2021/04/27
今秋公開の映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の主題歌をHakubiが担当することがわかった。
『百万円と苦虫女』『ふがいない僕は空を見た』『ロマンスドール』のタナダユキが監督を務め、高畑充希を主演に迎えた同作は、震災後の福島・南相馬に実在する映画館・朝日座を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた茂木莉子こと浜野あさひが、病に倒れた恩師との約束を守るため、閉館寸前の映画館の再建しようと奔走する姿を描く作品。高畑充希が茂木莉子こと浜野あさひ役、柳家喬太郎が朝日座の支配人・森田保造役、大久保佳代子が莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役を演じる。
◎片桐(Hakubi) コメント
あの頃、気がつけば何気なくそばにいてくれた人
今頃何をしているのだろうと思い浮かべ
ふいに会いたくなる“あの人”に感謝を伝えたくなる
優しくて温かいこの作品に
Hakubiの音楽で関われたことがとても嬉しいです。
今回書き下ろしをさせていただいた“栞”という曲は
暗い闇で膝を抱え込んでしまった自分を
何も言わずただ信じ続けてくれた“あの人”へ
道標となってくれた“あの人”へ
自分の両の足で立てるようになった今
手紙を書く様に書いた曲です。
皆さんにとっての“あの人”にも
届いてくれるといいなと思っています。
◎藤原努プロデューサー コメント
この映画の主題歌のお願いをHakubiさんにした時、ボーカルの片桐さんは、デビューを控えてのコロナ禍の中、心身ともにかなり追い詰められている状況だったと聞きました。そこからの彼女の言わば立ち直りのタイミングと映画館の再生を模索するこの映画のテーマが、一種共振する形でこの主題歌は生まれたのではないかという気がしています。
“栞”はさまざまな出来事や人生のターニングポイントの象徴。
おそらくHakubiさんたちにとっても映画『浜の朝日の嘘つきどもと』にとってもお互いにかけがえのない歌ができ上がったんじゃないかと思います。
◎映画情報
『浜の朝日の嘘つきどもと』
2021年秋公開
監督・脚本:タナダユキ
主題歌:Hakubi「栞」
出演:
高畑充希
柳家喬太郎
大久保佳代子
甲本雅裕
佐野弘樹
神尾佑
光石研
吉行和子
配給:ポニーキャニオン
(C)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会
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