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<インタビュー>京都発のインストバンドjizueとNABOWA、ビルボードライブでの競演を目前に意気込みを語る

インタビューバナー

 京都を拠点に活動するインストバンド、jizueとNABOWAが7月21日、ビルボードライブ横浜で【jizue × NABOWA「BACK TO BACK LIVE」】を開催する。2005年前後から活動をスタートさせ、関西のインスト・バンドシーンを牽引してきたjizueとNABOWA。2020年4月には、コロナ禍によってイベントの中止や営業の自粛を余儀なくされた地元 京都/大阪のライブハウスを支援するために、完全リモート制作のコラボレーション・アルバム『Sketch』を発表している。本公演“BACK TO BACK”のライブ・フォーマットは、一つのステージに両バンドが登場し、1曲ずつ交互に演奏するスタイル。この日だけの特別なセッションが繰り広げられることはまちがいない本公演に先がけ、NABOWAの山本啓(Vn)、jizueの片木希依(Pf)の対談をセッティング。両バンドの交流、コラボアルバム『Sketch』の制作エピソード、そして“BACK TO BACK”について聞いた。(Text:森朋之)

いちばん近いところで一緒に活動してきたバンド

――jizue、NABOWAの交流がはじまったきっかけは?

山本啓(NABOWA /Vn):ちょっと調子に乗った言い方になるんですけど、jizueのメンバーがNABOWAのファンだったんですよ。

片木希依(jizue /Pf):そこは調子に乗っちゃいますよね(笑)。

山本:(笑)希依ちゃんもライブに来てくれてたし、当時、僕が店長をやってたbud music(京都の音楽レーベル)のカフェにもよく遊びに来てくれてたんです。僕はjizueがどういう音楽をやっているか知っていたので、bud musicの社長に「あいつら、めっちゃいいっすよ」って言ってたんだけど、話を聞いてくれなくて(笑)。しばらく経って、社長が「めっちゃいいバンド見つけた」って言い出して、それがjizueだったという。

片木:言うたやん! みたいな(笑)。私がjizueに加入したのが2006年で、そこから本格的に始動して…。NABOWAは何年からやってたんでしたっけ?

山本:2004年。ベースの達(堀川達)が2006年に加入して。

片木:そうか。初めてNABOWAと対バンさせてもらったのは、2010年に開催した1stアルバム(『Bookshelf』)のリリースツアーのファイナル。お世話になっていた京都のRAGでやらせてもらって。NABOWAは私達にとって“大活躍している京都のバンド”だったんですよ。いつか対バンしたいと思っていたし、念願が叶ってうれしかったです。

山本:それも14年前か。

片木:そうなんですよね。そのときのツーマンがきっかけでもっと話すようになって。交流がはじまったきっかけになったと思います。

――00年代前半は、日本でもインストバンドが人気を得るようになった時期ですよね。

山本:そうですね。先輩でいうとSPECIAL OTHERS、SOIL&”PIMP”SESSIONS、Cro-magnonなどが活躍していて。

片木:その頃“山ガール”が流行っていて、アウトドアで演奏することが増えたんですよ。

――山ガールのブーム、音楽活動と関係あったんですか?

山本:あったんですよ、それが(笑)。とにかく野外フェスによく出てたし、外が似合うとよく言われて、そういった環境込みで好きになってくれるお客さんもいらっしゃったので親和性が高くてそういう雑誌に載せていただいたり。

片木:そうでしたね(笑)。

山本:雑誌の企画でメンバーみんなで山に登ったり(笑)。

――なるほど(笑)。山本さんから見て、jizueの魅力とは?

山本:NABOWAにないものを持っているバンドだなという気がしていて。フレーズの選び方もそうだし、メンバー同士のやり取りも「こういう感じで音楽をやれるっていいな」と。

片木:jizueはめっちゃバンドっぽいというか、“みんなで1”みたいな感じなんですよ。足りないところを補い合って、1つのバンドを作っていこうという。NABOWAはメンバーひとりひとりの個が確立していて、そのうえで一緒に音楽をやっている印象なんですよね。スタイルはぜんぜん違うけど、「すごくいいな」と思います。

山本:一緒に飲んだら、お互いがお互いの渦に巻き込むような感じなんですけどね。

片木:そう、みんな仲良しなんで(笑)。

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一人1曲ずつプロデュースしたコラボレーション・アルバムアルバム
『Sketch』をリリースして──

――2020年4月にはNABOWA & jizue名義のコラボレーション・アルバム『Sketch』を発表しました。

片木:2020年の2月くらいからコロナで活動ができなくなったじゃないですか。自分たちの生業の場になっていたライブハウスも営業できなくなって、「自分たちにできることがないだろうか」とみんなで話し合うなかで出てきたのが、フルリモートでアルバムを作ることだったんです。最初は確か、NABOWAのギターの奏くん(景山奏)がリフを作ってくれて、jizueの井上くん(井上典政/Gt)がフレーズを足したり、みんなでアイデアを出し合いながら1曲作って。「フルリモートでもやれるんや」って自分たちもビックリした作品になりましたね。

山本:個人個人がやるべきことをやったというか。一人1曲ずつプロデュースしたんだよね、確か。

片木:そうそう。誰かがリフやデモを持ってきて、そこにみんなで音を当てて。

山本:制作の進め方も人によってぜんぜん違っていて。面白かったですね。

――山本さんがプロデュースした「Spaziergang」は、ドイツ語で“散歩”という意味ですね。

山本:昔から環境音だったり、特殊な録音方法でいろんな音を録ることに興味があって。コロナのときにめっちゃ散歩してたんですけど、バイノーラルレコーディング(両耳にマイクを入れて録音することにより、人の体で起こる音響特性を再現する方法)でずっと音を録ってたんですよ。あとは雨の日に外の音を録ったり、車に乗ってるときの音だったり。「Spaziergang」にもそういう音源を使っていて、そこにみんなからもらったリフやフレーズを使って作っていきました。映像で見せるよりもリアルに想像できたり、“聴いている人のなかでイメージが実際の体験を超える”みたいなものを目指したかったんですよね。

片木:啓さんは独自の音楽観を持っているし、自分たちからは絶対に出てこないものがあって。制作していてすごく面白かったですね。

――片木さんがプロデュースした「TAO」はどんなテーマで制作されたんですか?

片木:「TAO」は“道”という意味なんですけど、“こういうふうに聴いてもえたらいいな”という気持ちが先行していたんですよね。当時は世の中がピリピリしていて、全員が不安で、これからどうなるかもわからなくて。そういうときの音楽の在り方として、ちょっとでも心が安らいだり、平穏を取り戻してもらえたらいいなと。みんなが作ってくれたフレーズが本当に美しかったので、それをちりばめながら作りました。

――コロナ禍の状況で作られた、貴重な作品ですよね。その後も様々な活動を行っていて。jizueは昨年、アルバム『biotop』を発表。ドラマ『下剋上球児』(2023年)、ドラマ『9ボーダー』(2024年)の劇伴を制作するなど、活動の幅が広がっています。

片木:以前アニメの劇伴は一度担当させていただいたことがあるのですが、映画やドラマの劇伴も以前からやってみたいと思っていたんです。『下剋上球児』が初めての連続ドラマの劇伴だったんですが、「この年齢になっても、こんなに一生懸命、音楽に取り組めるんやな」と思って。オリジナルアルバムは自分たちが伝えたいこと、そのときやりたい音楽を表現するんですけど、劇伴の場合ドラマ側の意見を汲み取ることが必要で。たとえば“悲しい曲”にもいろいろあるし、恋愛の曲にしても“両想いでハッピー”と“片想いで切ない”ではぜんぜん違うじゃないですか。国語力も試されるというか、言葉を音楽に変換する作業をみんなでやっていくなかで、バンドとしても前に進めていると思いますね。

――音楽性の幅も広がりそうですね。

片木:劇伴のなかには「jizueではこういう曲は作らへんやろ」という曲もあるので。jizueは変拍子だったり、ギターとピアノが複雑に絡まるフレーズが特色の一つだったりするんですけど、たとえば会話劇の劇伴の場合だと、音数が多い曲はジャマになることもあって。あと、今まであまりやってなかったシンプルな四拍子の曲に挑戦して、「こういうのもいいな」と気付いたり。各メンバーが得意なことがあらためて見えてきたし、バンドにとっても良い影響があったと思います。

――NABOWAは、noteにアップしてきた楽曲をまとめたアルバム『RUB』をリリースしました。

山本:NABOWAとしては、音楽の取り組み方だったり、音楽の価値や「どう広げていくか?」みたいな根本的な部分を見直している時期なんですよ。たとえば音楽の広げ方でいうと、今はストリーミングが中心ですけど、CDプレイヤーを持ってないのにCDを買ったり、ターンテーブルを持ってないのにレコードを買う人もいる。「それってどういう現象なんやろう?」と考えたり。そんななかで「何も挟まず、スピーディーに音楽を届ける方法があるんじゃないか?」と思ってはじめたのがnoteに曲をアップすることだったんです。毎回、僕が書いた信じられないくらい長い文章がセットになってるんですけど。

片木:啓さんの文章、いつも楽しみにしてます!

山本:今度お菓子買うたるわ(笑)。自分が普段思っていることや経験したこと、そのときの感情の機微とかを全部書いているんですけど、それも楽曲の価値の一部になるんじゃないかなと。それを月1でやろうと決めて──そうしないと前に進まないので──続けてきたんですけど、アレンジを全部やり直して、音のクオリティを上げて、ひとつのアルバムとしてまとめて。ストリーミングでも聴けるようにしたんですけど、ミックスやマスタリングはjizueの井上くんにやってもらってるんですよ。

片木:井上くん、3年くらい前に自分のスタジオを作ったんですよ。jizueの制作もそこでやっているんですけど、それもバンドにとってはすごく大きくて。

山本:そもそもプロのエンジニアですからね、井上くん。それこそ『Sketch』のときも井上くんがプロデュースした曲だけ明らかにクオリティが高かったし(笑)。

――ライブに対するモチベーションはどうですか?

山本:ライブに関しても、取り組み方の哲学が変わってきて。最初からお話しすると、僕らがライブを始めた場所は路上だったんですよ。そのときは通行人が聴き流せる音楽をやろうと思っていて。

――聴き流せない、ではなくて?

山本:公共の場を借りているわけだから、ジャマになっちゃいけないなと。路上ライブにお客さんを集めるのも「マナーとしてどうなんだろう?」と思っていたし、うるさくない、聴き流せる音楽をやっていたんです。でも、だんだんと自分たちの音楽を求めてくれる人たちが出てくると、それに応えようとするようになって。その後は「自分たちの主張もしっかり入れよう」という時期もありましたね。今は対外的というより、個人個人がやりたいことだったり、バンドのなかで向き合っている感じに立ち返った気がしています。今年は20周年の節目でもあるので、それも関係しているのかもしれないですね。

片木:jizueは2019年にドラムが辞めて。この先どうしていこうかというときに、コロナになったんですよね。今はfox capture planの井上司くん、4Acesの橋本現輝くんにサポートしてもらっています。「ドラムでこんなに音楽が変わるのか!」と新しい発見もたくさんあり、二人にはとても刺激をもらっていて。制作中はどうしても自分に向き合うし、グーッと内側に向いてしまうけど、ライブは外側に放出できて、メンバーやお客さんとエネルギーの交換もできる。それはライブでしか味わえないものだし、バンドにとっても絶対に必要なものですね。


2023年8月6日(日)にKYOTO MUSEで開催された
”jizue New Album『biotop』Relese Tour”の模様



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  2. ステージで繰り広げる“BACK TO BACK”ライブ
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“BACK TO BACK”ライブの醍醐味

――7月21日にはビルボードライブ横浜で【jizue × NABOWA「BACK TO BACK LIVE」】を開催。同じステージに2バンドが登場し、1曲ずつ交互に演奏するスペシャルなライブです。

片木:DJのプレイスタイルである“B2B”(2人のDJが1曲ずつ交互に曲をかける)と同じように、jizueとNABOWAがステージに乗って演奏するということですね。セットリストや曲のつなぎはある程度決めてるんですが、そのなかで即興も入れるという感じです。

山本:フレーズを思いついたら、どんどん入れていいルールなんで(笑)。

片木:そうそう(笑)。NABOWAとは何度か“BACK TO BACK”をやらせてもらったことがあるんですけど、ステージの上にいるのに演奏してない時間があって。その瞬間はリスナーとして楽しみつつ、いいフレーズが浮かんだら流れに乗って弾くっていう(笑)。その場でエネルギーを受け取れるのも楽しいし、普段のライブとは違う醍醐味がありますね。

山本:京都の音楽文化というのかな? ずっと前なんですけど、Soft(京都を拠点に活動しているインプロビゼーション・バンド)のライブを観に行ったときに、DJが先にやってて、最後の曲にかぶせるようにバンドの演奏が始まったんですよ。それがめちゃくちゃカッコよかったし、もしかしたら“BACK TO BACK”にもつながってるのかも。NABOWAは韻シストBANDともやらせてもらったことがあるんですけど、そのときも面白かったですね。


NABOWA x 韻シストBAND | Dear | BACK TO BACK LIVE (Official Live Video)

片木:NABOWAの奏くんの師匠が韻シストBANDのTAKU a.k.a K-City Prince(Gt.)さんなんですよね。私も大学生のときはクラブカルチャーやブラックミュージックが好きで。【Love Sofa】という大阪のイベントで韻シストBANDを初めて観て、生演奏でヒップホップをやってるのが――ザ・ルーツみたいな感じで――衝撃を受けたんです。私にとってはビートミュージックとバンドの音楽が初めて重なった瞬間というか。韻シストやKyoto Jazz Massiveもそうですけど、先輩方がいろんなカルチャーをクロスさせてくれてたのかなと。

――jizue、NABOWAもその潮流を汲んでいるのかも。7月21日のビルボードライブ横浜での“BACK TO BACK”を楽しみにしている方にメッセージをいただけますか?

山本:NABOWAとしてもいろいろ変化している時期ですし、その夜だけの音を鳴らせるんじゃないかなと。2バンドの化学反応を起こして、本当の意味でその日だけの音楽になると思うので、見逃さないようにしてほしいです。

片木:バンド仲間は友達とはまた少し違うのですが、NABOWAのメンバーとは人としてもミュージシャンとしても大切なつながりがあって。いちばん近いところで一緒に活動してきたバンドと“BACK TO BACK”ができるのはすごくうれしいし、私たちも楽しみです。その日その場でしか感じられない楽しさがあると思うので、ぜひ生で見に来てください!

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