Special
傳田真央 ライヴ直前インタビュー
学生サミット実行委員会“ACLOF”が主催するイベント「The place of dispatch」の最後のプログラムでライヴを行う傳田真央。デビューアルバムリリース当時から彼女を追いかけてきた当サイトも、実は彼女のライヴパフォーマンスを目にするのは今日が初めて!その喜び故に、ライヴ直前の楽屋まで図々しく入り込んでインタビューを敢行してしまいました!彼女のプライベートの仲間達が現在、シンガー・傳田真央を精力的に突き動かしている事実や、彼女のマイブームである“魂”について、そしてライヴ直前の心境を、メイクも途中なところ、時間を作っていただいて話してもらっちゃいました!この後に行われた彼女のライヴのレポートと併せてご覧頂ければ、当日彼女のライヴを見に行った人以上におトクな気分に浸れること間違いなし!
PAGE1
--今夜は学生サミット実行委員会“ACLOF”が主催するイベントでライブするわけですが、どういったキッカケでこのイベントに?
傳田真央:大学の親友が学生サミットにいるんですよ。なんか不思議なの。一番親友の友達とちゃんと仕事しちゃってるっていうか、Zepp Tokyoっていうちゃんとした会場でライヴが出来たりして。不思議じゃない?
マネージャー:そうね、でも、私達も。
傳田真央:あっ、そうだ!私達も友達だった。
--えっ?
マネージャー:友達だったんですよ、もともと。
傳田真央:いつの間にか、マネージャーになってた。
--凄いね!
全員:(笑)
傳田真央:不思議な感じで(笑)。
--いつ頃から?
マネージャー:私は、「抱き寄せたDESTINY」の時からなんですよ。なので、半年ちょっと。
傳田真央:高校の時から友達で。長野にいた時からずっと友達なの。
マネージャー:そうなんですよ。それがいつの間にか。
--真央ちゃんが呼んだの?
傳田真央:現場によく遊びに来てて、
マネージャー:事務所の人とかも何故かみんな知り合いとかで、本当にいつの間にかだよね。
--これは恵まれた環境だねぇ。
傳田真央:そうなんです。ホント幸せ。
--来週もBLITZでライブあるんですよね?
マネージャー:BLITZも知り合いの人のイベントで(笑)。
--友達で仕事取ってくる。
傳田真央:(笑)
--ところで真央ちゃんはライヴ直前に緊張するタイプ?
傳田真央:今はしてないですけどねぇ~。
--してないですね(笑)。
傳田真央:結構ね、緊張するって言うか、心配性なんですよ。心配して不安になっちゃうドキドキにはなってます。本番前はよく、キャーキャーってなってます(笑)。でも、ステージに出ちゃうと大丈夫なの。
--不安を消すために精神統一とかしたりする?
傳田真央:あっ、出ましたね!その話が。そのページを開けちゃうと私終わんないんですけど、最近。
--どうぞ(笑)。
傳田真央:あの、スピリチュアルな感じで、最近、色んな本読んだりとかしてて、瞑想とか、始めたりとかしてるんです。今日もこの辺にいろんな本が・・・シャリー・マックレーンの本とか、魂系の本とか、好きで読んでいるんです(笑)。前世のこととか。
--自分の前世とか調べたことある?
傳田真央:あっ、私、スペインにいたらしい(笑)。
--スパニッシュ系なんだ(笑)!
傳田真央:(笑)。うん。それで、最近、自分の中の本質の部分を、「どんどん解放していけてるな」みたいな感じがあって、すごく穏やかなんですよ。すごく心地よくて。頑張っちゃう時は思い切り突っ走るタイプなんですけど、なんかちょっとその波が、山を一個越えて、穏やかになって、ハッピーな感じなんですよ、いい感じ。
--前に会ったときからそんな感じは・・・
傳田真央:始まってましたかね(笑)。
--いつ頃から、魂系の本を読み出したんですか?
傳田真央:「抱き寄せたDESTINY」の頃とか、アジアがキッカケで、こう、読み始めたり、運命とか輪廻転生とか。あと、元々お寺とか教会とか、宗教がどうこうじゃないんだけど、パワースポットっていうか、エネルギーがある場所にひかれるんですよ。で、東京で毎日現代的な生活をしていると、なんか足りないものが出てきて、時々お寺とかにお参りに行ったり、あと、旅行に行ったり、この間もハワイに行ったときエネルギーもらってきたんだけど、あと、山行ったり海行ったり、自然の所に行くとパワーもらえる。そういうのが好き。
--今日のイベントは、小間のカンボジアについてディスカッションしたりするようなイベントみたいだけど、特別意識する部分とかってある?
傳田真央:あの、私、別口の友達も地雷撲滅の活動やってたりとか、結構、そういう部分で頑張ってる友達に恵まれていて、ボランティアとか。ボランティアって言っても何をするとかどうこうっていう細かいことは別にして、世界の色々問題になってる事とかを意識する機会が多いんです。ニュースな事について話すことも、平和に向かっての第一歩だと思うし、そこから始まるし、そこが一番大事だったりすると思うし、そういうキッカケが多いんですよ。だからね、すごく微笑ましいですよね、うん。昔から自分でもチェルノブイリ系のやつを高校の時やったりとか、教会の英語のミサの日に外国人労働者の人達に日本語教えたりとか。
--すごいね。
傳田真央:(笑)。こういう言い方すると変だけど、仕事じゃなくて、自分達のただやりたい事っていうか、趣味っていうか、そういうので、ここまで頑張るパワーを持ってる人達ってすごいなって思います。
--今回のイベントも学校の先生達を説得するところから始まってるんだろうね。
マネージャー:色んな大学の人達が自発的に動いてやってるイベント。なんか、メーカーの方とかに協力してくれってお願いしに行ったりとか、自分たちで全部やってるみたいで。
傳田真央:素晴らしい。
--この流れで、傳田真央がライブするわけだけど。
傳田真央:いやぁ~責任重大ですよね。
--閉会式前ですからね。
傳田真央:(笑)。いやぁ~楽しみですね。
--選曲とか、こういうイベントの色とか意識したりとかした?
傳田真央:そうですね、あの、今回ちょっと、また新しい形態でやるんですよ。DJとアコーステックギターとキーボードなんですけど。今回のために考えてきたんですよ。
--なるほど。あれはやるんですか?「Diamond Kisses」の収録曲は。
傳田真央:収録曲はやりますねぇ~、しかも一番こう、気になる曲をやるんじゃないですかねぇ~(笑)。Keepなんとかを。
--振り付けとかもやったの?
傳田真央:いや、あの、今回は歌メインで。歌うことを中心にやることに決めて、ダンスとかはないんですけど、その分こう、ひとつの所に沢山パワーを使えるというか、凄く自由ですよ。
Interviewer&Photo:平賀哲雄
PAGE2
--会場も広いし、声の届けがいがありそうですよね。Zeppは初めて?
傳田真央:Zeppは初めてです。この間イベントで遊びに来たばっかりですけど。
--何の?
傳田真央:あの、MTVのエンリケとか、
--あぁ、アッシャーとか出たよね。相変わらずライブ行ってますよね。
傳田真央:行ってますね(笑)。
--パパのコンサートも行ったり。
傳田真央:パパのコンサート、この前あって、良かったですね。コンサートの終わった後とかも、チェコから、海外のカルテッドが来てたんですけど、打ち上げとかあって、「何か歌え!」とか言われて歌っちゃったりとか。それと、コンサートは最後に花束あげに行って。クラシックのコンサートって最後あるじゃないですか。あれを頼まれてやって、そのバックにチェロの人がいて、結構世界的に有名な人なんだけれど、小学校くらいの時にその人が日本に来たときに習ったことがあって、チェロを。十何年ぶりにステージの上で再会したんですよ。で、パパがステージのところで「娘だ。」って言ってびっくりして(笑)。
--「あぁ、あの頃は・・もうチェロはやってないのかい?」ぐらいの(笑)
傳田真央:だから、チェロ弾きながら歌えって言われましたよ(笑)。
--弾きながら(笑)。
傳田真央:そう、チェロ弾き語りをしろ!って言われました。
--すごいね(笑)。話変わりますけど、今は曲作ったりしてるの?
傳田真央:してますねぇ。
--何曲ぐらい曲上がってきてる?
傳田真央:あの、今はアルバム用とかシングル用とか考えないで、とりあえず、下りてきたものを形に出しておくっていう感じで。でも、いっぱい出してる感じなんですよ。チャネリングで曲を出してるっていうか。
--凄い(笑)。
傳田真央:(笑)
--チャネリングアーティスト。
傳田真央:(笑)。時間のあるときはそういう作り方したいなと思って。
--詞の内容とかって、やっぱり昔と比べて変わってきてる?
傳田真央:変わりましたね。あの、3月27日くらいに出るGTSのアルバムに参加させてもらって、
--おめでとうございます。
傳田真央:ありがとうございます。1曲フューチャリングさせてもらったんですけど、それで久しぶりに詞を書いて、
--新曲ですか?
傳田真央:新曲。GTSの曲に真央が詞を書いてて、なんかそれも頭でとか考えないで、こんな言葉が欲しいなぁ~って、ふわっとした感じでサラサラ書いてたんですけど、やっぱ、テーマは「ラブ」だなって思った曲だったんだけど、ハウスだったし何か大きい感じで。でも、そのLOVEっていう範囲がすごく広がって、もっと人間人類の愛とか宇宙と私っていうつながりの愛とか、そういう、今までの詞のLOVEっていうのと視点が変わったLOVEを書いたなぁと思って。自然にやっただけなんだけど。今そういう時期みたいで(笑)。
--GTSとはどういうキッカケで?
傳田真央:なんか、他のアーティストのライブとかであったりとか、キャンペーン中にすれ違ったりとかしてて。
--ちょこちょこ見かけたりはしてたんだ。
傳田真央:面識はあって。で、今回たまたまやるキッカケが出来て。真央、ハウスも結構好きなので、クラブとか行く割合は、ハウスの方が断然多いぐらいな感じだから、その辺でも話しが合って。2丁目の話なんかも盛り上がったりして(笑)。
--なるほど(笑)。
傳田真央:GTSさんの方も真央の歌を分析してもらって、声のおいしいところ歌えたし、なんか、自然な感じでやれましたね。
--今年は結構色々コラボレーションじゃないですけど、多くなりそうだね、そういうの。
傳田真央:うん、そう。遊びのレベルから色々したいなと思ってて、友達のアーティストと遊びで作ったりし始めてるんですけど、なんかその延長上でしばらく経ったら、仕事にもつなげて、世にも出せたらおもしろいなぁって思ってるんです。
--傳田真央フレンズが広がりつつあって。最終的にはアルバム一枚出すぞくらいの。
傳田真央:いいですね。
--(笑)
傳田真央:事務所の方々がドキドキするんじゃないかなぁって(笑)。
--でも、そういう歌ってる人自らが動いていく感じっていうのは面白いんじゃない?与えられるモノっていうより、掴んでいく感じの方が。
傳田真央:そうなんですよね。ホントパッと単純に、こういうの楽しそうだからやりたいなっていう所から始めたら、作品としてすごく良いものが出来る近道だと思うし、そういう過程が、そういうプロセスを楽しみたいなっていう感じ。
--今後の傳田真央は期待大ですね。急になんか変化したよね。周りというか、本人というか。
傳田真央:そうなんですよ。すごく転機な感じで。なんなのかな?逆に力が抜けて、変化したっていう感じがすごくあるんですけど、頑張んない方がいいかも?っていうか(笑)、変な言い方だけど、諦めついて、なんかそしたら、自分の中の元々あった、本当は知っていたエネルギーが解放されていっぱい出せるようになってきて、そしたら自然と色んな人とどんどん出会ったり、ものの見方がすごく自然に・・・クリアに見えるようになってきたり、自分に合うものは何かな?っていう疑問がクリアになってきて、それで、最近はそれを具体化する作業をすればいいっていう感じになってきて、今凄くいい時期なんです。
--素晴らしいですね。
傳田真央:ありがとうございます。
--じゃあ、その辺の成長した傳田真央をライブで感じたいと思うんですけど、これから始まるライブへの意気込みを。
傳田真央:意気込みですね。そうだなぁ、うーん・・・チャラチャラやりたいです(笑)。今日は(笑)。
--(笑)。友達もいるし。
傳田真央:そうですね、今日は歌メインの、歌にぐっとパワーを込めたライブの日なので、真央自身もどうなるかわからないけれど、チャラチャラ楽しみたいと思います。
--僕もチャラチャラ楽しませてもらいます(笑)。
Interviewer&Photo:平賀哲雄
関連商品