外界との繋がりがツイッターしかなかったの！

－－今年でデビュー10周年。と聞いて、どんな気分ですか？

柴田淳：最初の何年かは右も左も分からないので、そんなのは“プロ”って言えないし。ここ1,2年でようやく自分のペースを掴み出したような感じなので、やっとスタート地点に立ったのかなって。何十年もやっている先輩と比べたらたかが10年ですし、重みを全然感じないんです。「これで粋がってちゃダメだよ」みたいな。ただ“今年こそ売れるんじゃない？”って言われて10年経っちゃった。新人だと思っていたら、いつの間にか新人じゃなくなってるし。

－－柴田淳のデビュー当時に存在しなかった人が、今のヒットチャートを賑わしていますからね。その逆も然り。

柴田淳：そうそうそうそう！ でもその中で不動の人たちがいる訳じゃないですか。凄いなと思う。

－－10年間、ここまで切ないラブソングを歌い続けていくとは思っていました？

柴田淳：よく「時代に流されないね」って言ってもらえるんですけど、流れたくても流れ方を知らないんです。ついて行けない！みたいなところがあって、自分の出来ることしか出来てないから。でもこんなに恋愛方面へ向かうとは思っていなかったかも。自分のことを“失恋の女王”とか書いてある新聞とか見て、そっち系になっていったんだなって。昼ドラとかで使って頂いていた曲がドロドロ系だったんで、それをメインとして受け取られるようになったんでしょうね。

－－どの楽曲にも自分の恋愛観、人生観が反映されていたと思うんですけど、いわゆる「あの頃は幸せな恋愛をしていたなぁ」って思える期間はなかったんでしょうか？

柴田淳：この数年はちょっと幸せかも。いわゆる“幸せな恋愛”はしていないんですけど“幸せな片想い”をしているかなって。辛くない。それは大人になったのが一番の理由かな。まだ仕事でもプライベートでも大人になれない部分はあるんですけど。自分の妄想が膨らみ過ぎちゃって「これで嫌われちゃったような気がする」「遊びなんじゃないかな」って決めつけることも多いし。でもそれが今は昔よりマシになってきたかなって。前は恋愛偏差値が本当に低かったし、相手が理想の愛情を返してくれないと不満が出てきたけど、今は「相手がどうであれ、自分が好きならそれでいいじゃん」って思えるようになってきたんですよね。

－－なるほど。

柴田淳：片想いは片想いだし、それが成就できていなくても「悲しい」と思わなくて。想っているだけで幸せ。その先は求めていない訳じゃないんですけど、がっついてない。昔は「どうしてもこの人を手に入れたい！」「この恋を絶対に成就させたい！」みたいな必死感があったのに、今は「成就しなくても好きでいるのは自由だし」って思える。相手の想いに自分の想いが足りないくらいなら、自分の想いが大きい方がマシ。これはスタッフが言ってて、目から鱗だったんですよ。よく女性は「愛するより愛される方が幸せ」みたいなことを言うんだけど、それで好きでもない人とお付き合いしてみようと思ったら、痛い目に遭ったことがあって！

－－そりゃそうですよ（笑）。

柴田淳：やっぱり恋に落ちてないと。徐々に好きになっていこうと思っても、その途中で何かあったらすぐ終わりなんですよ。だから相手の気持ちがそんなに自分に向いていなくても、やっぱり愛している人と一緒にいる方が幸せ。求めずに「私が好きだから、それでいい」みたいになってきた。大人じゃないっ！？

－－恋愛面以外で、柴田淳がこの10年間で「変化したな」と思う部分はどんなところですか？

柴田淳：最初は「自分はこうしたいんだ」という部分を突き詰めるのがシンガーソングライターの仕事だと思っていたし、人の言うことを聞いて作るのは違うと思っていて。その人の感性による作品になってしまうから。でも私の「こうしたい」を理解してくれるように働きかける力と感性を信じてもらう力が必要だった。ただ単にそういう風に言っているだけでは人は付いてこないので、まず私に魅力がないといけなかった。デビュー当時はそれを成立させるのが難しかったんです。音楽に悩むというより人間関係に悩むことばかりが主な仕事になってしまっていました。でも長年やっていくと見ている人は見てくれていて、立ち去らない人は本当にいつもそばにいてくれて、自分が選ぶ立場じゃなかったのが、キャリアを積んでいくことで私の感性に説得力が生まれ、徐々に自分で環境が整えられるようになってきた。

－－ファンという存在の感じ方とかはどうですか？

柴田淳：ブログという言葉がない頃から日記を書いていたんですけど、その感想を書く欄は作っていなかったから、ファンの声は自分でインターネットで探すしかなかったんですよ。でもモバゲーやツイッターなど、コミュニケーションする場が広まってきて。それは良い部分もあるんですけど、私なんかはスルーする才能がないから、鎧をつけられない環境では、とても難しいことでした。（笑）。

－－（笑）。あのー、柴田さんの場合は……、やりすぎだったんじゃないですかね？ 一時期、完全にツイッターが生活の一部になっていましたよね。というか、大部分を占めてました（笑）。

柴田淳：創作のとき、外界との繋がりがツイッターしかなかったの！ だからその通りだったと思う。それは全部私の教訓なので「同じことは二度とするもんか」っていう風に思うし、そうじゃないと学びがないから。だから私はオフィシャルのブログだけでいいと思っているんです。こういう時代だから難しいんだけど。

今までの私の曲だと人を慰められない

－－自分はツイッターをやっている柴田淳を見ながら、別の心配をしていて。柴田淳ってある種の孤独や絶望、悲しみとか切なさとか、そういう負の要因から楽曲を生み出すことが多いじゃないですか。故にあそこまで極端にいつでも“人との繋がり”を感じていると、楽曲制作に支障が出るんじゃないかと思って。

柴田淳：その通りです！

－－（笑）。

柴田淳：言うことなくなっちゃったもん。伝えることなくなっちゃったもん、伝えてるから。その「これを伝えたい！」っていうフラストレーションが曲や詞を生み出したりするのに、ツイッターやっているとその原動力が無くなっちゃうんだよね。それは知り合いのタレントさんとかもみんな言う。表現する前に全部見せたり、教えちゃっている訳だから。ただ、手軽すぎるので。日記を書くときは慎重になるからストレスもあるんだけど、それが防御になって良かったりする。でもツイッターはすぐ書けるじゃないですか。

－－ちなみに今作『僕たちの未来』が“1年9ヶ月ぶりのニューアルバム”になった要因は何だったんでしょう？

柴田淳：それはツアーをやっていたからで。あと、会社の環境が変わったり、震災があってレコーディングが中断したり、いろんな要因がありましたね。特に深い理由はないです。

－－その新しいアルバムを制作する上で目指していたものって、何か具体的にあったんですか？

柴田淳：いつも通り“リアルな今を切り取る”ことを目標としていたんですけど、環境が目まぐるしく変わっていったので集中することが難しかったんですよ。だから曲をどんなに作っても良いか悪いか分からなくて。作りながらも震災のことが気になっちゃったり、スタジオ入りが1ヶ月以上伸びちゃったり。それで「今は誰も急いでないから、またボルテージが戻ってきたらやろうね」ってアレンジャーさんが言ってくれたんですけど。あとは人生の半分近く一緒に過ごしていた愛犬が死んじゃって……、そういうときに「私はこうなの」みたいな恋愛の歌とか書いてられない。だから今回は大切な人を想う歌が多くなったんです。

－－なるほど。

柴田淳：あとは被災地に行って何か出来ないかなと思っていたんですけど、ボランティアもやったことがない人間が一人で行くのは、物凄く無謀なことかなと思ったんですよね。でもいつか歌いに行きたいと思っています。今までの私の曲だと人を慰められるような内容のものがないような気がするんです。1曲も。「私ってこうなんです、こうなんです」っていう私の歌ばかりで「元気出して」「大丈夫だよ」って語りかけるような歌が全くないんですよ！ それで『うたかた。～弾き語り～』を作ったんです。

－－今作『僕たちの未来』の収録曲ですね。どんな想いを込めたんでしょう。

柴田淳：私も大切な人を失ったことはあるし、家族とも言える愛犬を亡くしたので、そうした悲しみを分かった上での曲を作ったんです。で、今まで以上に「聴いている人にどう響くかな」っていう書き方をしました。今まではぶっちゃけることで達成感を得ていたんです。「ここまでさらけ出しちゃった」みたいな大胆さで、人が隠していた部分、私自身も隠さなきゃいけない部分をズバッと言い当てる。みんながやらないことをやる、みたいな歌が多かったんです。

－－それを今回は変えたと？

柴田淳：ああいうことがあってから「表現方法が変わりましたか？」ってよく聞かれるんですけど、やっぱり変わりましたね。変わらざるを得ない。いつも通りの自分中心の書き方が怖くなっちゃったというか、人に向けて表現しているんだということを再確認させられたんです。それは本来なら当たり前であることなんですけどね。今までの私は自分の事ばかりうたってきたのかなって。なんかね、いろんなこと考えちゃった。

－－それって、この10年間の自己否定にもなっちゃう訳じゃないですか。よく受け容れて、こういう場で話そうと思えましたね？

柴田淳：そこまで考えないで話しちゃってますね（笑）。人の心に響くっていうのは、歌手冥利に尽きると思うんですよ。自分自身も思わず涙が溢れてくる歌は「物凄く名曲だ」と思うので、もうちょっと優しい歌を書いていきたいなって思います。自分にとっても。

－－ニューアルバムのタイトルを『僕たちの未来』にしたのも、今の話が関連しているんですか？

柴田淳：そうですね。恋愛の歌でも何でも、悲しさも切なさも辛さも未来を考えるから生まれる感情だと思うと、決して後ろ向きではないんですよね。そういう意味合いを込めて。あと、私は「今を切り取りたい」っていつも思っているんですね。私が大恋愛をしていたら恋愛だけのCDになっちゃうし、落ち込んでいたら落ち込んでいるCDになっちゃう。でもそのすべての未来が“今”であり、ファンと共にデビュー当時から見た“未来”なんだなと思って『僕たちの未来』と付けました。

－－自分もさすがに付き合い長くなってきてますから『僕たちの未来』って聞いて、単純に「これは希望に溢れたアルバムかもしれない」とは思わなかったんですよ。でも1曲目のタイトルが『この世の果て』だとは思いもしなくて。未来って言ってんのに、いきなり終焉！？って。

柴田淳：（笑）。でもデビュー当時からしてみたら、10年後って“この世の果て”ぐらい来るはずない未来というか、想像できない未来だったので。ただね、30歳超えてから10年後って考えるとすぐなんだよね。全然“この世の果て”じゃないんだよね！ でも24歳のときは30超えないと思っていた。死んじゃうとかじゃなくて「私が大人になるはずがない」って。それがあっと言う間に30代半ばですよ。あっと言う間に40なんでしょうね……。

－－かつて『それでも来た道』で「この世に果てなどないと 本当はとっくに気付いてたさ」と歌った柴田淳が、今『この世の果て』を歌おうと思ったのって何故なんでしょうね？

柴田淳：ムカついていたんだよね、いろんなことに。創作中のイライラ感を入れてしまった。「こうしておけばいいんでしょう？」とか「私のことを決めつけるのはやめて」とか、そういう子供みたいな感情を。私、創作中は近付いたら火傷するレベルなんですよ。だから「結婚は無理なんじゃないか」って言われる（笑）。仮に結婚したら創作中は独身に戻りたいんですよ。それか別居したいですよね。アトリエを自分で作ったりして。その間に浮気されちゃっても仕方ない。もう家事も出来なくなりますから「このときだけは自炊、お願いします。独身に戻ってください。大いに遊んでください。何も構いませんから」って言うしかないだろうなって。それぐらい、今と人格が違うんですよ。怖い、怖い。

－－柴田淳のアルバムの1曲目は、大体そういうモードが爆発しているときの曲が多いですよね。

柴田淳：うん。その後に「大丈夫だよ」って曲が続いて落ち着いていく。最後に『この世の果て』みたいな曲があったら、本当に救いが無くなっちゃうからね。一番暴れている姿を最初に見せておけば、その後に安心してくれるかなって。

竹内まりやさんみたいになりたい。

－－そんな『この世の果て』から始まるアルバム『僕たちの未来』、自身では仕上がりにどんな印象や感想を？

柴田淳：プライベートに余裕が生まれてきたので、眉間に皺寄せて重箱の隅を突っつくような拘り方をしていないんですよ。創作中にすごく拘って作った昔のアルバムとか楽曲を聴いてみたら、超ヘタクソだったんです。「えっ！あんなに拘っておいてこのレベル？」みたいな。あと、今はかなり打ち込みの技術も上がってきていますから、生にする必要性を感じない部分もきっと出てきていると思うんですね。たぶんきっとそれは、素人が聴いたら違いが分からない程のクオリティで。そしたらだんだんそこを拘っても自己満でしかないと思えてきて。だから歌入れもヘッドフォンから返ってくる自分の声の質感を調節するのに時間を掛けていたんですけど、最近は「いつものマイクだし、これでいいかな」って進めることが出来た。アルバムの構成もそんなに計算せずに、素直に好きな曲を作ろうと思ったし。その結果として「今までにない感じですね」って言われるんですけど、これこそが昔から持っていたもの。今まで敢えて避けてきただけで。

－－確かにこのアルバムからは「柴田淳が柴田淳をすべて受け容れて、しかも楽しめるようになった」印象を受けます。柴田淳らしくあることに迷いがなく、その結果としてどの楽曲も輪郭がハッキリ見えると感じたんですが、自身ではどう思われますか？

柴田淳：そうかもしんない！

－－例えば『あなたの名前』なんて「もしも願いが叶うなら もう一度だけ 私の名前を」「幸せを 見届けたら 消えてゆくから」など、柴田淳らしさをとてもストレートに打ち出したナンバーですよね。敢えてそこを避けていた時期もあったと思うんですけど。

柴田淳：ほんのちょっと自信がついてきたのかな？ 10年間っていう歳月が支えてくれているのかもしれない。まぁ、この先、どうなるかは分かんないですけど（笑）。

－－8曲目『マナー』の「一振りのナイフで私を 早く終わりにして」なんて、失礼な言い方かもしれないですけど、柴田淳で遊んでますよね。

柴田淳：そうかも（笑）！ 思いっきり柴田淳をやってみたっていう。

－－あと、今作は『うたかた。～弾き語り～』『さよならの前に』『おやすみなさい。またあとで･･･』、真っ直ぐに健気に誰かを愛する歌でクライマックスを飾っています。

柴田淳：『さよならの前に』は自分の家族でもある愛犬が死んじゃうとき、余命を宣告された日に書いたんですよね。で、次の日に歌入れだったんですけど、その次の日に死んじゃったんです。それで「本当に幸せに出来ただろうか？」っていう想いをそのまま書いちゃったんですけど、自分の持っている“愛する”っていう気持ちが今回の創作にはすごく出てきたような気がして。アルバム全体のバランスも考えずに進めていたのもあって「愛してる」っていう言葉がすっごいたくさん出てきちゃったんです。大切な者を目の前で失ったりすると、そういう感情を無視して独り善がりな歌を書いてられなくて、相手をすごく想って書く詞が増えた感じがします。

－－『おやすみなさい。またあとで･･･』もそういう感覚から生まれたの？

柴田淳：それもありますし、柴田淳を寝る前に聴いている人が本当に多いんですよ。だから「夢で会いましょう」じゃないですけど「これから寝るんでしょ？ じゃあ、あとでね」っていう感じの歌を書こうかなと思って。やっぱり最後はリラックスして終わってほしいので（笑）。

－－「誰かの幸せ 願うの 美しいだけ」と歌った『幸福な人生』で締め括る前アルバム『ゴーストライター』とは大きな違いですね。

柴田淳：前回は絶望ですもん。ザ・絶望。でも震災以降のテレビを観ていると、家族の姿がすごくたくさん映っていて。改めて「家族って良いなぁ」って思ったんですよね。守る存在がいるっていうことが羨ましかった。そういう年頃なんでしょうね。あの災難の中でも生きている小さい命の美しさも感じたんだけど、何より家族を感じたの。愛を感じるの。いろんな愛を。だから今後もそこを無視せず、書き方は変わっていくと思いますね。

－－また、今作の初回限定盤のボーナストラックには、デビュー前、20歳のときに作られた処女作『心の声』が収録されています。

柴田淳：私は96年からオーディションを受け始めたんですよ。でも全然受からなくて。私は特徴のある歌い方ではなかったから「素直に歌いたい」と思っていたんですけど、受からなかったんです。だからオリジナリティを出す為に自分で曲を作ることにして。そのときはソニーミュージックに預かりになっていたんですね。で、1年半かけて作ったのが『心の声』で。その後、1年で1曲、半年で1曲、1ヶ月で1曲、1週間で1曲って速度を上げながらストックを増やしていって、25歳目前でデビューしたんですけど、当時の歌詞は正直言って意味分かんないです。デモをある事務所の社長さんに聴いてもらったときも「君は歌も良いし、声も良い。メロディも良いけど、歌詞がダメなんだ」って。

－－（笑）。

柴田淳：でも、それで「ダメなんだ」って知ったんです。本当に音楽を知らなかったから、歌詞は適当に入れておけばいいと思っていて。だから傷付くどころか「知りませんでした！」的な反応をしてしまったんですよね。あと、塩谷哲さんには「君は上手に歌おうとしているけど、音楽って上手だからって感動もしないよね。その人の気持ちが思わず自分の琴線に触れて、涙してしまうものなんじゃないの」って言われたときに、音楽知らないからまた「そうなんですね！」みたいな。で、今回敢えて、その未熟さをそのまま聴いてもらおうと『心の声』を何の修正もせず入れたんです。

－－あと、今作のタイトルが『僕たちの未来』ということで、最後に柴田淳の未来について。この10周年の先、音楽家として、女として、どんな風に生きていきたいなと思いますか？

柴田淳：仕事にするかどうかは置いておいて、オペラやりたいんです。

－－想定外の答えですね。

柴田淳：（笑）。あと、デビュー当時から言っているんですけど、ギターをやりたい。弾けるようになったらいつでもどこでも作曲できるじゃないですか。いいですよねー。それが出来るとガラっと私の作風、変わると思うんですよ。だから自分の世界を広げる為にもやらなきゃいけないかなって。ただ、私は左利きなんで、それを理由にいつも止まっちゃうんですよね。左利き用で良いギターが見つからないんですよ。気に入った色が無かったりしてテンション落ちちゃったりとか。

－－次回のインタビューではその進行状況について……

柴田淳：あ！ 竹内まりやさんみたいになりたい。主婦もできて、リリースが無くても離れていかないファンがいて、リリースしたら買ってくれるっていう。あそこまで確立したい。そしたら本当にマイペースにね、主婦もやりながら音楽が出来るような気がするんですよね～。すごく理想的。旦那さんが旦那さんだからなのかなぁ。あと、やっぱりオペラがやりたい。