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【第8回 インターネット音楽祭】
05.12.08(木) at 銀座ソニービル ソミドホール|ライブ写真&受賞者一覧
AIR-G
まずこの日の授賞式で最初に発表されたのが札幌のFM局AIR-GによるAIR-G賞。受賞したのは、札幌を中心に活動する4人組バンド、OLD。2005年は全国各地でライブ三昧、会場で自分たちで作っていた“じゃがバター”がめちゃくちゃ旨くて大好評だったなどと話しながら、受賞を喜んでいた。
BAYFM
続いては、BAYFM賞。受賞したのは川嶋あい。笑顔でトロフィーと表彰状を受け取り、「ありがとうございます」と感謝の言葉。そして見事達成した1000回の路上ライブについて「皆さんに支えられて1000回できたと思いますし、感謝したいです」と語り、「来年はもっとデッカイことをやりたい」と意気込みを口にした。ライブでは2006年第一弾シングル予定のナンバー『絶望と希望』を披露。
FMFUJI
FMFUJI賞は山梨県出身であるフジファブリックが受賞。バンドを代表して登場したボーカルの志村は、「FMFUJIはずっと聴いていたので嬉しいです」「地元の山梨県でライブをやってみたいです!まだやってないんで」と、故郷に錦を飾った喜びと次なる目標を語った。
FM愛知
フジファブリックが地元のFM局の賞を受賞したのと同様に、FM愛知賞は愛知県で生まれ、愛知県で育った名古屋ヒップホップの至宝、SEAMOが受賞。「大物新人と言われ早10年。やっと時代にマッチする曲を作れるようになった。親にも聴かせられる曲を(笑)」と語り、今後の目標については「世界に通用するような音楽を作って、良いライブをして、頑張っていきたい」と語った。
FM大阪
FM大阪賞は椿屋四重奏が受賞。バンドを代表して登場したボーカル&ギターの中田裕二は、「ありがとうございます。今年はやっとバンドの名前が少しずつ浸透していったのを実感できる一年でした」と語り、「来年は決定打を打ちたい」「椿屋四重奏がいなきゃいけない理由を持ちたい」と更なる飛躍への意気込みを語った。その想いは中田が一人で行った弾き語りライブからも感じることができた。
広島FM
こちらも地元のバンドが受賞。広島出身、広島で活動している4人組ロックバンド、THE CLANE FLY。一度は解散という道を選んだものの、2005年3月5日に復活を果たし、現在の広島ロック文明の中心にいるバンド。そのバンドを代表して現れたボーカルの政成潤哉は、「バンドマンにとっちゃ、最高の一年でした。生まれて初めての賞」と、受賞を喜んだ。
FM高松
FM高松賞は安良城紅が受賞。安良城はステージに上がると、「今年はファーストアルバムも出したし、夏はいろんな野外ライブやイベントで歌ったり、いろんな経験をして勉強になりました」と2005年を振り返り、「来年はそれに負けないぐらい良い一年にしたい」と語りました。ライブではリリースしたばかりのシングルナンバー『Cherish』を披露。心地良いシルキーボイスを聴かせ、その実力を魅せつけました。
FM福岡
こちらも地元出身のアーティストであるYUIが受賞。「とても嬉しいです」と緊張しながらも口にし、「新しいことをいっぱいして、たくさんの出逢いもあって、充実した一年になりました」と2005年を振り返った。そして「これからも何事に対しても楽しみながら頑張っていきたいです」と語り、アコースティックギター一本で新曲『TOKYO』を披露。今日一番の感動をその歌声で僕らに届けてくれた。
FM沖縄賞
U-DON&PLATYが受賞。ビデオコメントで喜びを語りました。
台湾PQI賞
何宜倩(ホー イチェン)が6人の歌姫の卵の中から受賞。
FUTURE HITS
【インターネット音楽祭】における未来に期待できるアーティストに与えられる賞、FUTURE HITS賞は4人組ロックバンド、dryhiが受賞。
新人
2005年度デビュー組の中から【インターネット音楽祭】が最も活躍した新人アーティストとして新人賞に選んだのは、HIGH and MIGHTY COLORであった。熱烈なファンの歓声に包まれて登場した彼らは、特別に2006年春リリース予定の新曲を含む2曲をライブで披露。ここがソニービルであることを忘れさせるぐらいの勢いと熱を感じさせてくれた。
最多ヒット
文字通り、最もインターネットにおけるヒット数が多かったアーティストに与えられる最多ヒット賞は、倖田來未が受賞。『Promise』のビデオクリップがスクリーンに流れると、ざわつく会場。残念ながらビデオコメントでの登場だったが、その中で彼女が語っていたのは以下の通り。「まさかこんな賞をもらえるとは思ってませんでした。いろんな目標を叶えた一年でありました。これからもエンタテインメントを繰り広げていきたい。来年も引き続き、良い結果を出せればいいなと思っているので、これからも応援よろしくお願いします!“エロかわいさ”だけじゃなく、バラードの良さだったり、ファッション性の高さを追求していきたい。」。ちなみに彼女の膝の上には愛犬ラムちゃん(笑)。
グランプリ
これまでGLAY、宇多田ヒカル、サザンオールスターズ、矢井田瞳、平井堅、中島美嘉、ORANGE RANGEと、錚々たる顔ぶれが手にしてきた【インターネット音楽祭】のグランプリ、2005年は大塚愛が見事受賞!満面の笑みで登場すると彼女は「ありがとうございます!まさかそんなたいそうなことになってるとは思いもせず。皆さんの応援のおかげでこんな賞を獲ることができました。ありがとうございます。来年もよろしくお願いします!」と喜びを語りました。「来年は年女だけど・・・」という振りには、「あんまり関係ない・・・」といつものマイペースぶりで返す場面も印象的であった(笑)。
ライブ写真
セットリスト
【第8回 インターネット音楽祭】
05.12.08(木) at 銀座ソニービル ソミドホール
- AIR-G賞
- OLD
- BAYFM賞
- 川嶋あい
- FMFUJI賞
- フジファブリック
- FM愛知賞
- SEAMO
- FM大阪賞
- 椿屋四重奏
- 広島FM賞
- THE CLANE FLY
- FM高松賞
- 安良城 紅
- FM福岡賞
- YUI
- FM沖縄賞
- U-DON&PLATY
- 台湾PQI賞
- 何宜倩(ホー イチェン)
- FUTURE HITS賞
- dryhi
- 新人賞
- HIGH and MIGHTY COLOR
- 最多ヒット賞
- 倖田來未
- グランプリ
- 大塚 愛
Writer:平賀哲雄
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