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<インタビュー>BEYOOOOONDSと藤原いくろうが語るBEYOOOOOPHONIC

インタビューバナー

Interview & Text:西廣智一 / Photo:石阪大輔

 アイドルグループBEYOOOOONDSとオーケストラとのコラボレーションコンサート【BEYOOOOOPHONIC】。3年目の開催となる今年は“最高の音楽と新しい体験を届ける”ことをテーマに掲げるbillboard classicsと初タッグを組み、【BEYOOOOOPHONIC III】としてパワーアップして帰ってくる。
 全曲のオーケストラアレンジを手掛け、初回からステージを共にしている藤原いくろうの指揮のもとに、色彩溢れる管弦楽アレンジがホールに響き渡る本公演。今年11月に東京文化会館大ホール、東京芸術劇場コンサートホール、 兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールの3会場を舞台に、これまで共演を重ねてきたパシフィックフィルハーモニア東京に加え、初共演となる東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団とそれぞれ異なるオーケストラが登壇する。
 新たな要素も豊富に積み込まれた【BEYOOOOOPHONIC III】に向けて、BEYOOOOONDSの平井美葉、小林萌花、里吉うたの、そして藤原いくろうの4人にインタビューを実施。【BEYOOOOOPHONIC】の歴史や魅力的なポイント、そして【BEYOOOOOPHONIC III】への意気込みなどをたっぷり語ってもらった。

【BEYOOOOOPHONIC】を作り上げるピース

── BEYOOOOONDSと藤原さんの出会いは2022年8月開催の【HimeFes2022】。これがきっかけとなり、翌2023年5月に【BEYOOOOOPHONIC】が初開催されました。過去2回の【BEYOOOOOPHONIC】を通じてお互いに得られたもの、刺激となったことはありますか?

藤原:その質問の答えになるかどうかわからないですけど、BEYOOOOONDSってメンバーそれぞれがパズルのピースなんですよ。クラシックが得意な子、ダンサブルな要素が得意な子、歌が得意な子といろんな形のピースがあって、そこにクラシックテイストを加えることで、パズルの完成形も全然変わる。そこをどう組み合わせるかが、僕の【BEYOOOOOPHONIC】における醍醐味です。

平井: そう言っていただけて嬉しいです。私達1人ひとりを信頼してくださっているのはリハーサルの段階からすごく感じていますし、生演奏だからこその息遣いとか呼吸ひとつにも神経質になるような、そういう繊細な感じを体験できるのは【BEYOOOOOPHONIC】だけだなって気がします。だからこそ、私達も生モノ感をより大事にしてパフォーマンスできているのかなと思います。

小林: 姫路での出会いを振り返るとすべてが奇跡のような気もしますし、BEYOOOOONDSのことをいくろうさんがすごく好きになってくださったのもシンプルに嬉しいですね。私は普段からピアノを弾くことも多いんですけど、聴いてくださる皆さんに「クラシックって素敵なんだよ」ってことを広めたいという思いを持っていて。【BEYOOOOOPHONIC】はその私の思いと重なる部分がたくさんあるし、同時に新鮮に感じる部分も多いんです。例えば、いくろうさんがBEYOOOOONDSの楽曲にクラシックの要素を混ぜながら編曲してくださるんですけど、 クラシックを知っている身としてはすごく心をくすぐられるし、ファンの人もクラシック要素を楽しみながらBEYOOOOONDSの曲も楽しめるので、まさに私の求めていた“クラシックとアイドルの融合”を一番表現できる舞台です。

藤原: 僕のポリシーが「音楽にジャンルは無い」ってことなので、そういう意味では彼女たちと目標が一致しているんですよ。

里吉: さっきいくろうさんが私達のことをパズルのピースと表現してくださいましたけど、私の中にはオーケストラの皆さんもいろんな楽器、いろんな奏者の方が集まってひとつのステージを作り上げているっていうイメージがあったので、私達も楽器のひとつとしてコンサートを届けられるのはすごく嬉しいことだなと、改めて思いました。BEYOOOOONDSは本当にいろんなタイプの曲をやっていて、それぞれ雰囲気もテーマもアピールするポイントも全然違うところがある意味強みですし、【BEYOOOOOPHONIC】においてもアイドルのイメージを超えて、オーケストラの皆さんとのコラボを毎年の定番にできているのはBEYOOOOONDSらしさの極致じゃないかなと思っているので、今年も開催できることがすごく嬉しいです。


ソロショット(里吉)


里吉うたの

「“息の感じ方”がすごくハマってきているんです」(藤原)

── 過去2回の【BEYOOOOOPHONIC】を通じて、気持ちの作り方や向き合い方において普段のライブとの違いなど、新たに見つけられたものってありましたか?

平井: クラシック寄りの編曲をしてくださる楽曲に対しては振り数を減らして、よりシンプルに良さを届けられるようにしたりもするので、みんな音に対する解釈が変わったんじゃないかな。

小林: 去年の【BEYOOOOOPHONIC】で、「循環」という曲をオーケストラアレンジでやったんです。普段はコンテンポラリーっぽいダンスで披露しているんですけど、そのときは壮大なオーケストラアレンジだったので、踊らないで歌に専念して。そうやってステージングも変わってくのが面白いんです。

平井: BEYOOOOONDSは声に特徴を持ったメンバーが多いですし、ユニゾンで歌っても「これはこの子とこの子の声だ」ってすぐにわかるくらいなので、声で勝負するのもすごくいいですね。

里吉: あと、普段のライブはお客さんに「声を出してください! 踊ってください!」とか「カスタネットを叩いてください!」と呼びかけて、その場にいるみんなでライブを作っていくことが多いんですけど、【BEYOOOOOPHONIC】に関しては私達とオーケストラの皆さんとで重ね合わせる音を「じっくり聴いてください」っていう気持ちが強いので、そういう意味では180度違うマインドでステージに立っているなと思います。

── 藤原さんはこれまでBEYOOOOONDSとご一緒してきた中で、彼女たちの成長を感じる部分や伸び代に関してはいかがですか?

藤原: もともとすごくハイレベルな子たちだなぁと思っていたんですけど、普段は事前に制作されたバックトラックに合わせて歌ったり踊ったりする中、【BEYOOOOOPHONIC】ではオーケストラの全員が息をして、彼女たちも息をしてっていう“息の感じ方”がすごくハマってきているんです。さっき話題に出た「循環」は、特にオーケストラの息遣いを感じながら歌ってくれていることもあってか、実際に歌も数段素晴らしくなっていますし。【HimeFes2022】のときとは比べものにならないほどですよ。

気の抜けないけれど、ホッとする。大好きな場所

── 今年で3回目を迎える【BEYOOOOOPHONIC】は、皆さんにとってどんな場所になりましたか?

小林: 普段は普通にバックトラックに合わせて歌い踊っているけど、オーケストラと一緒に生音で届けることは私達的にもすごい高揚感が得られるし、シンプルに特別な場所です。

藤原: オーケストラのメンバーの中には、かつてバンドをやっていたとかアイドルが好きだという人も多いので、みんなも毎回楽しみにしてるんですよ。

平井・小林・里吉: えーっ、嬉しい!

里吉: アイドルのライブもクラシックのコンサートも非日常感が強いと思うんですけど、その中でも【BEYOOOOOPHONIC】ではいつもとは違うアプローチを取ったり普段はやっていない表現に挑戦したりすることで、自分としても成長できる場所になっています。

平井: 先ほどいくろうさんも言ってくださったみたいに、本当にオーケストラの皆さんが温かくて、毎年お会いする際も「お久しぶりです!」と嬉しくなりますし、それと同時に去年よりも成長した姿をお見せしたいという気合いも入りますし。終わったあとに集合写真を撮るときもファミリー感が育まれてきたなっていうのをすごく感じるんですけど、やっていること自体は本当に難しくて繊細なことばかりなので、自分にできることは全部やりきってから臨むという覚悟を持って立つステージでもあるんですよ。だから、私的には「気の抜けない、ホッとする場所」という表現がぴったりな気がします。


ソロショット(平井)


平井美葉

小林: でも、前回とか緊張しすぎて泣いていたメンバーもいたよね。

平井: えっ、誰が泣いてたっけ?

小林: 楽屋が2つに分かれていたんですけど、ひとつの楽屋では緊張しすぎたメンバーばかりで、みんな泣いていたんですよ。

藤原: そんなことがあったんだ。

小林: ほら、西田汐里ちゃんのおばあちゃんが……。

平井: ああ、思い出した! 西田汐里ちゃんっていうメンバーのおばあちゃんから「頑張ってね」ってお電話をいただいたんですけど、その声を聞いてみんな一斉に泣いてしまって(笑)。でも、確かにそのぐらいみんな緊張する公演ではあるんですけど、そのぶん達成感もすごく得られるので、今年もすごく楽しみです。

小林: 達成感がありすぎて、緊張していたことも忘れちゃうんだよね(笑)。

里吉: 終わったあとも、みんな「帰りたくない! オーケストラの皆さんとお別れしたくない!」って言い出すし(笑)。

平井: それぐらい大好きな場所です!

コラボを実感する楽曲

── 過去2回の【BEYOOOOOPHONIC】で忘れられない瞬間や、記憶に残っている曲などありますか?

里吉: 私は「OOOOOVERTURE」かな。BEYOOOOONDSのアルバムに入っているオープニングSEをオーケストラアレンジして演奏していただいているんですけど、あの曲の演奏が始まると「いよいよ【BEYOOOOOPHONIC】がスタートする!」っていう実感が湧いてきますし、私達がオーケストラの皆さんの間に入っていって、奏者の皆さんをひとりずつ紹介できることもすごく嬉しくて。あの瞬間に「ああ、コラボしているな!」って強く感じられるので、それがいつも楽しみになっています。

小林: 私は今までピアノを弾いてきたのもあって、毎回コンサートの中盤でオーケストラの皆さんと一緒にピアノを弾かせてもらっているんです。1回目は「ハンガリー舞曲第5番」、2回目は私からのお願いもあってチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」も演奏したんですけど、実は【BEYOOOOOPHONIC】で初めてオーケストラの皆さんと一緒に演奏したんですよ。ピアノを弾く私にとっても成長につながる経験になりましたし、あの光景はいまでも忘れられません。

平井: 私は「きのこたけのこ大戦記」かな。もともとすごく楽しくて壮大な楽曲なんですけど、オーケストラの皆さんがより感動的に演奏してくださるんです。最後に私が長いセリフを言うんですけど、気持ちいいこと気持ちいいこと(笑)。

藤原: 僕は「ハムカツ黙示録」ですね。この曲のときはハムカツのダミーを持って指揮するんですけど、その姿を見て、オーケストラのみんながクスクス笑ってるんですよ(笑)。

里吉: あの曲のときだけは、オーケストラにBEYOOOOONDSが侵略した感が強いよね(笑)。


ソロショット(藤原)


藤原いくろう



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「ビルボードクラシックス」と広がる可能性

── いよいよ11月に【BEYOOOOOPHONIC III】があるわけですが、「ビルボードクラシックス」の冠が付くのは今回が初めてです。

藤原:「ビルボードクラシックス」はそれこそ玉置浩二さんをはじめいろんな方がやってきたわけで、BEYOOOOONDSと大切にしてきたシンフォニック公演に、「ビルボードクラシックス」という新しいピースが加わる嬉しさがあります。ここからまたさらに可能性を広げたいですし、僕の中では海外のオーケストラとも一緒にやれたらなと思っています。

平井・小林・里吉:え〜〜っ!?

藤原:オーケストラのいいところって、譜面さえあれば、どこの国でもできるところだからね。

小林:夢が広がりますね!

── BEYOOOOONDSの皆さんは「ビルボードクラシックス」という冠が付くことに対して、どんな印象を持っていますか?

平井:【BEYOOOOOPHONIC】が始まった頃はこんな未来が待っているなんて、夢にも思わなかったです。

里吉:だって、アイドルになったんだから。まったくイメージしていなかったよね。

平井:でも、自分たちだけではできなかったことを、いくろうさんはじめオーケストラの皆さんと作り上げることで、着実に前に進めていることの結果が今回の冠でもありますし、より身が引き締まる思いです。BEYOOOOONDSは天井知らずの向上心があるグループなので、まだまだみんなで切磋琢磨して、「ビルボードクラシックス」の名に恥じぬよう頑張りたいです。

小林:その冠が付いたことも嬉しいですし、特に今回は新たな要素として東京文化会館での公演が決まったことが個人的に嬉しくて。クラシックに携わったことがある人にとっては憧れの場所ですし、「ここに立つ人はどんな人なんだろう?」と見ていたので、そんな舞台に立たせてもらえる機会をいただけるんだってことが信じられないぐらい嬉しかったです。私自身、まだまだ立ちたい舞台があるので、「ビルボードクラシックス」の冠が付いたことによってもっと上に行けるんじゃないかと思っています。

里吉:私は言葉を選ばずに言うと、「ビルボードクラシックス」の冠が付いたことでハードルがひとつ上がったなと思いますし、観てくださる皆さんが求めるものがさらに高くなっているんじゃないかなと感じています。でも、BEYOOOOONDSのファンの皆さんって何でも楽しんで帰るんですよね。今回もファンの皆さん側はいろんなことを楽しむ準備ができていると思いますし、そんな皆さんの想像をしっかり超えていけるよう頑張りたいなと思っています。

── 今回、3回目にして新たな試みということで、盟友であるパシフィックフィルハーモニア東京に加え、初共演となる東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団が登壇します。

藤原:3公演全部違うオーケストラで行います。それぞれ独自の個性や魅力があるので、BEYOOOOONDSのみんなと混ざり合うことで生まれる化学反応も楽しみです。みんなBEYOOOOONDSとの共演を楽しみにしていますよ。

平井・小林・里吉:えーっ、嬉しい!

小林:同じセットリストを会場ごとに違うオーケストラで聴くことなんて滅多にないと思うので、私たちもめちゃめちゃワクワクしています!

藤原:でも、それがさっきの海外に持っていけるという話につながるんですよ。なので、今回はその第一歩として経験してもらえたらなと思っています。


ソロショット(小林)


小林萌花

── もうひとつ、今回の新たな試みとして平井さんのバレエ、平井さんや里吉さんのダンスとのコラボレーションや、過去2回同様に小林さんはピアノでのクラシック楽曲演奏も予定されています。

平井:私のダンス歴的にはほとんどがクラシックバレエなんですけど、前回の公演終わりにいくろうさんが「バレエが踊れる子もいるしね」みたいなことを言ってくださって。「こ、これはまさか!?」と思って、バレエの練習を再開したんです。今はまだドキドキしているんですけど、本番はしっかり頑張りたいですし、過去2回の【BEYOOOOOPHONIC】ともまた違う切り口を見せられたらなと思います。

里吉:去年、初めて自分たちのグループの振り付けをさせていただいたことがあったんですけど、私としてもずっと鍛えてきたものをグループに還元できたことがすごく嬉しくて。いつものBEYOOOOONDSの活動場所から飛び出してやる【BEYOOOOOPHONIC】でも、こういう形で携われて本望ですし、BEYOOOOONDSそれぞれのメンバーが持っている武器とかアピールポイントをたくさん取り入れてきていただいた【BEYOOOOOPHONIC】に私もまた加われるのが嬉しいです。

小林:ピアノのコーナーはコンサートの中でも結構短いので、毎回「何をしようかな?」って相談するんですけれど、今回はそういう尺にもぴったりな曲だなと思っていて。しかもすごい名曲なので、皆さんにちゃんといい曲だって伝わるように演奏できたらなと思っています。

藤原:以前からずっとやりたかったことを今回は実践できるので、やっと入り口に立てた感覚です。ダンスパートもまだ曲名は言えませんけど、かなりブラッシュアップしているので、楽しみにしていてほしいです。

【BEYOOOOOPHONIC】の魅力

──【BEYOOOOOPHONIC III】のキャッチコピーは"唯一無二の「伸」(シン)フォニックコンサート"ですが、ここで【BEYOOOOOPHONIC】にまだ来たことがない人に向けて、この公演の魅力を「伸」にかけて漢字1字で表していただけますか?

藤原:1文字に込めるなら、「響」という感じですね。メンバーとオーケストラの響きが融合するという意味で、来場した皆さんにも響きを楽しんでもらいたいです。


インタビュー写真


平井:【BEYOOOOOPHONIC】ってクラシックとアイドルという要素を通じて、音楽の根本的な楽しさとか魅力が伝わる公演だなと、過去2回を通じて思いましたし、観に来てくださった皆さんの感想でも「クラシックだから少し敷居が高いのかなと緊張してたけど、すごく楽しかった!」という声が多かったので、よりその輪を広げられたらなと思って「根」という文字を選びました。


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小林:私は「集」という字を選びました。【BEYOOOOOPHONIC】ってオーケストラの皆さんもBEYOOOOONDSのメンバーも大所帯ですし、いろんな音が集まったりいろんな才能が集まったり、そこにお客さんも集まったりするので、「集」がぴったりじゃないかなと思います。


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里吉:私は「和」にしました。普段はそれぞれ別の場所で活動している人たちが集まって、お互いをプロ同士として信頼して、調和したものを見せていく。それってすごく幸せな経験だと思いますし、お客さんもそれを楽しみながらひとつになっていくという素敵な空間こそが【BEYOOOOOPHONIC】だと思うので、調和の「和」を選んでみました。


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── それぞれ個性が出ていますね。準備も着々と進んでいるタイミングかと思いますが、改めて今年の【BEYOOOOOPHONIC Ⅲ】にどんな気持ちで臨みたいですか?

小林:過去2回は春に開催していたんですけど、今回は年末も近いということもありますし、もしかしたら【BEYOOOOOPHONIC Ⅲ】が2025年に観る最後の公演になる人もいるかもしれないので、1年の締めくくりにふさわしいステージにしたいです。

里吉:いろんな会場でいろんなオーケストラの皆さんとやらせていただくことが、今回の【BEYOOOOOPHONIC Ⅲ】の大きなポイントだと思うので、私達もそこを意識しながら音楽の中でしっかりコミュニケーションを取って、素敵な1曲1曲を届けられたらいいなと思います。

平井:今回は個人的にも新たな挑戦があるので、今からとても緊張しているんですけど、“チームBEYOOOOOPHONIC”としては信頼しかない皆さんとご一緒するわけなので、伸び伸びと呼吸を感じて、そのときにしか出せないものを皆さんにお届けしたいです。

藤原:僕としては、BEYOOOOONDSのみんながステージでパフォーマンスしやすいようなオーケストラを書きたいなと思っているのと、今回の公演をまた新たなスタートとして、今後の広がりをお見せできるような公演を作れたらなと思いますね。

小林:クラシックって聞くと敷居が高いんじゃないかと思う人もいるかもしれませんけど、公演中は普段のライブ通り声を出せますので。

里吉:服装も普段どおりでいいですし、なんなら推しTシャツを着て来る人もいますから。

平井:逆に普段のコンサートに行くことに躊躇している人こそ、着席したまま落ち着いて観れる機会なので、ぜひ試しに一度来てみてください!


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