2021/03/10
2021年3月15日付(集計期間:2021年3月1日~3月7日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で、Adoの「うっせぇわ」が総合首位を獲得した。
CDセールス枚数が低調となった当週はストリーミングや動画再生に強いアーティストが順位を上げる展開となった。前週の総合ポイント差が319ポイントにまで接近し、6週にわたって激しい順位争いを繰り広げていたAdoの「うっせぇわ」と優里の「ドライフラワー」の2曲は、「ドライフラワー」がストリーミングとカラオケで1位となったものの、「うっせぇわ」がダウンロードとラジオ、Twitterと動画再生で逆転し、総合242ポイント差で「うっせぇわ」がキャリア初の総合首位を獲得した。
3月5日放送の『ミュージックステーション』に初出演し、好評を博したAwesome City Clubの「勿忘」は、ダウンロードが前週6,573DLから当週9,242DLで5位、ストリーミングは前週9,710,151再生から当週10,015,667再生で2位となり、この2指標が牽引して前週9位から当週総合5位まで順位を上げている。同曲はロングヒットのサイクルに入りつつあり、次週のチャート・アクションに注目だ。
3月1日放送の『報道ステーション』に初のテレビ生出演し、新曲「旅路」を初めて生演奏した藤井 風は、今年ブレイク確実と言われる実力をいかんなく発揮して、SNSを中心に話題を集めた。同曲は同日デジタル解禁され、ダウンロード1位、ラジオ2位、Twitter 10位など高ランクをマーク。こちらも自身初の総合10位に初登場した。総合100位圏外だが、既に過去タイトル「何なんw」、「青春病」、「優しさ」、「帰ろう」がストリーミング、ダウンロード、動画再生を伸ばし始めており、今回のテレビ出演とテレビ朝日系ドラマ『にじいろカルテ』の主題歌タイアップをステップに、ファン層を大きく広げるのは確実だろう。
◎【JAPAN HOT 100】トップ10
1位[3]「うっせぇわ」Ado(-・18,739DL・9,823,225再生)
2位[2]「ドライフラワー」優里(-・14,000DL・12,259,239再生)
3位[6]「夜に駆ける」YOASOBI(-・7,749DL・9,320,783再生)
4位[5]「Dynamite」BTS(-・7,186DL・9,499,228再生)
5位[9]「勿忘」Awesome City Club(-・9,242DL・10,015,667再生)
6位[14]「群青」YOASOBI(-・6,963DL・7,367,560再生)
7位[10]「炎」LiSA(1,268枚・6,141DL・5,964,668再生)
8位[12]「怪物」YOASOBI(-・6,587DL・7,933,087再生)
9位[-]「激辛LOVE」BEYOOOOONDS(54,835枚・4,244DL・-・-)
10位[-]「旅路」藤井 風(-・24,337DL・2,494,342再生)
※[]内は前週順位
※()内はシングル枚数・ダウンロード数・ストリーミング数(各50位圏内のみ)
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