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<インタビュー>いきものがかり 音楽と自由に“あそぶ”、ニューアルバム『あそび』でいっそう広がる表現のかたち
Interview & Text:森朋之
いきものがかりから、11作目のオリジナルアルバム『あそび』が届けられた。
二人体制最初のアルバムとなった前作『〇』以降、初の海外パフォーマンス、初の武道館弾き語り公演、弾き語りライブツアーなど、数多くのトライを積み重ねてきた吉岡聖恵と水野良樹。「運命ちゃん」「晴々!」「青のなかで」「ドラマティックおいでよ」などのシングル曲のほか、新曲「彩り」、ハンバート ハンバート、fox capture plan、松下奈緒、“あそび ゆう”とのコラボ曲、さらにボーナストラックとしてSNSでも話題の「コイスルオトメ - From THE FIRST TAKE」などを収めた本作には、音楽を自由に楽しみ、まさに遊ぶように生み出された楽曲が並んでいる。
6月からはアルバムを携えた、4年ぶりの東名阪(+横浜)ツアーを開催。「新たな区切りを踏み越えた2回目の"1枚目"」という本作について、ふたりに語ってもらった。
初の中国公演の手ごたえ
――まずは海外のお話から。2024年では6月に台湾で【第35回金曲奨】、7月にマカオで【Tencent Music Entertainment Awards】にそれぞれ出演。手ごたえはどうでした?
水野良樹:驚いたのは歓声ですね。「フオォッ~~!」っていう。
吉岡聖恵:歓声の声色と出力が日本とは全然違っていました。私が歌っているときに声援が被ってきたり。
水野:ギターソロに入るときにも「フオォッ~~!」って。
吉岡:感情やリアクションを全部声にして出してくれるんですよね。
――いちばん反応があった曲は?
水野:「ブルーバード」ですね。海外でもたくさん聴いていただいている曲だし、知ってくれていたみたいで。
吉岡:「SAKURA」みたいなバラードも、身体を左右に揺らして聴いてくれて。言語が違っても伝わっているんだなと思って、すごくうれしくなりました。
外とつながる勇気を持てた
――そんな活動を経て、ニューアルバム「あそび」が完成しました。前作『〇』以降は、先ほどの中国も含めライブを精力的に行い、新曲も次々とリリース。充実した活動が続いていましたが、振り返ってみてどんな思いがありますか?
水野:アルバム『〇』をリリースしてからは、確かにライブに軸足を置いた期間だったと思いますね。ホールツアーもそうだし、フェスにいくつか出させていただいて、武道館で弾き語り中心にライブをやって。お客様の前に立って演奏する機会が多かったし、僕らにとっては刺激的な日々で。それは曲作りに良い影響を与えた時間でもあって、内側の変化もすごくありましたね。あと、自分がやっているHIROBAというプロジェクトでいろんな方と出会って、作品を作れたこともいい経験になっていて。それをいきものがかりに持ち帰ることができたんですよ。ダウ90000の蓮見翔さんに歌詞を書いてもらったり(「あの日のこと meets 蓮見翔」)、外とつながる勇気を持てたというか。それを吉岡も面白がってくれて。
吉岡:ふたりでステージに立つのもそうだし、リーダー(水野)が今までやってことがないことを積極的に提案してくれて。最初は“恐る恐る”なところもあるんですけど、だんだん初めてのことが楽しめるようになってきました。もちろんいろんな試行錯誤はあるんですけど、すごくチャレンジングだったし、好奇心を刺激される制作でしたね。
――アルバムには、メンバー以外のクリエイターが作詞した楽曲(「自画像 meets あそび ゆう」「あの日のこと meets 蓮見翔」)が収録されていて。確かに大きなトライですよね。
水野:7~8年前だったと思うんですけど、スタッフの皆さんと打ち合わせしているときに「歌詞を他の方に書いていただくって、どうですかね?」って言ったことがあるんですよ。当時のディレクターさんに「まだ自分たちで書いたほうがいいんじゃない?」と言われて、「そうですよね」って納得したんですけど、それから何年も経って、ふたりともいろんな経験をしてきて。変化することをポジティブに捉えられるような状況になっているし、外部の方が入ってきても大丈夫というか、「ちゃんと“いきものがかり”になる」という安心感があるんですよね、今は。
吉岡:最初はドキドキしたけどね(笑)。「歌詞を他の方に頼んでみたいんだけど」ってリーダーが言ったときも、すごくナチュラルな感じで、「これならいけそうかな」と前向きになれて。チームのみんなも「やってみようよ」という感じだったんですよ。

――「あそび」というアルバムのタイトルについては?
水野:前作『〇』はストイックに作った作品だったと思っていて。今回のアルバムはありがたいことにタイアップ曲も多くて、色とりどりの楽曲が揃っていたんですよね。しかも1曲1曲の脈略が全然違っていたから、それをひとつにまとめるコンセプトがなかなか浮かばなかったんですよ。みんなでいろいろ考えるなかで、「ひとつにまとめるのではなくて、バラエティの豊かさをポジティブに捉えてみたらどうだろう?」みたいな感じで会話が進んで。そのなかで出てきたのが「あそび」だったんですよね。
吉岡:そうそう。
水野:「あそび」というタイトルが出てきてから、「だったら、外側の人と繋がって曲を作るのはどうですか?」と提案したんです。『いきものがかりmeets』(※12組のアーティストによる、いきものがかりの楽曲の“新解釈コラボレーションアルバム”)でもいろんな方々に参加してもらったし、次は自分たちから“meets”してみたくて。
吉岡:「あそび」(という言葉)が出てきたときに、その場が盛り上がって、パッと空気が明るくなって。「こっちに進んだらいいことありそうだな」って思えたんですよね。リーダーが言ったように『〇』はストイックに向き合っていた感じがあったんだけど、それとはまた別の方向に行けそうだなと。楽しいイメージを持って制作に臨めました。
――では、アルバムの新曲について聞かせてください。1曲目の「彩り」(小田急グループ企業CMソング)は、小田急沿線の大学の学生のみなさんがコーラスとして参加。大らかで前向きなメロディ、大切な人を想う歌詞も素晴らしいですね。
水野:ありがとうございます。小田急線を利用される皆さんは年齢も幅広くて、それれぞれにいろいろな生活があって。それを踏まえて、たくさんの人の声が重なることをイメージして作ったのが「彩り」ですね。いきものがかりの曲としては吉岡の声が中心なので、ひとつの強いメロディに対して、どうコーラスを混ぜるかを考えて。声が塊になるのはもったいないなと思って、それぞれの個性が際立つような形はないだろうか?というトライアルでした。
吉岡:最初に小田急線沿線の学生のみなさんのバージョンがあったんですけど、それがすごく華やかだったんですよ。自分が歌うにあたっては、ぬくもりみたいなものをちゃんと伝えたくて。
彩り / いきものがかり
――なるほど。いきものがかりのスタートは、小田急線沿いの駅の路上ライブ。つながりが強い路線ですよね。
吉岡:デビュー曲の「SAKURA」のMVも小田急線富水駅で撮影したんですよ。
水野:駅の前に桜の木を立たせて、それをバックに撮って。
吉岡:電車で集合して、電車で帰りました(笑)。そもそも歌詞のなかに〈小田急線〉が出てきますからね。
水野:その後、海老名駅と本厚木駅で電車の発着メロディとして使ってもらって(※本厚木駅で使用されたのは「YELL」)。ずっとお世話になっています。
SAKURA / いきものがかり
――「自画像 meets あそび ゆう」は、学生時代に描いた自画像をテーマにした青春ソング。作詞の“あそび ゆう”というのは……。
水野:誰でしょう?(笑)これ、まさかの秘密なんですよ。匿名を条件に歌詞を使わせてもらっていて。
吉岡:どんな流れでそうなったの?
水野:いきものがかりとは別のところで一緒に曲を作る企画があって。いろんな事情で企画が進まなくなったんですけど、「いい曲だし、いつか形にしたい」と思っていたんですよ。今回のアルバムの制作のなかで「今だ」と思って、吉岡に聴いてもらって。作詞してくれた方に連絡したら「名前を伏せてもらえるんだったら」ということでOKをいただいたんです。で、ペンネームを考えてくださって。
吉岡:最初に歌詞を見せてもらったとき、「私が歌って成立するのかな?」と思ったんですよね。主人公はたぶん10代くらいだし、自分の声で届けたときに、聴いてくれるみなさんは頷いてくれるんだろうかって。レコーディングのときもかなり緊張していたんですけど、ディレクタ―の方やリーダーに「いいね」と言ってもらえて、心のなかでガッツポーズしました(笑)。
水野:そうなんだ(笑)。
吉岡:自分たち以外作詞の歌詞をいきものがかりで歌うのは初めてだったんですよ。なので「どうやったら鮮やかに情景が浮かぶかな?」みたいなことをいろいろ考えて。できるだけ真っ直ぐに声を出すように意識していましたね。
“他の人の詞を歌う”ことで見えたもの
――「あの日のこと meets 蓮見翔」は切なさと愛らしさが滲むラブソング。蓮見さんに歌詞を書いてもらうことになったのは、どんな経緯だったんですか?
水野:ダウ90000の皆さんにHIROBAで対談していただいて。そのときに「蓮見さんは歌詞も書けるんじゃないかな」と思ったんですよね。なんというか、どうしても今、自分が恋愛から遠くなっていて。ともすると息子のことや、今の自分の生活に近いことを書いてしまうんですよ。別にそれは悪いことではないし、蓮見さんが恋愛に近いというわけでもないけど、ダウ90000のコントのなかで描いている世界観、そのなかの年齢感みたいなものを歌詞に落とし込んでくれたらいいなと。
吉岡:このメロディでリーダーが歌詞を書いたら、重厚なバラードになると思うんです。だから蓮見さんの歌詞を見たときに「恋愛(の歌)なんだ?」ってちょっとビックリしました。歌詞を読んでいくなかで「主人公と相手の関係は今どうなってるんだろう?」とか「車のなかで聴いてるプレイリストはどっちが作ったんだろう?」とかいろいろ考えたんですけど、その時間もすごく楽しくて。聴いてくれる皆さんにもそうやって想像してもらえるといいなと思ったし、そのための言葉の乗せ方ってなんだろう?と。
――別の人が歌詞を書けば、メロディに対する言葉の当て方も違いますからね。
吉岡:そうなんです。いつもはリーダーの曲、リーダーの詞を歌っているし、自分のなかに癖みたいなものがあるんですよ。それを取り除いて歌わなくちゃいけなかったんだなって、レコーディングした後に気づきました。シンプルに言葉を乗せられたと思うし、そこは良かったのかなって。
水野:癖というか“カラー”みたいなものはあると思うし、それが違うものになったときに何か新しいものが生まれるといいなと。吉岡とは10代の頃から一緒にやっているし、そこから互いに成長してきて。自分にも吉岡の歌が組み込まれているし、吉岡も僕や山下(穂尊)のメロディが入っていると思うんですよ。そうじゃない歌詞を歌うときは「いつも通りに歌えない」みたいなことがあるだろうし(笑)、自分のメロディがどういうふうに響くんだろう?という興味もあって。蓮見さんの歌詞、あそび ゆうさんの歌詞もそうですけど、楽しい挑戦でした。
――そして、吉岡さんの作詞作曲による「夕焼けが生まれる街 meets ハンバート ハンバート」にはハンバート ハンバートが参加。
吉岡:そうなんです。『みんなのうた』にお話をいただいて作った曲で。
水野:この曲のデモを聴いたときに、ハンバート ハンバートさんにサウンドプロデュースをお願いできたらいいんじゃないかなと思って。伊藤沙莉さんと一緒にやっていただいた「なくもんか」(アルバム『いきものがかりmeets』収録曲「なくもんか / 伊藤沙莉×ハンバート ハンバート」)のつながりもあったし、すごく合うんじゃないかなと。佐藤良成さんとの打ち合わせも面白かったんですよ。音楽的なことよりも「厚木のどういうところで育って、この歌詞が出てきたのか」「どんな景色を見て育ったのか」みたいな話をずっとしていて。
吉岡:子供の頃に見ていた景色を反映した曲なんです。ハンバート ハンバートさんの音楽には素朴さと芯の強さを感じていたし、きっとこの曲も存分に理解してくださるんじゃないかなって。
水野:そしたら佐藤さんが「ちょうど明日、厚木あたりの山に登りにいくんですよ」とおっしゃっていて、さらに盛り上がって(笑)。
夕焼けが生まれる街 / いきものがかり meets ハンバート ハンバート
なくもんか (short ver) / 伊藤沙莉 × ハンバート ハンバート
――〈夕焼けが生まれる街で育ったよ/大きな山 静かに かわらずあって〉というフレーズもあって。
吉岡:大山(おおやま)という山があるんですよ。“阿夫利の峰”とも呼ばれるんですけど、厚木や海老名あたりの学校の校歌には、必ずと言っていいほど〈大山〉とか〈阿夫利の峰〉という歌詞が出てくるし、私が住んでいた場所からもいつも見えていて。
――まさに原風景なんですね。
吉岡:そうですね。佐藤さんには私の小さい頃の話も聞いてもらって(笑)。「夕焼けが生まれる街」にはフィドルの音なども入っているんですけど、ピュアで強い曲にしていただきました。この曲、アルバムの歌入れの最後の日だったんですよ。ハンバート ハンバートのおふたり(佐藤良成、佐野遊穂)に、珍しくリーダーが「自分もコーラスしたい」と言い出して。
水野:最後は「せっかくだから4人で歌いましょう」と。
吉岡:すごく和やかでしたね。最後の歌入れが私たちじゃなくて、ハンバート ハンバートのおふたりだったのもこのアルバムっぽいなと思いました。
――そして「うきうきぱんだ meets fox capture plan」はラテン・テイストの楽曲。fox capture planとのつながりは?
水野:【TOKYO M.A.P.S】というJ-WAVEのイベントがあって。毎年ひとりがオーガナイザーとして出演者を選ぶんですけど、2018年に僕がやらせてもらったときに、fox capture planの皆さんに出ていただいたんです。トークのコーナーで、岸本亮さんが「いつか呼んでください。何でもやりますから」とおっしゃっていて、それをずっと覚えていて。「うきうきぱんだ」に合うんじゃないかと思ってお願いしたら、「(“呼んでください”と言ったことを)よく覚えてましたね!」って驚かれていました(笑)。
――アレンジはお任せですか?
水野:完全にお任せしました。「管楽器のイメージがあるんですよね」「なるべく生楽器中心でやってほしいです」ということはお伝えしたんですけど、自由にやっていただきたかったので。まさかラテンになるとは思ってなかったです(笑)。
吉岡:2回転調するんですけど、そういうアレンジも(これまで)あまりやってないよね?
水野:そうだね。
吉岡:すごくいいアレンジだから、あまり歌の存在感が出過ぎるのもよくないのかなって。勢いと丁寧さを意識しながら歌いました。コーラスもいっぱい入っているんですよ。スタジオでどんどん増えていったんですけど、それも遊んでいるみたいで楽しかったですね。

――「遠くへいけるよ meets 松下奈緒」には、松下奈緒さんがピアノで参加しています。
水野:(松下奈緒がレギュラー出演している)『朝だ!生です旅サラダ』のテーマ曲のお話をいただいたのがきっかけですね。松下さんとは「ありがとう」(松下が主演したNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』主題歌)からはじまって、何度もご縁があって。この曲をアレンジしてくれた本間昭光さんに「ご本人に弾いてもらうのがいいんじゃない?」と言われて、「めっちゃいい!」と思ってお願いしました。これは吉岡にも伝えたんですけど、この時期は感情に負荷をかけるように作っていた曲が多くて。「遠くへいけるよ」はもっと風通しよく、悩まないで書くことをこだわろうと思っていたんです。メロディもあまり雄弁にしないで、なるべく自然に作ろうと。そしたら吉岡が「いつもと雰囲気が違うね」って言ったんですよ。気づくもんなんだなって。
吉岡:軽さみたいなものを感じたんですよね。リーダーは重めのバラードも得意なんですけど、この曲は抜け感があって、軽やかに歌えそうだなって。練習し過ぎないほうがいいなと思ったので、細かいことをあまり気にしないで歌ったんですけど、後でリーダーに聞いたら「軽やかさを意識して作った」って言っていたから、「やっぱり! わかってたよ」って(笑)。
――意識して「軽やかにしよう」と思うのが水野さんらしいですよね。
水野:自分で言うのもあれですけど、真面目なんですよね(笑)。「遠くへ行けるよ」はツアーメンバーに演奏してもらったんですけど、それもすごく大きくて。吉岡の歌の置き所を体感的に分かっている人たちだから、歌いやすかったんじゃないかな。あと、レコーディング中の雑談がめっちゃ長かった(笑)。
――「新たな区切りを踏み越えた2回目の"1枚目"」というコメント通り、新しい表現がたっぷり込められたアルバムですね。『あそび』を作ったことで、この先につながる感覚もあるのでは?
水野:そうですね。この4~5年は事務所から独立したり、メンバーが離れたり、(吉岡の)出産だったり、人生のイベントが次々とあって。どうしてもそういうストーリーを背負った曲が多かったんですよ。2024年はそうじゃなくて、音楽そのものにちゃんと向き合えたというか、ライブも制作も楽しくやれた感じがあって。いろんな文脈をたどってきて、今は「シンガーとして何を歌うか」「ソングライターとしてどんなものを作るか」「グループとしてどういうアーティストとつながっていくのか」ということをしっかりやれているんですよね。一周回ってゼロ地点に戻って、またここから進んでいけるのかなと。このアルバムもたくさんの人に聴いていただきたいですし、僕ら自身「次が楽しみ」という状態になれているのがすごくよかったなって。
吉岡:最初にも言いましたけど、二人だけで届けた武道館だったり、路上ライブをやったり、いろいろ挑戦してきて。アルバムではいろんな方と“meets”できたし、新しいことに飛び込むことがだんだん普通になってきたんですよね。すごくいいアルバムができたと思うし、これからもどんどん飛び込んでいけそうだなって。もともと新しいことに対してドキドキしちゃうタイプなんですけど(笑)、「面白いぞ」というのがわかったし、違う扉を開けることができたのもよかったなって思っていますね。

あそび
2025/04/30 RELEASE
ESCL-6089 ¥ 3,520(税込)
Disc01
- 01.彩り
- 02.ドラマティックおいでよ
- 03.晴々!
- 04.会いたい
- 05.自画像 meets あそびゆう
- 06.運命ちゃん
- 07.あの日のこと meets 蓮見翔
- 08.夕焼けが生まれる街 meets ハンバート ハンバート
- 09.青のなかで
- 10.Challenger
- 11.うきうきぱんだ meets fox capture plan
- 12.遠くへいけるよ meets 松下奈緒
- 13.コイスルオトメ - From THE FIRST TAKE [Bonus Track]
- 14.気まぐれロマンティック - From THE FIRST TAKE [Bonus Track]
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