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SPRING FRESHNESS~フレッシュな才能たちによる今春注目の来日公演をピックアップ

“特集

 いよいよ3月後半に突入し、少しずつ春の足音が聞こえてくる季節に。【ビルボードライブ】には、そんな時期にピッタリなフレッシュな才能が続々と登場。最新作が自身初の全英1位を獲得したSSW=マイケル・キワヌーカ、プリンスやマイケルが認めた天性の歌声を持つジュディス・ヒルから初来日を果たす新鋭L.A.サラーミやユセフ・カマールまで、これからの音楽シーンをさらに盛り上げてくれそうな選り抜きのアクトたちの公演をお見逃しなく!

MICHAEL KIWANUKA
マイケル・キワヌーカ



UKの未来を担う実力派シンガーソングライター

 活動初期からカーティス・メイフィールドやテリー・キャリアー等と比較されるアーシーでメッセージ性の強い音楽で注目を集めたマイケル・キワヌーカ。全英チャート初登場4位を記録した衝撃のデビュー作『ホ―ム・アゲイン』から4年、2016年の2ndアルバム『Love & Hate』では、持ち前のSSWとしての魅力に、デンジャー・マウスらをプロデューサーに迎えたモダンで折衷的なサウンドを融合。英国最高峰の音楽賞【マーキュリー賞】にレディオヘッドやデヴィッド・ボウイと並んでノミネートされるなど高い評価を得たのみならず、自身初の全英1位も獲得し、注目が集まる中での待望の来日公演。この機会をぜひ見逃さないで欲しい。

■関連記事:マイケル・キワヌーカ来日記念特集~英国を代表するシンガーソングライターへと成長した奇才とUK音楽の現在


来日公演情報

ビルボードライブ東京:2017/4/11(火)
1stステージ開場17:30 開演19:00 / 2ndステージ開場20:45 開演21:30
>>公演詳細はこちら




▲ 「Black Man In A White World」



L.A. SALAMI
L.A.サラーミ



“ポストモダン・ブルース”を提唱する期待の新星

 ナイジェリアにルーツを持ち、2012年にリアン・ラ・ハヴァスのオープニング・アクトに抜擢。その音楽性や洗練された佇まいはいち早く注目を集め、2014年にはジェイク・バグやジェイムス・ベイもフィーチャーされたUKの登竜門的ショーケース「バーバリー・アコースティック」に選出、アルバム・デビュー前にして話題の新人の仲間入りを果たす。そして、2016年、待望のデビュー・アルバム『Dancing With Bad Grammar』を、キティー・デイジー&ルイスらを擁する<Sunday Best>からリリース。時代に流されない、クラシックな気風に溢れた彼のユニークなライブを、いち早く体験する注目のステージ。


来日公演情報

ビルボードライブ東京:2017/4/19(水)
1stステージ開場17:30 開演19:00 / 2ndステージ開場20:45 開演21:30
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▲ 「The City Nowadays」



YUSSEF KAMAAL
ユセフ・カマール



G・ピーターソンを魅了したジャズ×クラブ・ミュージックの最先端ユニット

 DJ/プロデューサーとしてもキャリアを持つカマール・ウィリアムス(a.k.a. ヘンリー・ウー)と、盟友ドラマーでUnited Vibrations等で活動するユセフ・デイズによってロンドンで結成。2016年末に<Brownswood>からリリースされたデビュー作『BlackFocus』は、ローズ・ピアノの音色に象徴される70年代ジャズ・ファンクからの影響を、現代的でブラック・フィール溢れるリズム&ビートで昇華したボーダーレスな音楽性で、早耳なリスナーを中心に話題を拡げている。ロバート・グラスパーやカマシ・ワシントンなどの躍動で迎えたジャズ新時代の期待のユニットのフレッシュな魅力と真価を、ライブの現場で体感して欲しい。

ユセフ・カマール 初来日記念特集~ジャズxクラブ・ミュージックの最先端をゆく注目デュオ


来日公演情報

ビルボードライブ東京:2017/4/24(月)
1stステージ開場17:30 開演19:00 / 2ndステージ開場20:45 開演21:30
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ビルボードライブ大阪:2017/4/26(水)
1stステージ開場17:30 開演18:30 / 2ndステージ開場20:30 開演21:30
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▲ 「Calligraphy」



JUDITH HILL
ジュディス・ヒル



プリンス、そしてマイケル・ジャクソンが認めた日系ディーヴァ

 自身の活動のかたわら、コーラス歌手としてそのキャリアを構築したジュディス・ヒル。惜しくも実現とならなかったマイケル・ジャクソンのツアー・ドキュメンタリー『THIS IS IT』(2009年)や、『バックコーラスの歌姫たち』(2013年)といった映画への出演で一躍注目を集める。2015年には、その才能に惚れ込んだプリンスのプロデュースのもと、デビュー・アルバム『BACK IN TIME』をリリース、自身の世界観を提示するとともに、そのキャリアの歩を進めた。“音楽の神々”をも魅了してきたその歌唱は、ソウルやファンクだけでなく、R&Bやジャズ・ヴォーカルのファンにとっても見逃せない。まさに真の実力者と言える逸材のステージに期待したい。


来日公演情報

ビルボードライブ大阪:2017/5/2(火)
1stステージ開場17:30 開演18:30 / 2ndステージ開場20:30 開演21:30
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ビルボードライブ東京:2017/5/4(木・祝)~5(金・祝)
1stステージ開場15:30 開演16:30 / 2ndステージ開場18:30 開演19:30
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▲ 「Cry, Cry, Cry」



DEVENDRA BANHART
デヴェンドラ・バンハート



USオルタナティブ・フォークの奇才

 2000年代初頭、スワンズのマイケル・ジラやジョアンナ・ニューサム、アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズといったアーティストとの関わりの中で頭角を表わすと、2005年に名盤『クリップル・クロウ』をリリース。以降も、浮遊感をまとった歌とギターを中心とした柔らかなサイケデリック・サウンドをベースに、自身の音楽性を独自の方向に深化させてきた。2013年にはUSの名門レーベル、<ノンサッチ>に移籍。2016年には、同レーベルから2作目となる『エイプ・イン・ピンク・マーブル』をリリース、ブラック・ミュージック等、より多様な影響と拡がりを感じさせる作品となった。今回は、バンド編成では久々となる来日公演となる。

■関連記事:デヴェンドラ・バンハート 日本愛溢れるプレイリスト&来日インタビュー


来日公演情報

ビルボードライブ大阪:2017/5/8(月)
1stステージ開場17:30 開演18:30 / 2ndステージ開場20:30 開演21:30
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ビルボードライブ東京:2017/5/10(水)
1stステージ開場17:30 開演19:00 / 2ndステージ開場20:45 開演21:30
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▲ 「Saturday Night」



WOUTER HAMEL
ウーター・ヘメル



LUCKY TAPESとのコラボも話題のオランダの逸材

 シルキーな歌声で聴くものを虜にするオランダのSSW、ウーター・ヘメル。名プロデューサー、ベニー・シングスに見いだされ、2007年に『へメル』でアルバム・デビューすると同時に、「ミスター・ジェントル・ヴォイス」、「新世代のフランク・シナトラ」、「シルクの声を持つジャズ界のプリンス」と評される。2017年4月5日には、日本先行リリースの最新アルバム『アモリー』を発表。ママズ・ガンのアンディ・プラッツが共同プロデュースする他、日本盤ボーナス・トラックとしてLUCKY TAPESとのコラボレーション曲も収録。これまで以上にキャッチー&グルーヴィーな作品を携えた新境地の日本ツアー、そのジャンルレスなポップスが輝く一夜。



来日公演情報

ビルボードライブ大阪:2017/5/30(火)
1stステージ開場17:30 開演18:30 / 2ndステージ開場20:30 開演21:30
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ビルボードライブ東京:2017/6/1(木)
1stステージ開場17:30 開演19:00 / 2ndステージ開場20:45 開演21:30
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▲ 「Noam」

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