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<インタビュー>[Alexandros]が導き出した“自由の先の自信”――バンド新章ツアーを振り返る



[Alexandros]インタビュー

Interview: 蜂須賀ちなみ
Photos: 筒浦奨太

 自らが主催する対バンツアー【THIS SUMMER FESTIVAL TOUR 2023】が全国各地で大いに盛り上がっている[Alexandros]が、昨年開催されたアリーナツアー【But wait. Arena? 2022】のファイナル公演を収録した映像作品『But wait. Arena? 2022 Tour -Final-』を6月7日にリリースする。

 この数年で私たちのライフスタイルが変わったように、[Alexandros]もツアー中に新しい発見や変化と向き合ってきた。ルーティン化した状況を打開した先に、彼らが見つけたものとは。“新しいチャプターの幕開け”と位置付けるそのツアーを4人に振り返ってもらった。

左から:リアド偉武(Dr.)、磯部寛之(Ba. / Cho.)、川上洋平(Vo. / Gt.)、白井眞輝(Gt.)

――8thアルバム『But wait. Cats?』のリリースツアーを収めたライブ映像作品『But wait. Arena? 2022 Tour -Final-』が完成しました。メインコンテンツは、昨年12月8日に国立代々木競技場第一体育館で行われたツアーファイナルのライブ映像で、初回限定盤は特典も充実。中でも、庄村聡泰さんの勇退&リアドさんの加入にコロナ禍が重なった激動の4年間を、4人それぞれの視点から綴ったドキュメンタリーブックは読み応え抜群でした。

川上洋平:いい本になりました。100%自分たちの言葉で書いているので、お互いに「そんなこと思ってたんだ」という発見もあって。

リアド偉武:何のフィルターもかかっていないから、文体にそれぞれの性格が出ているのが面白いですよね。

川上:改行とかにもね。

――特に白井さんは意識的に改行している印象がありました。あと、全体的に丁寧な文体で、読み手の目を見て喋りかけてくれているようだなと。

白井眞輝:そう言っていただけるのはありがたいですね。やっぱり読みやすいのが一番いいと思うんですよ。そのために何度も読み返して、「ここは文字数が多すぎてちょっと邪魔だ」とか「説明が足りないな」と思ったところを書き直して、また最初から読むと違って見えてくるから、何回も書き直して……。ドキュメンタリーブックを作ろうと決まった時、「眠れない日が来そうだ」と思ったんですけど、やっぱり大変でした。「マジで早く寝たい」と思いながら、書く手は止まらないという感じで。

磯部寛之:俺は、夏休みの宿題は最後の2日間でやるタイプなので、自分の文章を1~2回しか読み返さなかったんですけど、書き終えた今なら、まーくんが言ってる意味もわかります(笑)。また機会があったら、ちょっと違う書き方をしてみたいですね。

――では、代々木のツアーファイナルの話を。改めて、どんなライブだったと思いますか?

川上:新しいチャプターの幕開けのようなツアーファイナルだったなと思ってます。リアドを迎えた新しい体制で、初期衝動的なものを携えながら、新しいバンドを作り上げていくような気持ちで挑んだアルバムとツアーだったんですよ。メンバーが一人変わると、リズムとか気持ちとか、いろいろなものが否が応でも新しくなる。それは捉えようによっては“マイナスからのスタート”かもしれないけど、僕からすると、「デビューから何年も経ったタイミングで、こんなに新鮮な気持ちになれることってなかなかないな」って感じです。今までの自分たちが持っていたもの、既成概念を一度ぶっ壊す気持ちで、「ここからどんどん変わっていくんだろうな」「というか変わっていこうよ」とスタートしたツアーでした。だからこそ、ツアーを終えた今、客観的にライブ映像を観ていると「混沌としているな」と思います。「こうすればよかった」「本当はこういうことをやりたかったけど、どうしたらいいのかわからなかったんだろうな」というところもあるし、逆に「これはできてるな」「ここはよかった」というところもある。

リアド:『But wait. Cats?』が肉体的なアルバムだったから、そのツアーも肉体的なものになって。ホールツアー、アリーナツアーという順でまわる中で「どうやったらこの曲の良さやバンドのカッコよさが伝わるだろうか」と考えながら、一公演ごとにどんどん変えていったし、どんどん進んでいった記憶があります。だからすごくガムシャラだったし、長いツアーでしたけど、一瞬で終わったような感覚です。

――私も何公演か拝見しましたが、「こんなにも変化するツアーってあるのか」と驚きました。まずセットリストが変化しているし、バンドの演奏も、映像演出とのマッチング含めた曲の見せ方も変化している。その最終形がツアーファイナルのライブで、初回限定盤には他公演の映像も一部収録されていますが、実際にはもっといろいろなパターンがあったと記憶しています。それだけ目まぐるしく変化していったということは、バックヤードではものすごいスピード感で、様々なやりとりを行っていたのでは?

川上:今回のツアーでは毎公演、終演後すぐに定点カメラの映像をみんなでチェックしました。普段は(終演直後に)それぞれシャワーを浴びたり着替えたりでバラバラになってしまうところを「大事な箇所だけでもいいから、ちょっと確認しよう」と集まって。楽屋だけだと時間が足りない時は、打ち上げ会場やホテルに向かう車の中でも観てました。今までは映像を一旦アップロードしてからみんなで共有してたけど、そうすると観るのがどうしても遅くになってしまうんですよ。次の日に「あの時のあれなんだけどさ」という話をしても、思い出せなかったり覚えていなかったりすることもあるから、その場で言っちゃうのが一番いいんですよね。

磯部:映像を観ながら「もっとこうしたいよね」と話していた時も、その先にある「こうなっていきたい」というイメージをちゃんと描きながら話せていたので、ただの反省会で終わらず、スピーディーに変わっていけて。とにかく全員がカッコよくなるために貪欲でした。「まだまだこんなもんじゃないでしょ」って。

リアド:個人レベルでもバンドとしても「やれることは全部やろう」という気持ちだったし、変化していくことに対して、恐れるものはなかったですね。


――磯部さん、白井さんはこのツアーをどう振り返りますか?

磯部:さっき洋平が話した通り、バンドにとっては新しいチャプターの始まりと言えるツアーだったけど、同時に、コロナ禍がどんどん明けていく様を体感しながらまわったツアーでもありました。そもそもなぜホールツアーをやろうと思ったのかというと、ツアーを計画していた当時はまだ、ライブハウスだとキャパシティの半分しかお客さんを入れられなかったからなんですよ。だけど席のある会場はフルで入れてもOKだったから、初のホールツアーをまわろうと決めて。ツアーをまわっているうちにだんだん状況がよくなって、代々木2デイズから制限はあるけど声出しが解禁になって。代々木ではみんなが「今日こそは」と声を出してくれました。人って良くも悪くも慣れていく生き物だから、最初は声出しNGのライブに戸惑っていたものの、この3年でそれなりに楽しみを見出せるようになっていったと思うんですよ。だけど代々木第一体育館でバーンと声が出た瞬間に全部吹き飛んで。「やっぱりこれだよね」と思っちゃいましたね。

白井:自分的にはすごくエモーショナルなツアーでした。ツアーについてはみんなが言ってくれた通りなので、ちょっとパーソナルな話をさせてもらうと、ツアーがスタートした時期に第一子が生まれたんですよ。それに伴っていろいろあったので「こんなにも大変なのか」と思いながら、(子育ての)先輩のリアドに「こういう時はどうしてるの?」と聞いたりしながらツアーをまわっていたんですけど、そんな中でバンドはどんどん変化していき、世の中の状況も変化していって。途中で磯部がコロナにかかりましたけど、代々木第一体育館では声が出せたことも含めて、うちらも世間もいろいろ切り抜けたなと。代々木のステージに立って1曲目をやっている瞬間、「我々のバンド史上初めてかもしれないくらい貴重な経験をしているな」「このライブは一生忘れないだろうな」と思ってました。元々8月に予定していた相模原公演が振替になったことで声出しがOKになったのも、あれはあれで怪我の功名だったのかなと。声出しありのライブで故郷に錦を飾れてよかったです。

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――今回の映像作品には、「Aleatoric」によるオープニングを経て、2曲目の「Adventure」でシンガロングが起きた瞬間も収められています。そういえばホールツアーではこの曲順じゃなかったですよね。

川上:実は「Adventure」は急遽セットリストに入れたんです。声出しがOKになったから、シンガロングができる曲を入れようよって。「Adventure」の出だしを弾いた瞬間、「そういうつもりでこの曲を入れたんだろうな」とあの空間にいた1万人に伝わったんですよ。「やっぱり幕開けはこうだよね」「同じ気持ちだったんだな」とメンバーもスタッフもお客さんもわかった瞬間でした。すごくいい選択だったし、いい瞬間でしたね。

――そのほかに「ここは名場面でしょう」と思った箇所をお一人ずつ挙げていただけますか?

川上:僕は「Wanna Get Out」ですね。最初にヒロとリアドがセッションしたけど、ああいうことをするのは意外と初めてだったんじゃないかな。ライブ感があって、テンションが上がりますよね。

磯部:途中でワーワー言ってるところがありますけど、あそこは特に何を話すか決めていませんでした。演奏だけじゃなくて、そういう空気感も楽しみながらやってましたね。

リアド:ツアーファイナルの日は、セッションのあと、気づいたらドラムが血だらけになってたんですよ。

磯部:えっ!?

リアド:多分ちょっと切ったくらいだと思うんですけど、それに気づかないくらい興奮しながら叩いてましたね。

磯部:カッコいい。

――磯部さんはどの曲がハイライトだったと思いますか?

磯部:俺はやっぱり「Girl A」からの「we are still kids & stray cats」がハイライトだと思うけど……いい?

リアド:ダメとかないでしょ(笑)。

磯部:被る可能性大だなと思って(笑)。巨大なLEDスクリーンに映っているカンフーをやっている猫の映像とか、パリピ感満載のレーザーとか、メンバーが花道に縦一列に並ぶ配置とか、ハイライト的な要素がたくさん詰まってたと思うんですよ。笑えるくらい振り切った甲斐があって、カッコいい場面になったなと思ってます。洋平がステージから落ちちゃうんじゃないかってくらい踊ってるのを見てアガッたし、まーくんはサングラスをかけてたよね。


――あのサングラスも演出の一環ですか?

白井:いや、普通に照明がきつくて(笑)。ツアーをまわりながら調整していく中で、途中から照明もきつくなくなってきたんですよ。だからもういいかなと思ったんですけど、洋平から「あれ? かけないの?」と言われて。「演出でやってるわけじゃないんだけどな」と思いつつ、「じゃあかけるか」って結局最後までかけてました。

――リアドさんはどの場面を選びますか?

リアド:「あまりにも素敵な夜だから」と「SNOW SOUND」が個人的なハイライトでした。センターステージに行けて嬉しかったです。

――ああいう時、ドラマーはメインステージに一人で残るケースが多いですからね。

リアド:そうなんですよ。ドラムって、動きたくてもなかなか動けなくて。だけど今まで客席から観てきた[Alexandros]のライブでは、サトヤスもセンターステージでドラムを叩いていたから、ずっと「いいな」と思ってたんですよね。このツアーで俺もセンターステージに行くことができて、すごく嬉しかったです。

――白井さんにとってのハイライトは?

白井:「閃光」ですかね。2021年にリリースした曲だから、ライブ中、みんなはずっと黙って聴くしかなかったんですよ。だけど、代々木の2日間でやっとみんなの歌を聴くことができて。「心で歌え!」という言葉はいろいろなフェスで聞いてきたし、洋平もずっとそう言っていたけど、ようやくそう言わなくてもよくなった。アンセムってみんなが歌って初めて完成するものなので、リリースから1年半経ってやっと完成したのは感動的だったなと思います。本編最後っていうのもまたいいですよね。

――セットリストの最初と最後の曲についても聞かせてください。まずは1曲目の「Aleatoric」。バンドの新章を始めるにあたって、やはりこの曲の存在は大きかったのでは?

川上:そうですね。僕は以前から、日本のアーティストのライブってすごく整理整頓されているなと思ってたんです。どんなに激しいバンドでもライブのフォーマットが何となくあって、お約束的なものが1曲目から最後の曲まで続いている。MCの位置も決まっているし、何なら話している内容も「練習してきたんだろうな」ってわかるような……特にツアーだと、そういったフォーマットがものすごく構築されているなと。そうすると、“いいライブ”にはなっても、生々しくないから心には来ない。自分たちを俯瞰した時、[Alexandros]もそこに陥っているんじゃないかと思ったんですよね。そうじゃなくて僕はその時の気分やコンディションで変わっていくようなライブがしたいし、自分が観客だとしたらそういうライブが観たい。

――はい。

川上:「Aleatoric」はアルバムには1分11秒までしか収めていないけど、本当はもっと長い曲なんですよ。それ以降はあえてパッケージングせず、ライブでも、1分を過ぎたあとはフリーにしています。そういった自由度の高い曲から始めれば、昨日どうだったかなんて関係なく、今日は今日というものに向き合おうという気持ちになれる。そういう意味で「Aleatoric」からライブをスタートさせることも、「Aleatoric」という曲自体もすごく大事だったと思います。今やっているツアーでは「Aleatoric」をやってないんですけど、それでも、そういう気持ちで挑めているんですよ。


――「Aleatoric」的なマインドが新生[Alexanrdos]のスタンダードとして染み付いていると。

川上:はい。「Aleatoric」のおかげで我々はすごく自由になれたし、自然体になれた。「これがないとカッコつかないよね」というものを全部取っ払えた。いつどんな状態でも、我々は最高のライブを見せることができるという自信につながりました。

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常に無題でいたいし、匿名でありたい

――ツアーを締め括る曲として演奏された「Untitled」についてはいかがでしょう。今作のジャケットには「Untitled」の歌詞の一節が書かれています。今までのライブでもツアーファイナルなど大切な場面で演奏されることが多かった曲なので、[Alexandros]にとってどういう立ち位置の曲なのか、改めて聞いてみたかったんですよね。

川上:多分、不思議な力を持っている曲なんですよ。この曲でデビューが決まったし、うちのマネージャーはこの曲を聴いて「うちの事務所でこのバンドをマネジメントしよう」と決めたらしいし。サトヤスくんが最後に叩いた曲でもあるし、リアドもこの曲が一番好きって最初に言ってたし。自分たちにとってどんな曲なのかというと、単純にすごく好きな曲だし……出だしを弾くと一旦フラットな気持ちになれて、終わった時にはどっしりと、地に足がついた感覚になれる。このツアーでは全国各地いろいろなところをまわったし、演出含め、いろいろなことをしたライブでした。でもこの曲を演奏すれば、「我々はこういう人間だ」「いろいろなことがあったけど、結局うちらが目指すのはこういうところだよね」と再確認できる。そういう曲って意外と少ないんですよね。「For Freedom」ともすごく近いけど、「Untitled」はテンポが遅くてハートビートに近い分、素の状態で自分たちの音楽に向き合える。派手なサビとかはないけど、とても[Alexandros]らしいというか、このバンドに在籍する人間らしい曲だなと思ってます。

――リアドさんは「Untitled」が好きだという話は、ドキュメンタリーブックでも出てきましたね。

リアド:はい。今、「確かに、ホールツアーのファイナルの沖縄でも演奏したな」と思い出しながら話を聞いていたんですけど……特別好きな曲にまつわるいい話が聞けて、なんか嬉しいなって。帰ったら歌詞を見ながらもう一回聴こうと思いました。そういうことが聞きたくて話を振ったわけじゃないですよね。すみません(笑)。

川上:(笑)。俺の言いたいことってこの曲に集約されているんですよ。そもそも「Untitled」というタイトルに全て集約されているのかもしれない。やっぱり常に無題でいたいし、匿名でありたいんです。「君たちってこうだよね」と言われたら違うことをしたくなる天邪鬼さもありつつ、どんなジャンルだと思われてもいいと思ってるし、自由でいたいと思ってる。バンド名を変えなきゃいけなくなったこともあったけど、括弧内が何であれ別に構わないからこそ、せめて括弧をつけているのかもしれない。この曲の歌詞が書けた当時、「他に書くことはもうないな」と思えたんですけど、本当に歌詞に書いた通りというか、回り回って今、「うちらはやっぱりこういうことだな」と思っているんですよ。だから歌詞の一節をなんとなくジャケに書いたんでしょうね。

――いいお話をありがとうございます。最後に、現在開催中のツアー【THIS SUMMER FESTIVAL TOUR '23】について、現状どんな手応えを感じているか、聞かせてください。

川上:いやー、いいライブができていますよ。対バンツアーということで、素敵なアーティストさんたちと同じ空間をシェアすることができて、すごく刺激をもらえています。ここ最近、洋邦問わずいろいろなライブをメンバーと観に行っているんですけど、他のアーティストのライブを観ると、「じゃあ自分たちはどうしたいか」という部分が見えてくるんですよ。それを踏まえてみんなで話し合いながらセットリストを作って、演奏して……ということを今のツアーでやっていて。目の前に[Alexandros]がいて、生で演奏しているという当たり前のことを、もっと生々しく実感してもらえるライブになっていると思います。

――ステージに立っている時は、どんなモードでいますか?

川上:どうだろう……。「よし行くぞ!」とスイッチを入れるんじゃなくて、すごく自然に奏でることができているんだろうな。申し訳ないけど、やっぱりどう考えても我々が一番カッコいいと思うし、素のままでカッコいい自信があるので。今さらそこはアピールしなくてもいいよねって感じです。

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