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キセル プレイリスト:【おこもり期間に聴いた曲】
結成20周年を迎えた辻村豪文と辻村友晴による兄弟ユニット、キセルが2月23日(火・祝)ビルボードライブ東京、3月7日(日)ビルボードライブ大阪に初登場する。カセットMTR、リズムボックス、サンプラー、ミュージカルソウ等を使用しつつ、浮遊感あふれる独自のファンタジックな音楽を展開し、多くの音楽好きを唸らす名盤を生み出してきた彼ら。【おこもり期間に聴いた曲】をテーマに楽曲をセレクトしてもらったプレイリストを聞けばさらに公演が楽しみになりそうだ。
辻村豪文 コメント
キセルにとってはコロナ禍中初のワンマンライブになります。 これまで経験した事のない、音楽や人との関わり方と日々の生活を通じて、自分なりにやれたことを、この間縁深くなった人たちの力を借りながら目一杯出せたらと思ってます。少しでもより良い日常に戻れることを願いつつ。 何とぞよろしくお願いします!
01. ふられ気分でrock’n roll - Tom Cat
最近NiziUやBLACK PINKを聴き始めた小4の長女に感化され、同い年くらいの頃好きだった曲を聴こうと最初に思い出した曲です。すごく心に響きました。
02. Enter Sandman - Metallica
次女が姉との小競り合いの際に、BABYMETALの「イジメ、ダメ、
ゼッタイ」をよく歌うので、一緒に聴きました。姉妹とも「おお~!」ってなっていて、改めて「うおお~!」と自分もなりました。バンド始めた頃の気持ちを結構思い出せた気がしてます。
▲Metallica - Enter Sandman (Official Music Video)
03. Symbiosis,1st Movement:Moderato.Various Tempi,Pt.2 - Bill Evans
今回サポートをお願いしたyamomoの2人に教えてもらって、 聴いてびっくりして、慌ててレコード買って、ほぼ毎日聴いてます。 蒼天の凄く高いところを、糸張り詰めたまま飛んでる凧を眺めてるみたいな気持ちになります。タイトルも今にぴったりな気がします。
04. 舟寄踊 - 地元有志
昨年呼んでもらった「人道フェス」という敦賀でのイベントで 自分たちの終演直後に俚謡山脈のお二人がかけていて、とても気になって後日教えてもらいました。福井の民謡ですが、歌唱法含めてもの凄いインパクトでした。小雨模様の敦賀港を眺めながらのDJも最高でした。
05. 歓喜の歌 - 遠藤賢司
アコースティックギターマガジンからの選曲依頼で久しぶりに聴いたんですが、いつ聴いても何とも言えない気持ちになります。この曲も今にぴったりな気がします。
▲歓喜の歌 - 遠藤賢司
06. Lawns - Carla Bley
先述のyamomoは昨年春にオンラインでのリモートアンサンブルで始めたバンドで、4人で初めて一緒に演奏して、結成のきっかけにもなった曲です。人と久しぶりに音を出せた気持ち良さと、機材部屋の窓から見える裏山の光景が相まって、すでに忘れ難い、貴重な思い出の曲です。
辻村友晴 コメント
キセルにとって新しい試みが “Out of Seasons” にはあります。 間違いなく転機となる今回のライブを、ぜひみなさんに観て貰えると嬉しいです。
01. Manzanita - Arre Caballito
自粛期間中に買ったLPの中から。ペルーのクンビアのリズムに少し切なげなメロディー。
02. O Ovo - Quarteto Novo
“yamomo”というバンドを昨年春に結成しました。 今回の"Out of Seasons”ライブのメンバーでもあります。 オンラインでsyncroomというYAMAHAのソフトを使ってリハ、ライブ配信を定期的にしているのですが、その時メンバーに教えてもらったのがこのアルバム。間口がものすごく広く、聴きやすいのに、いつの間にやら異空間に連れてかれる、そんなアルバムです。
03. Esa Tristeza - Diane Denoir
ウルグアイのEduardo Mateo 作曲の曲。めっちゃ良い曲です。この曲はDiane Denoirソロ名義アルバムバージョンと、Mateo在籍のバンド"El Kinto”のMateo ヴォーカルバージョン、それから Diane Denoir とEduardo Mateo 名義のアルバム”Ineditas” にも別バージョンが収録されています。どのバージョンも好きです。
04. KORENDOR - 細野晴臣
自粛期間中に買ったLPの中から。好きなレコードショップ、ココナッツディスク池袋店で”omni Sight Seeing”のLPが入荷されたと知って、池袋在住の身としては買いに行かねばと思い、購入しました。めっちゃ聴きました。何より細野さん解説のブックレットがめっちゃ嬉しかったです。
05. Maryam - Piero Umiliani
イタリアの作曲家。アルバムによって電子音楽からファンク、ジャズ、モンド、とにかく幅広くて、曲も音もかっこいいです。この曲が収録されているアルバムは映画音楽のサントラですが、ボーナストラック(12曲も)が、またいいんです。この曲もそう。
06. Talk To Me - Al Green
いつどんな時も聴きたくなるアルバム(曲)。今回の自粛期間中もよく聴きました。
▲Al Green - Talk To Me (Official Audio)
公演情報
キセル
Kicell solo concert "Out Of Seasons" at Billboard Live
ビルボードライブ東京:2021/2/23(火・祝)
1st Stage Open 14:00 Start 15:00
2nd Stage Open 17:00 Start 18:00
>>公演詳細はこちら
ビルボードライブ大阪:2021/3/7(日)
1st Stage Open 14:00 Start 15:00
2nd Stage Open 17:00 Start 18:00
>>公演詳細はこちら
<Member>
【キセル】
辻村豪文(Vocals, Acoustic Guitar, Drums)
辻村友晴(Vocals, Electric Bass, Musical Saw)
【Support Member】
吉澤成友(Electric Guitar)
野村卓史(Acoustic Piano, Synthesizer)
【Guest】
mmm(Vocals, Flute)
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