゴ] ~音の対話~
2013/09/25 RELEASE
VICL-64070 ¥ 3,143(税込)
Disc01
- 01.モノロゴ #1
- 02.ダンサ~君となら~
- 03.愛~デマシアド~
- 04.四季「夏」第3楽章 プレスト(夏の嵐)
- 05.オシ・オキ Time
- 06.ファンタスマⅤ
- 07.卯月花嵐
- 08.ソレア
- 09.Spain
- 10.スカボロー・フェア
- 11.ベサメ・ムーチョ
- 12.モノロゴ #2
- 13.屋根の下のSmile
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