2013/01/25
昨年12月に1stアルバム『the dresscodes』をリリースしたドレスコーズが、自身初のツアー【the dresscodes TOUR 1954】の渋谷O-WEST公演を1月24日に行った。
前日の京都磔磔公演を皮切りに、全国10箇所11公演を巡るこのツアー。昨年の結成以来、イベントやフェスの出演はあったが、単独公演は数えるほどしか行ってこなかった。超満員の会場に現れた4人は、当然ながら前述アルバム収録曲を次々に披露。志磨遼平(vo)は「こんばんは! はじめまして、ドレスコーズといいます!」と笑顔だ。
その志磨がロングコートに両手を突っ込んで高らかに歌えば、菅大智(dr)は大きく振りかぶる独特の奏法でタイトなリズムを響かせる。安定感のある低音でボトムを支える山中治雄(b)に、丸いレンズのサングラスをかけた妖しい雰囲気でフリーキーな歪みを生み出す丸山康太(g)と、4人がそれぞれに個性的なステージングで観衆を魅了していく。
中でも、「お客さん、そろそろうるさいのやるかい?」という志磨の不敵な笑みからスタートした「Automatic Punk」では、“テレビなんかより 戦争がしたい”と過激な歌詞と共に繰り出す轟音で圧倒。終盤にはにかみながら礼を告げた志磨は、「今年は色々やるよー」と今後の活動を示唆してステージを後にした。
なお、今後も各地で続いていくツアー【the dresscodes TOUR 1954】は、3月8日の日本青年館公演でファイナルを迎える。
Photo By Jedi Matsumoto
◎ツアー【the dresscodes TOUR 1954】
1月23日(水) 京都磔磔(終了)
1月24日(木) 渋谷O-WEST(終了)
1月27日(日) 札幌cube garden
2月2日(土) 広島ナミキジャンクション
2月3日(日) 福岡DRUM Be-1
2月9日(土) 仙台darwin
2月10日(日) 新潟CLUB RIVERST
2月16日(土) 梅田QUATTRO
2月17日(日) 高松DIME
2月22日(金) 名古屋QUATTRO
3月8日(金) 日本青年館
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