Billboard JAPAN


Special

SuG 『Lollipop Kingdom』インタビュー

SuG  『Lollipop Kingdom』 インタビュー

 ヴィジュアル系シーンの“異端”SuGが、4月15日に開催されたイベントでやってくれた。ももいろクローバーZとの対バン(クリープハイプも参戦)で、彼女たちの『労働讃歌』をコピー。アウェー感を一蹴したことで、サイリウムを手にした無数の腕がガンガン振り上がる。交わらないと思われたV系ファンとアイドルファンが凄まじい一体感を生むという、ミラクルを起こした。

 今回の武瑠(vo)2ndインタビュー(1stはこちら )は、そのイベントの5日前に実施したものということもあり、奇しくも何故SuGが前述のようなミラクルを起こせたのか、納得できる内容になっている。アイドルや大槻ケンヂ、毛皮のマリーズ、L'Arc~en~Cielなどの話も交えながら武瑠の思想や価値観を改めて掘り下げつつ、最高傑作と言い切れるニューアルバム『Lollipop Kingdom』をどのような構想をもってして生み出したのか。ガッツリ語ってもらった。

ももクロZとの対バン~アイドルとの戦い方

--4月15日にももいろクローバーZと対バン。驚いたんですが、これはSuGにとって気合いの入る組み合わせだとも思いました。

武瑠:9割ぐらいももクロZのお客さんだと思うんですけど、その中でライブができるのは嬉しい。ただ、SuGって1曲では理解しづらいバンドだと思うので、短い時間の中でどんなセットリストを組むのか悩んでます。あと、1曲ぐらいは変なことしたいなって(笑)。

--ももクロZのアクロバティックなパフォーマンスだったり、選挙カーで東京中を走り回るキャンペーンだったり、ザ・ゴー!チームのイアン・パートンが曲を手掛けたり、そういう前代未聞の感じって、武瑠さんのアンテナに引っ掛かるところですよね、きっと。

武瑠:そうですね。正当なアイドルじゃないし、明らかにズレをわざわざ楽しんでいる。それは大人がニヤリとしながら遊んでいるところだと思うんですけど、共通しているところはあるかもしれない。元々ちょっと変な存在だとは思ってましたけど、『労働讃歌』なんて明らかにおかしいじゃないですか。PV観ても面白いし、歌詞は大槻ケンヂさんが書いてるし。で、俺、大槻ケンヂさんのこと大好きで。

--それは反応しちゃいますね。

武瑠:活動形態として自分の参考になったうちの1人なんです。曲もやって、バンドもやって、小説も書いてっていう。小説『グミ・チョコレート・パイン』がすごく好きで。あと『リンダリンダラバーソール』とか、あの人の半自伝小説みたいなもので勉強してきたところもあって。自分がロックを知りたての高校生のとき、好んでいたルーツのひとりが歌詞を書いているというのも、『労働讃歌』が引っ掛かるポイントとしては大きかったですね。

--ズルいなと思う?

武瑠:思いますけど、あの規模だからできることだと思うんで。発想を形にできる力が大きい。まぁでも彼女たちもいきなり今の状態になった訳じゃないし、ひたすら地方でイベントとかもやりまくってきたんですよね? 週末ヒロインとしての活動を一貫してきた。そこがあるから余計に面白いんですよね。

--昨今のアイドルシーン自体は、武瑠さんの目にどんな風に映っているんでしょう? 音楽シーン全体における大きなシェアを握っている訳ですが。

武瑠:そんなに興味はないんですけど、曲自体には反応しちゃいますね。AKB48の言葉のキャッチーさは恐ろしいなって、純粋にそう思います。だから作詞家としての部分も含め、秋元康さんのプロデュース能力は本当に凄いなって。それはアイドルだから云々ではなく、単純にあのチームとしての構造が素晴らしい。ただ適当にやらせている訳ではなくて、すべてをちゃんと理由立ててあるんで。そういう意味では、アイドルも好きですよ。ただ、その中の人間関係とかはあんまり興味ないです。で、そこに興味がないと言うことに対して、怒る人が一番嫌いです。

--(笑)

武瑠:それは超ウザイ(笑)。なんで押しつけてくるのかわかんない。好きなところだけ好きでいいんじゃないかなって。

--ただ、そういう人も多く出てくるほど、アイドル勢はバンド勢に対してシェアを広めています。AKB48をはじめ、エンターテインメントとしてかなりセンセーショナルなことをやってきた結果だと思うんですが、武瑠さんは負けじと仕掛けていきたいタイプですよね。

武瑠:そうですね。ただ、いつも意識しているのは“自分たちで作っている”ということで。そこがなかったら、アイドルとかジャニーズの方とかに勝ち目ないと思うんですよ。だって、幼い頃からいろんな教育を受けて育っているし、演技力が素晴らしい人たちが集まっている訳だし、いろんな見せ方のプロだし、そもそもがクラスで一番目立つような人たち。そこにどう立ち向かうかって言ったら、バンドやってる人なんて基本的には欠陥人間しかいないと思うんで、その隙間から出ていくもので何かを作って勝負していくしかない。

--なるほど。

武瑠:勘違いされている方が「SuGはアイドルみたいだ」とか「ジャニーズに行けよ」とか言うんですけど、それはお門違い、かつ失礼な話で。そんな簡単に行けないぞと(笑)。「あの人たち、めちゃくちゃすげーぞ」ってことをまず理解した方がいいと思う。そこと勝負するには、自分たちで面白いことを考えて、自分たちで実践していくしかない。それを続けていくことで隙が生じるのを信じてるし、オールインワンで出来るということは大きな可能性を持っていると思うので、自分で作って自分で体現していく。その意味を見失わないようにはしたい。ただ曲を作って、ただ演奏するのは、もう違う。それがロックだと思っている人もいるけど、「これがロックだ」って固まってきた時点でそれはもうロックではないから。ドキドキさせなきゃいけないし、ちゃんと裏切っていかないとダメだなって思います。

--だから、毛皮のマリーズも好きなんですね。

武瑠:めちゃくちゃからかっている感じが好きですね。本気でからかっているというか。で、どこか臆病だけど、すごくクレバーで、情熱をいろんな形で放出していく。そもそも、ちょっと放っておいたら壊れちゃいそうな感じの人が好きなんですよ。志磨(遼平)くんにもそれは感じていたので。

NEXT PAGE
  1. < Prev
  2. SuGがL'Arc~en~Cielさんと同じことをやっても
  3. Next >
SuGがL'Arc~en~Cielさんと同じことをやっても

--そこに自分を重ねたりもするんですか?

武瑠:それはあると思います。自分もちょっと気を抜くとやり過ぎちゃうというか。共感が全く得られないぐらいやり過ぎちゃおうとするときもあるんで、感覚だけで行っちゃうと。それは本当に永遠のテーマ。結局、自分がやりたいことだけやるんだったら1人でやった方がいいけど、全く理解できないものを作っても人はドキドキもしないと思うんで。

--話を戻します。今、ヴィジュアル系シーンで今のアイドルシーンと同じぐらいセンセーショナルなことを自発的に仕掛けている存在って数は少ないですよね。そこにも僕は閉鎖的なものを感じてしまうんですが。

武瑠:実際に閉鎖的ではあると思います。良い言い方をすれば、伝統的。その中で、ファッションブランドをやって、ジャケットデザインと同期して作った服が着られるバンドなんていないと思うんで。あと、それに付随する小説を書いたり、PVを監督したり、すべてを連動させている人もなかなかいないので、物理的に「変わっている」と言われることをSuGはやっている。ただ、それを良いと言う人もいれば、悪いと言う人もいるんですけど、そもそもそこに興味のない人が多いんです。そこがヴィジュアル系を選んだことに対して一番のミスというか、計算違いだったんですよ。もっともっと変わったものが好きなシーンだと思っていたんで。そしたら意外にそんなことなかった。決められたフォーマットに添ったものの方が好まれたんですよね。

--でもSuGはそこに添っていく道は選びませんでした。

武瑠:分かり易いことばっかりやっていてもつまんないんで。例えば「この色彩感覚は日本人にはあんまりないし、特にヴィジュアル系だと受けづらい色だな」と分かりながらやっているときもあります。具体的に言うと、去年出した『Toy Soldier』っていう曲なんですけど、それを誰かがやらなかったら、永遠に同じ色ばかりが好まれるようになっていく。そうやって“敢えて”の方向へ進んでしまうところはあります。

--それって戦いですよね。大袈裟じゃなく。

武瑠:そんなに変化が求められているジャンルじゃないですからね。そこは本当に計算違いだったので、たくさん苦しむことはありました。なんでこうしないんですか? ああしないんですか? っていうことを言われ続けてきたんで。未だに「なんで服やるんですか? 小説書くんですか? そっちの方が好きなんですか?」って言われるけど、そういうレベルの話じゃないんですよ。頭の中にあるものを具現化するのにそれが必要だったっていうだけで。それを音楽と分けている時点で、「ダウンロード世代だな」とか思っちゃいますけどね。

--「閉鎖的」というのは、バンドシーンという枠組みで見ても当てはまりますよね。ただ、L'Arc~en~Cielの木村カエラを起用したコマーシャルや、あのアルバム『BUTTERFLY』リリースタイミングでの一連の流れは感慨深いものがありました。武瑠さんはいかがでしたか?

武瑠:あれは面白かったっすね! めちゃくちゃ面白かった! L'Arc~en~Cielさんは昔から連想ゲームみたいなPV集を作ったりとか、変わったことをたくさんやっていて。バンド像とはまた違ったところで面白いきっかけ作りとかしていて。あの規模であんなことやっている人たちはいないですよ。ただ、あのCMはL'Arc~en~Cielさんだからこそ出来る遊び方。知名度のない人たちがあれをやっても、何のこっちゃわかんないですからね。

--そうした外的な仕掛けにおいても普通のことをやっていても仕方ない感覚は強いですか?

武瑠:強いです。ただ、世の中に出ていくタイミングとか、数とか、パーセンテージを考えると、今はまだシングルとかの入口をキャッチーにしておいて、その中のアルバムとかでは変なことをやっている。そのスタイルが合っているのかなと。例えば、今のSuGがL'Arc~en~Cielさんと同じことをやっても、普通に木村カエラさんのCMだと思われて終わっちゃうんで。遊びとも思われないだろうし。それは危険だなと思うので、俺たちは俺たちの遊びをやる。

--その遊びのひとつとして、最新シングル『不完全Beautyfool Days』では、オリコンウィークリーチャート1位を獲ったらファンのホッペにチュー。2位か3位なら抱擁。4位か5位なら2ショットでのチェキ撮影会というマニフェストを掲げましたが、8位という結果でした。

武瑠:(笑)。そういうもんなんだろうなとしか……週が違ったらTOP5に入っていたらしんですけど、ランキングってそういうものだし。まぁもっと気にしなきゃいけないんですけど、そこだけ気にしても見えないものもあるし……本当に難しいですね。バンドを運営していくという意味では、スタッフを幸せにするという意味では上位に入らなきゃいけないけど、イチ個人としてはどうでもいいとも言える。ただ、L'Arc~en~Cielさんと一緒で「え? その位置なのにそんなことすんの?」っていう面白さは欲しいんですよ。今回のアルバム収録曲のPVもそうなんすけど、一応、TOP10には毎回入っている人たちがあんなPVを撮るのは珍しいと思うんですよね。

--そう思います。

武瑠:そのギャップの為に売れたいとは思っています。昔からそういうところがあって、高校生のときにいきなりテコンドーを始めたんですけど。

--面白いです(笑)。

武瑠:この見た目でテコンドーは面白いなと思って。そういうところはずっとあるんです。だから売れたい。

--そうした面白さの追求は、3月9日のSuGの日 制服コスプレ限定GIGでも感じました。めちゃくちゃなことやってましたね。

武瑠:ノリで行きすぎてあんまり憶えてないんです(笑)。SiMさんとギルガメッシュさんのコピーは面白かったですけど。SuGはシーケンス多めの曲が多かったりするんで、普段味わえないグルーヴ感に触れられるのは魅力的。ただ、TEEBRA(武瑠&yujiによるヒップホップユニット)に関しては、すごく適当なんで。リハも全然していないし、本当にヒドい!

--そのTEEBRA、Dragon Ash『Deep Impact』をコピーしつつ、湘南乃風も完コピ。終いには「また来年、湘南レゲエ音楽祭!」と叫んでいました。叩かれる気満々ですよね(笑)。

武瑠:昔、SuGじゃなくTEEBRAだけでイベント出たことあるんですよ。オリジナル曲を持っていって、あとはボイパとラップだけのネタみたいなのを5本ぐらいやって帰ってきたんですけど、すごい勇気だったなって。今思うと、よくアウェーでやったなって。めちゃくちゃ怒っている人、いましたもん! それを見ているのがめちゃくちゃ面白かったんですけど(笑)。いつかオリジナル曲をリリースしたいです。

NEXT PAGE
  1. < Prev
  2. 人間は“不完全”である。でもそれが美しい。
  3. Next >
人間は“不完全”である。でもそれが美しい。

--また、ニューアルバム『Lollipop Kingdom』から新曲『yellow strider』を3回披露するというサプライズというか、アクシデントもありました。あれは完全にアドリブ?

武瑠:アドリブですね。ああいうノリが好きなんです。

--ああした姿勢もSuGらしさですよね。予定調和を壊したい衝動にどうしても駆られてしまうというか。

武瑠:毎回やることが変わるし、思い付いたときにやっちゃいたいんです。ただ、予定調和を好きな人がすごく多いんです。例えば、ニコ生で「無修正SuGでShow」という番組を配信していたら、普段のダラダラしたノリでお届けするコンセプトなのに、俺が途中でツイッターとかやりまくっていたら「態度が悪い」って真剣に怒ってくる人とかいるんですよ(笑)。そんなに頭でっかちでいたら何も楽しめなくなっちゃうだろうなって。甲本ヒロトさんが「CDTV」で全く歌わないで鼻くそほじったら、俺はめっちゃ面白いって思うんですよ。でも、さっき話した人とかは「なんで歌番組でうたわないで鼻くそほじってるんですか? 頭おかしい!」って怒るんですよ、きっと。それは勿体ないなって思います。

--そんなあらゆる面で予定調和を嫌うSuGですが、音楽は音楽で前代未聞の作品を追究していく。その姿勢が3rdアルバム『Lollipop Kingdom』にはよく表れています。

武瑠:このアルバム、めちゃくちゃ好きなんですよ。自分でファンになってしまうぐらい。本当に全方位方のアルバムだし、この時代にちゃんとパッケージで出す意味があるもの。ジャケットデザインとか、すべてに意味があるし。で、その情報量が多い分、すべて繋がっていることを説明する為に小説も書いているんです。

--今作の紙資料には「進化する3D音楽 砂糖菓子の王国で起こる、最高に不完全なラヴストーリー。」と記してありますが、具体的に説明してもらってもいいでしょうか?

武瑠:『ときどきすてきなこのせかい』という曲が入っているんですけど、この言葉がすごく好きで、アルバム全体でも表現しようと思ったんです。まず悪魔と天使の間に生まれたのが人間という設定にして、だから人間は不完全なんだよと。そこから『不完全Beautyfool Days』を作りつつ、更に不完全さをラブストーリーで見せようと思って『Howling Magic』を作って、その流れをアルバム全体に反映させていったんですね。結ばれてはいけない国同士の2人が恋に落ちてしまって、それがきっかけで戦争が始まっていく。でも実はその戦争は2人をくっつける為の八百長で、ドッキリ大成功みたいな感じで『DOKI DOKI TV CREW』を作って。

--ストーリーを展開させていく為に曲を作っていったと。

武瑠:そうです。で、クライマックシーンでは、ドッキリだったとは言え、国より自分の欲望を優先した自分たちが王になる資格はないと2人は言うんですけど、周りの人たちは「一番近くにいる人を大切にできない人は、国なんて守れないですよ」って伝えるんです。そこは“人間は不完全であたりまえ”というテーマに通じている。人間は完璧じゃない。不完全である。でもそれが美しい。すべてそこに向かって作っていったアルバムですね。で、そのストーリーを説明するのには、小説とかがあった方は面白いし、せっかくここまでプロットとか奥行きを考えているんだったら形にしない手はないだろうと。

--また、その壮大な物語を音楽化していく作業は大変だったようですね。YouTubeのスペシャルコメントムービーを見て知りました。どこが最大のハードルだったんでしょう?

武瑠:俺は全部大変でした。全部勉強し続けた1年だった。だからデザイン能力はすごく上がったと思うし、クオリティが上がったと思う。きっと伝わると思うんですけど、前よりイメージ通りに歌えるようになっているので、演技者としてもレベルが上がった手応えはあるし。あとは、みんなの作曲能力が格段に上がったなって感じましたね。特にyujiはアレンジ能力も急激に上がったなって。プロのプログラマーみたいなこともやってくるようになったし。これは今までの作品もそうですけど、自分だけでこのクオリティのものを作れる自信は本当にない。このメンバーだからこそ出来たアルバムだなと感じています。

--そのアルバムの中で、個人的に『Pastel Horror Yum Yum Show』は「3D音楽」という表現がこの上なくあてはまる、衝撃的な組曲だと思いました。もはやプログレですよね、この曲。

武瑠:凄いですよね。最初に聴いて「どうやったら作れるんだろうな」って思いましたもん。そこからの俺は完全に使命感に駆られていましたね。ボーカルとして、アートディレクターとして、どこまでこの曲を育てられるか。歌詞だったり、デザインでもって「マニアックですけど、どう?」って感じにしないようにする作業が重要で。女の子が「何これ、可愛い」って騙されるぐらいのところまで色を付けてあげないといけないなって。で、歌詞を書いていて『Pastel Horror Yum Yum Show』というタイトルが付いた時点で、「これはもう絶対にリード曲だ。なんとしてでも、これのMVを撮りたい」と思ったんですよ。ただ、これだけで“100%SuGです”ってなると変な誤解を招きそうな気もしたんで、『Howling Magic』と2本MVを撮ることにしたんです。

--今作には他にも強烈なナンバーが満載ですけど、もはやヴィジュアル系であるとかないとか、このアルバムを前にしたらどうでもいいことだなって心底思いました。

武瑠:僕もどうでもよくなりました。ただ、このシーンじゃなかったらこのアルバムは生まれなかったとも思うので、そういう意味では感謝もしてるんです。だからシーンに対しての距離感は相変わらず複雑なんですけど。必要だけど、縛られすぎてもいけない。ヴィジュアル系にしかこれが出来ないんだったら、ずっとヴィジュアル系でいたいなと思うし、でもヴィジュアル系だから聴いてもらえないんだったら、ヴィジュアル系は辞めたいし。難しいですね。複雑です。単純に「ヴィジュアル系って呼ばれるのは嫌だ」とか、そういう単一的な感情はないので。

--では、最後に。今作『Lollipop Kingdom』はどんな風に世に響いていってほしい?

武瑠:YouTubeにコメントムービー上げる為だけに2回も徹夜したり、いろんな挑戦はしたし、出来ることはすべてやったので、あとはファンのみんながどこまで真摯に受け止めてくれるかですよね。まぁでも2度美味しい、3度美味しいっていうレベルじゃなく、10度ぐらい美味しいアルバムになったと思うので。曲も楽しめるし、PV見ても楽しめるし、デザインも楽しめるし、小説も楽しめるし、小説を読んでから聴き直したらまた違う楽しみ方ができるし、PVも見え方が変わってくるし、いくらでも深く掘り下げられる全方位方の作品なので、それぞれの好きな階層まで行って楽しんでほしい。まぁ騙されたと思って、叩く材料を探してくれてもいいので、まず聴いてほしいです。

SuG「Lollipop Kingdom」

Lollipop Kingdom

2012/04/25 RELEASE
PCCA-3588 ¥ 4,320(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.Lollipop Kingdom
  2. 02.Pastel Horror Yum Yum Show
  3. 03.☆Gimme×Gimme☆
  4. 04.Toy Soldier
  5. 05.No! More! War!
  6. 06.crispy.
  7. 07.Howling Magic
  8. 08.sleazy ARMY blood
  9. 09.yellow strider
  10. 10.SWEET COUNT DOWN -Album Ver.-
  11. 11.きたないことば
  12. 12.不完全Beautyfool Days
  13. 13.DOKI DOKI TV CREW
  14. 14.Fancy Cake Yum Yum Show

関連キーワード

TAG

関連商品

MIXTAPE
SuG「MIXTAPE」

2017/03/08

[CD]

¥2,547(税込)

MIXTAPE
SuG「MIXTAPE」

2017/03/08

[CD]

¥3,972(税込)

SHUDDUP
SuG「SHUDDUP」

2016/11/02

[CD]

¥2,000(税込)

SHUDDUP
SuG「SHUDDUP」

2016/11/02

[CD]

¥3,000(税込)

LIVE「VIRGIN」
SuG「LIVE「VIRGIN」」

2016/09/21

[DVD]

¥4,212(税込)

LIVE「VIRGIN」
SuG「LIVE「VIRGIN」」

2016/09/21

[Blu-ray Disc]

¥5,400(税込)

VIRGIN
SuG「VIRGIN」

2016/03/09

[CD]

¥2,000(税込)

VIRGIN
SuG「VIRGIN」

2016/03/09

[CD]

¥3,240(税込)

VIRGIN
SuG「VIRGIN」

2016/03/09

[CD]

¥4,860(税込)

SICK’S
SuG「SICK’S」

2015/12/16

[CD]

¥1,296(税込)

SICK’S
SuG「SICK’S」

2015/12/16

[CD]

¥1,782(税込)

BLACK
SuG「BLACK」

2015/03/04

[CD]

¥3,240(税込)

BLACK
SuG「BLACK」

2015/03/04

[CD]

¥4,212(税込)

BLACK
SuG「BLACK」

2015/03/04

[CD]

¥5,940(税込)

VersuS -極悪SuG-
SuG「VersuS -極悪SuG-」

2015/01/28

[Blu-ray Disc]

¥5,400(税込)

VersuS -極悪SuG-
SuG「VersuS -極悪SuG-」

2015/01/28

[DVD]

¥4,320(税込)

CRY OUT
SuG「CRY OUT」

2014/11/19

[CD]

¥1,000(税込)

CRY OUT
SuG「CRY OUT」

2014/11/19

[CD]

¥1,890(税込)

CRY OUT
SuG「CRY OUT」

2014/11/19

[CD]

¥1,890(税込)

B.A.B.Y.
SuG「B.A.B.Y.」

2014/07/23

[CD]

¥1,250(税込)

B.A.B.Y.
SuG「B.A.B.Y.」

2014/07/23

[CD]

¥1,890(税込)

B.A.B.Y.
SuG「B.A.B.Y.」

2014/07/23

[CD]

¥1,890(税込)

MISSING
SuG「MISSING」

2014/02/19

[CD]

¥1,234(税込)

MISSING
SuG「MISSING」

2014/02/19

[CD]

¥1,851(税込)

MISSING
SuG「MISSING」

2014/02/19

[CD]

¥1,851(税込)

sweeToxic
SuG「sweeToxic」

2012/09/19

[CD]

¥1,234(税込)

sweeToxic
SuG「sweeToxic」

2012/09/19

[CD]

¥1,851(税込)

sweeToxic
SuG「sweeToxic」

2012/09/19

[CD]

¥1,851(税込)

Lollipop Kingdom
SuG「Lollipop Kingdom」

2012/04/25

[CD]

¥3,086(税込)

Lollipop Kingdom
SuG「Lollipop Kingdom」

2012/04/25

[CD]

¥4,320(税込)

Lollipop Kingdom
SuG「Lollipop Kingdom」

2012/04/25

[CD]

¥5,966(税込)

Toy Soldier
SuG「Toy Soldier」

2011/10/26

[CD]

¥1,594(税込)

Toy Soldier
SuG「Toy Soldier」

2011/10/26

[CD]

¥1,903(税込)

Toy Soldier
SuG「Toy Soldier」

2011/10/26

[CD]

¥1,903(税込)

Toy Soldier
SuG「Toy Soldier」

2011/10/26

[CD]

¥1,903(税込)

小悪魔Sparkling
SuG「小悪魔Sparkling」

2010/06/30

[CD]

¥1,620(税込)

小悪魔Sparkling
SuG「小悪魔Sparkling」

2010/06/30

[CD]

¥1,944(税込)

小悪魔Sparkling
SuG「小悪魔Sparkling」

2010/06/30

[CD]

¥1,944(税込)

Punkitsch
SuG「Punkitsch」

2010/02/01

[CD]

-

gr8 story
SuG「gr8 story」

2010/01/27

[CD]

¥1,620(税込)

gr8 story
SuG「gr8 story」

2010/01/27

[CD]

¥1,944(税込)

MIXTAPE
SuG「MIXTAPE」

2017/03/08

[CD]

¥2,547(税込)

MIXTAPE
SuG「MIXTAPE」

2017/03/08

[CD]

¥3,972(税込)

SHUDDUP
SuG「SHUDDUP」

2016/11/02

[CD]

¥2,000(税込)

SHUDDUP
SuG「SHUDDUP」

2016/11/02

[CD]

¥3,000(税込)

LIVE「VIRGIN」
SuG「LIVE「VIRGIN」」

2016/09/21

[DVD]

¥4,212(税込)

LIVE「VIRGIN」
SuG「LIVE「VIRGIN」」

2016/09/21

[Blu-ray Disc]

¥5,400(税込)

VIRGIN
SuG「VIRGIN」

2016/03/09

[CD]

¥2,000(税込)

VIRGIN
SuG「VIRGIN」

2016/03/09

[CD]

¥3,240(税込)

VIRGIN
SuG「VIRGIN」

2016/03/09

[CD]

¥4,860(税込)

SICK’S
SuG「SICK’S」

2015/12/16

[CD]

¥1,296(税込)

SICK’S
SuG「SICK’S」

2015/12/16

[CD]

¥1,782(税込)

BLACK
SuG「BLACK」

2015/03/04

[CD]

¥4,212(税込)

BLACK
SuG「BLACK」

2015/03/04

[CD]

¥5,940(税込)

VersuS -極悪SuG-
SuG「VersuS -極悪SuG-」

2015/01/28

[Blu-ray Disc]

¥5,400(税込)

VersuS -極悪SuG-
SuG「VersuS -極悪SuG-」

2015/01/28

[DVD]

¥4,320(税込)

CRY OUT
SuG「CRY OUT」

2014/11/19

[CD]

¥1,000(税込)

CRY OUT
SuG「CRY OUT」

2014/11/19

[CD]

¥1,890(税込)

CRY OUT
SuG「CRY OUT」

2014/11/19

[CD]

¥1,890(税込)

B.A.B.Y.
SuG「B.A.B.Y.」

2014/07/23

[CD]

¥1,250(税込)

B.A.B.Y.
SuG「B.A.B.Y.」

2014/07/23

[CD]

¥1,890(税込)

MISSING
SuG「MISSING」

2014/02/19

[CD]

¥1,234(税込)

MISSING
SuG「MISSING」

2014/02/19

[CD]

¥1,851(税込)

MISSING
SuG「MISSING」

2014/02/19

[CD]

¥1,851(税込)

sweeToxic
SuG「sweeToxic」

2012/09/19

[CD]

¥1,234(税込)

sweeToxic
SuG「sweeToxic」

2012/09/19

[CD]

¥1,851(税込)

sweeToxic
SuG「sweeToxic」

2012/09/19

[CD]

¥1,851(税込)

Toy Soldier
SuG「Toy Soldier」

2011/10/26

[CD]

¥1,594(税込)

Toy Soldier
SuG「Toy Soldier」

2011/10/26

[CD]

¥1,903(税込)

Toy Soldier
SuG「Toy Soldier」

2011/10/26

[CD]

¥1,903(税込)

Toy Soldier
SuG「Toy Soldier」

2011/10/26

[CD]

¥1,903(税込)

☆ギミギミ☆
SuG「☆ギミギミ☆」

2011/06/15

[CD]

¥1,903(税込)

☆ギミギミ☆
SuG「☆ギミギミ☆」

2011/06/15

[CD]

¥1,903(税込)

無条件幸福論
SuG「無条件幸福論」

2010/11/17

[DVD]

¥1,851(税込)

小悪魔Sparkling
SuG「小悪魔Sparkling」

2010/06/30

[CD]

¥1,620(税込)

小悪魔Sparkling
SuG「小悪魔Sparkling」

2010/06/30

[CD]

¥1,944(税込)

小悪魔Sparkling
SuG「小悪魔Sparkling」

2010/06/30

[CD]

¥1,944(税込)

gr8 story
SuG「gr8 story」

2010/01/27

[CD]

¥1,620(税込)

gr8 story
SuG「gr8 story」

2010/01/27

[CD]

¥1,944(税込)