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2021/05/11 10:48

明石家さんま企画・プロデュースによる劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』のサントラ詳細発表

 『劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」オリジナル・サウンドトラック』の詳細が発表された。

 6月9日にリリースされる同作は、明石家さんまが西加奈子の小説に惚れ込み、企画・プロデュースした劇場アニメ映画『漁港の肉子ちゃん』のオリジナルサウンドトラック。10歳の稲垣来泉が吉田拓郎の楽曲を歌唱した主題歌「イメージの詩」に加えて、GReeeeNが書き下ろした「たけてん」など全21曲を収録している。

 サウンドトラックを手がけ、劇伴音楽を担当したのは『思い出のマーニー』などで知られる村松崇継。収録曲「漁港の肉子ちゃん」について「いろんな人生経験をし、たどり着いた漁港で、新たに生活を築き始め、周りを巻き込みながらもみんなと絆を深めていくそんな肉子ちゃんを表現していくために関西弁のノリ、テンポ感などを大事にしながら、肉子ちゃんの熱い心を表現していきました。そして、試行錯誤して出来上がった楽曲『漁港の肉子ちゃん』です」とコメント。さらに、村松の提案から声優のみならずフルートの演奏でも参加することになったCocomiに関して「肉子ちゃんに寄り添うキクコの思春期の微妙な心情の変化に寄り添う音楽。これは今回の音楽作りの中で、繊細さが要求される部分でしたが、うまく表現することが出来たと思います。その成功の裏には、やはり、キクコを音楽で表現する楽曲で、キクコを演じるCocomiさんのフルートで楽曲を表現できたことが、大変大きなことでした」と話している。

 Cocomiは「もともと村松崇継さんの『Earth』というフルートとピアノのための作品がとても好きで、YouTubeなどでいつも聴いていたので、今回、オファーをいただいてとても嬉しかったです。曲を聴いてシーンがフラッシュバックするぐらい、音楽と映像がマッチして、心にぐっとくるなと思いました。すごく自分の好みの曲だったので演奏していて楽しかったです」と明かしている。

 同作の音楽でもう1つの要となったのは、キクコと同級生の少年・二宮の2人の物語を表現すること。村松は「2人の微妙な距離感を保ちながらの心と心のキャッチボールを音楽で表現する中でチェロ宮田大さんの表現力もこの音楽のポイントになっていると思います」と語っている。

 発表とあわせてメイキング映像が公開。収録曲「ゆっくり家族になっていく」を演奏するCocomiの姿が映し出されている。
https://youtu.be/N7emmvZBmoY

◎リリース情報
『劇場アニメ映画「漁港の肉子ちゃん」オリジナル・サウンドトラック』
2021/6/9 RELEASE
2,750円(tax in.)
<収録曲>
01.イメージの詩 / 稲垣来泉
02.漁港の肉子ちゃん
03.肉子ちゃんは私の母親だ
04.肉子ちゃんはこの港で暮らすことにした
05.肉子ちゃん”おはよう”
06.ええ食べっぷりやなあ
07.あそこで皆生きてる、すげえな
08.「とっておき」だて
09.肉子ちゃんは優しいのである
10.「キクリン、何か言うた?」
11.いつだって、全力で肉子ちゃんだ
12.ゆっくり家族になっていく
13.クラスの誰かに会いませんように
14.私は決められない
15.私、なんて狡い子なんだろう
16.肉子、落ちつけ~
17.お母さん、大好き
18.普通がいちばんええんやで
19.みんな、望まれて生まれてきたんやで
20.ささやかな希望、あふれ出る光
21.たけてん / GReeeeN

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