GfK Japanによるダウンロード・ソング売上レポートから、2021年3月29日～3月31日の集計が明らかとなり、NiziUの「Take a picture」が17,612DLを売り上げ、現在首位となっている。

　「Take a picture」は、前作『Step and a step』から約4か月ぶりとなる、グループの2ndシングル『Take a picture／Poppin' Shakin'』の表題曲で、コカ・コーラの「この瞬間が、私。」キャンペーンのタイアップ・ソング。4月7日のCDリリースに先駆け、3月29日に先行配信がスタートした。なお、同シングル表題曲「Poppin' Shakin'」は、2月20日に配信開始されており、当週の速報では10位にエントリー。このまま順位を維持できれば、5週ぶりのトップ10返り咲きとなる。

　前週3連覇を達成した宇多田ヒカルの「One Last Kiss」は、現在6,916DLを売り上げて2位。同曲がテーマソングの映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、動員ランキング（興行通信社調べ）で3週連続の首位を保っており、シリーズ最高記録を更新しているが、そうした映画の好調からも、今後の「One Last Kiss」の伸びしろが予想できる。

　そして3位はYOASOBIの「怪物」で、5,036DLを売り上げている。この曲はTVアニメ『BEASTARS』第2期オープニング・テーマで、アニメの最終回が3月24日に放送されたこともあり、前々週9位から前週3位まで上昇したが、その勢いが当週も維持されているのか、速報値は前週比175%と大きく伸ばしており、週後半の伸びにも期待ができるだろう。

　前週14,971DLを売り上げ、2位に初登場したスピッツの「紫の夜を越えて」は、現在3,661DLで7位に。また、9位にはTVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』オープニング・テーマの「ユメヲカケル！」がエントリー。このまま順位を下げなければ、初のトップ10入りを果たすことになる。

◎Billboard JAPANダウンロード・ソング集計速報
（2021年3月29日～3月31日の集計）
1位「Take a picture」NiziU
2位「One Last Kiss」宇多田ヒカル
3位「怪物」YOASOBI
4位「ドライフラワー」優里
5位「廻廻奇譚」Eve
6位「うっせぇわ」Ado
7位「紫の夜を越えて」スピッツ
8位「勿忘」Awesome City Club
9位「ユメヲカケル！」スペシャルウィーク (CV. 和氣あず未)、サイレンススズカ (CV. 高野麻里佳)、トウカイテイオー (CV. Machico)、ウオッカ (CV. 大橋彩香)、ダイワスカーレット (CV. 木村千咲)、ゴールドシップ (CV. 上田 瞳)、メジロマックイーン (CV. 大西沙織)
10位「Poppin' Shakin'」NiziU

※Billboard JAPANの週間ダウンロード・チャートはGfK Japanと米国ニールセンのデータをもとに生成していますが、先ヨミ時点の集計はGfK Japanのデータによる推定値となります。