2021/03/14
日本時間2021年3月15日に開催される【第63回グラミー賞授賞式】に出演するアーティストたちのインタビューがレコーディングアカデミー公式ホームページで動画と共に公開された。
<最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞>で初ノミネートされたBTSは【グラミー賞】への期待と今の心境、そして韓国(アジア人)ポップ・グループにとって初のノミネートなどについて語っている。
――2021年の【(第63回)グラミー賞】が近づいていますが、どのような心境ですか? また(今年の【グラミー賞】に)何を期待しますか?
V:(【グラミー賞】が)近づくにつれて、期待と興奮が高まっています。自分たちがノミネートされ、演奏するなんていまだに信じられません。受賞できたら、さらに素晴らしいでしょう。
――「Dynamite」は(コロナ禍で)苦しい時に元気を与えてくれた曲でした。初めてのノミネートでまだ実感はわかないとは思いますが、今はどんなお気持ちですか? またこのことによって、ファンの心を掴むでしょうか?
JIN:BTSは、音楽を通じて僕たちのストーリーをみなさんに届け続けてます。「Dynamite」もそうです。僕たちに力を与えてくれ、ファンに伝えたいメッセージを届けてくれる曲です。
――今回のノミネートは、BTSにとってだけでなく、K-POPグループにとっても初めてのノミネートです。多くのアーティストは、海外のあなたたちの功績を称えています。今後続く韓国の若い世代のアーティストたちに(世界への)道を切り開いたことについて、韓国代表となったあなたたちはどう感じていますか?
JUNG KOOK:韓国の代表と呼ばれることには圧倒されてプレッシャーを感じています。注目していただき、ファンだけでなく、仲間からのサポートにとても感謝しています。今後も、より良い音楽やパフォーマンスを披露するために、頑張っていきます。【グラミー賞】にノミネートされた最初のK-POPアーティストであることは信じられないほどの名誉なことであり、これがほんの始まりに過ぎないことを願っています。もし受賞できたら、これは僕らだけではなく、音楽における多様性を追求する多くの人々にとっても、大きな意味を持つことになるでしょう。
――アルバム『BE』はこれまでで最も個性的であり、ARMY(BTSのファン)向けに作成することに携わっていました。なぜあなたたちはパンデミック(コロナウィルスの感染拡大)に対するあなたの欲求不満をアルバムに向けることを決めたのですか?
JIMIN:僕たちは思いを共有し、急激に変化した日常生活の中でも、これまで通りでいる方法を伝える必要があると感じました。人生は続きますからね。僕たちにできることは音楽を作って演奏することだったので、人々が僕たちの音楽に親しみを感じ、癒されることを願ってアルバム『BE』を作成しました。
――この数か月間、皆さんはどのような時間を過ごしてきましたか? パンデミックが終わったら何がしたいですか?
J-HOPE:僕たちはひたすら音楽活動に取り組んできました。パンデミックが終わった後に最初にやりたいことは、ツアーに行ってファンの前で演奏することです。ファン(1人1人)の目を見て、「愛してるよ、アーミー!」と叫びたいです。
――一般的にあなた方はK-POPアイドルとして有名なのですが、BTSの音楽はもはや超越され過ぎていて、ファン層は韓国の大統領まで含めて多様です。K-POPというラベルについてどう思いますか? 自分の言葉で自分をアーティストとしてどのように表現しますか?
RM:K-POPは一般的に韓国音楽を指す用語ですが、ある時点で独立したジャンルになりました。K-POPが何であるかを定義することは実際には非常に難しいのです。正直な気持ち、ファンに音楽やパフォーマンスを披露して、それにたくさんの愛を返していただいて、感謝しかありません。僕たち自身を表現するなら、韓国から来た7人の普通の男の子です。
――主要な授賞式や主流のポップカルチャーで話題に上がるアジアのミュージシャンはあなたたちだけですが、それをどのように感じますか? もし変えられるなら、あなたたちの功績によって今の音楽業界(状況・市場・環境)をどのように変えたいですか?
SUGA:世界の音楽業界では「多様性」の動きが見られます。これらの変化がどんどん進むこと、前進し続けることを願っています。僕たち以外にも韓国には素晴らしいアーティストがたくさんいます。そして、彼らの音楽が世界で通用するものであると確信しています。人々が様々な音楽に触れ、より多くのミュージシャンがより広く知られるようになるのを助けるために、僕たちが役割を果たすことができれば幸いです。
――あなたたちの独断で、これまで発売した曲やアルバムの中で【グラミー賞】を贈りたいものはどれですか? まだ過去のBTS/BTSの全てを知らない人たちのためにこれまでの作品で最も誇らしい曲はどれですか?
RM:僕がお勧めしたいのは、とても大変な時期に発売したアルバム『LOVE YOURSELF 轉 'TEAR'』です。個人的には「Spring Day」が一番特別な曲です。
――2021年のBTSの次のステージは? 新しい音楽やソロ・プロジェクトの予定はありますか?
RM:パンデミックがまだ解消されていないので、音楽やパフォーマンスを通して、「Dynamite」のように、希望と癒やしのメッセージをもう一度届けたいと思っています。
JIN:次の音楽をリリースするために一生懸命取り組んでいます。次は何がくるかを楽しみにしていてほしいです。
SUGA:2021年により良いツアーが開催されることを願っています。楽しみにしていてください。
J-HOPE:楽しさや喜びを新たな曲とパフォーマンスで、届けられたらと思っています。僕たちは今、本当に一生懸命取り組んでいます。
JIMIN:現状を考えるとファンと直接会うのは厳しい状況下なので、アルバムでも他のコンテンツでも、ファンとの距離を縮めていけるように頑張ります。
V:僕たちは、人々に共感を持って心地良く触れるそよ風のような存在でありたいと願っています。
JUNG KOOK:2021年、僕たちは【グラミー賞】という最高のステージに参加でき、僕たちが続けてきた、僕たちの(今)できる最高のもの、ステージをお見せします。僕たちの音楽の多様性をもっとお見せしたいと思います。
◎番組情報
『生中継!第63回グラミー賞授賞式』
2021年3月15日(月)午前9:00~、WOWOWプライムにて生放送(同時通訳)
WOWOWオンデマンドにて同時ライブ配信(同時通訳)※見逃し配信あり
『第63回グラミー賞授賞式』
2021年3月15日(月)夜10:00~、WOWOWプライムにて放送(字幕版)
WOWOWオンデマンドにて同時配信 ※見逃し配信あり
◎関連番組情報
『第63回グラミー賞授賞式の見どころ #1~#4』(無料放送)
WOWOWオンデマンドにて配信中
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