2005.08.21(日) at 味の素スタジアム
鈴木亜美(2005/8/21 味の素スタジアム)

爆発音と共に『BE TOGETHER』のイントロが!ステージ下から白のセクシーな衣装に身をまとった鈴木亜美が飛び出すように登場!旗を振る8人のダンサー達と突っ走りながらトップバッターらしく「今日も最後まで楽しんでいってね!」と叫ぶ亜美。初っ端からすさまじいエネルギーを爆発させた彼女のおかげでみんな一気にテンション上昇。そのままバラードナンバー『ねがいごと』で今度は会場中の人々のハートを飲み込んでいく。良い表情だ。「どうもありがとうございます!準備はいいですか!?それじゃあ後半行ってみよう!」と、元気に亜美。激しく鳴り響くトランスミュージックに乗せて8人のダンサーたちと激しくスピーディーなダンス、歌声を『Eventful』『Delightful』を披露してくれた。「最後まで楽しんでいってください!バイバイ!」と、満面の笑顔でステージを後にする亜美。ベストスマイル賞授賞です(笑)。
ロードオブメジャー(2005/8/21 味の素スタジアム)

太陽の光が会場を直射し始めた頃、タイミングよく今日唯一の青春系ロックバンド、ロードオブメジャーの登場。ライブ経験を大量に積んできたバンドの強さを全身で体現してくれた。バラード『親愛なるあなたへ...』は切なくも気持ち良く、青空の下、鳴り響いていた。
Do As Infinity(2005/8/21 味の素スタジアム)

エイベックス内でナンバーワンライブバンドの呼び名も高いDo As Infinityが早くも登場。真夏の野外で『SUMMER DAYS』(しかも英語バージョン)を一発目に披露!一気にヒートアップする会場の空気。オーディエンスの心の引っ張り方をよく知っている彼らのパワーによって、今日初めてのオールスタンディング!そうしてみんなの心を鷲掴みにしたところで新曲『TAO』をじっくりと聴かせる。美しく響きわたる伴都美子の自然に溶け込んでいくボーカルと、大渡亮の熱の入ったギターの音色。これまた自分達の音楽の世界にググッと会場中の人々を引っ張ってみせる。亮くんの喋るだけで湧くMC、伴ちゃんの「準備はいいのか!?」という叫びと共に聴こえだした『冒険者たち』で会場の空気はひとつになりすさまじい熱が生まれていく。そして去年の『a-nation』では大雨の中での披露になった『本日ハ晴天ナリ』を今日は超イイ天気の中で聴くことができて誰もが大満足の面持ち。最高の爽快さだった。
D-51(2005/8/21 味の素スタジアム)
そして想像以上に盛り上がったのがD-51。『NO MORE CRY』の楽曲の力はもちろんなのが、沖縄育ちの怖いもの知らずの元気っぷり、明るさがこの会場に素晴らしくマッチしていた。デビュー一周年、今までで最も大きい会場でのライブは大成功であったと言える。また、最後に披露した『ハイビスカス』で生まれたあのピースフルさは、D-51にしか生み出せないものであった。
倖田來未(2005/8/21 味の素スタジアム)

まずは水兵ルックでダンサーと共に登場するやいなや、いきなりすさまじく激しいダンスを『Teaser』に乗せて披露し、そして最高の拍手と歓声に包まれながら、グラビアアイドル顔負けのビキニ姿で『キューティーハニー』を披露!もちろん“ハニーフラッシュ!”は会場中のみんなで決める。キューティーハニーよりセクシーでクールなライブパフォーマンスを笑顔で披露、男性陣はそのセクシーさにヤられ、女性陣はそのクールさにヤられる。ある意味最強。続く『flower』では、純粋にその歌声の魅力を存分に発揮。そして、あらゆる面でオーディエンスを魅了した後は、シングルミックスメドレー!会場中の人々がタオルをぐるぐる回しながらジャンプ!ジャンプ!ここで倖田來未、投げキッスも披露!もう完全に会場の空気はひとつになっていた。最後は『real Emotion』をみんなで歌って踊って大円団。今最もノリにノってる女性アーティストの存在感を爆発させてくれた。
氣志團(2005/8/21 味の素スタジアム)
エイベックス主催のフェスへのゲスト出演ということで、なんと!ジュリアナ東京のテーマで氣志團、扇子を振り回しながら登場!めちゃイケでも御馴染みの『房総スカイラインファントム』に乗せてオーディエンスにメンチを切る“房総の狂犬”綾小路翔。徐々に根性が注入されていく会場。しかし盛り上がり率98%の『デリケートにキスして』が披露されてもロック系のフェスに比べて火のかかりが遅いのも確かだった。そこで翔、「おまえら、少し戸惑ってる?全部俺にハートを預けて」などと言って、続く『スウィンギン・ニッポン』からは微熱DANJIも加わって『a-nation』が氣志團のものに。「俺はおまえらと両想いになってやるぜ!」と、無理矢理会場中のみんなに肩を組みことを強制する翔。やらないと「あゆに会わせない」とまで言い出し、終いにはORANGE RANGEの『以心電信』をパクって「僕らはそう石田純一♪」とみんなに歌わせる(爆笑)。ラストは『One Night Carnival』で公言通りみんなと両想いになった氣志團。さすがだった。途中、平井堅の『瞳をとじて』をバックにセカチューの「誰か助けてください」をやったのは、やり過ぎだったとは思うが(笑)。
大塚 愛(2005/8/21 味の素スタジアム)

氣志團に負けない天井知らずの明るさを持ってるエイベックスの歌姫、もとい大阪のねーちゃんと言えばこの人、大塚愛!フリ付き『SMILY』で初っ端から会場中をスマイルで溢れ返させてしまう。もういきなり会場一体化!大きく右へ左へ振られる無数の腕、綺麗な光景である。「おおきに!大塚愛です!みんなの心は熱いんか~!?」、大阪のねーちゃんパワー丸出しで気合いを注入する大塚。「今日は祭りですよ!いっぱい声出して楽しんで帰ってな~!」と彼女が言った後にすぐさま聴こえてきたのは『さくらんぼ』!ここまでの『a-nation'05』で一番の大盛り上がり&大合唱!続く『Happy Days』では、全員“ハッピーデイズ!”“オイ!”のコール&レスポンス。揺れる味の素スタジアム!これが大塚愛である。気が付けば空は夕焼け色。完璧なシチュエーションで最後はギターを抱えて『ネコに風船』を歌いだす彼女。夕焼け空に風船のように飛んでいく大塚の歌声が僕らの心を締め付けました。「また来年!」
Every Little Thing(2005/8/21 味の素スタジアム)

今年の夏は『ap bank fes'05』にも出演、歴史に残る感動の1ページに存在したEvery Little Thing。ホームグラウンドである『a-nation'05』では、爽やかな奏でにあわせてゆったりとステージに登場。この爽やかな夕暮れの空気にピッタリな『FOREVER YOURS(アコースティックver.)』が披露される。“WOW WOW WOW♪”はオーディエンスが歌い、気持ちを重ねていくみんな。続いては、大切な人への想いを『ソラアイ』に込めて歌う持田。そんな彼女にオーディエンス一同、心の底から拍手。そんな優しい時間を体感させてもらった後は、「アホになる気はあんのか!?東京!」というモッチーの男前なコールを合図にアッパーなナンバーでみんな歌って踊って飛び跳ねまわる!最後は扇子片手に歌う持田と一緒に『Dear My Friends』を大合唱!Every Little Thingのライブのすさまじさとあたたかさ、その両方を僕らは体感することができた。
T.M.Revolution(2005/8/21 味の素スタジアム)
今日ここまでで一番の黄色い歓声。スクリーンに映し出されていた『a-nation'05』の文字が『t.m.revolution'05”に変化!これはゲスト出演ではない、T.M.Revolutionによる完全なる乗っ取り、道場破りもとい夏フェス破りである。で、夏なのでやっぱりオープニングはこれ、『HOT LIMIT』!一気に会場中の人々のリミッターを破壊する。その歌声をどこまでも高く広く響き渡せていく西川。フリ付けまで完璧なファンも多く、本当に『a-nation'05』が乗っ取られているような感覚を憶える。曲は流れるように『HIGH PRESSURE』へ、一切の出し惜しみなし。「T.M.Revolutionでございます!」、MCまでシャウト気味。そのままフルパワーでハイテンション系ナンバーばかりを畳み掛ける西川とそのファンの姿には本当に圧倒させられた。特にロッカバラード『vestige - ヴェスティジー -』を出せる限りの声を振り絞りながら歌う彼の姿は感動的であった。
TRF(2005/8/21 味の素スタジアム)

まずは『WIRED』で更にパワーアップした歌声とダンスを披露してオーディエンスを圧倒しておきつつ、「みんな久しぶりぃ!」とDJ KOOが挨拶をかましたところで『BOY MEETS GIRL』を老若男女関係なく全員で堪能!うって変わって『LEGEND OF WIND』で今日一番の幻想的な空間を生み出すTRF。様々な色彩の光が揺れ、僕らをロマンティックな気持ちにさせる。そしておそらくは今日一番のハイライトになったのではないかと思われるぐらい盛り上がったメドレー。特に『EZ DO DANCE』が披露されたときはすごかった。2005年にあんなに気持ちよく「Fuu!」とみんなに叫ばせて、こんなにも楽しい気持ちにさせることができるのはTRFぐらいのものだ。ラスト『survival dAnce』では花火まで上がっちゃって大盛り上がり!ここでも会場の空気はひとつにしっかりなっていた。いやぁ~楽しかった!
浜崎あゆみ(2005/8/21 味の素スタジアム)

「AYU A A A A♪」と打ち込み系の声が鳴り響く中、これまでの『a-nation』での自身の勇姿が次々と大型スクリーンに映し出された後、ステージ下からダンサーたちと共にゆっくりと登場する浜崎あゆみ。そして1曲目は『STEP you』!やはりなんだかんだ言っても『a-nation』の主役は彼女であることを実証するオーディエンスのテンションの上がりよう。中には感動しすぎてただただ彼女の姿をじっと見入っているファンもいた。仕方ない、歌声ひとつとっても、ポージングひとつとっても、完璧なスターなのだから。舞い上がるキレイな花火に包まれながら曲はあゆ最強のサマーソング『Greatful days』へ!「みんな元気!?」と最初は可愛らしく、でも最終的には「元気なのか!?おまえら!!」と素敵な男前っぷり。もちろんそんな彼女のコールにオーディエンスは大声で返す。そして「今日がどうかこの夏の最高の思い出になるように、悔いの残らないように歌って踊って帰ってくれぃ!!」と叫んだ後に彼女が歌い出したのは、新曲『fairyland』。あゆならではのドラマティックな演出も彼女のライブにおける大きな魅力のひとつだが、それに潰されないあゆの圧倒的過ぎる存在感に誰もが心を引っ張られていた。会場中に興奮と感動と笑顔が広がる。続いては、よっちゃんの壮絶なギターソロから、それに負けないあゆの壮絶な歌いっぷりを体感できた『is this LOVE?』。怒りとも言える強烈なエネルギーを放出しながら歌う彼女に誰もが圧倒されていた。続いての『HANABI』でも、こんなにも悲しみという感情をリアルにあゆの歌声から感じたのは初めてかもしれないぐらい、彼女の歌声は丸裸すぎて、それは僕らに痛みすら感じさせるものだった。間違いなく『a-nation'05』ベストライブテイク。そんな切なすぎるバラードナンバーの後は、ゴンドラに乗ったあゆが味の素スタジアムを一周しながら『flower garden』~『independent』を披露するあゆ。当然大盛り上がり。あゆも感極まってその右手の人差し指を立ててナンバーワンアピール!もう全然OKである、そんなの。そしてステージに戻ってきたあゆがラストナンバー『July 1st』でみんなと大はしゃぎ!そうして、汗かいて歌って踊って笑って、またひとつ忘れられない素敵な夏の思い出が刻まれる。最高。
セットリスト
【a-nation'05】
2005.08.21(日) at 味の素スタジアム
- 鈴木亜美
- 01.BE TOGETHER
- 02.ねがいごと
- 03.Eventful
- 04.Delightful
- ロードオブメジャー
- 01.蒼天に向かって
- 02.親愛なるあなたへ...
- 03.大切なもの
- Do As Infinity
- 01.SUMMER DAYS
- 02.TAO
- 03.冒険者たち
- 04.本日ハ晴天ナリ
- D-51
- 01.NO MORE CRY
- 02.LET'S TRY
- 03.ハイビスカス
- 倖田來未
- 01.Teaser
- 02.キューティーハニー
- 03.flower~singlemix
- 04.Butterfly~singlemix
- real Emotion 前マーチ
- 05.real Emotion
- 氣志團
- 01.房総スカイラインファントム
- 02.デリケートにキスして
- 03.スウィンギン・ニッポン
- 04.俺たちには土曜日しかない
- 05.One Night Carnival
- 大塚 愛
- 01.SMILY
- 02.さくらんぼ
- 03.Happy Days
- 04.ネコに風船
- Every Little Thing
- 01.FOREVER YOURS(アコースティックver.)
- 02.ソラアイ
- 03.Free Walkin'
- 04.Jump
- 05.Dear My Friends
- T.M.Revolution
- 01.HOT LIMIT~HIGH PRESSURE
- 02.Web of Night
- 03.vestige -ヴェスティジ -
- 04.夢幻の孤光
- 05.ignited イグナイテッド
- TRF
- 01.WIRED
- 02.BOY MEETS GIRL
- 03.LEGEND OF WIND
- 04.メドレー
- 05.survival dAnce
- 浜崎あゆみ
- 01.STEP you
- 02.Greatful days
- 03.fairyland
- 04.is this LOVE?
- 05.HANABI
- 06.flower garden~independent
- 07.July 1st
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