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<インタビュー>#ババババンビがシングル『ゲイシャフジヤマ』でメジャーデビュー、ファンと共に目指す夢の果てとは
Interview & Text:渡辺彰浩
Photo:筒浦奨太
#ババババンビが9月27日にリリースのシングル『ゲイシャフジヤマ』にてメジャーデビューを果たす。
ゼロイチファミリアが手掛ける初のアイドルグループとして2020年1月に誕生した#ババババンビは、これまで何度も向かい風を受け、挫折を繰り返してきた。デビューライブの中止、悪天候によるフェス中断、メンバーの卒業。浮き沈みを繰り返しながらも、ついに掴み取ったメジャーシングルには「“馬鹿”みたいに楽しく生きたい!」をグループコンセプトに持つ#ババババンビらしい、ジャンルごちゃ混ぜのサウンドに海外から見た日本のイメージワードを取り入れたシングル表題曲「ゲイシャフジヤマ」に、すでにライブではお馴染みの王道アイドルソング「BPM180」などが収録されている。
そして、#ババババンビは2024年3月14日に兼ねてより目標にしていた日本武道館でのライブを開催する。キングレコードからのメジャーデビューとワンマンライブ【#ババババンビ ワンマンライブat日本武道館】の成功を祈願した富士登山、さらに10月からスタートする全国ツアー【富士山to武道館】の開催と、すでに#ババババンビは新たなファンを連れて夢の武道館へと向かい始めている。
今回はメンバーの岸みゆ、水湊みお、小鳥遊るい、近藤沙瑛子、宇咲の5人に、武道館開催への思いと「ゲイシャフジヤマ」の聴きどころ、さらに武道館という夢の果てに何を思うのかを聞いた。他己紹介ではいつまでも話が尽きることのなく、5人の仲良し度とその絆が伝わってきた。
「この1回をみんなと一緒に成功させたい」
――まずは、日本武道館公演の開催決定おめでとうございます!
一同:ありがとうございます!
――【TOKYO IDOL FESTIVAL 2023】(以下、【TIF】)のステージでの発表が8月6日ですので、この取材日までは20日ほどが経っていますが、心持ちは変わってきましたか?
水湊みお:変わりました。私たちはデビューからずっと武道館が夢のステージだと言い続けてきたので、こうしてみなさんにお知らせして、「おめでとう!」って言葉をたくさんいただいて、徐々に実感してきましたし、メンバーが7人から5人になったタイミングでもあるので、改めて気を引き締めて、毎日一歩ずつ前進していけるように頑張りたいねってみんなで話しています。
――【TIF】のステージで岸さんが「日本武道館に向かうことになりました」と言っていたのが印象的でした。通常であれば「日本武道館に立つことになりました」ですよね。
岸みゆ:2024年3月14日まで、今から約半年くらいある中で、武道館のステージに立つことだけが目的ではなくて、その期間も含めてみなさんと一緒に辿り着くというのが夢でもあるんです。その期間も私たちにとっては大事ですし、ずっと応援してくれている人も、これから先で好きになってくれるかもしれない人たちを含めての“みなさんと”という意味で、そういう表現になりました。
――ファンのみなさんと一緒に武道館に向かっていくということですね。
小鳥遊るい:私たちにとって本当に夢の舞台なので、この1回に全力をかけようという気持ちを込めて、告知では「最初で最後の武道館」という言い方をさせていただいています。最高の思い出がその日に作れるくらいのライブにしたいという意気込みです。
――今まではリベンジ公演をしたこともあったけど、武道館は1度きりだと。
水湊:リベンジとかじゃなくて、この1回をみんなと一緒に成功させたい、楽しみたいっていう気持ちです。7か月先の予定なのにも関わらず、「休みを取ったよ」「チケット取ったよ」って言ってくださる方がたくさんいて、幸せだな、愛されているなって。そういう人たちの思いも背負って、楽しんでいきたいなと思います。
――小鳥遊さんは、≠MEの武道館公演(【≠ME 全国ツアー2023 「“We shout “I am me.”」】)に行っていましたよね。
小鳥遊:行きました! 朝から物販も1人で2時間並んで、楽しかったです。
岸:2時間!
――≠MEの武道館は6月29日、30日の開催でしたけど、その時は#ババババンビが武道館に立つということは知らされていたんですか?
小鳥遊:あの時は知らなかったです。何も考えずに楽しんでいました。広いステージなんですけど、ライブを観ていても遠いって感じなかったんですよ。メンバーのみなさんがトロッコに乗って、こっちまで来てくれたりして。その楽しい記憶が鮮明な中で「武道館やるよ」って聞いたから、プレッシャーでした。あんなライブが私たちにできるのかなって。でも、チケットの先行が始まってからは、とにかく頑張るぞって思っています。
――これからみなさんが武道館に向かっていく上で、胸を張ってバンビの強みだと言える部分ってどこにあると思いますか?
水湊:今はメンバー2人が卒業して、新しい形の#ババババンビが作られている最中かなと思っています。今までは隠していた自分の弱い部分も全部曝け出して、5人で新しいバンビを作っていこうって話していて。成長過程を楽しむという意味では、そこが強みなのかなと思うんですけど、グループとしてはまだ今頑張って作り上げている最中です。
リリース情報
シングル『ゲイシャフジヤマ』
- 2023/9/27 RELEASE
<初回限定盤(CD+Blu-ray)>
KICM-92142 2,200円(tax in.)
<通常盤>
KICM-2142 1,650円(tax in.)
公演情報
【ババババンビ ワンマンライブ at日本武道館】
2024年3月14日(木)
東京・日本武道館
OPEN 17:15 / START 18:15
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「おバカの天才かな」
――『TIF』では初めて観る方々に向けた、5人のキャッチフレーズが改めてスクリーンに映し出されていました。例えば、宇咲さんであれば「最年少」で、今回の『ゲイシャフジヤマ』の宣材写真には「二十歳」とありますが、ほかのメンバーのみなさんから見たそれ以外の宇咲さんの特徴を紹介していただきたいです。
小鳥遊:話の通じるおバカ。会話は噛み合うんですけど、たまに「知らないの?」っていうような、びっくりするような一面を日々見せられています。「24H」(ヒット祈願の24時間企画)のHが分からなくて、告知する時にみんなは「24時間合宿?」みたいに投稿してるのに、「24Hってなに? 走るの?」ってマラソンの単位だと思ったのか。
宇咲:新しい単位だと思った。
小鳥遊:キロメートルみたいなことだと。
――24アワーですね。
宇咲:アール?
水湊:アワー。
小鳥遊:そのアワーもまだ覚えられてなくて、さっきも小声で「ハンドレッド……?」って聞いてきて。覚えた?
宇咲:かしこまりました。
水湊:しっかり者に見えて、実は天然だったり。あとは見た目が最年少には見えないんですけど、唐突に「ねえ!聞いて!」みたいな妹キャラが出ていて、それもギャップだなと思います。
宇咲:恥ずかしい……。
近藤沙瑛子:無邪気だよね。
岸:大人っぽい見た目だけど、実は最年少で、おバカで、バンビの桃色っていうギャップ。
近藤:おバカの天才かな。
水湊:おお!いいね!
宇咲:これを小見出しに。
近藤:YouTubeの企画で学力テストをした時に、珍回答をした記憶があって。全然勉強はできないんですけど、発想は天才だなと思います。バカと天才は紙一重って言うから。
小鳥遊:狙ってできんよね、あんなの。
近藤:そうそう。狙ってやってたら分かるから。本当におバカちゃんなんだなって。
宇咲:褒められてるんだか、バカにされてるんだか分かんないです……。
小鳥遊:そこはね、大事にしていきたいから、私たちは何も教えないようにしてます。このままで。
宇咲:いつも見守られています。
――近藤さんは「無口もっこす」以外で。
水湊:無口なのはステージに立った時とカメラの前だけで、楽屋とかメンバーの中では一番おしゃべりです。
宇咲:さえちゃん推しの人には、いっぱい喋ってるかもしれない。
水湊:楽屋では一番喋ってるんじゃない? 人前だと緊張しちゃってなかなか喋れないけど、心許したメンバーの前だとお喋り。
小鳥遊:みんなには心許してないみたい……(笑)。
近藤:壁が分厚いよね、自分の。ここからここまでは来ないでくださいというのが。
水湊:それを取っ払いたい方々もいるかもしれない。楽屋では私たちが返事しなくてもずっと話してます。
近藤:そのうち無視されちゃったり(笑)。みおちが飽きてきたなと思ったら次はるいちゃんに行って、岸みゆに行って。「聞いて! 聞いて!」っていうのは確かにあるかもしれないです。人前が緊張するだけかも。無口になっちゃう。
水湊:慣れるとお喋りな、バンビの中で唯一のアクティブ。多趣味で、いろんなギャップが楽しめる子だなって。もっこすは、もっこすです。熊本弁で頑固者って意味で。
近藤:いじっぱり、頑固者みたいな意味です。本当?
水湊:その通り。
小鳥遊:好きなものへの熱がすごい。最近、ロアッソ熊本さんの応援アンバサダーにも就任して、サッカーが好きというのを私たちも改めて認識したんですけど、一人で好きあらばサッカーの試合を観に行ったりとか、帰り道も「ちょっと今から試合の中継あるから」ってスマホ開いて観てたりとか。
近藤:DAZNで観てます。
岸:あと、犬に似てます。ブルドッグみたいな。
近藤:犬には似てません!ブルドッグみたいは悪口ですよね? しかも飼ってるのはパグです。
宇咲:ペットは飼い主に似るって言うじゃないですか。本当に似てます。
小鳥遊:目がまん丸なところはちょっとね。
宇咲:困っちゃうところとかそっくり。
リリース情報
シングル『ゲイシャフジヤマ』
- 2023/9/27 RELEASE
<初回限定盤(CD+Blu-ray)>
KICM-92142 2,200円(tax in.)
<通常盤>
KICM-2142 1,650円(tax in.)
公演情報
【ババババンビ ワンマンライブ at日本武道館】
2024年3月14日(木)
東京・日本武道館
OPEN 17:15 / START 18:15
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「応援してくれているみんなのことが大好き」
――小鳥遊さんは「アイドルオタク」「リケジョ」とありますが、これ以外だと?
岸:バンビの聖母です。
一同:聖母……?
岸:以前、生配信の番組で頭の良さを発揮していて。ほかに出演していた頭の良いアイドルさんたちと同じ匂いを感じたんですよ。るいちゃんには将来こうなってほしい。
水湊:それはまた、聖母と違うしね。
岸:聖母にはなってほしい。
水湊:でも、本当にバンビのプレーンというか、脳みそ……あれ、私なんていった?(笑)。
小鳥遊:おバカがいっぱいいる(笑)。
――ブレインですね(笑)。
水湊:頭良いのこの子しかいなくて(笑)。アイドルオタクだったからこその視点で、ライブのグッズにも意見を出してくれていたりとか、そういったいろんな知識を教えてくれます。
宇咲:SNSに投稿する文章も、「この言葉あってる?」って聞いたりして。
小鳥遊:校閲担当です。
水湊:一人いなかったら崩壊してる。
近藤:こんなに穏やかな人いないってくらいに優しいので。
水湊:この間、「なんでそんなにいつもハッピーなの?」って聞いたら、「セミって1週間で死ぬんだよ」って、セミと自分を比べて幸せだと思えるんだって。
小鳥遊:世の中の生命の中で、人に生まれただけで幸せ。
水湊:しかも、アイドルになれて幸せって言ってて。この考えだから普段から穏やかで、幸せそうなんだなって。
小鳥遊:そうですね。あんまり怒ったりしない。
宇咲:バンビに入って一番びっくりしました。普段からこんな穏やかな子がいるんだって。日常生活で不意に「愛おしい」って言葉を発してる人に会ったことがなかった。
近藤:それはオタクだからじゃん。
一同:ははは(笑)。
小鳥遊:そうかもしれない。小学生ぐらいの頃から、同級生には「うちのおばあちゃんみたいだね」ってよく言われていました。
水湊:確かに。そんな感じだね。
小鳥遊:思考とかが。
岸:あ! 三重で「姫」って呼ばれてました!(※小鳥遊るいの出身地である三重県でのライブが8月12日に開催された)
小鳥遊:同級生からのあだ名が「姫」で。
水湊:昔からずっとこれなんですよ。
小鳥遊:「姫」って呼ばれて、「はーい」って返事してました。
近藤:「姫ばあちゃん」とかかな。
小鳥遊:やだ(笑)。
――水湊さんは「博多弁、運動音痴」「空回り」以外で。
宇咲:一見、クールで大人しそうに見えるんですけど、フレンドリーで人懐っこくて、末っ子気質というか。
小鳥遊:素直だなと思います。
水湊:私、詐欺に遭うと思います。いつも
小鳥遊:でも、疑うところは疑う。美味しいものを食べた時の反応も大きくて、一生何か食べさせてあげたくなる。
宇咲:SNSだけで見ていた時は、綺麗なお姉さんなんだなって思っていたんですけど、一緒になったらフレンドリーで、嬉しかったですね。人見知りなので、壁を感じたらどうしようと思っていたんですけど、優しくて救われました。
岸:私はメンバーの中で、みおちと一番最初に出会ってるんですけど、綺麗なお姉さんが好きでタイプだったんですよ。いざメンバーになって、娯楽を共に――。
水湊:苦楽じゃない?(笑)。
小鳥遊:娯楽もしただろうけどね(笑)。
岸:一番の末っ子気質で、甘えん坊で、こういう一面もあるんだって思って、ちょっとタイプじゃないかもしれないって(笑)。別の意味でのラブになりました。
水湊:スタッフさんからも「裏表ないね」って言われるくらいにずっとこれなので、こうしてアイドルとしてデビューして、クールっぽいとか話しかけにくいっていうのを聞いて、そう思う人がいるんだって、そこで初めて客観的に自分が見れました。メンバーがバラエティとかこういった取材で、良さを引き出してくれていると思うので、徐々にそういう印象も浸透していったらいいなと思います。
――最後は岸さんの「145cm、デカリボン」以外で、例えば内面について何かありますか?
水湊:内面はこう見えて、しっかり者で、いろんなことを考えてる。じぶんの芯はしっかり持っているタイプだなと思っています。だけど、本当に人の話を聞かないんですよ。「確かに、分かる!」とか言いながら、次の日同じ話で「初耳!」とか言われたりして。両極端なんですけど、変わってます。
近藤:聞いてる感じ出してるのが罪だよね。
水湊:最近は今聞いてないんだろうなっていう時が分かってきました。
近藤:「今聞いてないでしょ?」って言ったら「バレた?」って言ってきて。
水湊:あと、どこでも寝る子で、ご飯食べながら寝てます。
宇咲:赤ちゃん。もぐもぐしてると思ったら、目つぶって寝てるし。
小鳥遊:しっかりしてると思った次の日にはしっかりしてないし。掴みどころがないのかもしれないです。
水湊:たまにあざといみたいなことを言われたりもするんですけど、これがずっと素だから。
小鳥遊:言われると、そうかって。
水湊:これがずっとだから、私たちは気づかない。
近藤:あとは、応援してくれているみんなのことが大好きかも。
水湊:メンバーみんな好きだよ!
近藤:岸みゆは特に大好きに見えるっていう。
岸:これからも苦楽を共にしたいなと思います!
水湊:よかった、娯楽じゃなくて。
小鳥遊:娯楽もしようね。
リリース情報
シングル『ゲイシャフジヤマ』
- 2023/9/27 RELEASE
<初回限定盤(CD+Blu-ray)>
KICM-92142 2,200円(tax in.)
<通常盤>
KICM-2142 1,650円(tax in.)
公演情報
【ババババンビ ワンマンライブ at日本武道館】
2024年3月14日(木)
東京・日本武道館
OPEN 17:15 / START 18:15
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「たくさんの人に愛される曲になったらいいな」
――ここからは、メジャーデビューシングル曲「ゲイシャフジヤマ」についても聞かせてください。まずは、みなさんにとってどのような曲になりましたか?
水湊:「バカ楽しい日本の文化」をテーマに、ちょっぴり不思議で間違った日本の文化がいろんなところに散りばめられたミュージック・ビデオになっています。お寿司やお相撲さんだったり、日本を象徴するものが歌詞にもミュージック・ビデオにも登場していて、海外の方にも観ていただきたいです。
――先ほどミュージック・ビデオを拝見させていただきましたが、その時に小鳥遊さんが撮影でお寿司をいっぱい食べたと話しているのを小耳に挟みました。
小鳥遊:その日は、私たちの撮影が終わったのが深夜の2時で、1日がかりの撮影だったんです。ほかのメンバーが撮っている間は、おやつやお弁当を食べながら待っていたんですけど、撮影のかなり後半で「今からお寿司を食べるシーンを撮ります!」って言われて、5人がレーンに1列に並んで、「人生で一番くらいの早さでお寿司を食べてください!」って言われてしまい……。
水湊:あの一瞬で、10貫ぐらい食べた気がします。
小鳥遊:そのくらい食べたメンバーもいたよね。カメラが来た時だけ食べればいいのにずっと食べてた。
水湊:いつ映ってるか分からないから、ずっと食べとこうと思って食べてたんですけど、そこはちゃんとミュージック・ビデオで使われていました。
近藤:私、お寿司は玉子しか食べられないんですけど、途中で玉子が足りなくなりそうだったんです。なくなったら、かっぱ巻きでって感じでした(笑)。
「ゲイシャフジヤマ」Music Video ティザー映像
――ゲイシャをイメージした振付も特徴的ですよね。
近藤:今回は初めてCRE8BOYさんに振付をしていただいたんです。最初に振付動画が送られてきたんですけど、難しくて苦戦しました。5人の振りが揃ってるところが魅力なので、ライブでも楽しんで観てもらえたらと思います。
――先ほどの撮影でも、ゲイシャポーズを披露されていましたね。
水湊:おしろいを塗るポーズの振りです。
小鳥遊:撮影では艶やかにって言われたよね。
近藤:鎖骨を開いてって。
水湊:あとはフジヤマなので、富士山のポーズが曲中にもたくさんあって、みんなにも真似してほしいなと思います。
近藤:真似するのも難易度高いんじゃないかなって思うんですけど……(笑)。お客さんみんながやってたら笑っちゃう。
水湊:でも、間奏とかは真似しやすいかも。盆踊りみたいな振付で、円になってメンバーは踊ってるので、みなさんはスペースを見つけて踊ってくれたら楽しいんじゃないかなと思います。
近藤:花魁道中が振りの中に取り入れられていたりもして。あとは表情にも注目して見ていただけたら嬉しいです。
宇咲:今回はこういう表情をしてという細かい指導をしていただいたんです。例えば、ワサビがツンとするシーン。
近藤:るいちゃんが歌ってる「刺身 笹身 ワビサビわさび効いたで Show?」っていう、わさびが鼻にツンとくるという歌詞があって、そこがちゃんと顔まで決められていたんです。逆にゲイシャさんが踊ってるシーンではみんながニコッと笑顔になっていたりしていて、コロコロと変わる表情も面白く見られるかなと思うので、推しメン以外の表情も追ってほしいです。
――「頭から離れない 響く 5人のメロディ」という歌詞からは、5人でメジャーデビューするという覚悟を感じました。
水湊:この歌詞がきた時は、まだオーディション期間中だったんです。
小鳥遊:仮の歌詞だったんだよね。
水湊:私たちはオーディションの状況を全く聞いてなくて。でも、この歌詞がきた時に、みんなで「5人でいくのかな?」ってちょっと話しました。7人になったら「7人」って書き直すのかなって。
近藤:この歌詞通り、頭から離れない私たちの音楽をみんなに聞いてほしいなと思います。
――今後はこの「ゲイシャフジヤマ」がバンビの代表曲になるということですよね。
水湊:挑戦の意味も込めてのメジャーデビュー曲なんですけど、今までのバンビとはガラッと変わった曲なので、受け入れてもらえるのか不安ではあるんですけど、たくさんの人に愛される曲になったらいいなと思います。
――バンビにとって武道館というのはずっと掲げてきた大きな夢としてあるので、武道館が終わったらみなさん燃え尽きてしまいそうな気もするのですが……。もちろん武道館がゴールではなく、その先の夢の果てがあるということですよね?
小鳥遊:メジャーデビューがなかったら、正直そこで燃え尽きる可能性もあったかなと思うんですけど、メジャーデビューを9月にさせていただいて、来年の3月にもう燃え尽きちゃったらちょっと早すぎるかなと思うので……(笑)。その後も頑張りたいよね。
近藤:ここで終わりではないですね。集大成であり、通過点であり、大きなポイントであることには変わりないので、精一杯やりきりたいなと思います。
岸:私たちはまだまだやりたい目標がたくさんあるし、全国の誰もが観られる地上波の音楽番組で歌って踊りたいという夢もあるから。まだまだここからだなと思います。
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・応募締め切り:2023年10月11日(水)23:59
・当選者の方には、@Billboard_JAPANよりDMをお送りします。当選時に@Billboard_JAPANをフォローされていない場合、当選は無効となります。
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シングル『ゲイシャフジヤマ』
- 2023/9/27 RELEASE
<初回限定盤(CD+Blu-ray)>
KICM-92142 2,200円(tax in.)
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KICM-2142 1,650円(tax in.)
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2024年3月14日(木)
東京・日本武道館
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