2021/04/14
RADWIMPSが、新曲「鋼の羽根」ミュージックビデオを公開した。
新曲「鋼の羽根」は、4月2日よりオンエアがスタートしたバランス栄養食『カロリーメイト』(大塚製薬)の新CM「この世界で考えつづける人へ」篇のために書き下ろした新曲。「この時代をどのように生き抜いたらいいのか」と野田洋次郎が考えつづけてきたメッセージが込められており、日常が変化しても何かできることはないかと、立ち止まることなく考えつづける人々の姿と希望を表現している。なお、CMには野田自身も出演している。
桜色が一面に広がるMVは、合成ではなく「赤外線撮影」という手法を用いて撮影された。通常のカメラ撮像センサー前に装着されている赤外線をカットするフィルターを取り外し、可視光と赤外線を同時に感光することで色味が変化する。桜の季節に撮影されたため桜色の映像世界に本物の桜が共存する神秘的な映像となった。
◎映像
「鋼の羽根」ミュージックビデオ
YouTubeにて公開
https://youtu.be/TE-RGGXEmds
◎大河臣監督 コメント
▽企画動機
報われなかった努力やそこから生まれる感情というのは、100人いれば100人のストーリーがあるはずなので、きっと公約数的なものは存在せず、十人十色。 そんな「戦ってきた人々、折れそうな人々」が必要とするものを「映像において」という観点で想像しました。
「物語」は与えるものではなく、この曲を必要とする人・視聴者それぞれにとっては、もう既に持っているものかもしれません。なので、今回必要なものはきっと「創作された物語」ではなく「映像から自己体験を想起し、置き換え、投影できるもの」なのではないでしょうか。
このような思いから「ただ事象のみが静かにそこにある実景を映し出し、視聴者に感情を委ねたい」と考えたのが、今回の企画の出発地点です。
▽赤外撮影の企画意図
「光」というものは時に眩しく、時に世界を美しく彩るものですが、目に見えないものもあります。
報われかった努力、夢が折れてしまった瞬間、挫折や羨望。それらは日向には出づらく、見えづらいもの。でも、僕らが生きるこの世界にそれらは確かに存在していて、決して無かったことにはならないもの。
そんな苦い思いも、それに向き合いもがく人々も、ちゃんと見ている人はどこかにきっといる。 そしてそれらを、この曲を通じて肯定したい。
そんな想いから「可視光外の『見えない光』:赤外線を捉えることで美しく色づく世界」の中、『確かにそこにあった、見えない輝き』を望遠鏡越しに観測するという企画を基軸に描こうと考えました。
◎リリース情報
配信シングル「鋼の羽根」
2021/4/5 RELEASE
https://lnk.to/RADIF
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