2013/01/25 11:00
ニューヨーク、ハーレム出身の若手最注目株ラッパー エイサップ・ロッキーのデビュー作『ロング・リヴ・エイサップ』が今週の全米アルバムチャート初登場首位に輝いた。
ミックステープやストリーミングでの活動実績を積み、ホット100チャートでも3曲をチャートインさせる記録を打ち立てるという、堂々デビューを果たしたエイサップ・ロッキー。ヒップホップ勢のデビュー作が初登場首位を獲得したのは、2010年11月に発売されたニッキー・ミナージュの『ピンク・フライデー』以来、約2年振りとなる。
続く2位には、『キッズ・ボップ23』が初登場。日本では浸透性がまだないけれど、ティーンの子どもたちが、その時流行しているヒットソングをカバーする、いわゆるオムニバス盤。本作で23枚目となるヒット商品で、今回はリアーナの「ダイヤモンズ」やファンの「サム・ナイト」、ニーヨの「レット・ミー・ラブ・ユー」等が収録されている。
その他、大きな動きはない今週のアルバムチャートだが、登場13週目ではやくも300万枚のヒットに至った、4位のテイラー・スウィフト『レッド』や、来日で盛り上がりをみせているワン・ダイレクションの『テイク・ミー・ホーム』が10週目でミリオンを獲得するなど、はやくも今年の代表作が出揃っている感じだ。
また、ブルーノ・マーズ、ルミニアーズ、フィリップ・フィリップスといった、シングルチャートでヒットを飛ばしているアーティストのアルバムが上位を占めているのも、特徴的。2年連続で年間ナンバーワンを獲得した、アデルの『21』は、今週でついにチャートイン100週目を迎えている。
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