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<インタビュー>ONE N’ ONLY、レゲトン調の新曲「EVOL」で魅せる夏のワンエン



インタビューバナー

 ONE N’ ONLYが、新曲「EVOL」を8月16日に配信リリースした。同曲はデビュー5周年を迎えてもなお進化し続ける彼らにぴったりな、アッパーで情熱的なレゲトン調のナンバーだ。

 今春にはブラジルでのワンマンツアー3公演を成功に収め、帰国後出演した【EBiDAN THE PARADE 2023 SPRING】では後輩グループたちを引っ張る兄貴分として健闘。加えて結成5周年を記念した国内ワンマンツアーも敢行するなど、怒涛のスケジュールを駆け抜けてきたONE N’ ONLY。今回のインタビューは、グループ内、そして国内外のSWAG(※ファンネーム)との絆を感じた濃密な3か月の振り返り、さらに新曲「EVOL」の聴きどころや今夏にやりたいことなど、内容盛りだくさんでお届けする。(Interview:吉田可奈/Photo:大城為喜)

初の海外ツアーで感じた絆

――ついにブラジルでのワンマンツアーが開催されましたが、いかがでしたか?

HAYATO:イベントに参加という形ではなく、ワンマンライブを3公演も出来できたのは本当に嬉しかったですね。日本でのライブと変わらないくらいの曲数でセットリストを組みましたし、MVもすべてポルトガル語でやったんです。とはいえ、最初は3都市回ると決まった時に、現地にどのくらいSWAGがいるのか、まったく想像がつかなかったんです。でも、初日のサンパウロ公演でSWAGのみなさんの顔を見たときに、こんなにも待っていてくれた方たちがいるんだとグッときました。

REI:反応もすごかったよね。

HAYATO:うん。ライブの反応がめちゃくちゃ熱いんです。みんなで歌ってくれたり、踊ってくれたり、すべての反応が大きくて、やっていて楽しかったですね。


Photo:大城為喜

――TETTAさんはいかがでしたか?

TETTA:前回イベントでブラジルに行った時よりも少し慣れたのか、席を立っていい時にトイレの近くでストレッチをしていて……。

REI:まって、それ飛行機の話!?

TETTA:え!? 飛行機の話だけど……。

一同:(爆笑)

HAYATO:今の流れで飛行機に慣れたかどうかにならないでしょ!(笑)

TETTA:あぁ、ライブの話ね! えっと……ライブは正直まだ慣れていません(笑)。

REI:慣れてないんかい!(笑)

TETTA:もっと回数を重ねないと慣れないですね。でも本当にいい経験になりましたし、ブラジルのパワーをたくさん感じることができました。とにかくブラジルのSWAGのパワーがすごくて勝てないんですよ! 次は勝ちにいきたいですね!

HAYATO:そうだね。本当にパワーがすごかったからね。

NAOYA:僕はブラジルに行く数日前にけがをしてしまい、パフォーマンスに参加することができなかったんです。それでも、ブラジルのみなさんめちゃくちゃ温かく迎えてくれたので、本当に優しい国だなと思いました。実は直前まで本当に行けるかさえわからなかったので、実際に行くことができてよかったですね。メンバーのみんなもしっかりと対応してくれて、感謝しています。


Photo:大城為喜

――どんな時にメンバーの温かさを感じましたか?

NAOYA:パフォーマンスできないときに、ステージを見ることが出来たんですが、ステージ上の5人が堂々と生き生きとパフォーマンスをしている姿がすごく誇らしかったんです。SWAGのみなさんもすごくパワフルで、パッションもありましたし、なにより楽しんでいることが伝わってきて、さすがだなと思いました。

EIKU:愛のあふれる国だなと思いましたね。会場は席が決まっていなかったので、みんなが走って前の席を取っていたんです。その姿を見たときに、こんなにも好きでいてくれているんだなって実感して。そういえば、ライブ前にスタッフさんがステージを歩いただけで、ものすごい歓声が上がったんですよ。

HAYATO:そうだった! めっちゃ嬉しそうだったよね。

EIKU:うん(笑)。そのスタッフさん、わざと4回くらいステージに上がって、楽しそうでした(笑)。ブラジルの3都市も、それぞれの雰囲気が違くて、おもしろかったですね。

KENSHIN:あらためて考えたときに、地球の反対側でツアーをできるってすごいことだと思うんです。僕たちはブラジルに対して本当に特別な思いがありましたし、ブラジルで、僕らとSWAGだけの空間に本当に幸せを感じました。


Photo:大城為喜

――ポルトガル語のナンバーは2曲ありましたが、盛り上がりましたか?

KENSHIN:最高に盛り上がりました! 盛り上がり方もすごいんですよ。でも日本語の曲もちゃんと盛り上がってくれたので、僕たちの曲がちゃんと伝わっていることを感じたんです。また行きたいですね。

REI:やっぱりノリがすごくいいんですよね。1個1個のことに対してリアクションがものすごく大きいので、やっていて楽しかったです。

――前回、REIさんは現地の方とコミュニケーションを取ったと話していましたが……。

REI:息子さんがF1のレーサーをしている男性とインスタでつながったんですが、そういえばあれからあまり連絡とってないかも……。

TETTA:おい、社交辞令か!(笑)

REI:あはは。でも今回は、現地のアーティストさんが僕たちの「Get That」のダンスを踊ってくれているのを知って。それからやり取りをしていたんですが、その子が日本語を好きになってくれたらしく、“ソイヤ!”(※ONE N’ ONLYが参加したEBiDAN「前略、道の上より」内のかけ声)と叫ぶ動画を送ってくれて! ダンスでコミュニケーションが取れたことがすごく嬉しかったですね。

――前回のブラジルでは食べ物で苦労していたようでしたが、大丈夫でしたか?

KENSHIN:今回はいろいろ食べることができたんです。シュラスコとかね!

TETTA:KENSHIN、パクチー食べれたっけ?

KENSHIN:うん。

TETTA:じゃあ大丈夫だ!

HAYATO:いや、ブラジルはパクチーの国じゃないだろ!(笑)

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セクシーになったメンバーは?

――帰国後もすぐにライブを行っていましたね。【EBiDAN THE PARADE 2023 SPRING】では、原因は自分にある。と、BUDDiiSのみなさんとのシャッフルがとても新鮮でした。

NAOYA:毎年開催している【EBiDAN THE LIVE】は、お兄さんグループがたくさんいるんですが、今回は僕たちが一番先輩だったので、“しっかりしないと”という意識が強かったんです。新しいグループであるLienelのお披露目もあったので、自分たちが引っ張っていかないといけないという気持ちを意識しながらやっていました。今回が1回目の開催となるので、その結果が良ければよいほど、次につながっていくと思うので、楽しみながら臨みました。

TETTA:引っ張る立場になってあらためて、超特急さんはすごいなって思いましたね。僕たちはいつもついていく感覚だったので、すごく不思議な感じもあったんですよ。でも、すごくいい刺激になりました。

――REIさんはすごくかわいい女装にも挑戦していましたね!

EIKU:かわいかった!

REI:いや、TETTAが、体型が男だから裏で笑っていたらしくて……!

TETTA:笑ってないって!(笑) ただ、顔がめちゃくちゃかわいいのに、顔から下がめっちゃ強そうだから!

KENSHIN:かわいかったから、ね!(笑)

REI:……(笑)。


Photo:大城為喜

――その後には、ホールツアー【ONE N’ LIVE 2023 ~Departure~】が始まりましたね。

EIKU:ラテンアメリカツアーもあって【エビパレ】もあった後なので、より意識するところも増え、成長したんじゃないかなと思っています。このツアーで歓声もOKになったので、あらためてライブが戻ってきた感覚がありました。公演を重ねるうちに、どんどんみんなと一緒にライブを作り上げている気持ちになれましたし、5周年を振り返ることが出来たことに達成感がありました。

KENSHIN:そのツアーの初日が、僕の地元である名古屋だったのも嬉しかったですね。5周年を振り返るブロックでは、歴史を感じましたし、ワンエンを好きになるタイミングはそれぞれあると思いますが、みんなが楽しめるセットリストになったんじゃないかなと思いました。昔から応援してくれている方も、最近僕たちを知ってくれた方も平等に楽しめるライブになった気がします。

――その大きなイベントたちがを経て、8月には新曲「EVOL」が発表されます。ものすごく盛り上がる曲になりましたね。

HAYATO:この曲、ラテンアメリカツアーで歌いたかったですね!

――盛り上がりそうですね! ちなみに5周年ツアーを終えたタイミングで、どのような曲をリリースしようというディスカッションに入ったのでしょうか。

HAYATO:はい。最近は新曲を制作するたびに、どんなコンセプトでいこうか話し合うんです。今回は夏をテーマにした曲を作ろうということから曲選びをはじめ、ワンエンの新しい個性として、ラテン調を取り入れたらどうかなということになったんです。実際にラテン、レゲトンのサウンドに、キャッチ―なサビという、僕たちらしい曲になりました。

REI:最初にこの曲を聴いた時は、これまでに聴いたことのない曲調だったので、すごく驚きましたね。でも今のワンエンだからこそ歌えると思いましたし、僕らでしか歌えない曲だなとも思ったんです。

KENSHIN:僕は頭の部分と、2番のラップを担当しているんですが、よりみんなを煽り、みんなを巻き込む曲になっているんです。さらに2番のセクシーな雰囲気も夏を感じるので、楽しんでもらいたいですね。


Photo:大城為喜

――みなさんの年齢が上がってきたことによって、よりセクシーさが実年齢に追いついてきたと思うのですが、メンバーで誰がよりセクシーになったと思いますか?

REI:色っぽくなったなって思うのは、EIKUですね。

TETTA:わかる! EIKUはもともと最年少ですし、ものすごくあか抜けましたね。まず、ガタイが良くなっているんです。そうなるとダンスもどんどん変わりますし、表情も男っぽくなってきたんですよ。

HAYATO:かわいいからカッコいいになってきたよね。

REI:外面も内面もいろいろ変化が大きかったのはEIKUかもね。昔は自分からは全然話さなかったんですが、今はちゃんと自分で前に行くようになったんです。

TETTA:あ! わかった! 前髪をセンター分けにしたからじゃない!? それから髪を染めたりして変化したよね。ちなみに、センター分けにした方がいいって言ったのは僕です!

――ということは、TETTAさんのおかげで変化したと……?

TETTA:そうです!

REI:なんでいつも“俺のおかげ”ってなるんだよ(笑)。

TETTA:僕は“売れる前から知ってた”って誰よりも言うタイプですからね!(笑)

一同:あはは!


Photo:大城為喜

――ちなみにEIKUさんはその自覚はありますか?

EIKU:そうですね(笑)。曲調の変化もあると思うんですが、たしかにセンター分けにしてから、自分の見せ方も変わった気がします。あとは、いろんなパフォーマンスをしている方の動画を見て研究するようになりました。

REI:TETTAもセンター分けにしたら?

TETTA:いや、それはやめておきます!

REI:なんでだよ!(笑)

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みんなで〇〇した夏の思い出

――「EVOL」のパフォーマンスはどんなものになりそうですか?

NAOYA:まだ振り入れが始まったばかりなんですが、TWICEのナヨンさんの「POP!」の振り付けをしたMONAさんに振り付けをしていただいているんです。

TETTA:これまで男性の方に振り付けしていただくことが多かったんですが、またこれまでとは違うキャッチーな振り付けを楽しんでもらいたいですね。ぜひTikTokで踊ってもらいたいです!

NAOYA:曲がものすごくキャッチーだしね。楽しんでもらえたら嬉しいです!

TETTA:MVもたぶんプールで撮影するって言っていたよね?

KENSHIN:市民プール?

REI:絶対いや!(笑)

TETTA:ビート板で泳ぐ姿映してもらおうかな!

HAYATO:シュールだな~!(笑)

REI:ジャケがこんなにカッコいいのに、それはない!(笑)


Photo:大城為喜

――さて、この夏みなさんでしたいことはありますか?

NAOYA:去年、EIKUの実家にみんなでバーベキューをしに行ったんですよ。今年もやりたいですね。

EIKU:そうそう、みんなで来てくれたんだよね。

REI:なぜか僕はEIKUのお父さんとふたりでバッティングセンターに行ったんですよ。

TETTA:お父さんのバッティングどうだった?

REI:……素敵なお父さんだと思います!

EIKU:バッティングの話をしているのに(笑)。

NAOYA:それにしても、すごい家が広くて!

KENSHIN:庭の先が見えなかったもんね。

EIKU:そんなわけないだろ!(笑)

TETTA:お父さんがDIY好きらしく、シルバニアファミリーみたいな家だったね。

REI:どんな家だよ!(笑)

HAYATO:その日はみんなでお泊りもしたんですが、布団の奪い合いもしたよね(笑)。

REI:したわ~。でも楽しかったね。今年はHAYATOの家にする? 

HAYATO:お母さんは喜んでみんなをおもてなししてくれると思うよ。きっとFUMIYA(※BUDDiiSのメンバーでHAYATOの実弟)もついてくると思うけど!

――あはは。ではいつかその話を聞けるのを楽しみにしていますね!

REI:実現するかわからないですけど(笑)。でも、本当に今EBiDANにいい風が吹いているのを感じているので、未来が楽しみですね。

KENSHIN:【EBiDAN THE LIVE UNIVERSE 2023】ではその勢いを感じてもらえると思うので、僕たちも僕たちらしいパフォーマンスが出来たらいいなと思っています!


Photo:大城為喜

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