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BOOM BOOM SATELLITES『19972016』インタビュー
川島くんと最後のレコーディングでしていたやり取りというのは、川島くんの一人暮らしの部屋で一緒にデモテープを作っていた頃と、感覚として変わらない。
BOOM BOOM SATELLITESが駆け抜けた19年間=青春。ベスト盤『19972016』に込めた想い、完結を飾った『LAY YOUR HANDS ON ME』制作秘話、川島道行はどんなミュージシャンだったのか、中野雅之はどこへ向かうのか、直接話を伺った。音楽に人生のすべてを費やした2人のかけがえのない19年間、ぜひご覧頂きたい。
「神懸かってるな」と思いました。やっぱり面白い人だなって。
--BOOM BOOM SATELLITES名義としては最後のインタビューになると思うのですが、まず今回リリースされるベストアルバム『19972016』がどのような経緯で完成に至ったのか教えてください。
BOOM BOOM SATELLITES BEST ALBUM『19972016』SPOT
--BOOM BOOM SATELLITESの歴史を遡っていく作業でもあったと思うのですが、どんな感慨を持たれたりしましたか?
中野雅之:「よく頑張ってるな」って(笑)。あとは、あんまり古くなってなかった。新しいとか古いとか意識しないで聴けるようにマスタリングはしたんですけど、元々のマスターを聴いた段階でも全然「古い音楽だなぁ」とは思わなくて。それだけすごく気を遣って作っていたんだと思います。刹那的なシーンにいるので、その中でちゃんと残っていくものを作っていけるかどうか……というのはテーマにしていたから。それに『TO THE LOVELESS』(2010年リリースの7thアルバム)以降はトレンディなものとは線を引いていたので、古くなりようがなかった。--19年間、様々な状況や想いから生み出してきた楽曲群になる訳ですが、一貫性みたいなものも感じることは出来ました?
中野雅之:一貫性は感じましたね。インストのブレイクビーツがあったり、バラードがあったり、音楽の縦割りのジャンルで言うと結構幅はあるんですよ。でもやっぱり「同じ人間が作っている音楽だな」って感じられる。……やっぱり音って何かを宿すんじゃないかな。そんな気がする。ブレイクビーツとかだと豊かな和声はない訳ですよ。で、感情的な、心の動きというのは、コードとかハーモニーとかメロディーで感受させるのが一般的だけど……それ以外にもあるんじゃないのかなって。あんまりハッキリとした理屈はないんですけど、そうじゃないと説明つかないことがある。--簡単に言うと、意思とか想いみたいなもの?
中野雅之:そうですね。念みたいなもの。乱暴な言い方しか出来ないですけど、そういうものが宿るんじゃないかなって。初期とかだとサンプラーとDATで出来てるマスターだったりするんだけど、自分で手を動かして、自分の手でマスターを創るということは一貫してやってきてるんで「自分の手垢がついている」という言い方も出来る。他にも「意思が乗ってる」とかいろんな言い方が出来ると思うんですけど、少なくとも分業制で何かをやってないので。全部、内製志向で出来ている。なので“想いが乗る”とかは比較的起きやすいシチュエーションではあって。--また、川島さん(川島道行/vo,g)の描いてきた詞世界と歌声が、BOOM BOOM SATELLITESの19年間をひとつの長編映画のように感じさせている部分もありますよね。
中野雅之:うん。とてもドラマティックな人生だったと思うので。……今となってはですけど、問題を抱えている体を持っている訳ですよ。長い時間。それによって育まれる考え方だったり、生きる姿勢だったりはあったと思う。ま、なかったらなかったで「どんな人生を過ごしたんだろうな?」っていうのも興味はありますけど、こうやって川島くんの人生が終わって「今まで何をして過ごしてきたのか」振り返ると、そういう運命とか宿命だったんだなって納得がいくことが多い。あんまり可哀想とかは思わないです。自分の体と自分の人生を全うしたんだとすごく感じます。--BOOM BOOM SATELLITESの19年間をひとつの作品として捉えたとき、そうした川島さんの人生もあり、最後に『LAY YOUR HANDS ON ME』という表現で完結してみせたこのプロジェクトは、他に類を見ない作品になったと感じます。中野さんはどう思われますか?
BOOM BOOM SATELLITES 『LAY YOUR HANDS ON ME』Short Ver.
--『LAY YOUR HANDS ON ME』という表現で完結させたい想いは、中野さんの中にも強くあったんでしょうか?
中野雅之:『LAY YOUR HANDS ON ME』はすごく大慌てで創っていて。それは残された時間が少なかったから。そこで「どういう音楽にするか」考えたとき、自然とああいう形になりました。あのハードな状況の中で、やっぱり「希望が欲しい」っていうことと、受け入れたり「肯定的な姿勢でいたい」とか……いろんな願いがあって。僕がそれを川島くんに示してあげないといけなかったんですよね。自分の状況を自分で判断して自分で舵取りを正確にしていける状態じゃなかったんで。なので、僕が提案して、川島くんは無心というか、無意識で乗っかってくる感じだった。信頼してくれていたと思うんですけど、もうあんまり頭が回ってはいなかったから。--そうした状態の川島さんから『LAY YOUR HANDS ON ME』のあの歌詞を提出されたときは、どんな気持ちになりました?
中野雅之:実は歌詞全体が出来上がるまでには物凄い時間を要したんですけど、あの「LAY YOUR HANDS ON ME」という歌い出しのフレーズは、いちばん最初に出てきてフィックスしていて。やっぱり感動しました。それは…………「そうなんだなぁ」と思ったし、やっぱりトドメ刺してくるなって。仮のメロディーがあったところに「歌詞をつけよう」となって、すぐ「LAY YOUR HANDS ON ME」というフレーズになったときは、ちょっと興奮しました。「まだ川島くんは出来るんだな」と思って……ま、そこからが大変だったんですけど。例えば、自分で帰りの支度とかも出来なくなっていたんで、何もかもが難しくなってたんです。だからリリックの書き直しとか「ここはok。ここもフィックス。この一行だけ書き直そう」と伝えるんですけど、次の日来ると全部書き換えてきちゃってて「川島くん、ここにしるし付けたじゃん」ってなる。それですごく苦しい作業を連日していたんですけど……よくやりきったなって思います。そんな状態なのにあんなにクリアーな方向性をバーン!と出してきたのは、ちょっと「神懸かってるな」と思いました。やっぱり面白い人だなって。- 川島くんが言うように「憂えている暇はない」から手を動かし続ける
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リリース情報
19972016
- 2017/03/01
- 初回生産限定盤[SRCL-9211/5(CD+Blu-ray)]
- 定価:\ 7,200円(tax in.)
- 詳細・購入はこちらから>>
- 通常盤の詳細・購入はこちらから>>
関連リンク
Interviewer:平賀哲雄
川島くんが言うように「憂えている暇はない」から手を動かし続ける
--今、川島さんの音楽人生を振り返るとどんなミュージシャンだったと思いますか?
中野雅之:どんなミュージシャンだったか一言で言うのは無理があるんですけど……まだ僕は今でも考えてます。川島くんがどんな人だったか。掴みきれてない部分が多々あって。僕と過ごした時間は、大体26,7年ぐらいかな。その中でもかなり「別人なんじゃないか?」と思うぐらい変化をしてきた。どんどん変わっていって、その変わっていく要因としてはこのバンドがあったり、僕の存在があったり、家族の存在があったりしたと思うんだけど。で、時間が経てば経つほど絆は深まっていくし、最初の“同級生”っていうだけでバンドを始めたときの川島くんと僕との関係と、最後の寝たきりになっちゃって動けなくなった川島くんと僕との関係があって、そのあいだもあって……「こんな縁もあるんだなぁ」って思うぐらい、川島くんとの別れがこんな形になるとは全く想像もしなかったし。で、どんな人かっていう話になると、優しくて、繊細な人だと思うんです。女々しい部分もあるし、でも頑固な一面もあって、揺るがないもの、絶対に譲らないものがある。言葉に生きた人だと思うし、でもボーカリストっていう自覚を持ったのは最近だし。それなしで歌っていた人だからめちゃめちゃ変な人なんですよ。--ボーカリストという自覚を持たずに歌い続けるってどういう感覚なんですかね?
中野雅之:「天然」と言うのは乱暴な言葉での片付け方じゃないですか。でもそういう風に言わないと説明がつかないところもあって。でも多分コンプレックスとかもあるんですよ、自分がボーカリスト思考ではないことに。でもデヴィッド・ボウイとか好きなんです。物凄くナルシズムというもので出来上がっていて、それでしか表現できないものがある人を好きでありながら、川島くんはその真逆なんで。自分が格好良いなんて、格好良い自分を見てほしいなんていう感覚とは、全く真逆の人。そんな人だから書けた詞があると思うし……僕もまだ研究中です。いろいろ振り返ってみて、こういう残された音楽の中から紐解けることもあれば、僕とのやり取りの中で行われた会話から紐解けることもあるし。ま、エピソードには事欠かないんで。デカい、巨漢のサラリーマンに俺が絡まれたことがあって、揉み合いになってるところに川島くんが割って入って、助けられたことがあるんですよ。大学生のときですけど、それまで知らない川島くんだったんですよね。--そんな川島さんもいたんですね。
中野雅之:といった話は出来るんですけど、読者の皆さんに川島くんのことを説明するのは難しいですね。--アルバム『SHINE LIKE A BILLION SUNS』時のインタビュー(http://bit.ly/1CCmjMm)で「川島さんを「こういうミュージシャンだ」と分かってしまったら、ブンブンサテライツの音楽は止まるかもしれない?」と中野さんに聞いたら、「有り得ますよね、それは。「あ、分かっててそれやってるんでしょ?」みたいな、手癖で音楽が作れるみたいなところが見えちゃった時点で、僕は興味を失っちゃうと思うんです」と仰っていて。「ということは、分からない限り続いていくということですよね」と言ったら「じゃあ、ずーっと分からないフリしなきゃ」って川島さんと笑ってたんですよ。
BOOM BOOM SATELLITES 『A HUNDRED SUNS』
--そういう意味では、川島さんは「分かった」と思わせないままミュージシャン人生を駆け抜けていったのかなって。
中野雅之:なんか分かられないように生きてたみたい(笑)。--本人はそんなつもりなかったでしょうけどね(笑)。
中野雅之:でも実際、本当に不思議ですよ。生死を彷徨うような状態で、髪の毛も抜け落ちちゃって、カツラと帽子でライブをやってのけたことがあったんですよ。こっちはヒヤヒヤですよね。放射線治療をしていたので「そんな状態で出来るのかな? 頑張れるのかな? 体調に変化とかないのかな?」って。ちょくちょくそういうことがある訳で、それを川島くんはしれっとやってのける。すごくツラい想いとかしているはずなんだけど、そういうことに対して不平不満とか言わなくて。普通のアーティストだったら、周りに「やりたくない」とか「つかれた」とか愚痴ばっかり言ってると思うんですよ。--それが普通ですよね。
中野雅之:普通だと思います。でも川島くんは自らのケツを叩いて頑張る。しかもそれが1回や2回じゃないから。--川島さんにインタビューをさせて頂いてきた中で、いちばん印象に残っている言葉があって、それは「憂えている暇はない」。CDが売れなくなっていく流れに対しての答えだったんですけど、今の中野さんとの話もリンクする、実に川島さんらしい言葉だったんだなと今思います。そんな川島さんと共に活動してきたBOOM BOOM SATELLITESですが、時代とはどう向き合ってきたと思いますか?
BOOM BOOM SATELLITES 『PUSH EJECT-Full ver.-』
--そういう意味では、時代に翻弄されていない(笑)。
中野雅之:「これからどうなっていくんだろう?」という部分では、期待も不安もありますけどね。僕はずっと同じメーカーで、メジャーで活動させてもらっていて、そこから自ら全然違うシステムの中でやろうとするのは、相当勇気が要ると思うんです。自分がクラウドファンディングで「アルバムを作りますので、皆さんでお金を出してください」とやったとしても、上手くいけば「面白い」と言えるけど、上手くいかなきゃ「つまんない」ってなるだろうし、そもそもクラウドファンディングで500万円集まったから成功なのか、5億円集まったから成功なのか、ハッキリ言って分からないじゃないですか。でも今は制作環境を手に入れること自体も自己責任の時代になってる。昔はアルバム1枚に数千万円かけてるアーティストなんてゴロゴロいて、5000万円かけてもそれが宣伝文句にならないぐらい珍しくなかった。そうすると制作環境は当然良くなる。ま、必要ないところにお金を使ったりもしてたと思うんですけど。「ケータリングが凄い」とかね(笑)。それがどんどんどんどんミニマムな形になってきて、正直言ってこれからどうなるのかはよく分かんない。でもクリエイティヴが自分の中にあれば。川島くんが言うように「憂えている暇はない」から手を動かし続けるっていう。--今後「こういう音楽をやっていきたい」とか「こういう活動をしていきたい」といったヴィジョンはあるんですか?
中野雅之:……どうでしょうね?--BOOM BOOM SATELLITESに全てを費やしてきた人生だったじゃないですか。そんな中野さんがどういう思考回路でこれからどこへ向かっていくのか、とても気になります。
中野雅之:「ゆっくり考えたい」と言いたいところなんですけど、この年齢でゆっくり考えると「気付いたら3年経ってました」ってなりそうだから、やっぱりすぐ行動しなきゃいけないんだろうなとは思ってます。「1年間、南の島にいました」とかは多分……俺がやっちゃいけないことなんだろうなって(笑)。リリース情報
19972016
- 2017/03/01
- 初回生産限定盤[SRCL-9211/5(CD+Blu-ray)]
- 定価:\ 7,200円(tax in.)
- 詳細・購入はこちらから>>
- 通常盤の詳細・購入はこちらから>>
関連リンク
Interviewer:平賀哲雄
このベスト盤を川島くんにも喜んでもらえるような形で残すこと
--中野さん、そもそも1年間も南の島にいたいと思います?
中野雅之:うーん……1ヶ月なら。(スタッフに向かって)俺がハワイにお家を買っちゃって、70、80までぼけーっと暮らすとかあると思う?スタッフ:中野さんはないんじゃないですか。
中野雅之:じゃあ、わざわざ苦しい想いをする為に日本に帰ってきて、また音楽とかやっちゃったりする?一同:(笑)
スタッフ:作りたくなっちゃうんじゃない?
中野雅之:じゃあ、1ヶ月だな。--では、まずは南の国へ1ヶ月(笑)。
中野雅之:具体的なヴィジョンはないんですよね。--BOOM BOOM SATELLITESで活動してきた19年間は、常にヴィジョンがあった?
中野雅之:そうですね。アルバムがひとつ出来上がったときにはもう「次はこうしよう」って始まってるんですよ。僕たちのパターンだと、アルバムを引っ提げたツアーが終わる頃には次のイメージというか、基盤は大体出来てる。--では、絶え間なく「次はこうしよう」というヴィジョンがあったんですね。
BOOM BOOM SATELLITES 『UNDERTAKER-Full ver.-』
--BOOM BOOM SATELLITESの19年間は、どんな日々だったなと思いますか?
中野雅之:一言で言うと、青春。「バンドをやる」っていう子供っぽいところから始まって、そこから音楽に対して高いモチベーションがあったんですよ。川島くんと音楽を作り始めてからずっと。その青春の延長線上にこのバンドがあって、それが続いちゃった。「青春は続くのか」それが自分でもいちばん意外でした。それも惰性とかじゃなくて、常に高い欲求と共に続けている。ということに驚いたりもしていたんですけど、それが今終わった訳で……もちろん寂しい。いろんな人生があるでしょうから、サラリーマンで結婚していて子供もいて、でも全然青春だったりする人もいるかもしれないけど(笑)、バンドをやるっていうこと自体が「若い世代が勢いをもってやること」だとして。で、格好つけて、粋がって……というものだとして。ま、見た目だけどんどん老けていくけど、川島くんと最後のレコーディングでしていたやり取りというのは、川島くんの一人暮らしの部屋で一緒にデモテープを作っていた頃と、感覚として変わらない。本当にそう思う。--なるほど。
中野雅之:友達と音楽を作るのは楽しい。真剣に良いものを作ろうとするから苦痛も伴うし、忍耐力が必要だったり、考え抜く思考力も必要だったりするけど、そういうところは最後まで変わらなかった。僕は他にも何組かプロデュースみたいなものを手掛けましたけど、一緒に考えて答えを見つけながら進む作業自体はそこでもあるんです。ソレを楽しんでやってるし、冒険も出来てると思うんだけど、川島くんとのソレはちょっと別というか、青春の延長線上にあるものだった。--その青春から生み出されたBOOM BOOM SATELLITESの音楽は、シーンにどんな影響を与えたと思いますか?
中野雅之:そういうのがあったら逆に教えてほしい(笑)。なので、どんな影響を与えてきたのかは分からないけど、でも誇れる生き方と活動をしてきたとは思う。後ろめたいことも恥ずかしいことも一切ない。--BOOM BOOM SATELLITESが終わってしまった寂しさはあると仰っていましたが、BOOM BOOM SATELLITESを完成させられた喜びみたいなものはなかったんですか?
中野雅之:あぁ……それは考えたことがなかった。完成させた……なるほど。そう思ってもいいかもしれないですね。やりきった訳だから。--もちろんBOOM BOOM SATELLITESが続いてほしい想いはありましたけど、昨年『LAY YOUR HANDS ON ME』を聴いて、その続きをエゴイスティックに求める感覚にはなれなかったというか、あの表現で終わることに納得できた。そのときに「BOOM BOOM SATELLITESは完成したんだな」と。
BOOM BOOM SATELLITES 『STARS AND CLOUDS』 ティザー映像
--そのBOOM BOOM SATELLITESのベストアルバム『19972016』が、リスナーにとってどんな作品になってほしいと思いますか?
中野雅之:それぞれの想いをもって隣に置いておいてもらえたら。このバンドに対していろんな想いを持っている人たちがいると思うんですけど……そばに置いておいてくれればいい。今はCDというもの、パッケージの存在感ってすごく微妙なものじゃないですか。そんな中でこれは単純に僕たちの、最後のプロダクツ。なので、存在価値としては別にコレクターズアイテムでも何でもいい。そのモノ自体を愛でてくれたらいいな。多分、そういうことの本当に最後の最後の時代になってると思うし、でもそれは新しいことが始まるということだからあんまりネガティブに捉えず、これはこれとして隣に置いておいてもらえたら嬉しいです。Interviewer:平賀哲雄
リリース情報
19972016
- 2017/03/01
- 初回生産限定盤[SRCL-9211/5(CD+Blu-ray)]
- 定価:\ 7,200円(tax in.)
- 詳細・購入はこちらから>>
- 通常盤の詳細・購入はこちらから>>
関連リンク
Interviewer:平賀哲雄
19972007 -Remastered-
2017/03/01 RELEASE
SRCL-9216/7 ¥ 3,666(税込)
Disc01
- 01.KICK IT OUT
- 02.WHAT GOES ROUND COMES AROUND
- 03.LOOKING GLASS
- 04.PILL
- 05.MORNING AFTER
- 06.LIGHT MY FIRE
- 07.LET IT ALL COME DOWN
- 08.40-FORTY-
- 09.GIRL
- 10.MOMENT I COUNT
- 11.ON THE PAINTED DESERT
- 12.INTERGALACTIC
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