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<インタビュー>倉木麻衣、全国4都市でのシンフォニック・コンサートの開催が決定 25周年への意気込みを語る
今冬、デビュー25周年を迎えるシーズンの幕開けとして、倉木麻衣の新たなシンフォニック・コンサートの開催が決定。
東京に加えて大阪・福岡・宮城での初開催も決定し、倉木の最先端で集大成ともなる【billboard classics Mai Kuraki Premium Symphonic Concert 2023】
にさらなる注目が集まる。これまでのシンフォニック・コンサートを振り返りつつ、
本公演への意気込みや、25周年に対する想いをインタビューした。(Interview&Text:宮本英夫)
オーケストラの音に包まれて
——コロナ禍の数年を経て、コンサート会場にようやく活気が戻って来ました。倉木さんにとってコンサートは、どのくらい大切なものでしょうか?
倉木 ファンのみなさんと同じくらい恋しくて、同じくらい大切に想っています。
どんなときも、ずっと変わらず応援してくださって、愛してくださって、本当に感謝しかありません!!
そして長年にわたり、いろんな事があっても変わらずにunconditional L♡VEで繋がっていられることや、その気持ちを、今回のコンサート、歌で、直接伝えさせていただけること、幸せです。
――今回の「シンフォニックコンサート2023」は、過去最大規模の4公演が予定されています。しかも福岡、宮城、大阪では初開催となりますね。
倉木 福岡、宮城、大阪、どの場所もイベントやライブで何度も皆さんと愛おしい思い出を作らせていただいた大好きな場所で、
最高を見出し、がんばるパワーを与えてくれた大切な場所になっています。なので、最高の時間にしたいですし、そのように感じて頂けるようにがんばりたいです!!!
——通常のコンサートと、シンフォニックコンサートでは、準備の段階から気持ちの違いはありますか?
倉木 楽しんでいただきたいなぁという熱い気持ちは一緒です。通常のライブも、オーケストラのコンサートも、音を極めている演奏者皆さんをはじめ、
ライブチームと一緒に、高みを目指してサウンドを生み出していくという楽しさがあります。それから、その時しか作れない会場で生み出される空気感や皆さんとの一体感、笑顔が楽しみです。
――ずばり、倉木さんにとってシンフォニックコンサートの醍醐味とは?
倉木 オーケストラならではの、力強くもあり、柔らかな美しい音色の中で歌い方も変わります。
毎回、オーケストラのリアルサウンドの中で、自分もその一部となって音を作って歌うので新鮮です。
でも全く違うものではなく、原曲の持つメッセージやパワーは変わらないようにアレンジをしていただいています。
オーケストラそれぞれ“今”を奏でるので、毎回同じものではなく、その時に生み出された空気感やサウンドに包まれて、感じて楽しめるというところもシンフォニックコンサートならではの楽しさがあると思います。
――共にこれまでのシンフォニックコンサートを創り上げてきた、指揮者の藤原いくろうさんとは、どんな関係ですか?
倉木 指揮者の方はアーティスティックで無口なのかなぁという勝手なイメージを持っていましたが(笑)、 真逆で、気さくでホッと癒やしを与えてくださる方で笑顔が絶えない現場です(笑)。 アドバイスやご指導に加えて、コンサート前に緊張している自分を安心させてくださったり、愛に溢れたとても温かな方ですね。 オーケストラとの演奏やステージに上がられると、さっきまで共通の好きなスヌーピーの話をされていた方とはガラリと変わり、アーティスティックなオーラと気迫が漂っています。 当初は、オーケストラの様々なアドバイスを頂いていましたが、回を重ねて、今は、アドバイスというより、私が安心してのびのび歌えるように緊張感をほぐしてくださるんです。 藤原さんの穏やかで温かなお人柄は、オーケストラの方々にも伝わり、指揮者・藤原さんを通じて、ひとりひとり心が握手されている信頼感の中でのステージを感じます。
愛を込めて、歌を届けます
――過去のシンフォニックコンサートの中で、特に記憶に残っているエピソードはありますか?
倉木 どの公演もそれぞれに思い出はあるのですが、シンフォニックコンサートを始めたばかりの頃に、
国境を越えて初めてサンクトペテルブルクでの日露文化交流スペシャルコンサートで、
震災のエールも込めて、温かみのある木造りのマリインスキー劇場で、オーケストラの皆さんの素晴らしい旋律の中で歌わせていただいたことも素敵な思い出になっています。
――12月8日でデビュー25周年に突入する倉木さんにとって、今回のシンフォニックコンサートは記念イヤーの始まりを告げる重要なステップ。25周年の始まりに向けて、今の思いを教えてください。
倉木 倉木麻衣に関わるすべての皆さんに感謝でいっぱいです。
この先も、倉木麻衣の音楽を愛してくださる皆さんにお楽しみいただけるように、愛を込めて歌を届けられたらいいなと思います。
――25周年を迎える倉木麻衣は、これからどんな気持ちで活動していこうと思っていますか?
倉木 今までもこれからも同じ思いですが、少しでも歌を通して、心を軽くしていただけるよう、
ジャンルにとらわれずに楽しんでいただけるよう、新曲をお届けしていけたらいいなと思います。
――今回の「シンフォニック・コンサート2023」への意気込みと、ファンのみなさんへのメッセージをいただけますか。
倉木 待っていてくださって、本当に、本当にありがとうございます!! この冬、ゆったりとオーケストラサウンドのお風呂にゆっくりつかっているような、一曲一曲、心を込めてお届けします。お楽しみいただけますように。
リリース情報
DVD & Blu-ray
『billboard classics Mai Kuraki Premium Symphonic Concert 2022』
2023/11/15(水)RELEASE
[DVD ¥8,800(tax incl.)]
[Blu-ray ¥9,900(tax incl.)]
詳細はこちらから>>
公演情報
【billboard classics Mai Kuraki Premium Symphonic Concert 2023】
2023年11月19日(日)
福岡シンフォニーホール OPEN 16:00 / START 17:00
2023年11月23日(木・祝)
東京エレクトロンホール宮城 OPEN 16:00 / START 17:00
2023年12月10日(日)
東京国際フォーラム ホールA OPEN 16:00 / START 17:00
2023年12月16日(土)
フェニーチェ堺 大ホール OPEN 16:00 / START 17:00
出演:倉木麻衣
音楽監督・指揮:藤原いくろう
ピアノ:榊原大
管弦楽:
【福岡】九州交響楽団
【宮城】仙台フィルハーモニー管弦楽団
【東京】東京フィルハーモニー交響楽団
【大阪】京都フィル・ビルボードクラシックスオーケストラ
チケット:全席指定 9,800円(税込)※特製プログラム付き
※未就学児入場不可
公演に関するお問合せ
【福岡】キョードー西日本 0570-09-2424(11:00~15:00/日祝休)
【宮城】キョードー東北 022-217-7788(平日13:00~16:00 土10:00~12:00/日祝休)
【東京】H.I.P. 03-3475-9999(10:00~18:00/土日祝休)
【大阪】キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~18:00/日祝休)
公演詳細
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