2021/02/24
現地時間2021年3月27日に米HBOと同社のストリーミング・サービスHBO Maxにて独占公開されるティナ・ターナーの最新ドキュメンタリー『Tina』のティーザー映像が解禁された。
2018年の【カンヌ国際映画祭】にて製作が発表された『Tina』は、1960年代に夫とのデュオ=アイク&ティナ・ターナーとして成功を収め、1980年代にはソロ・アーティストとして一世風靡した音楽界のアイコンであるティナ・ターナーの人生とキャリアを追った作品となっている。1987年にアイクと離婚したティナは、1984年の「愛の魔力」でソロとして初の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”首位を獲得し、この快挙は音楽史における最も印象的なカムバックの一つとされている。
公開された約1分半のティーザー映像で、1971年の「Proud Mary」が流れる中、ティナは幼い頃にいなくなってしまった母親について回想している。「私の母は、日曜日になるとキッチンの窓辺に座りながら、その晩のディナーを作っていました。私はそれをただただ眺めていました」と振り返った彼女は「ある日、彼女が窓辺から消えました。その後彼女の姿を窓辺で見ることは一度もありませんでした。自分を迎えに来て欲しくてたまりませんでした。私は待ちました。けれど、彼女が戻ることはありませんでした。でもいいんです、なぜかわかりますか?私は綿畑出身の少女ですが、破滅や過ちから自分を引っ張り上げてきました。そしてあなたたちのために、ここにいるのです」と語っている。
未公開映像、音源テープ、プライベート写真などが織り交ぜられたドキュメンタリーには、現在スイス・チューリッヒで暮らすティナと夫のアーウィン・バックやアンジェラ・バセット、オプラ・ウィンフリー、ジャーナリストのカート・ローダー、劇作家のカトリ・ホールなどの最新インタビューがフィーチャーされている。
監督を務めるのは、2012年に『アンディフィーテッド 栄光の勝利』で【アカデミー賞】に輝いたダン・リンゼーとT.J.マーティンで、【アカデミー賞】や【エミー賞】を受賞したプロデューサーのサイモン・チンとジョナサン・チンによる制作会社Lightboxと【エミー賞】ノミネート経験を持つダイアン・ベッカーがプロデュースする。
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