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大塚愛 『甘えんぼ』インタビュー
めちゃくちゃキュートでポップな歌をうたう女の子。それが今までの大塚愛のイメージ。でも、今作「甘えんぼ」(3/3 ON SALE)を聴いたら、“なんて目がウルウルする曲を作る女の子なんだろう”と、ちょっと感動。かわいらしいだけじゃない。ポップなだけじゃない。大塚愛は“想いを表現する人”。「なんかかわいい曲だね」、「かわいい声だね」といった印象だけでは終わらない詞が書けて、曲を作れて、歌をうたえる人。そんな彼女が今作「甘えんぼ」に込めた想いを語ってくれました。必見ですよ!
--今作「甘えんぼ」にはどんな想いを込めて歌っているのですか?
大塚愛:好きな人へうまく「好き」って言えなかったり、好きな人の前でかわいくなれなかったり。そういった不器用な女の子の精一杯の愛情表現を全面に出した曲です。これを聴いて、好きな人に甘えてみたくなるといいですね(笑)。
--「甘えんぼ」の歌詞からはリアルな想いがひしひし伝わってきました。実際に大塚愛さんもこの「甘えんぼ」の歌詞の中に出てくるような"甘えんぼ"だったりするんですか?
大塚愛:どーでしょーかねー。甘え上手だとは言われたことはありますよ。でも実際心を許している人達には甘えんぼな面も数多く出しているのかもしれませんね。
--大塚愛さんが手掛ける歌詞は実体験がベースになっているものが多かったりします?
大塚愛:そーゆーのもあったり、なかったりですね。例えば今回の「甘えんぼ」は、私の友達の女の子をモデルで書いているんですが、きっと行動や素直じゃないところは私の体験や性格が出てるのかもしれないし。全てそれがそうだとは限りませんが…。
--今作の2曲目に収録されている「雨色パラソル」は、とても前向きな女の子の歌に感じましたが、実際にはどんな想いを歌っているんですか?
大塚愛:自分に気持ちがもうナイことをわかっていながら、別れを切り出せない女性の歌。
--今作「甘えんぼ」は、初回限定盤に絵本が付いてくるそうですが、絵本はどんな内容になっているのですか?大塚愛さん自身が描かれた絵本なのですか?
大塚愛:はい。内容はケンカをして飛び出したLOVEちゃんが、彼のシャツで彼の愛を思い出したが素直になれず、その時手になぞの糸が…。
--絵本付きとは別にDVD付き(「甘えんぼ」MUSIC CLIP)のパッケージもリリースされるようですが、「甘えんぼ」のMUSIC CLIPはどんな内容になっているのですか?
大塚愛:いつも、ロケでは運が悪いんですよ(笑)。「桃ノ花ビラ」の時は虫と戦い、今回はすごい寒波に襲われて…しかも衣装は春物だったんでそれはそれは寒いねん!!内容は、ネコが彼に恋をするかわいらしいミニドラマになっています。かなり必見です!!
--大塚愛さんが作るポップミュージックは聴き手を元気にする力があると思います。その部分は心掛けていたりするんですか?
大塚愛:特に気を付けていることはありませんが…。人を喜ばせることは大好きです!
--今作「甘えんぼ」は2004年一発目の作品になるわけですが、今年の大塚愛さんの抱負を聞かせて下さい。
大塚愛:存在感をしっかりと。
Interviewer:平賀哲雄
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