Special
<インタビュー>中島健人 “アイドル・エンターテインメント”を拡張する――2ndアルバム『IDOL1ST』で示した14のアプローチ

Interview & Text:高橋梓
Photo:興梠真穂
2月18日、中島健人が2ndアルバム『IDOL1ST』をリリースした。同作には、これまで中島が築き上げてきたエンターテインメントが詰まっている。No.1アイドルである“ケンティー”の姿と、高いクリエイティビティを持つ“アーティスト”の姿が融合した、唯一無二のアイドル・エンターテインメント作品になっていることは言うまでもない。そんな同作について、中島本人にじっくり語ってもらった。
昔よりも多角的に見られる
“アイドル”を表現するために
――今作も「アイドル」というテーマに焦点が当たっていますが、前作となる2ndシングル『IDOLIC』とはどのような距離感で作った作品なのでしょうか。地続きなのかな、と思ったりもしました。
中島健人:『IDOL1ST』って、「I do list」でもあるんです。なので、“今自分がやるべきリスト”というような意味合いも込めていて。『IDOL1ST』は、いわば僕の“現在地”。アイドル・エンターテインメントを届ける、いちばんベストなシーズンな気がしています。その皮切りになったのが、「IDOLIC」。そこから今作の『IDOL1ST』に繋がっています。
――ふたつの作品は繋がっている、と。
中島:そうですね。前回のインタビューでもお話ししたのですが、「IDOLIC」は「JUST KENTY☆」がきっかけになっています。「IDOLIC」を歌ったことによって、アイドルを語ることで120%の自分を出せると僕自身、そしてチームが気づきました。リスナーの本能を刺激できる何かがもっとあるんじゃないかという話になり、じゃあアルバムは「IDOLIC」の派生がいいよね、と。それでタイトルが決まっていった流れです。
――すべての曲を通して拝聴した時に、「アイドルはこうである」という“定義”ではなく、“羅列”に近い形でアイドルを提示していると感じて。その意図や理由はあるのでしょうか。
中島:昔のアイドルって、人気者で注目を浴びていて、みんなの夢や理想を表している……という画一的な考え方で捉えられていたと思うんです。でも、今はいろんなアイドルがいて。様々な価値観を持っていて、昔よりも多角的に見られる。そこに合わせていこう、と。もっと言うと、多角的な自分を出すことでいろんな角度から「中島健人」を見てもらって、間口を広げるというよりも、間口の数を増やしていこうと考えたんです。
――なるほど。
中島:なので、クールな曲、インターポレーションした曲、(渡辺)直美姉さんとのコラボ曲、キタニティー(キタニタツヤ)の作品、すごくスウィートな曲……といろんな面を作りました。アイドルとしての面をひとつじゃなくて、無数に作りたかったんです。それが今回のアルバムのポイントのひとつかな。それは今の僕の強みでもあって。それに気づいたのは、新しいスタートを切ってから。数年前には気づけなかった、自分の“光”の部分が表現できたと思っています。
――ソロ活動をスタートさせてから。
中島:そうですね。1曲目の「SOL1ST」は“独奏者”という意味でもあって。今の自分を表している言葉です。これまでと今では、フェーズも枠組みも違っていて。だからこそ気づけたことは多いですね。
――それこそ、これまでの経験を活かしつつも、ソロ活動をスタートされた今だからこそできた表現もアルバムの中にあるのではないでしょうか。
中島:僕は21歳くらいから詞と曲を書いていて、作詞に関しては最初に書いたのが15歳くらい。グループにいた時もソロ曲は自分で書いてきました。そういった人生じゃなかったら、きっとこのアルバムのように音楽の方向性を振り切ることはできなかったと思います。昔から作ることが好きだったんですよね。学生時代は授業を聞かずに歌詞を書いていたこともありましたし、大学でも講義を聞かずに「カレカノ!!」の〈恋の単位をあげよう〉なんて歌詞を書いていました(笑)。その「カレカノ!!」は“ver2.0”として今回のアルバムに収録されています。そんな風に昔から作品に対するこだわりが強い人間だったからこそ、中島健人としての活動が作られたと思いますし、今回のアルバムが生まれたと思っています。

――なるほど。ある種、中島さんという人間がわかりやすく見える作品でもあると思うのですが、「言葉にしなくても伝わってくれるだろうな」と思う要素をあえて言葉にしていただきたいなと思っていて。
中島:曲で言うと、「最初はキュン!」ですね。
――あ、詳しくお聞きしようと思っていた曲です(笑)。
中島:これは、みんな真似してくれるだろうと確信がありますね。新しいジャンケンの概念。最初にグーを出すんじゃなくて、キュンを出すという(笑)。僕自身も曲を作っている時に笑っちゃいましたもん。めちゃくちゃ面白くなるだろうなって。突然生まれたメロディと、歌詞の世界観の出会いに感謝ですよね。まさに語らずとも答えが出ているというか。
――それこそ「JUST KENTY☆」よりももっと振り切っていて、一瞬でこの曲の虜になりました。
中島:そうなんですよ。「JUST KENTY☆」は言ってもまだカッコつけているから(笑)。しかも純粋に、TikTokを撮りたくなるキャッチーさもありません? ひとりでも撮れるし、カップルや友だちと撮ってもいいし。振り付けもそういう方向に振り切ろうかな。この振りはたぶん僕が作ることになると思います。
――おぉ! 楽しみです。
中島:【THIS IS KENTY -IDOL ver2.0-】(※1月23日~25日に東京・有明アリーナにて開催)では、ジュニアに出てもらったんですよ。彼らにも「アイドルになった日」という曲を僕が書いていて、振り付けもしました。振り付けをした時、スタジオにN's Performerがいたのですが、みんなその振り付けを真似してくれて。すぐに真似してくれる振りを生み出せたのが嬉しくて、「最初はキュン!」の振りも僕が作りたいなと思っています。
――どんどん振り付けも担当することが増えていっていらっしゃる気がします。
中島:もちろん支えていただきながらなのですが、アイデアが湧いてくることが多くなりました。なので、ある意味「語らずともわかる部分」は僕のクリエイティブの部分なのかも。アルバムは14曲収録されていますが、そのうち10曲は僕が関わっていて。そこでも中島健人らしい“アイドル”が表現できていると思います。
――もはや、「アイドル・中島健人」を「クリエイター・中島健人」がプロデュースしているようにも感じました。
中島:そうかも。「クリエイター・中島健人」が、今の中島健人を見た時にいちばんハマるのがアイドルなんでしょうね。それに、僕は他の人を見るのも好きなんです。ジュニアの曲をプロデュースしたこともそうですが、【THIS IS KENTY -IDOL ver2.0-】の3日目に“けんしげひー”(中島健人、重岡大毅[WEST.]、岩本照[Snow Man]のユニット)がサプライズで登場したんですね。その3人での曲「スリーマンセル」も僕が書いていて。重岡大毅が歌うべき歌詞、岩本照が歌うべき歌詞がそれぞれあって、三者三様の性格を掘り下げて曲を書きました。それは3人の仲が良いことはもちろん、人を見るのがすごく好きな僕だからできたのかなと思います。それに僕、人の機微にすぐ気づくんです。というのも、10代の時に1日5~6万人と握手会をしていた時代があって。1人あたり0.5秒~2秒なんですよ。その間にいかに相手の変化に気がつくかがキーだったので、たぶん身についちゃっているんでしょうね。

――今までのすべてが今回のアルバムに繋がっているんですね。曲についてもお聞きしたいのですが、まずはリード曲「XTC」から。サウンドとしては歴史も感じさせつつ、今っぽさもあるハイブリッド曲という印象でした。このテイストをチョイスした狙いを教えてください。
中島:楽曲制作をする前にチームと話し合いをした時に、事務所の伝説の楽曲をサンプリングできないかという議題が挙がったんです。今って、名曲をサンプリングして新しい解釈を加える流れが広がっているというか。じゃあ表現のひとつとして、僕も少年隊さんの「仮面舞踏会」をサンプリングしてみたい、と。最初はボーナストラック的な扱いでいこうとしていたのですが、(この曲は)弊社の社歌のような曲なんですよね。だったら、責任を持って僕がクリエイティブをしないとまずいなと思って。そう思っていた中でMONJOEくんが提案してくれたのが、「仮面舞踏会」のBPMそのままでトラックもいじっていないものでした。そこに違うリリックを乗せていく、という流れだったのですが、やっていくうちに「あれ、違うかも」となって。もっとたっぷり、ねっとり、こってりやりたいし、今の自分が表現するならもっと違うものだなと感じていたんです。その時に、今の「XTC」のベースラインが出てきて。そこから「このベースだったらBPMはこれくらいになるよね」というように話が動いて、結果8時間くらいででき上がりました。
――早っ!
中島:第一稿は8時間でできて、残り2時間で「SOL1ST」を作っていましたね。だから1日で2曲できたという。
――2曲ともめちゃくちゃ早いですね。
中島:「メロディを作るのがいちばんおもしろいよね」なんて話をしていたら、できちゃいましたね。と、僕がいちばんポイントにしているのは、最後のアウトロ。ラスト4×8は攻めたくて、ボーカル無しで伸ばした状態で作ってみました。これが好評で、いろんな方にお褒めの言葉をいただけました。
――ずっとSTARTO社で活躍されてきた中島さんだからこそ生まれた曲なんだな、と。
中島:それはあると思います。でも正直、怖さもありましたよ。大批判を浴びる可能性もあったし、「うちの会社の曲をなんてことしてくれるんだ!」と言われていたかもしれない。でも、人のせいにしたくなかったんです。「逃げたくない」という一心でしたね。逃げる余白を作るんだったら、今の活動を選んでいないですからね。
――結果、多くの人に称賛される作品ができあがりました。
中島:「XTC」はXtreme、True、Coreのことですが、Xtreme=絶頂、True=真実、Core=核という意味を持たせています。これってアイドルの本質だと思うんです。ファンのみんなを“絶頂”に連れて行って、その中にアイドルの“真実”があって、真実の中に夢や希望を追い続けている“核”がある。それが人にとっての“XTC”だし、誰かにとっての“Ecstasy”かもしれないな、と。
XTC / 中島健人
――込められている意味にまで中島さんらしさがありますね。1月12日にはMVも公開されました。監督はもはやお馴染みとなったYERDさんです。
中島:YERDさん、めっちゃ好きなんですよね。でもあの人、映画監督は絶対にやらないほうがいい!(笑) めちゃくちゃ厳しいんですよ。「こういう画が撮りたい」と思ったこだわりのシーンは、何テイクでもやる人。職人ですよね。僕、そういう厳しい監督とは何回も組んでいるのでわかるのですが、YERDさんが映画やドラマを撮ったら絶対にヤバいです(笑)。
――(笑)。でもYERDさんと組むのも、もう4回目くらいですよね。
中島:そうですね。めちゃくちゃ感性が合うんですよ。YERDさん自体フィーリングがギャルい感じがしますし。でも、こだわりがブレない。ギャルの仮面を被った職人ですね。ちゃんと追求してくれて、簡単にOKを出さないところが好きです。僕もそういうタイプなので、フィットするんでしょうね。MVを撮影するにあたってつまずいたこともありましたが、それでもクリエイティブに尽力してくれて、「XTC」という作品を救い上げてくれました。僕が出したMVの原案を画にする才能がすごすぎるんです。僕の頭の中にあった映像がそのまま作られていく感覚ですね。むしろ越えています。「XTC」はアイドルの光からの逃避というテーマもあって、光から逃げて神秘の影――自分の素顔戻っても仮面を被って、アイドルとしての宿命を生き続けないといけないという歌。それがドラマになっている、いいMVができたなと思っています。
リリース情報
関連リンク
渡辺直美、キタニタツヤ、
☆Taku Takahashiら
様々なコラボから生まれた楽曲
――そして、「Gods’ Play feat. Naomi Watanabe」は渡辺直美さんをフィーチャリングに迎えた楽曲です。渡辺さんとタッグを組んだ経緯を教えてください。
中島:直美姉とはプライベートでも仲が良くて、8年くらいの付き合いになります。一緒にハライチの澤部(佑)さんの家で鍋パをしたり、ニューヨークで朝食を食べたり。そういった交流がきっかけになって、「Gods’ Play」を作ることになりました。
――得た刺激も多かったのでは?
中島:直美姉って相当お忙しいと思うのですが、レコーディングもMVの表情もすべて仕上げてくるんですよ。MVのリップシンクシーンはまったく間違えてなかったです。本当にすごいなと思ったし、めちゃくちゃ練習してきてくれたんだろうなって。
――そういう部分を持っている渡辺さんもまた、中島さんに似ていますね。
中島:そうですね。「Gods’ Play」って、神々の対決のお話なんです。神と神が天界でやり取りをしていて、人間の人生は神たちが振っているサイコロの目によって決まっているという。でも、サイコロの目では予想できないことが人生には起きてしまって、神様たちもちゃんと測ることができない。実はサイコロだって完璧ではないし、人類の未来は神でも予測ができないもの……という裏テーマがあります。それを直美姉にも話して、僕が作った「IDOLICの魔法」と「ピカレスクの銃口」というライトスティックを、僕と直美姉が持っているシーンも入れてみたりしています。撮影の時に、「俺、アニメとか漫画がすごく好きで、中二病精神が強い人間なんだけど、よろしくね」と直美姉に言ったら、「大丈夫、私もだから」って(笑)。
Gods’ Play feat. Naomi Watanabe / 中島健人
――そんなおふたりだからこそできたMV。
中島:昔、ニューヨークのソーホーで朝食をとっていた時に、テーブルを挟んでいろんな話をしていたんです。直美姉はミュージカルに出ることになっていて「こういう歌があるんだ」と話してもらったり。僕はその頃海外ドラマをやっていたので、予告編の動画を見せてみたり。エッグベネディクトを食べながら夢を語り合っていたふたりが、MVでは同じようにテーブルを挟んでチェスをやっているんですね。それがすごくエモーショナルでした。
――早くMVが見たくなりました(※取材はMV完成前に実施)。
中島:チェスをしているのですが、僕、チェスできないんですよ。しかも、直美姉もできないらしくて。ふたりともチェスができないのに、めっちゃできそうな感じでやっています(笑)。あとは、ゴリゴリに踊っています。「IDOLIC」と同じKANUさんが振り付けてくれていて、ふたりのダンスにも注目してほしいですね。

――ありがとうございます。そして、「Waraigusa」。こちらは待ちに待ったキタニタツヤさんの提供曲です。「ACT」というテーマでお願いしたとのことですが、このテーマにした理由はなぜだったのでしょうか。
中島:キタニティーって作家さんだし、職人でもあるので、脚本を書くのもお上手だと思うんですね。彼の脚本だったら心から喜んで演じたいなという気持ちが強くて。僕はドラマや映画に出演していますが、実は毎回苦戦しているんです。役を好きになれているからギリギリできているというか、好きになれない役は難しくて、脚本を開くのもちょっと気が重いんですよね。でも、好きな役、心が通じた役、好きな脚本家さん、好きな監督さんの作品は演じていてすごく響いてくる。キタニティーも好きな脚本家さんという感覚なので、「ACT」というテーマをお渡ししました。で、出来上がった曲を聞いてみたら、意外性のある曲で。偽物のサビと本物のサビが存在しているという説明を受けて、「これは“中島健人の喪失”だ」というテーマを逆にもらいました。「最近の健人さんを見ていると、光に突き進んでいてすごく眩しいから、この楽曲の中だけは闇を演じてみてほしい」、と。
――前半と後半でまったく別の曲なのに、繋がっているというところに驚きました。
中島:そう、そう。制作途中のPC画面の写真が送られてきたことがあったのですが、PCの液晶に反射していた彼の顔が面白くて(笑)。めちゃめちゃウィンクしていました。でも、彼も楽しそうに作ってくれているのかなと感じられて嬉しかったです。
――歌に関してはいかがでしょう。曲調がガラッと変わるところで歌い方も絶妙に変化しているな、と。
中島:ボーカルディレクションにキタニティーが入ってくれたんですよ。なので、作り手の前で上手く歌えなかったら怖いなと、緊張しました。だから事前にめっちゃ練習しましたね。GEMNのメンバーでもあるし、やっぱり思い入れが深くて。曲としても難しいですからね。でも、結果キタニティーが細かくディレクションしてくれたので、いいものに仕上がったと思います。
――なるほど。
中島:でも本当に、よく違うテイストをこれだけきれいに混ぜられたなと思います。彼はガチャポップを作るのが上手いので、一辺倒な曲は作ってこないだろうとは思っていたんですけどね。しかも、彼はこう言ってきたんです。「この曲で健人さん、ガッツリ踊ってね」って。
――踊る!?
中島:そう。この曲で。あなたが言うんだったら踊りますよ、って返しました。
――なんだか想像がつきませんね。
中島:つかないよね(笑)。でも前半部分が終わった後のトラックを聴くと、ちゃんとダンストラックなんですよ。そこを頑張りたいですね。

――パフォーマンスを見るのが楽しみになりました。そして「LIGHTNING」はPAS TASTAからの楽曲です。また今までにないテイストというか。
中島:そうですね。この曲と「Frequency」は、いちばん客観視した中島健人を楽しめる作品だと思っています。
――それこそ、最初に聞いた時に驚きみたいなものもあったのでは?
中島:まさに。自分の思っていたコンセプトと違いすぎて、デモを聴いた時は「自分が歌えるの!?」と思いました。でも、歌ってみたらどんどんハマっていく自分がいて、最終的にはすごく好きになりました。でも最初は「LIGHTNING」も「Frequency」も自分にはない音すぎて、自分っぽくないなと感じていましたね。
――歌っていくうちに馴染んでいった。
中島:そうですね。「LIGHTNING」はエンターテイナー、「Frequency」はグローバルというテーマがあって。たぶん2曲とも将来活躍してくれる曲になると思いますよ。「LIGHTNING」は面白い画が作れると思ったし、「Frequency」は海外で超強い曲になると思います。J-POPってアメリカやヨーロッパで刺さっても、2番手止まりになっている気がして。やっぱり向こうは現地の音楽が好きだから。話題になったとしても障壁があって、メジャーカルチャーに行ける可能性は低いんです。でも、「Frequency」は海外の方が好きなサウンド感だし、編曲には海外を見ている韓国の方に入ってもらっているので、行く先が楽しみです。「LIGHTNING」はイントロから楽しんでほしい。リズムと展開がエレクトロの中でもポップな曲で、ライブでも新しい演出ができそうだなと思っています。この2曲はまさに、自分の間口を増やすという意味でぴったりな楽曲です。
――今後の広がりにも注目ですね。そして「結唱」は☆Taku Takahashi(m-flo)さんの楽曲です。先日【ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック TEAM JAPAN 壮行会】で披露されて、好評だったと話題になっていましたね。
中島:いやぁ、これはとんでもなくすごい曲になっちゃいました。オリンピックって反響がレベチなんだなって(笑)。僕のもとに届いた反響もオリンピックごとがすごく多かったです。それに、古くから関係値のある☆Takuさんに作ってもらっていて、僕と☆Takuさんの“結晶”でもあるというか。ソロ活動を始める時にたくさん相談をさせてもらっていたんですよね。そういう部分も知っているからこそ、企画書に「選手の気持ちとケンティーの気持ちで重なっている部分が多い」という文があって。で、「タイトルはケンティーがつけてね」って。「タイトルは☆Takuさんがつけないんかい!」と思いましたけど(笑)。
――(笑)。「結唱」というワードはどう生まれたのですか?
中島:“けっしょう”には3つの意味を込めています。大会での「決勝」、努力の「結晶」、そしてオリンピックの輪のように唱えし音楽が結ばれるという意味を込めて「結唱」とつけました。めちゃくちゃいい曲ですよね。荒川静香さんや浅田真央さん、カーリングチームの方々などが自分の曲を背景にして戦っているCMを見た時、感動しちゃいましたもん。
――この曲を聴いて、オリンピックで流れている画がすでに浮かびました。
中島:ですよね。しかも、今回ソロになって初めてバックにジュニアがついてくれているんです。彼らにとって、壮行会が初めてのステージだったんですね。なので、彼らにとっても努力の結晶を見せられる場になったし、そのジュニアが【THIS IS KENTY -IDOL ver2.0-】にもついてくれて、僕との絆の結晶も表現できる曲になったなと思っています。すごいパワーを持った曲なんですよ。
――なんだかいろんな方に希望を与える曲ですね。
中島:マジでそう! 選手の皆さんには、ぜひこの曲をミラノ・コルティナに連れて行ってもらいたいですね。

――この曲の行く末にも注目ですね。では最後に。『IDOL1ST』では、中島健人のいろんなアイドル像が表現されています。もし中島さんが一般人だったとして、中島健人というアイドルにハマったとしたら、最初に保存するのはどんな写真だと思いますか。
中島:永瀬廉とタンクトップで撮った写真!
――カウコン(【STARTO to MOVE COUNTDOWN CONCERT 2025-2026】)の時のですね。
中島:そう、そう。「なんでこいつらタンクトップなの?」って(笑)。これみよがしに腕を出している写真を保存しますね。廉とは大学の先輩後輩コンビなので、そこもいいですよね。それに僕が一般人になってケンティーオタクになったら、まずケンティーの腕に注目するでしょうね。
――まさかの、腕。
中島:「隆々とした腕をこれ見よがしに出しているコイツは、どんな人なんだろう?」って。でもあれには理由があるんです。廉がタンクトップを着ていて、僕もタンクトップという時に写真を撮ることになったんですね。「上着羽織るか?」と言ったのですが、廉が「上着いらないっすよ」って。だから、僕が隆々とした姿を見せたいわけじゃなくて、廉さんからの発信なんですよ(笑)。そういうエピソードも込みで、あの写真を保存します!
リリース情報
関連リンク
関連商品






























