2021/05/07
K-POPグループNCTを擁するSMエンターテインメントが、米番組製作会社MGM Worldwide Television Groupと提携し、米国を拠点に活動するK-POP集団、NCT-Hollywoodの結成メンバーを選出するコンペ・シリーズを企画していることが明らかになった。
現在は全体で23人メンバーがいるグローバル・グループNCTは、ソウルのNCT 127、NCT DREAM(結成当初は10代限定だった)、中国のWayVなど、さまざまな派生ユニットがあるのが特徴だ。NCT-Hollywoodは初めて米国で募集し、主に米国で活動する新ユニットとなる。
オーディションは、“アメリカで最も才能ある新人アーティスト”を募集しており、13歳から25歳までの男性限定だ。参加者はソウルに飛び、SMキャンパスで“K-POPブートキャンプ”トレーニングを受けながらダンス、ヴォーカル、スタイルなどのテストで審査される。現NCTメンバーとSM創設者Soo-Man Leeが審査とメンターの役割を担う。
ひとくくりでK-POPといえども、韓国出身ではないメンバーが所属するグループは珍しくなく、NCTにも日本人、中国人、タイ人、韓国系アメリカ人、韓国系カナダ人のメンバーが所属している。韓国では新しいグループを結成するオーディション番組も定番となっているが、これまで米製作会社と提携した番組はなく、米国に活動拠点を置くK-POPグループも初となる。今年2月には、BTSが所属するHYBE(元Big Hit Entertainment)が、ユニバーサル・ミュージック・グループと戦略的提携をを発表しており、同様の企画が進行中であるとみられている。
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