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Especia【“Estrella”Tour 2015】ドキュメントインタビュー



Especia 【“Estrella”Tour 2015】 ドキュメントインタビュー

 2015年10月より全23箇所の全国ツアー【“Estrella”Toour 2015】をスタートさせ、各所で劇的に進化したパフォーマンス、涙を誘うほどのハッピーグルーヴを届けてきた堀江系ガールズグループ Especia。

 2016年1月17日に過去最大規模のワンマンライブとなるツアーファイナル公演を開催するということで、ビルボードジャパンではツアー中に連載個別インタビューを企画/敢行。そこで語られた言葉たちはいずれも前向きなもので、Especiaが未だかつてないほど充実した日々を送り、必死に成長しようとしている姿が垣間見える内容だった。しかし、ツアーファイナル、新木場STUDIO COASTでは、誰にも予想できなかったであろう展開が待っていた。

 「2016年4月を目安にEspeciaの拠点を大阪から東京に移動します」「この拠点の移動に基づき、メンバーが卒業することが決定しました。卒業するメンバーは3名。三ノ宮ちか、三瀬ちひろ、脇田もなり。この3名が今年の2月の末日をもって卒業という形になります―――」

 今回の連載個別インタビューは、ツアーファイナル後にライブ写真と共にひとつの特集としてまとめ、リーダー冨永悠香の総括インタビューを新たに掲載することが当初より決まっていた。結果的に状況/心境の変化を浮き彫りにする特集になってしまったが、これもまたEspeciaの物語。改めて5人の言葉に耳を傾け、その上で彼女たちの決断を受け止めてほしい。

三ノ宮ちか「年齢で卒業することはない」
※2015/12/14公開記事再掲+1/17新木場STUDIO COAST公演MC追記

--今回の全国ツアー【“Estrella”Toour 2015】は、今のところちかぶぅ(三ノ宮ちか)的にはどんな印象を持たれていますか?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三ノ宮ちか:今回はメンバーが自分でセトリを考えてるんですけど、Especiaって他のグループさんにはない強みとして、同じ曲でもいろんなバージョンがあるんですよ。多いものだと3バージョンも4バージョンもあったりする。

--たしかに他のアイドルでは無いケースですよね。

三ノ宮ちか:で、例えば、私は横浜公演のセトリを考えたんですけど、横浜って音楽好きな人がたくさん集まるイメージが自分の中で強かったので、そのいろんなバージョンを出せる強みを生かしたセトリにしていて。代表曲のオリジナルも入れつつ、リミックスも入れて“ドヤ顔”みたいな(笑)。「Especia、こんなにいっぱい曲あるんやで。原曲とリミックスでこんなに雰囲気変えれるんやぞ」っていう感じをすごく出したんです。そしたらめっちゃ褒められて! あと、アンコールも普段はアンコールでやらないような爽やかな曲「BEHIND YOU」を最後に持ってきたり。そういった部分を自分たちで考えるところが今までのツアーとは違うなと思います。

--メンバー発信で作ってる部分が大きいんですね。

三ノ宮ちか:そうですね。セトリも任せてもらってますし、MCとかもみんなで「何言う?」みたいな感じで考えて。MCの尺も自分たちで計りながら決めていて、横浜公演は最初に機材トラブルがあって最初にMCを持ってくることになったんですけど、そこでの対応も自分たちで考えたり、今回は結構頭を使ってるかもしれないです。

--メンバーの意思や発想に任せると、最初に聞いたときはどう思ったんですか?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三ノ宮ちか:嬉しかったです。前のツアーのときとかは元々頂いていたセトリを覚えて、その上で練習していたんですけど、今回は自分たちでイチからやらせて頂いているんで、信頼してもらえているというか、任せてもらえていることが嬉しいですね。あと、「めっちゃ新鮮やな」って思うことがあります。グループってお姉さんチームと末っ子チームでちょっと分かれたりするじゃないですか。でも今回は任されていることによって、末っ子組も一生懸命頭を使ってセトリを考えていたりするので、見ていて「おぉー!」って思います(笑)。頑張って想像して「どこにどの曲を持ってきたらいいんだろう?」って苦戦しながらも自分なりに考えてる姿にグッと来ますね。

<「Especiaのパフォーマンスは凄いな」って毎回感動してほしい>

--では、この形で全国ツアーが出来てよかった?

三ノ宮ちか:良かったです。あと、最近、更にやり出していることがあって、Especiaも3年目じゃないですか。だから慣れてきたことによってダンスが自己流になってたり、振り付けもやり方がメンバーによって違ったりして。個性は大事にしたいんですけど、揃えるところは揃える。ってあたりまえのことなんですけど、そういうところもひとつひとつ練習で注意したりしつつ、最近はライブ後に反省会をマメにするようにしていて、その反省会がちゃんと次のライブに活きているんです。例えば、前半しっとりした曲が多い場合は一切笑わず、もう演技しているぐらいの感覚で曲の世界観に入っていこうとか。中盤はダレてくるので、明るくて可愛い曲で笑顔を絶やさないようにしようとか。後半は激しい曲が多くて疲れるけど、見せ場だから絶対にやりきろうとか。それを反省会で言うか言わないかで自分たちのモチベーションも全然違うんですよね。やっぱり決めてるほうが意識してるからちゃんと表現できる。

--今までよりグレードアップしているEspeciaを見せられている感覚はある?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三ノ宮ちか:あります。やっぱり意識した分、握手会でペシスト(Especiaファン)の方からめっちゃ褒められたりしますし、やっぱり伝わるんだなって。以前は曲と曲の間の移動のときに気が抜けてたり、後ろ向いているときに背中が休憩状態になってたり、シャキっとしてないことが多かったんですけど、そのポイントを意識するだけでも全然反応が変わってくる。顔つきも「こうしよう!」って細かく決めてるんで、「顔つきが今までと全然違った!」って言われますし。とにかく気合いが入ってる。

--なんでそこまで変われたんでしょう?

三ノ宮ちか:今回のツアーは新曲を携えている訳ではないんで、セトリを毎回考えて変えているとは言え、毎回来ていただいている人は同じ曲を何回も聴く訳じゃないですか。だからってそこで飽きられたくないから、だったらパフォーマンスで魅せるしかないんです。それで「やっぱりEspeciaのパフォーマンスは凄いな」って毎回のライブで感動してほしい。その意識によって変わった部分は大きいです。あと、少し前にライブが5日連続続いたことがあったんですけど、それで広島公演のときにみんな結構バテてて。それがすごく悔しくて。バテてしまった自分たちがみんな嫌すぎて、そこでまた意識が高まったところもあるかもしれないです。広島にしか観に来てない人からしたら、それが今回のツアーにおけるEspeciaの全てになる訳じゃないですか。なのにバテてちゃいけないし、それが観てる方にバレていたのがまたアカンなと思って。それ以降はどんなに激しいライブをしても、モチベーションが上がってるのか、テンションが上がってるのか、みんな全然ダレなくなった。

--Especia、かつてないぐらい良い状態に仕上がってるんじゃないですか?

三ノ宮ちか:これから先、観てもらう度に良いものをお届けできる気がします。モチベーションが上がってるんで、パフォーマンスはもちろん、良いものを伝えられそう。だから「今日は行かなくてもいいか」じゃなくて、「今、会いに行かな!」みたいに思ってほしいですね。

--久しぶりにEspeciaのライブを観る人がいたとして「凄い事になってる」と思わせる自信はある?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三ノ宮ちか:あります。それは昨日確信しました。ツアー中だったんで、久々に対バン形式のイベントに出たんですけど、すごく緊張はしたんですけど、その日もポイント決めたり、話し合ってからステージに出たんで、気持ちがすごく高まっている中でパフォーマンスできたんですよ。そしたら初めて観る人にも、久々に観る人にも結構好評で、ツイッターでめっちゃ褒められていて。「久々に観たら、めっちゃクオリティ上がってる!」みたいな。その反応を見ながら「めっちゃ嬉しい!」って思いました。久々に観てもらって、前のイメージの上だったり、右肩上がりのイメージを持ってもらえるのは嬉しいですね。かと言ってそれで天狗になる訳じゃないですし、自信に変えてます。

<「何歳?」「当ててみ」って答えたら「18やろ?」>

--そんなEspeciaの中で自分はどんなメンバーになってるなと思います?

三ノ宮ちか:基本的にオチに使われやすい(笑)。どんどんイジられキャラになってきてる。

--それはきっと年齢も関係ありますよね。今はいくつになったんですか?

三ノ宮ちか:26歳。

--アイドルとして考えると若くはない。

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三ノ宮ちか:でも私はラッキーとしか思わない。26だけど26に見られないことのほうが多いんで。これで見た目も大人っぽかったらいろいろ考えるだろうけど、まず26に見られることがないんで。この間も同じ舞台に出た中学2年生の子に「何歳?」って言われて「当ててみ」って答えたら「18やろ?」って(笑)。「26やねん、おばちゃんやろ」って言ったら「え!? 絶対成人してないように見えるし!」って言われて。あと、遅くまで練習して終電で帰ったりするんですけど、絶対おまわりさんに止められる(笑)。

--じゃあ、あんまり気にしてない?

三ノ宮ちか:昔は「もっと大人っぽくなりたい」って思っていて、大人っぽい格好したりしてましたけど、どうしても背伸びしている感があって。「自分に合う姿でいいかな」って思ってからは気にならなくなりました。あと、Especiaで活動するにあたって、みんなが若いんで、私も若く見られてることで良い感じに馴染めてると思うから、全然気にならないです。

--26だから「そろそろ卒業かな?」とかも思わない?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三ノ宮ちか:思わないですね。年齢を理由に辞めたくない。だって、私より年上で歌って踊って活躍されている方はいっぱいいますから。なおかつ私たちって自分から「アイドル」って発信しないじゃないですか。絶対に「ガールズグループ」って言うんで。で、ガールズグループだったら26でも全然問題ないじゃないですか。曲も年齢を気にしなくていい曲ばっかりやし、むしろ大人っぽい曲が多いので、年齢で卒業することはないですね。

--では、最後に、来年1月17日 新木場STUDIO COASTでの過去最大規模ワンマンライブへの意気込みをお願いします。

三ノ宮ちか:今までで一番大きい場所でのワンマンライブなんですけど、フルバンドでライブするのは初めてじゃないんで、さっき言ったみたいに右肩上がりで良くなっている、今までやってきたものより更に上を行くライブがお届けできたらと思ってます。後悔させたいですよね、STUDIO COASTへ来なかった人たちを。なので、後悔しないように今のEspeciaをぜひかんのう……かんのうで合ってます?

--官能(笑)?

三ノ宮ちか:あ、堪能や! ぜひ堪能しに来てください!

2016/1/17新木場STUDIO COAST公演MC

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三ノ宮ちか:ツアーファイナルにお集まり頂き、本当にありがとうございます。今日の報告にビックリさせてしまい、本当に申し訳ありません。えー……そうですね。Especiaとして活動してきたこの日々は、とても幸せでした。………………(涙で声を詰まらせる)たくさんの方々に協力して頂き、応援して頂いたおかげだと思います。本当にありがとうございます。これからの自分の人生を真剣に考え、悩み、決めた結果です。これからはEspeciaを応援する側にまわり、イチ女性・三ノ宮ちかとしてこれからの人生を歩んでいくことに決めました。Especiaとしての残りの三ノ宮ちかをどうぞ応援のほど、よろしくお願いします! ありがとうございました!

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森絵莉加「「続けてて良かった」って言ってあげたい」
※2015/12/29公開記事再掲+1/17新木場STUDIO COAST公演MC追記

--今回の全国ツアーは、メンバー自ら考えてライブを作っていると伺っています。

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

森絵莉加:セトリの組み合わせだったり、普段はマネージャーさんやスタッフさんがやってくれていることを自分たちでやったんですけど、大変さがよく分かりました。セトリひとつ取っても地域によってファンの方の特性が違ったりするんですけど、それに合わせて考える。「ここはどんな流れにしたら楽しんでくれるかな?」っていうことをイメージしながら。今回は初めて行くところも多かったので、その都度その都度どうするか考えなきゃいけない訳で、そういったところは今回のツアーで勉強になりました。

--公演ごとにセトリを担当するメンバーを変えていたみたいですが、森絵莉加の出番のときはどんなことを試みたりしました?

森絵莉加:絵莉加はうぇいうぇい系なんで(笑)。

--自他共に認めるうぇいうぇい系(笑)。

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

森絵莉加:初めから盛り上げて、途中はしっとりさせつつも、最後はさらに盛り上げていくセトリにしたり、自分の性格を反映させた感じでした。おそらく他のメンバーも性格が出ていたと思うんですけど、私は序盤から「ミッドナイトConfusion」で「盛り上がれますかぁぁ!?」みたいな感じで煽りまくったりしてましたね。今まで以上にライブで自分を出せたというか、うぇいうぇいしてました(笑)。その結果、反響もビックリするぐらい良くて。「今日の絵莉加セトリ、やばいで!」ってたくさんのファンの人に言われて、握手会のときとかもめっちゃ褒められて! 自分の手応えとしてもすぐライブが終わったと感じるぐらい、夢中になって楽しめました。

--今回のツアーを通してEspeciaはどんな5人組になっているなと感じました?

森絵莉加:今回のツアーから公演後に毎回反省会をやるようになって「ここはアカンかったな」とか言い合っていて、自分たちの意識をお互いに高め合うことが出来たと思っています。3年以上もずっと一緒にいると「こういう風に言ったらイラっとするかな?」みたいなことも分かるから、妙に気を遣ってしまうこともこれまではあったと思うんですけど、今回はそれがなくなって、反省会の場を設けることによってお互い指摘し合って「ここは直そう」と意識し合うこともできて、スキルアップできる機会を作れたと思ってます。おかげで飛躍的に良くなっているなって。

--3年以上もEspeciaを続けてきた結果、メジャーデビューもして、初の沖縄公演や新木場STUDIO COAST含む大規模なツアーも廻れるようになった訳ですが、そのこと自体にはどんな感慨を?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

森絵莉加:何も知らない未知の世界に足を踏み入れたところからスタートして、未だにこうして歌って踊れていることは凄いなって。ただただビックリですよね。ツアーを廻らせてもらっているのもビックリだし、今こうして沖縄にいるのもビックリだし(※このインタビューは沖縄公演のあった12/20に行われた)、新木場STUDIO COASTみたいな大きい会場でみんなの前に立てることも驚きだし、そこに絵莉加がいるという状況に……アホだから頭がついていけてない(笑)。冷静に考えると「なんじゃこりゃ!?」みたいな。まさかビクターさんからメジャーデビューできるとも思ってなかったし、ビックリですよ。

--まだまだ幼かったEspecia結成当時から考えたら凄いことだもんね。

森絵莉加:いろいろやっている中で悩みだって生まれるし、実際に「もう辞めたい」って思ったこともあったけど、あの頃の自分に「続けてて良かった」って言ってあげたいです。

--共に活動を続けてきたメンバーは自分の中でどんな存在になってるの?

森絵莉加:家族みたいですね。5人姉妹。何でも話せるし、一緒にいるのがあたりまえみたいな感じです

--その5人姉妹の中で自分はどんな存在だなって思います?

森絵莉加:私は自由奔放に生きているほうなので、落ちてるときとかにみんなを「大丈夫! 大丈夫!」って元の状態に戻す感じで、他のメンバーも「ムードメーカー的存在」って言ってくれてます。「絵莉加が落ちてるとみんなも落ちちゃうし、みんなが落ちてても絵莉加が騒いでればみんなも元気になる」って。自分では意識的にそうしようと思っている訳じゃないんですけど……でもこれはEspeciaの中だけじゃなく、どこにいてもそうかもしれないです(笑)。友達の中でもそう言われるし、そういう性格なんでしょうね。

--新木場STUDIO COASTもそうですし、その先もいろんな大きなハードルが待ち構えているとは思うんですけど、その中で自分はどんな役割を担っていけたらいいなと思う?

森絵莉加:どんな役割…………難しいですね。

--ゆっくり考えてくれて構わないですよ。

森絵莉加:…………ずっと考えていることがあるんですけど、絵莉加って中途半端じゃないですか。

--中途半端? どういう意味で?

森絵莉加:歌ももな(脇田もなり)みたいにめっちゃ上手い訳じゃないし、ダンスもぶぅ(三ノ宮ちか)とかちぃ(三瀬ちひろ)みたいに踊れる訳じゃないし、ほんまに中途半端だと自分では思ってて。そこが悩みでもあるんですよ。

--自分も突き抜けたものが何か欲しい?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

森絵莉加:うん。それがないなと思って。昨日、ホテルでもなと同じ部屋だったんですけど、絵莉加が「ほんまに絵莉加は中途半端」っていう話を聞いてもらっていたんです。学校も行ってて「両立してる」って客観的に見たら思われるかもしれないけど、絵莉加からしたら学校があるからEspeciaの仕事を休まなきゃいけなくなったり、そういう意味でも中途半端やなって。なんか……ダメですね(笑)!

--いやいや、学校に通ってるからこそEspeciaに生かせるものもあるでしょ?

森絵莉加:それはめっちゃあります! 高1から大人の方と仕事する事が多かったので、友達を「子供やな」って思うことが結構多かったんですよ。でもその友達と仲良くしていられる環境があるから「まだこうやって若くいられるんやな」とは思います。そういう意味ではEspeciaに若さを……もうそんなに若くはないんですけど(笑)。

--いや、若いよ(笑)!

森絵莉加:現代の女子大生のノリとかは盛り込めてるかもしれない。

--それも含めて森絵莉加の個性なんじゃないですか。勢いは誰よりも突き抜けてると思いますよ。

森絵莉加:でもそれだけですよね(笑)。

--いや、その武器は誰もが持ち合わせてるものじゃないですから。

森絵莉加:欲張りなんですよね。何でもやれるようになりたいと思っちゃう。別に1番になろうと思っている訳じゃないんですけど、比較されることって多いじゃないですか。だから歌でもダンスでもちゃんと「ついてきてるな」って思われるぐらい頑張らないと、実力不足だなと思われちゃう。

--その努力はみんな感じてると思いますし、例えば「We are Especia~泣きながらダンシング~」なんて絵莉加のノリがあってこそ成立する曲だと思うし、そこは自信を持って良いんじゃないですか?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

森絵莉加:本当ですか? めっちゃそのことで悩みすぎて、清水さん(マネージャー)に「私って必要なんですかね!?」って聞きに行っちゃいました(笑)。そしたら「Especiaは誰が抜けてもダメなんだよ」って言ってくれて。

--自分としてはどんなメンバーになりたいの?

森絵莉加:もっと盛り上げられる存在になりたい。例えば「絵莉加がいるからこの曲は引き立つ」っていう風にも思われたいですし……

--そこは突き詰めていけるんじゃないですか。それこそ森絵莉加の役割だと思うし、グループ全体のスウィッチになれる……

森絵莉加:あ、それがいいです! グループのスウィッチになりたい!

--絵莉加が言ったことにしましょうか(笑)?

森絵莉加:ハハハ!

--そんな発展途上の森絵莉加とEspeciaですが、2016年1月17日に新木場STUDIO COASTでのワンマンライブが控えております。どんなライブを見せたいですか?

森絵莉加:規模が大きすぎて何て言っていいか分からないです(笑)。でも来て後悔させないライブがしたい。今までフルバンドでやってきたライブを上回るフルバンドライブをやって、「Especiaは格好良くてオシャレで凄いな」って思わせたいです。

2016/1/17新木場STUDIO COAST公演MC

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

森絵莉加:今回、発表の件で皆さんをすごく驚かせてしまったと思うんですけれども、卒業する3人に……あの、なんて言うんですかね? いろいろ一緒に乗り越えてきたので、卒業する…………(涙で声にならなくなる)上京するってなったときにやっぱりいろいろ考えて、私の場合は大学も行ってるので、もし東京に上京するってなったら休学せざる得ないし、でもEspecia諦めたくないし……ってなって、いろいろ考えたんですけど、卒業するって決めた3人のように私も卒業しようかなって初めは考えたんですけど……大学の友達とか家族とか親戚とかが「応援してるから頑張ってこい。寂しかったらいつでも帰ってきたらいいから」って背中を押してくれて、握手会とかでもファンの人が「辞めないでね」とか言って下さったりして、いろんな人が背中を押して下さって、自分の出来る限り……出来る限りEspeciaを頑張ろうと決心しました。なので、東京に出るからには、今よりも厳しい世界で戦っていく覚悟で東京に出るので、他の3人が卒業するのは本当にすごく寂しいけど……頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします! 以上、絵莉加でした。

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三瀬ちひろ「引き篭もりにならない為にも頑張っていきたい」
※2016/1/12公開記事再掲+1/17新木場STUDIO COAST公演MC追記

--初の沖縄はいかがでした?(※Especiaは昨年末12/20【“Estrella”Toour 2015】で初の沖縄公演を実現した)

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三瀬ちひろ:個人的にも初めての沖縄だったんですけど、海外に来たみたいな感覚でした。旅行に来た気分(笑)。海にも行ったんですけど、めっちゃキレイで。貝殻ばっかり拾ってました。海、好きなんです。また行きたい。

--今度は誰と行きたいですか?

三瀬ちひろ:ひとりがいいです(笑)。

--一人旅とかする人なんですか?

三瀬ちひろ:遠出はしたことないですけど、一人で散歩とかよくします。中学生のときも学校の周りを制服のままでウロウロウロウロしてました。人のいない路地とか、ひとりで夜になるまで。

--寂しいですね。

三瀬ちひろ:寂しくないですよ(笑)。「おぉー、こんな道があるんか」とか「こんなとことに猫がいるのか」みたいな発見がたくさんあって。

--友達はいなかったんですか?

三瀬ちひろ:友達は少ないほうだったと思います。元々人見知りだし、喋らないし。

--どれぐらいの人見知り?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三瀬ちひろ:目も合わさないぐらい。入学式とか「ヤバい、知らない人ばっかり。どうしよう?」みたいな。前の席の子が喋りかけてくれてやっと少し打ち解ける感じ。人とどう接していいか分からなくて。

--学校の中ではどんな存在だったんですか?

三瀬ちひろ:可もなく不可もなく。居ても居なくてもどっちでも構わない。

--そんな女の子がいつ頃から人に心を開くようになったんですか?

三瀬ちひろ:え? 多分、まだ……(笑)。

--22年間、人に心を開いてない女の子がステージの上で踊ってるの(笑)?

三瀬ちひろ:訳わかんないですよね!

--でもEspeciaに入る前と今では画期的に変わってるんじゃないですか?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三瀬ちひろ:よく笑うようにはなりました。あと、目を見て話せるようになりました……って根本的なところですよね(笑)。

--じゃあ、Especiaに入ってなかったら誰とも目を……

三瀬ちひろ:合わせられないままだったと思う。初対面の人とか鎖骨あたりしか見れなかったので(笑)。

--では、Especiaに入って良かったなと思う?

三瀬ちひろ:入ってなかったら経験できひんかったようなこともめっちゃあったし、沖縄にも行けてないし。なので、良かったなって思います。

--Especiaは自分にとってどんな場所になってますか?

三瀬ちひろ:素でいれる場所かな。ずっと一緒にいるんで。今はもう「Especiaがないと、自分じゃない」ぐらいの感覚です。在ってあたりまえ。Especiaがないと、この先どうしていいか分かんない。

--もし無くなっちゃったら?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三瀬ちひろ:とりあえず……家に引き篭もります。

--じゃあ、無くなっちゃダメだね。

三瀬ちひろ:ダメですね(笑)。今、3年半やってるんで、その倍ぐらいは引き篭もると思うので……

--もう東京オリンピックも終わってますよ。

三瀬ちひろ:そうならないように頑張ります(笑)。Especiaはもう私が生きていく上での重要な一部になっているので。

--そんな大事なものになると思ってました?

三瀬ちひろ:思ってなかったです、全然。最初はメンバーも知らない人ばっかりやったし、自分と雰囲気も全然違う人ばっかりやったんで、「どうしよう? やっていけないわ」って思ってました。仲良くなれないかもしれないと思って。でも話していくうちに「あ、外見だけで決め付けてたわ」「そんなことも考えてるんだ? 自分と似てるところもあるねんな」ってみんなのことが分かってきたんで、ちょっとずつ…………まぁ、まだ心は開いてないかもしれないけど(笑)。

--なんで最後閉ざしちゃうんですか? 良い流れだったのに!

三瀬ちひろ:ハハハ! でも良い距離感です。だからEspeciaにいると落ちつく。その築き上げてきた距離感が壊れないようにしたいなと思ってます。

--今のEspeciaはどんなグループになったなと感じていますか?

三瀬ちひろ:まだまだ上まで行けるグループだと思ってるんで、今のEspeciaも良いけど、もっともっと個人の仕事とかも増やして、それによってより良いものをEspeciaの中に取り入れられるようになりたい。だからまだ満足はしてないです。

--三瀬さんは個人で仕事するとしたらどんなことがしてみたい?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三瀬ちひろ:……今、模索中。人と話せないんで、難しい(笑)。

--今、自分で「もっともっと個人の仕事とかも増やして」って言い出したんですよ(笑)?

三瀬ちひろ:だからそれをどうにか打破していけるようなモノが何かないかな?って。私、今、趣味と言える趣味がないんで、まず趣味を見つけないといけないんです。散歩は好きなんですけど……

--散歩、良いじゃないですか。散歩番組、めちゃくちゃ流行ってますし、ツイキャスか何かで『三瀬さんぽ』。「今日はツアーで沖縄来てまーす」みたいな感じでやったら観る人いるんじゃないですか?

三瀬ちひろ:たしかに!

--他のメンバーと一緒に散歩する回があってもいいし。

三瀬ちひろ:そしたらそのメンバーのファンも観てくれますもんね。やりたい! ……でも私ひとりだと何にも喋らない番組になっちゃうかもしれない(笑)。無言で歩くだけ。

--そこは喋って(笑)。

三瀬ちひろ:でも楽しそう。『三瀬さんぽ』。

--三瀬ちひろの新たな展開も楽しみなEspeciaですが、1月17日 新木場STUDIO COASTでの過去最大規模ワンマンライブ。こちらはどんな気持ちで臨もうと思っていますか?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三瀬ちひろ:今までの中で一番大きい会場ということもあるし、今までと見える景色も全然違うと思うので、そのキャパの中での見せ方を考えないといけないし、一番奥のほうで観ている人も「今日来てよかった。また来たい」と思ってもらえるようなライブをしないといけない。じゃないと、次に繋がらないので。

--そう思わせるライブが出来そう?

三瀬ちひろ:いや、やります。やるしかないんで! 怖いですけどね(笑)。不安もありますけど、やるっきゃない!

--そのライブが終わった後、Especiaがどんなグループになってるといいなって思いますか?

三瀬ちひろ:今までやってきて良かったものは残しつつ、もっと新しいものを取り入れて、今までEspeciaのことを全然知らなくて興味がなかった人さえも「なんや、このグループちょっと面白そうやん」って思ってもらえるようなグループにしていきたいです。今のまま留まってたら上には行けないんで、もっともっと面白いものを取り入れていきたい。引き篭もりにならない為にも(笑)頑張っていきたいです。

2016/1/17新木場STUDIO COAST公演MC

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

三瀬ちひろ:今日は来て下さって本当にありがとうございます。私がEspeciaをしてきた3年半で本当にたくさんのいろんなことを学ばせて頂いたり、経験させて頂いたりしました。私の人生の中で一番楽しくって、キラキラしてて、良い意味で苦しくって、ツラくて、本当に充実した、幸せな3年半でした。私の中でEspeciaは在ってあたりまえで、生活の一部になってました。なんですけど、今、この瞬間にしか出来ないことが他にもあるんじゃないかなと思い始めて、もっといろんな世界を見てみたいと思い、2月末で卒業することになります。本当に今まで応援して下さった皆さん、本当にありがとうございます。これから2月末までとはなりますが、それまでの間、Especiaの三瀬ちひろとして精一杯やっていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。

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脇田もなり「1/17は集大成……Especiaに人生懸けて良かったな!って」
※2016/1/15公開記事再掲+1/17新木場STUDIO COAST公演MC追記

--昨年末の沖縄公演、一体感の素晴らしさに泣いているお客さんがたくさんいましたね。(※Especiaは12/20【“Estrella”Toour 2015】で初の沖縄公演を実現した)

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

脇田もなり:めっちゃ号泣してて! 女の子は半分以上が泣いてましたね。そんなに泣かせるような切ないライブをしたつもりはないんですけど(笑)、泣いてくれた人がたくさんいたので嬉しかったです。

--清水さん(マネージャー)も途中一緒に歌い出したりして、とにかくハッピーでエモーショナルな現場でした。

脇田もなり:私も良いなって思いました。昔のEspeciaを思い出したりもして。沖縄に行く前は「沖縄にEspeciaを知ってくれている人っているのかな?」って不安だったんですけど、実際は「Especiaのことを待ってたよ」って言ってくれる人がいっぱいいたんで、日本全国にEspeciaを知ってる人がいてくれてるんだな」って嬉しくなりました。

--沖縄公演を実現した甲斐がありましたね。

脇田もなり:沖縄、めっちゃ楽しかったです。自由時間に国際通りとか観光スポットに行ったんですけど、ワクワクして「沖縄、楽しい! あったかい! あったか過ぎて眠たい(笑)」みたいな感じでした。最高です。暮らしたい。沖縄に住みたい!

--晩年は沖縄永住?

脇田もなり:おばあちゃんになったら住もうかなって(笑)。

--全国ツアーも残すは新木場STUDIO COASTのみとなりましたが、実際に廻ってみていかがでした?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

脇田もなり:振り返ってみると一瞬の3か月間。気付いたらもう沖縄にいて「え、もう終わっちゃうん?」って。でもツアー中盤あたりでは「長い!」と思ってました(笑)。去年のツアーより曲数が増えて、ダンスも激しくなってきているんで、想像以上に自分の体力がついていかなかったり……一番しんどかったのは、11月に入ったばかりの頃の5日連続ワンマンライブ。あの時期はもう空向いてましたね(笑)。

--それだけタイトな全国ツアーも経験して、今、Especiaはどんなグループになっていると感じていますか?

脇田もなり:まだまだ発展途上だとは思うんですけど、どこのイベントに出ても自信を持って「Especiaです!」って言える。昔は「Especiaです……私たちは端っこでいいです」みたいな感じだったんですけど、今はちゃんと胸を張れるようになってきているなって感じます。

--そのEspeciaの各メンバーについて話を伺いたいんですが、まずリーダーのはるかちょ(冨永悠香)はどんな存在になっていますか?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

脇田もなり:Especiaの大黒柱みたいな。Especiaは悠香ちゃんが居ないとダメだと思うし、歌もダンスもめっちゃ努力していますし、近くで見ていて「この人になりたいな」って思う瞬間がいっぱいありますね。「凄いな」って尊敬することばかりだし、悠香ちゃんがいればEspeciaのことがすべて分かる。そういう意味で大黒柱だなって思います。悠香ちゃんが居ないと成り立たない。

--ちかぶぅ(三ノ宮ちか)は?

脇田もなり:ちかは26歳だし、他の年下のメンバーが出来ない面白いことが出来る。バラエティ番組でコショウを鼻に入れたりとか(笑)。あと、所属事務所の忘年会でストッキングを頭に被って引っ張り合う戦いがあったんですけど、私が選出されて「ヤバい」って戸惑ってたら「私、行きます!」って率先してストッキングかぶって、みんなに写真撮られまくってたんですよ! そうやって周りの空気を盛り上げてくれる。ちかが居なかったら私もここに居なかったと思うぐらい、それぐらい大事な存在です。

--三瀬さん(三瀬ちひろ)は?

脇田もなり:クールで、猫みたいな気分屋さんなんですけど……ちぃに名前を呼ばれたりするとめっちゃ嬉しいです。

--どういうこと?

脇田もなり:「もなぁ、ちょっと来て」って言われるだけで、「ちぃに名前呼ばれた!」って嬉しくなる(笑)。トキメキます!

--名前を呼ばれることがそんなにレアなの(笑)?

脇田もなり:あんまり名前を呼んでくれるイメージがなくて。ちぃは自分のスタイルがあるから、みんなとワチャワチャするよりみんなのことを見守るタイプなんです。MCでもみんながワチャワチャし過ぎたら「みんな、うるさいで」って切り替えてくれたり、Especiaにおける第二のリーダーみたいな存在。あと、ダンスも格好良いし、歌もすっごい頑張ってるし、もっと自分のことを前へ前へ出せるようになったら最高だと思います。

--最年少の森絵莉加は?

脇田もなり:絵莉加は、Especiaのムードメーカー。絵莉加がいないと……みんな面白いことしない。大体、絵莉加がちかにちょっかい出して、ちかがボケてそこに悠香ちゃんが参加して、みんな面白いことになる流れがあるんで(笑)、本当にムードメーカーだと思います。あと、手足が長いし、スタイルも良いので、めっちゃダンスもダイナミックやし、華がある。歌に関しても「Especiaに入って一番成長したのは絵莉加なんじゃないかな?」って思います。絵莉加のハスキーボイスというか、ちょっと個性的な歌声が私は好き。次のアルバムレコーディングも「え、こんなに上手かったっけ?」って驚かされました。学校とEspeciaの両立で悩んだりもしているみたいなんですけど、あの子はきっと大丈夫。

--では、脇田もなりは?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

脇田もなり:私ですか? えぇー? 自分のこと、あんまりよく分かんないんですよね。私はどういうメンバーなんだろう? ファンの人にはよく「マスコットキャラクターみたい」って言われます(笑)。あとは……………………うーん、私はなんだろう?

--(笑)。では、少し質問を変えます。どんなメンバーになりたいですか?

脇田もなり:私、Especiaの中で一番低い歌声が出るんで、もっと低音を極めていきたいなって思います。あとは……………………うーん、みんなに助けられてるどんくさい系なので、逆にみんなを助ける側になりたい。もっとみんなの相談役とかになりたいです。最近、絵莉加が学校とEspeciaの両立について相談してきてくれて「あ、こんなどんくさい自分でも相談してくれるんや」って嬉しくなったので(笑)。

--Especia自体はどんなグループにしていきたいですか?

脇田もなり:だんだん曲の感じとかが大人びてきて、すごく難しいんですけど、それでもみんな歌いこなせるようになっていて、今回のアルバム『CARTA』(2月24日発売予定)では全編英語詞の曲も歌ってるし、2016年は海外でもライブが出来るようになったらいいなって思ってます。個人的にはハワイやグアムにも行きたいですんですけど、Especiaとしてはスペインでやるべきだなって……というか、全部行ったらいいんですよね(笑)。

--2016年は海外ツアーが目標ですか。

脇田もなり:インドネシアとかも行ったらいいんじゃないかな。

--Especia、世界へ。

脇田もなり:それ、いいですね。Especia、世界へ。そこでマイケル・ジャクソンやジャネット・ジャクソンみたいなキレッキレなライブをするんです。海外のファンからいっぱい写真撮られて……

--もう完全に世界的スターですね(笑)。

脇田もなり:まぁ妄想なんで(笑)。その前に日本で人気者になりなさいっていう話なんですけど。

--まず1月17日 新木場STUDIO COASTを成功させないといけません。ただ、今から3年半前、右も左も分からなかったEspeciaがここまで来たこと自体、凄いことですよね。

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

脇田もなり:最初は歌もダンスも「よくわからへん。無理や。ヤバイ……」っていう感じしたからね。でも清水さん(マネージャー)が「おまえたちのパフォーマンスを見て「あ、これはやっていける」って思った」って言ってくれたんです。それでめっちゃ自信がついちゃって(笑)、このままみんなで歌もダンスもめっちゃ練習して上手くなったら、いつかは大きいステージに立てるんじゃないかって。そしたら渋谷O-EASTワンマンも出来たので、新木場STUDIO COASTも成功させられるんじゃないかと思っていたんですけど、今回のツアーの集客が少なかったりしたので、「埋まらないんじゃないかな?」って不安にはなってます。今までは「絶対いける」って自分に言い聞かせてやってきたんですけど、STUDIO COASTは広いし……でも埋まりたいですね~。埋まるって信じたい。

--そこでどんなライブが出来たらいいなと思ってますか?

脇田もなり:みんなに泣いてほしいです(笑)。この前の沖縄じゃないけど、みんなに号泣してほしい。「Especiaを応援しててよかった」とか「これからも応援したい」って思ってもらいたい。私の中で1月17日はひとつの集大成だと思っているので、自分の3年半をぶつけたいなって思ってます。ただ、アガリ性なんで、歌詞飛んだりして……

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

--それが脇田もなり3年半の集大成と思われる(笑)。

脇田もなり:そうならないように頑張ります! いつも「何も考えてなさそう」とか言われて……たしかに普段は空中に浮かんでる感じなんですけど、ステージは私にとって特別な場所なので、そこではいつもの自分を捨てるというか、試合に行く感覚なんです。私、テニス部だったんですけど、ボールを打ちに行く感覚。分かります?

--STUDIO COASTで実際に打っちゃいます?

脇田もなり:実際に打っちゃいましょうか(笑)。私、多分、Especiaがなかったら芸能活動できてなかったんでよ。なので、Especiaに出逢えたことで人生が変わったし……Especiaに人生懸けて良かったな!って、そう思えるぐらいのライブをSTUDIO COASTではお届けします!

<2016/1/17新木場STUDIO COAST公演MC

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

脇田もなり:今日は新木場STUDIO COAST、ツアーファイナルに来て下さって本当にありがとうございます。ここに立てるのも、たくさんの応援してくれるペシスト(Especiaファンの総称)さんたちや、裏でもたくさん動いて下さってるスタッフさんとか、影ながら支えて下さってるマネージャーさん……清水さんやイケちゃんがいたからここに立つことが出来ました。先ほど清水さんが発表した決断のことですが……2月28日をもってEspeciaを卒業します。たくさん話し合って、自分でもめちゃくちゃ考えて出した答えです。これからはみんなと違う道になってしまうけど、一生懸命次のステップを踏んで頑張っていきたいと思います。2月28日まではEspeciaの脇田もなりとして応援よろしくお願いします。

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冨永悠香「私も3日前ぐらいに知ったので、実感がないまま卒業発表……」
※2016/1/23インタビュー敢行(全文初出し)

--今回は、Especiaがデビュー前から使っているレッスンスタジオでのインタビューになるんですが、ここも変わっちゃいましたね。

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

冨永悠香:変わりましたね。青空がデザインされていたスタジオだったんですけど、今はこんな風になりました。めっちゃ寂しい。ある日、いきなり全部変わってたんで。

--まず先日終えたばかりの全国ツアーについて話を伺わせて下さい。メンバー自らセットリスト等ライブの流れを考えつつ、しかも過去最大本数というタイトなツアーだったと思うんですが、どんな気持ちで日本中を駆け巡ってましたか?

冨永悠香:前回のツアーの倍近い本数でしたし、自分たちに任せられている部分も多かったので、1公演1公演、毎回ひとつの大きな作品を5人で生み出している感覚でした。MCも自分たちで台本を作ったり、リハも自分たちで進めたり、すべてが自分たち。良い公演になっても悪い公演になっても全部自分たちの結果っていうか。なので、今回のツアーで責任感が強くなったなって思いましたね。

--体力だけじゃなくかなり頭も使った?

冨永悠香:使いましたね。私、夏休みの宿題とか結構ギリギリまでやらないタイプなんで、MCとかもすごく慌てて作ったりとか、本番前に用意しながら「ヤバイ、今日、何言う?」とか焦って決めたりしてて、すごくバタバタしていたんですけど、それで自分の容量とかも分かりました。もっと早めにやっておかなきゃダメだなって。8月31日だけじゃ間に合わないなって(笑)。

--そのツアーファイナル、過去最大規模となる新木場STUDIO COASTでのワンマンライブはいかがでした?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

冨永悠香:新木場STUDIO COASTって【アイドル甲子園】さんとかイベントで立たせてもらったことしかないから、自分の中ではフェスのイメージで。ワンマンライブのイメージが全くなかったんで、当日会場入りしたときにEspeciaのスタッフさんや関係者しかいなくて驚きました(笑)。「うわ、ほんまにここでワンマンライブやるんだ?」って。セットもすべてEspeciaやし、座席を用意したのもEspeciaらしいし、私たちが初期にやってた定期公演ってイスを用意していたんですよ。だから昔を思い出したりもしたし、Especiaの中で一番大きいキャパだったんですけど、アットホームさもすごく感じて、リハのときからめっちゃ喜んでました。フルバンドライブで特別感というか、記念日みたいな感覚もありましたし、嬉しかったですね。

--ただ、そのライブでは、メンバー3人(三ノ宮ちか/三瀬ちひろ/脇田もなり)の卒業発表がありました。3人とも事前のインタビューでは、Especiaの未来について語っていました。一体いつ何がどうなって今回の事態に至ったんでしょう?

冨永悠香:卒業に関しては私も3日前ぐらいに知ったので、全然実感がないまま卒業発表の瞬間を迎えた感じだったんです。ただ、卒業するって聞いた日はめっちゃ泣いて、次の日も余韻で「悲しいな」って思っていたんですけど、新木場STUDIO COASTでのワンマンは気持ちに整理をつけて臨みました。もなりに関しては、歌は続けていく娘だと思うので、いつかどこかで共演できたらいいなって本当に思ってるし、そういう意味では極端に寂しくはないんですけど、ちかとちひろは普通の女の子に戻ってしまうと思うんで……悲しい。

--では、3人も一斉に卒業するなんて全く思ってなかった?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

冨永悠香:Especiaが大阪から東京に拠点を移すって話が出たときに、私はすぐに「行く」って言ったんですけど、他のメンバーは悩んでて。でも「なんやかんやで一緒に東京来るんちゃう? 絶対辞めへんやろ」って思っていたんですよ。そしたら辞めるってなったから…………だからすごくビックリしました。絵莉加に対しては大学もあるから「辞めちゃうのかな?」って心配してたんですよ。でも「行く」って決心してくれて。

--絵莉加と2人だけになってしまう、その不安は大きい?

冨永悠香:もちろん。だって5人組だったのにその半分以下になっちゃうんですよ? 新メンバーを入れるのかどうかも分からないし、不安ですね。もうグループじゃないですもん。結成当初は10人もいたのに気付いたらコンビになっちゃった(笑)。

--3人がはるかちょ(冨永悠香)にとってどんなメンバーだったのか聞かせて下さい。まず脇田もなり。

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

冨永悠香:あの歌声がEspeciaから無くなってしまうのは、あのマスコットキャラみたいな可愛い女の子が居なくなってしまうのは、やっぱり寂しいです。もなは「はるかちゃん、はるかちゃん」ってすごく懐いてくれていたので……でも自分で決めたことなので、応援したいなって気持ちが今は強いです。もなは一番のライバルでもあったから。「もなりより歌が上手くなりたい」って頑張ってきたところもあるし……私は最初から歌が大好きでめっちゃ練習していたんですけど、もなはEspeciaに入ってからだんだん自分の才能に気付き始めた感じだったんで、だんだん「この娘、スゴい!」「ヤバい、負けられない!」って感じだったんですよ(笑)。でももなの声は好きです、すごく。自分にないものが全部ある。


--はるかちょの歌唱スキル上昇の背景には、もなりの存在があったんだね。続いて、三瀬ちひろ。

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

冨永悠香:ちぃはインパクトを与えるタイプというよりかは、そこに居てくれるのがあたりまえだったので、急に居なくなるとすごく寂しい。分かる人は分かると思うんですけど、すごく重要なキャラなんですよ。裏で私がMCの内容を決められなくてアタフタしているときとかも、そっと寄って来て助けてくれたり。同じ歳なんですけど、同じ歳と思ったことがなくて、お姉ちゃんっぽいから年上だと思っちゃう。それで甘えていた部分もすごくあったので、居なくなるのは寂しいです。あんまりちぃとは深い話をしたことがなくて、どういう心境だったのか、私も分からないんですけど。

--昨年末の時点では「Especiaが無くなったら引き篭もりに戻っちゃうんで、戻らないように頑張ります」って笑顔で言っていたんですけどね。

冨永悠香:私も卒業発表後にそのインタビュー記事読んで泣きそうになりました。Especiaがなくてはならない存在って言ってたじゃないですか。普段そういう話をしないんで、Especiaにそこまで愛があるとは思ってなかったんですよ。本当にツンデレで……というか、デレの部分を見せないんで(笑)。だからあのインタビューは最高のデレなんですよ! 本当に泣きそうになりました。

--続いて、ちかぶぅ(三ノ宮ちか)。

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

冨永悠香:ちかは私の中で笑いの神様(笑)。本当に落ち込んでいるときもちかが笑わせてくれたりとか、家の方面が一緒なんで2人で帰ったりして、電車の中で語り合ったりとかしてたんです。年上だから頼っていたところもあるし、居なくなるのが想像できない。「年齢では辞めない」って言ってたじゃないですか。

--ちかぶぅも「卒業しない」って今回の連載インタビューでは言ってたんですよね。

冨永悠香:ちかはEspeciaがラストチャンスだと思っていたみたいで、それぐらいEspeciaに懸けているところがあったんですよね。

--本当に普通の女の子になっちゃうんですかね?

冨永悠香:勿体ないですよね。まだまだ行けるやろうし、バラエティとか出てほしい。

--これ、卒業返上みたいなことにはならないんですかね? 「ごめんなさい、やっぱり5人で続けます」みたいな。

冨永悠香:ならないですね(笑)。

--とっても良い5人組だったと思うんですけど。

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

冨永悠香:そう思います、私も。

--Especia5人時代はどんな日々でした?

冨永悠香:この5人でEspeciaの形が固まったなって思いました。5人で駆け抜けている真っ最中はそんなこと思ったりしなかったけど、こうして振り返ると……これで第一章は終わったんだなって思います。エピソード1、終了。

--第二章はどうなっていくの? というか、どうしていきたい?

冨永悠香:「Especia、終わったな」って思っている人がいっぱいいると思うんです。「5人じゃないEspeciaなんてもうEspeciaじゃない」とか「なんでまだEspeciaやるんだ?」とか、エゴサでそういうコメント見て病んだんで、2日でやめたんですけど(笑)。なので、またEspeciaを再起させたい。新しいEspeciaになる訳だから、5人時代のファンがもし居なくなっちゃったとしても、新しいファンに好きになってもらえるぐらいの力をつけたい。

--新メンバーは入るんですかね?

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

冨永悠香:何にも聞いてないんですよ。でも2人はなくないですか? 2人でやるようになったらちかのソロダンスとかどうしていいか分からない(笑)。私の希望ではいっぱい入れたいです。プラス5人で7人ぐらいにしたい。

--それはなんで? また卒業しちゃうかもしれないから?

冨永悠香:うん(笑)。だって、どうなるか分からないじゃないですか! もういっそ100人ぐらい入れてほしい(笑)! まぁでもどんな形になるにしても第一章は超えていきたいと思ってます。落胆している人が多い分、逆転チャンスを狙いたいです。

--では、最後に。これからも共に活動していく森絵莉加への想いを聞かせて下さい。

Especia【“Estrella”Toour 2015】ドキュメントインタビュー

冨永悠香:最初はすごく悩んでたんですけど、残る決断をしてくれて、3人が卒業することに対して気持ちの整理がついたときに、絵莉加の存在が自分の中ですごく大きくなって。「やっぱり1人じゃ無理だったな」って思ったし、休学してまで来てくれるなんてすごく頼もしいし、これから2人で支え合っていきたいと思ってます。

Interviewer:平賀哲雄
Photo:Jumpei Yamada

Music Video

◎Especia三ノ宮ちか/三瀬ちひろ/脇田もなり卒業公演【Hotel Estrella -Check out-】
02月28日(日)恵比寿 The Garden Room
第1部 OPEN 12:30 / START 13:00
第2部 OPEN 16:30 / START 17:00

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