2021/04/23
キッスの伝記映画プロジェクトがNetflixで進行中のようだ。Deadlineが一報を伝えた記事に、メンバーのポール・スタンレーがSNSで“事実だ”とお墨付きを与えている。
『Shout It Out Loud』と仮題が付けられているこの映画は、『マレフィセント2』などを手掛けたヨアヒム・ローニング(Joachim Rønning)が監督する。脚本はウィリアム・ブレイク・ヘロン(William Blake Herron)の初期草稿を基にオーレ・サンダース(Ole Sanders)が執筆する。仮題は、キッスの1976年のアルバム『地獄の軍団/Destroyer』に収録されている「狂気の叫び」からだ。
クイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』に続いてエルトン・ジョンの『ロケットマン』が世界的に大ヒットしたことから、次の音楽系伝記映画の対象を製作者たちは数年にわたり探してきた。奇抜なメイクと衣装、血糊や火薬をふんだんに使用したド派手なステージ演出、そしてストレートなハード・ロックという音楽性を含め、キッスは格好の題材と言える。『Shout It Out Loud』は、スタンレーとジーン・シモンズのありそうにない友情や、エース・フレーリーとピーター・クリスを加えたクラシック・ラインナップの結成秘話、そしてその後の成功への道のりが描かれるとみられる。
キッスは2014年に【ロックの殿堂】入りを果たした。2019年1月に開幕したラスト・ツアー、【End of the Road】(エンド・オブ・ザ・ロード)ワールド・ツアーが終了した時点でバンドは解散する。
True! https://t.co/yAcuV69jzJ
— Paul Stanley (@PaulStanleyLive) April 21, 2021
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