2021/04/16 16:50
先日リリースされた、ミック・ジャガーがデイヴ・グロールとタッグを組んだ新曲「Easy Sleazy」。このコラボレーションに、3Dアーティストのオリヴァー・ラッタ(a.k.a.エクストラウェグ)が加わり、「Easy Sleazy」のループをフィーチャーしたオーディオ・ビジュアル・チャリティー・NFT作品を共同制作した。
この作品は、ジェミニ所有のニフティ・ゲートウェイから公開され、さらに日本時間4月16日午前2時から24時間にわたってオークションにかけられ、その収益はすべてチャリティに寄付されることとなった。
この作品は、ミック・ジャガーにとってNFTのデビュー作。さらには、ザ・ローリング・ストーンズのリード・ヴォーカリストとフー・ファイターズのフロントマンが作った初めてのコラボレーション曲を讃える作品でもある。ベルリンを拠点に活動するアートディレクター/アーティストのオリヴァー・ラッタ(a.k.a.エクストラウェグ)と共同で制作されたこの30秒のオーディオ・ビジュアル作品は、人間の心の壁を打ち破りながら、社会崩壊の瀬戸際で前に進むというシュールなエッセンスを表現。世界がロックダウンからゆっくりと抜け出ていく中で、芸術的な救済の瞬間を切望する声は多い。この作品は、そうした欲求に応えるものとなっている。
「Easy Sleazy」は、ミック・ジャガーがロックダウン中に作った曲で、ミックはリード・ヴォーカルを担当。またフー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールが、彼ならではの特徴的なドラムス、ベース、ギターを演奏し、マット・クリフォードがプロデューサーを務めている。「Easy Sleazy」は、YouTube やソーシャルメディアで視聴可能となっており、ミュージック・ビデオの撮影は、ミックの自宅とグロールのフー・ファイターズ・スタジオでそれぞれ行われている。
このNFT作品の売上金は、すべてMusic Venue Trust(小規模ライヴハウスの保護・保証・環境改善を目的とした英国の慈善団体)、Back-up(病気やケガに見舞われたエンターテインメント関連の技術者やその遺族への経済的支援を行う団体)、National Independent Venue Association(全米の独立系ライヴハウスやプロモーターの業務環境を維持・育成するための団体。略称NIVA)に分配される。また、収益の一部は環境保護のために寄付される。
こうした趣旨に賛同し、ミック・ジャガーとデイヴ・グロールはこの曲からの収益をすべて寄付する。NFT作品のビジュアル部分は、オリヴァー・ラッタ(a.k.a.エクストラウェグ)が制作し、ピンク・ソルトがプロデュースしている(協力: ギア・クアランタ)。作品の詳細は、ミック・ジャガーの公式サイトとニフティ・ゲートウェイのオークション・ページで閲覧することができる。
There's a 24hr charity auction on @niftygateway at 6pm BST today for a piece of Eazy Sleazy digital art, created by 3D artist @extraweg - proceeds from this will be going to a few charities picked by myself and Dave Grohl @foofighters - find out more at https://t.co/fmNxlrVjcD pic.twitter.com/CoZEukn5cb
— Mick Jagger (@MickJagger) April 15, 2021
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