2021/02/08 19:00
世界を騒がすガチマヂアイドルをコンセプトに活動してきた、完全セルフプロデュース東京系アイドルユニット・CY8ER(サイバー)。2021年1月10日【CY8ERなりの横浜アリーナ at 日本武道館】にて夢を叶えて解散した彼女たちが、その伝説を後世に正しく伝えるべく特別に再集結し「元CY8ERなりのインタビュー」に応えてくれた。
<はじめに「夢を叶えて解散したCY8ER、前人未到の革命劇」>
CY8ERは、2011年にデビューしたBiS(1期)のオリジナルメンバーだった苺りなはむが、同グループ脱退後も様々なアイドルプロジェクトに挑戦していく紆余曲折の果てに「完全セルフプロデュース」を銘打ち、一切「大人たちの事情」に巻き込まれず、自分たちで運営からプロデュース、制作まで行う前代未聞のアイドルグループとして2016年12月に結成された。
(※CY8ERの詳細な生い立ちは、2020年7月18日の解散が発表された無観客配信ライブ【伝えたいこと】の記事「CY8ER「夢を叶えて解散します!」10年にわたるアイドル大河ドラマ――覆しようがないと思われた現実を覆した物語」をご覧下さい→ https://bit.ly/3p0nGUk)
結成当初は振り向いてくれるアイドルフリークも少なく、後述のインタビューにおける苺りなはむの言葉を借りれば「武道館に辿り着くまでいっぱい負けちゃったりもしたけど」それでも自らが追求する音楽をはじめとしたクリエイティヴでもって夢を叶えんとするその姿勢に胸打たれたメンバー、スタッフ、ファンがCY8ERの旗の下に続々と集まり、目標として掲げてきた会場でのワンマンライブの開催及び成功をすべて実現。わずか4年で夢の舞台・日本武道館に辿り着いてみせた。
その解散公演は各所ですでに報じられている通り、コロナ禍でソーシャルディスタンス等の感染予防対策が義務付けられていたゆえの空席をそこに集いし者たちの熱気と愛情、無数のレーザービームやサイリウムの光、数多のクリエイターたちも絶賛した圧倒的かつ上質な重低音でもって埋め尽くす、実にCY8ERらしい、CY8ERにしか成し得ない、CY8ERの夢を完成させるに相応しいライブとなった。
この時代に大人の指示でなく自らの意思と力で活動する、言わばアイドル独立宣言(アイドルのアイドルによるアイドルの為の活動)で世界を切り開いた存在がいたことだけでも革命的だが、数多のアイドルが夢を見ては消えていくこのシーンにおいて、公言通りに夢を叶えて「生きていてよかった」「アイドルを好きでよかった」とメンバーもスタッフもファンもそこに居合わせたすべての人が思えるハッピーエンドを体現してみせたことは、伝説と呼んで過言ではないだろう。
さて、ここからは、その伝説をアイドル史に刻んでみせた当人たち=苺りなはむ、小犬丸ぽち、ましろ、病夢やみい、藤城アンナによる「元CY8ERなりのインタビュー」をご覧頂こう。CY8ER第2章を紡いでいくすべての人々へ――最後で最初のメッセージ。
<CY8ER解散後の未来「このワクワク感は「はじまりのとき」に近い」>
◎元CY8ERなりのインタビュー
--解散直後の今、どんな心境で日々過ごされていますか?
病夢やみい:最後のMV(時をとめて https://bit.ly/3twkZgS)が解散ライブ前日公開だったので、そのオフショットを公開したり、ネットラジオ『オンエアサイバー!』Vol.6-最終回-(https://bit.ly/3aG6lLs)で撮影時のエピソードを話したり、解散ライブ後のファンの人たちの精神状態も心配だったから、解散前より多くSNSを更新したりしていて、気持ち的には「CY8ERは解散したけど、私たちは存在しているから大丈夫だよ」みたいな感じで何かしら発信しつつ、食べて寝てゴロゴロしています(笑)。
藤城アンナ:こういうご時世ではあるんですけど、毎日誰かしら人に会って過ごすようにしています。大体、CY8ERの現場に出入りしていた人たちなので、感想をすごく熱く語ってもらったりして、それを他人事のように聞いているというか(笑)。なんか、ずっと実感がないんですよね。まだ夢心地というか、大好きなYUKIさんの武道館ライブのDVDを観ながら「私たち、ここでライブしたんだ?」みたいな。まだちょっとふわふわしていますね。
ましろ:CY8ERって長期休みが取りやすいグループだったんですよ。そのあいだにみんなで旅行へ行ったりしていたんですけど、そもそものスタンスがそういう感じだったんで、武道館で解散してもまだ告知とかいろいろあるし、これまでとあんまり変わっていないというか……
苺りなはむ:むしろ、休み期間より会ってる(笑)。
藤城アンナ:もっと会わない期間は全然あったから。
ましろ:だから本当にまだ実感がないんですよ。どこか「まだCY8ERなのでは?」と思っちゃってる。ただ、家族が武道館の解散ライブに来てくれたんですけど、その前に来たライブがリキッドルームだったので、久しぶりに観てさらにファンになっちゃったぽくって(笑)。CY8ERのグッズを身に付けたり、YouTubeでCY8ERの動画観ていたり。そんな家族の姿を見ながら「すごく良い武道館ライブが出来たんだろうな」と嬉しくなりました。
小犬丸ぽち:私もましろちゃんと同じで、解散したけど、みんなで武道館のライブ映像を観たりとか、何かしらのCY8ER関連の作業をしたりとか、今日のこういう取材があったりとか、発信する機会もあったりするので、自分の中で「まだCY8ERの小犬丸ぽちでいる」ような気持ち。その中でも変わったことと言えば、武道館前は忙しくて友達や家族にも会わなかったんですけど、解散してからCY8ER界隈以外の人と会う時間が増えましたね。でも、家族も親友もCY8ERが仲良かったことを知っているので「CY8ERなくなっちゃって大丈夫か?」って心配してきます(笑)。
苺りなはむ:はむも変わらないかも。まだずっと夢心地でいる感じかな。「はい、解散! バイバイ!」みたいな感じじゃないから、CY8ERは。解散したけど、CY8ERの音楽はずっと続いているし、悲しい感じじゃなくて……なんて言ったらいいんだろう?
--このインタビューもそうですけど、物語の本編を終えて「解散!」って感じじゃなくて、その後のエピローグも含めメンバー自ら描いてくれている印象は受けます。これって物凄く稀有なパターンですけど、CY8ERの人柄やファンとの関係性がよく表れていますよね。
苺りなはむ:解散ライブを終えてワクワクしている気持ちもあって。CY8ER解散後のメンバーや関わってくれた方々はもちろん、武道館で解散ライブを観てくれた人たち全員、その1人1人の「未来がどうなっていくんだろうな?」っていうワクワク。アイドル業界がどうなっていくのかも気になるし、CY8ER解散後の世界がどう変わっていくのかとにかく楽しみで、このワクワク感は「はじまりのとき」に近い気持ち。
--アイドル自らが運営&セルフプロデュースで、どんなチームでどんな作品やライブをどんな見せ方で届けていくのか、どんなストーリーを紡いで歩んでいくのか考え続けて、そのスタイルで日本武道館でしっかり夢も叶えて解散するケースって前人未到の快挙じゃないですか。ゆえにCY8ERの在り方が未来にどんな影響を与えていくのか考えるとワクワクしますよね。このスタイルを継承するアイドルが次々と出てくるかもしれないし。
苺りなはむ:それぐらいの影響を与えられていたら嬉しいし、CY8ERとして活動していた意味もあったなって思える。
<夢と約束の地・日本武道館「最後まで諦めないでよかった」>
--そんなアイドル史の金字塔となった【CY8ERなりの横浜アリーナ at 日本武道館】。当日はそれぞれどんな気持ちで過ごしていたんですか?
苺りなはむ:はむ、ライブ直前ヤバかった(笑)。いつもライブの前はあわあわしているんですけど、そのあわあわがいつもの150倍みたいな。楽屋と衣装が置いてある部屋を無駄にずっと行き来していました。あっちに運んだ荷物をまたこっちに運んだり、こっちに持ってこなくていい荷物を持ってきちゃったり、ヤバい格好でそれを延々と繰り返して……
藤城アンナ:スポブラ姿でずっとドタバタしてた(笑)。
苺りなはむ:緊張していたのかな? でも、そのドタバタしている感じがいつものCY8ERなんですよ(笑)。
ましろ:最後って感じがしなかったよね。
病夢やみい:はむちゃん、両手に物を持った状態で顔から転んでました。
一同:(爆笑)
藤城アンナ:しかも、あんまり声を出さずにパタン!って(笑)。
--一歩間違えたら、顔面にケガ負った状態で武道館に立っていたんじゃ……
苺りなはむ:あぶなかった(笑)。
--夢の舞台、日本武道館のステージはいかがでしたか?
苺りなはむ:最後、5人分のスポットライトだけがステージを照らして、スクリーンに映し出された5人がそれぞれに「Hometown」を歌っていたじゃないですか。あの映像は事前に武道館で撮ったモノなんですけど、あの映像を私たちはリハ終わりに確認できることになって、アリーナ席から観させてもらったんです。そのときに「……あ、武道館に立ったんだ」って思いました。
藤城アンナ:それは私も思った。ステージに立っているときは無我夢中であんまり実感が湧かなかったんですけど、その「Hometown」の映像チェックしているときに実感できたというか。
苺りなはむ:お客さんの気持ちにもなれた。
ましろ:ライブ中は予測と違う暑さがあって、必死だったんですよ(笑)。
藤城アンナ:感染予防対策で換気するから「ライブ中は寒いから覚悟して」みたいな感じで言われていたんですけど、本番始まってみたらめちゃくちゃ暑くて!
ましろ:みんな、汗だく! でも、それが逆にすげぇ良かったです。私たちもお客さんも暑いし、気持ちも熱いし、解散ライブに相応しい環境になった。でも、本当にビックリするぐらい暑かった(笑)。
苺りなはむ:はむは自分でライブの構成を組んでいたにも関わらず、その構成に飲み込まれました。「ここでこうなってこうなる」みたいな感じで策略を立てながら脚本を書いたんですけど、そしたら自分で自分の策略にハマっちゃう瞬間がありました。楽しすぎて時間を忘れちゃう瞬間とか、あと「何曲」と気付いて本当にこの時をとめたいって願っちゃう瞬間とか。あと、コロナ禍の開催だったのにそれも全く感じられないぐらいサイリウムが海みたいに光っていて、アリーナから1F、2F席まですべてキラキラ輝いていたんですよね。それは本当に夢の中にいるみたいな感じで、とっても綺麗でした! 最高だった!
藤城アンナ:「嘘でしょ!」みたいな光景だったよね。
--やみいさんはいかがでした?
病夢やみい:あの日は、朝6時台には九段下に着いていたんですけど、本番含めてすべてが終わるまでの体感時間は2分ぐらいで(笑)。でも、CY8ERとして、アイドルとして「ステージの上にやり残したことがないようにしたい」という想いが強すぎて、武道館に向かうまでもその気持ちが強すぎてバランス取るのが難しかったりしたんです。状況が状況で来れない人があまりにも多すぎたんですけど、そういう人たちの気持ちもSNSでのメッセージなどで伝わっていたし、私たちが活動を始めてから夢を叶えるまでに別れてしまった人たちの気持ちとか、亡くなってしまったファンの方の気持ちとか、そういった気持ちのすべてをオーラみたいな感じで身に纏って武道館に立ちたかったから。とは言え、緊急事態宣言もあって「無事開催されるのか?」ってめちゃくちゃ怖くなってしまったりもして。そんな様々な想いを抱きながらも無事に武道館に立つことができて、私は武道館らしく本当に武道をしている気持ちで(笑)ダンスを1曲1曲確実にこなしていく感じだったから、もちろん終わった後に少し泣いたり、「約束」という曲で涙溢れてきちゃったりもしたんですけど、思いっきり泣けないままその日を終わらせてしまったんですよ。
--あ、そうだったんですね。
病夢やみい:私の性格特有の気持ちを抑え込んじゃう部分が働いちゃって。でも、次の日の朝起きたら信じられないぐらい涙が出てきて……プレッシャーとか、感謝の気持ちとか、武道館のめっちゃ奇麗だった光景とか思い出して、家で思いっきり泣きました。あと、これは考えすぎだと思うんですけど、あの日はCY8ERにとっての終わり=死の日だったじゃないですか。死の疑似体験ができて、この話をみんなにしたら「どういうこと?」って言われたんですけど(笑)。
--聞いてみましょう(笑)。
病夢やみい:バタバタと最後の日も終わっていく中で「準備が完璧に整うことって何においてもないんだな」と悟ったんです。私、提出物とか結構遅いタイプで、それは最後まで完璧を求めてしまうタイプだからなんですけど、私はたぶん「明日病気で死にます」って言われても、こういう感じなんだろうなと思って。
--CY8ER最後の日になっても、いつもと変わらず準備を完璧に整えられなかったということは、人生最後の日もバタバタしながら終えていくんだろうと(笑)。
病夢やみい:そうです(笑)。
藤城アンナ:そういう意味だったのか!
--アンナさんはいかがでした?
藤城アンナ:私は「アイドルに人生を求めていた」ので、これ以上ないであろう凄い体験をしてしまったなって。あの日は私がメンバーの中では最初の入りだったんですよ。で、6時20分ぐらいに武道館に着いたらめっちゃいっぱい人がいて!「スタッフの皆さん、本当にありがとうございます!」と思って。衣装さんとか化粧もした状態でいらっしゃって、私なんかグシャグシャな感じで上下ジャージ姿だったのに(笑)。でも、私は緊張したくなかったので、なるべくいつも通りマイペースでいたんですよ。そしたら本当に何も緊張しないまま「武道館に立つぞ」という状況になって、1曲目「マイライフ」の歌い出しが自分だったんですけど、そこで初めて「第一声、自分じゃん?」ってゾッとして! そこからは完全に夢モードというか、今までの自分と切り替わってしまって。でも、YUKIも「最後のステージはおめかしをして歌いたい」と歌っているから、私もあの日はいちばん可愛くいたかったんですよ。だから「二重アゴにならないかな?」「おなか鳴らないかな?」とか必死でライブして(笑)。そんな中で、私のことを6年前から応援してくれている人と目が合ったり、「え? 君のこと全然知らないけど、緑のサイリウム振ってくれてる!」と思ったり。
--ファンひとりひとりの姿が見れたんですね。
藤城アンナ:意外と見れたんですよね! それで「目合わせたいけど、合ったら泣いちゃうよ」とか思いながらライブしていて、でも結局そんなに緊張することもなく、めちゃくちゃ楽しんでいましたね。私、背が高いから、視界を遮るものが何もなくて物凄く楽しかったんですよ! それで端から端まで思いっきり走り回っちゃって! もう「やり残したことは何もないぞ」って思うぐらい楽しんで。それでステージから捌けたら、そこで涙が止まらなくなっちゃいましたね。泣きすぎて、すべてが崩れ去って人間じゃない感じになってしまった(笑)。今までで最も忘れられない夢。みんなにも体験してほしいと思いました。これは死ぬまでにいっぺん体験したほうがいい!
一同:(爆笑)
--全人類、日本武道館でワンマンライブを一度はやれと(笑)。
藤城アンナ:あと、武道館の国旗を見たときにお父さんを思い出して。もう亡くなっているんですけど、日本が大好きな人だったから「パパ! 見てますかー?」みたいな気持ちになりましたね。「届ぇ!」って思いました。
--ましろさんは「さよならフラッシュバック」の泣き顔で日本武道館中の涙を誘いましたね。
ましろ:実はライブ始まってすぐに泣きそうだったんですけど、私はスモークがめちゃくちゃ苦手なんですよ。でも、武道館は立ち位置的にぶわぁ!ってスモークを顔面から浴びる感じだったので、それで涙が引っ込んだんです(笑)。では、なんで「さよならフラッシュバック」で泣いたかと言うと、あそこはみんなで声を合わせて「さよならフラッシュバック」と曲振りするって決めていたんですけど、その時点で私が足を攣っていたり、胃の中もグチャグチャになって吐きそうだったり、かなりギリギリな状態だったんですよ。
--満身創痍だったんですね。
ましろ:そんな中で「せーの」ってはむちゃんの声が聞こえてきたんですけど、その声も今にも倒れちゃいそうな感じのギリギリの「せーの」だったから、「あ、今、ウチらってみんな同じ気持ちでここに立っていて、同じ状態で頑張っていて、ファンも含めて誰もが今この瞬間を駆け抜けようとしているんだ」と思って……そしたら涙がぶわぁ~って溢れて止まらなくなっちゃったんですよね。で、あとから感想見たり聞いたりしていたら、みんなが「さよならフラッシュバック」で泣いていたことを知って、本当に誰もがあの瞬間に同じ気持ちになっていたんだなって。
--ぽちさんは「はむちゃんの夢を一緒に叶える」と決めてCY8ERに最初に加入した訳ですが、その夢を叶えることになった1月10日はどんな気持ちになりました?
小犬丸ぽち:あの日は会場入りしたら衣装さんが楽屋に来てくれて「おつかれさまでした!」って手紙とプレゼントをくれたんですけど、そこで「今日で終わりなんだ、みんなでCY8ERを卒業するんだ」という気持ちになって……衣装さんとかヘアメイクさんとかみんなに「武道館、開催できてよかったね」って言ってもらえたんですけど、きっとみんなも今日までソワソワしていたと思うし、でもこんなに大変な状況下でも誰ひとり断らないで朝早くから駆け付けてくれていたから「みんなでここまでCY8ERを作ってきたんだな」と改めて思ったし、先生とストレッチしたり、今までゲネリハでしてきたことの最終確認をしたりする中で「絶対に、今まででいちばん良いライブにしたい」という気持ちがすごく強くなって。
--チームひとりひとりとの絆を再確認していく中で、気持ちを強くしていったんですね。
小犬丸ぽち:で、本番前にメンバーと円陣を組んで、いつもはそのまま5人でステージに出ていくんですけど、武道館は2人、2人、1人とそれぞれの立ち位置にスタンバイする流れで、ぽちははむちゃんと2人だったから「はむちゃんと2人で始まったCY8ERがたくさんの人に応援してもらえて、チームのみんなに支えられて、ここまで辿り着いたんだ。今日はCY8ERなりの最高のステージにしたい!」と思ってスモークに包まれながら客席を見たら、めちゃくちゃ人がいて! 絶対に人いないと思っていたのに!
一同:(笑)
小犬丸ぽち:事前に「コロナ禍だから行けない」と言っていた人がめちゃくちゃ多かったから、絶対にいないと思っていたんですよ。ぽち、2016年の渋谷WWWXでのワンマンライブのこともよく憶えていて、初めてビラ配りとかやりながらも「お客さん、絶対にいない」と思いながら開催したんですけど、実際は入れなかったお客さんもいたぐらいの状況だったんです。そのときの気持ちも一気に甦ってきて「こんなにたくさんの人がいる!」ってすごく嬉しくなって。で、ライブ中は、今までにない念入りなリハをしてきていたので、これまでのワンマンと違って体がぜんぶ覚えていて、曲順も、バミりの場所もぜんぶ頭に入っていたので、メンバーやお客さんの顔を見る余裕があったから、今までのライブの中でいちばんメンバーと目が合ったと思うし、ファンの人も「まばたきもしないで見ているんじゃないか?」と思うぐらい熱い視線でずっと観てくれていたから……本当に「この一瞬一瞬、一人一人の気持ちをぜんぶ大事にして最後のライブをやりきりたい」と思って、後半の「約束」という曲で手と顔を上げたときに国旗が見えて、そこでも涙がすっごい出てきちゃって!
--武道館の象徴を目にして改めて実感したんですね。
小犬丸ぽち:CY8ERを始めた当初からの夢の舞台で、この5人でワンマンライブをすることができて、そこにたくさんの人が来てくれて……本当に「最後まで諦めないでよかった」って。ラストツアーもコロナ禍になっちゃったからたくさん人が来れなかったりしたんですけど、「約束」だけは全公演で歌っていて、みんなが声を出せなくてもサイリウムを懸命に振ってくれていた姿とかも思い出して、それもあって武道館での「約束」は泣けてしまって。「エンドロール」も本当は最後にみんなで声を出して完成させたかった曲なんですけど、同じようにサイリウムをたくさん振ってくれて素敵な光景を見せてくれたし……あと、クライマックスの「時をとめて」のときにエアモニが取れちゃったんですけど、その瞬間に初めて生の空気感を耳で捉えることができて、ファンの人がいる日本武道館をダイレクトに感じることができたんですよ! それでまた感極まりながらステージを後にして、そこに「Hometown」が流れてきて……あそこはもう涙が止まらなくて。そんな中でみんなと映像を観て……本当に今までにないライブでした。
<CY8ERという概念を永遠に消えず続くモノに>
--今のぽちさんの話だけで映画一本作れますよ。というか、5人の話を聞きながら、めちゃくちゃ良い映画を見ている感覚になりました。
苺りなはむ:実際に【CY8ERなりの横浜アリーナ at 日本武道館】は、1本の笑って泣ける映画をコンセプトにしていたんですよ。テーマは、ずっとCY8ERが掲げてきた「夢」。で、CY8ERは私たちが主役の物語だと思うけど、その第2章を作るのはみんななんですよね。日本武道館はもちろん、今までのCY8ERのライブを観てくれた人たち。今までのCY8ERの楽曲を聴いてきてくれた人たち。そこへバトンを繋いでいくような意味合いを持たせたかったんです。
--「夢」のバトンを託すような構成でもあったんですね。
苺りなはむ:そういうことも含めて【CY8ERなりの横浜アリーナ at 日本武道館】を一言で表すなら、エンディング映像とともに流した「Everything's Gonna Be Alright」だと思います。私自身は何者でもなくて。武道館でのライブを終えてから、みんな「凄い」とか言ってくれるじゃないですか。でも、私は何にも凄くないんですよ。平賀さんは昔から見てくれているから分かると思うんですけど、私は何もできない、ただのヤバい奴だったんで(笑)。
--BiS在籍時含め、そういう時代も長かったですよね。
苺りなはむ:そんな自分が夢を叶えたことで「こんな奴でも夢は叶えられる。だからあなたも上手くいくよ。大丈夫だよ」みたいなメッセージとして受け取ってもらえていたら嬉しいし。
ましろ:はむちゃんが武道館での「beat」のフリースタイルで「これが私のアイドルのアンサー」ってラップしていたんですけど、はむちゃんはCY8ERでひとつの答えを提示したと思うんですよね。そのCY8ERでの活動や武道館での解散ライブを観ていた人たちが、かつてのはむちゃんが「アイドルやるぜ」と思ったみたいに何かを始めたり、それこそいろんなアイドルの子たちが出てきてくれることを楽しみにしているのかなって。
苺りなはむ:すごーい! メンバーがいると私が言いたいことを代わりに伝えてくれる(笑)。
ましろ:「これが私のアイドルのアンサー」ってめっちゃ格好良くないですか? はむちゃんってラッパー属性というか、根がギャルなんですよ。
一同:(笑)
藤城アンナ:でも、良い意味でのギャル感はめっちゃ感じるよね。この状況で日本武道館でライブしちゃうのもギャル精神なんじゃないかなって。「いや、イケるっしょ!」みたいな(笑)。
ましろ:はむちゃんがそういう精神を持っていてくれたから、CY8ERは良かったんだと思います。一度「やる」って決めたら絶対にブレない。それってなかなか難しいことじゃないですか。でも、はむちゃんは必ずやりきるから、そこは本当に凄いと思う。
苺りなはむ:それだけCY8ERが私にとって大切だったんだと思う。【CY8ERなりの横浜アリーナ at 日本武道館】は「時をとめて」を軸に進むストーリーになっていたんですけど、そもそもどうして「時をとめて」みたいな曲を最後に発表したかと言うと……CY8ERの活動は本当に時を止めたくなっちゃうぐらい楽しかったんですよ。小さいステージからここまでずっとファンの人たちも一緒に青春をしてきて、武道館は例えるなら「やっと甲子園に辿り着いた!」っていう感じだったんですよね。甲子園に辿り着くまでいっぱい負けちゃったりもしたけど、それも含めてぜんぶ最高の青春だったんですよ。なので、私にとってCY8ERは限られた時間の中での活動だったけど、時を止めたくなっちゃうぐらい大切な時間だったんです。
--終わらせることを決め打ちでスタートしたグループだけど、終わらせたくないモノになっていった。でも、終わらせなくちゃいけない。
苺りなはむ:なので、【CY8ERなりの横浜アリーナ at 日本武道館】は「時をとめて」で実際に時を止めてCY8ERを画面の中に戻すことで、CY8ERという概念を永遠に消えず続くモノにできたらなと思ったんです。ただ、あのライブは生配信もしていて、その視聴者である皆さんにとっては、最初から画面でスタートしているので、実態のあるCY8ERは開演の時点で終わっている訳じゃないですか。なので、最後の「Hometown」は配信では流れていないんです。
--CY8ERを画面の中に戻した「Hometown」は、会場特典でもあったと。CY8ERのメッセージ性を伴うクリエイティヴには解散後も驚かされますし、CY8ERを永遠にする儀式だったとよく理解してからあの日のライブを思い出すとまた泣けます。
苺りなはむ:音楽は聴かれ続ける限り永遠なので。CY8ERが解散しても、聴き続けてくれる人がいる限りCY8ERの音楽は鳴り止まないんです。うふふ!
<CY8ERの未来はサイ婆!? それぞれの人生におけるCY8ER>
--CY8ERはこれからの人生の中でどんな存在になっていきそうですか?
ましろ:CY8ERに入る前にもいろんなアイドルグループを経験しているから思うんですけど、解散した今改めて感じるのは「CY8ERは人がよかった」んですよ。メンバーやスタッフさんはもちろん、平賀さんみたいにウチらのことを想って取材してくれる人たちもそうなんですけど、本当に人に恵まれたなって。ウチらからすると、みんなソウルメイトなんですよ。一緒に何でも分かち合えたし、一緒にいることで自分の実力以上の結果が出せたし、それぐらいCY8ERは大きい存在だった。で、これから先、自分が何をやっていくのかも見据えていかなきゃいけないじゃないですか。そうなったときに「CY8ERに恥じないように生きなきゃいけない」という気持ちがめちゃめちゃあって。
藤城アンナ:それは私も解散してから思ったわぁ。
ましろ:もしも何十年後かにCY8ERがCY8ERさん(サイ婆さん)みたいな……
一同:(爆笑)
苺りなはむ:最高な名前じゃん(笑)。
藤城アンナ:サイ婆(笑)。
ましろ:そう、サイ婆みたいな感じで復活したときに「自分がちゃんと生きてなきゃヤバいな」と思って。この前のネットラジオ『オンエアサイバー!』Vol.6-最終回-の収録、まだ解散から数日しか経っていなかったんですけど、私だけ8キロも太っちゃっていたんですよ!
--え、1日2キロぐらいのペース?
藤城アンナ:役作りのレベルじゃん(笑)。
ましろ:そうなのよ! CY8ERがあったからダイエットも頑張っていたんですけど、解散した瞬間にこんなにも自分はダメになるのかと思って。そこから今日のインタビューまで5キロぐらい痩せたんですけど(笑)、やっぱりCY8ERがないと頑張れないってことなんですよね。でも、CY8ERとしてはもう活動できないじゃないですか。なので、これからはダメ人間にならないように、CY8ERに恥じないように「自分として自分をしっかり生きよう」と今思っているところです。いつかサイ婆として活動するために!
一同:(笑)
--アンナさんはいかがでしょう?
藤城アンナ:CY8ERはファンの人たちにも本当に恵まれたなと思っていて。解散ライブで声を出したい気持ちはみんなあったと思うんですけど、たぶんCY8ERのことを想って我慢してくれていたんですよね。そういう私たちとみんなの絆の美しさが武道館には表れていたと思って。私の母も「すごく素敵なファン」と言っていたし、それはきっと私たちが面白くて良い奴らだからそういうファンが呼び寄せられたと思うんですけどね(笑)。
--「ファンはの写し鏡」と言いますからね。
藤城アンナ:声を出せない代わりにサイリウムはもちろん、ぽちのファンなら「犬」って書いたボードみたいなモノを掲げたり、なんかそういう「あれがダメなら、これはどうだ?」みたいな面白い思考回路も含めて「ファンもCY8ERだなぁ」って思うんですよ。武道館に限らず、まだ小さいハコでライブしているときからずっとそうなんです。なので、CY8ERはファンとの絆と努力の結晶だなって。その印象はこれからもずっと変わらないし、ファンも含めて伝説になっていってほしいなと思いますね。
--ぽちさんはいかがでしょう?
小犬丸ぽち:ぽちは何よりも「はむちゃんに悲しい想いをさせたくない」「はむちゃんの夢を絶対に叶えたい」という想いがすごく強くって、ぽちにとってのCY8ERはそこから始まったんです。だけど、活動期間中にはむちゃんとか他のメンバーにもたくさん迷惑をかけちゃって、それでもずっとこうして一緒に最後まで活動することができて……解散のときにCY8ERのマンガが出たんですけど、その最後のページに「ぽちは、はむちゃんの夢を叶えられたかな」と言うシーンがあるんです。あそこはぽちがずっと想っていながらも口に出して言えなかったこととか全て集約されているなって。
--なるほど。
小犬丸ぽち:CY8ERって家族とか友達とは違うかもしれないけど、本当にかけがえのない存在で……本当に大切なモノだったんです。だからこそ「はむちゃんのことを傷つけちゃったかな」とか「メンバーのことを傷つけちゃったかな」って心配になることもあったりしたんですけど、でも最後は絶対にみんなが「CY8ERに入ってよかった」「CY8ERを作ってよかった」って思えるようなグループにしたいと思って活動してきていたので、今こうやってみんなの話を聞いたりとか、みんなのインタビューとかもちゃっかり読んだりとかしていたんですけど(笑)、そういうときに「みんな、CY8ERを大切にしてくれているんだ。自分だけじゃないんだ」って感じてこれたので、この4年間はとっても充実していたし、他では絶対に経験できないことばかり経験できた……このCY8ERでの日々はこれからも自分の中では一生消えないし、CY8ERを超える大切なモノは簡単には出来ないと思っているし、ずっと大切な存在だと思います。
--続いて、やみいさん。
病夢やみい:ヤバい、自分の番までにまとまらなかった(笑)。
--毎度恒例のやつみたいになってますけど(笑)。
病夢やみい:客観的に言えば、伝説的なグループだと思っていて。個人的に言えば、CY8ERは恋人でした。イヤなだけじゃないけど、イヤになるほど好きになれる存在だったというか、その関係性って家族でも難しいし、友達とか仕事仲間でも無理だと思うんですけど、最終的に「恋人みたいな存在だったな」って。で、話がちょっと変わっちゃうんですけど、武道館の日に新規の人とか今まで在宅だったファンの人たちが「この状況下でも絶対に来てくれる」と信じていて、そういう人たちにとっても「お涙ちょーだい系じゃない演出」だったというのはすごく良かったなと思っていて、初めて観る人たちでも作品やアートとしてスッと入ってきて「この子たちの生い立ちとか全然知らないけど、気付いたら涙が出ていた」みたいな解散ライブになったんじゃないかなって。
--たしかに。
病夢やみい:で、今まで一緒に歩んできてくれたファンの人たちは、たぶんウチらとおんなじ感覚でぜんぶまるっと一言で「大好き」と言えないぐらい、近くで応援してくれていたと思うんですね。このメンバーたちと同じ関係性を築けていたんじゃないかと思っていて。それってもう新しく知ってくれた人たちには体験できることじゃないし……ちょっと何が言いたいか分からなくなってきちゃったんですけど(笑)。
--いや、分かりますし、それで良いんだと思いますよ。「そこに居合わせたかった、自分もそういう関係性になりたかった」と後悔する人が出てくるのだとしたら、それだけCY8ERは魅力的な活動をしてきた証拠じゃないですか。で、それを追体験したいと思う人たちがりなはむの言うところの「CY8ER第2章」を紡いでいけばいい訳で。サイ婆を作ればいいんですよ。
ましろ:でも、サイ婆はウチらですから(笑)。
--「CY8ER第1章、終わってなかった!」パターン(笑)。
藤城アンナ:ずっと閉店セールしている洋品店みたいな。
--商店街でよく見るやつ(笑)。りなはむにとってCY8ERはどんな存在になりましたか?
苺りなはむ:CY8ERは誰ひとり欠けていても成り立たなかったと思っていて、メンバーはもちろん、CY8ERを支えてくれているスタッフの人たちも含めて一緒に階段を上ってきていて、そのひとりひとりが信じてくれたから日本武道館での解散ライブも実現できたんですよ。はむがひとりで「武道館に立つぞ、横アリに立つぞ」と言っていても叶うモノじゃなかったし、ぽちちゃんが来てくれて、ましろちゃんが来てくれて、やみいちゃんが来てくれて、アンナちゃんが来てくれて、ひとりひとりのスタッフの人たちが集まってきてくれて、そこにCY8ERの夢を信じてくれるファンのひとりひとりがいて、日本武道館に来てくれたひとりひとりがいて完成したモノなんです。
病夢やみい:奇跡だよね、それは。奇跡を起こしたんだよ。
苺りなはむ:みんなが起こしたんだよ! CY8ERはみんなが起こした奇跡なんだよ!
--前代未聞の完全セルフプロデュースアイドルグループ・CY8ER、その物語のエピローグに今の言葉が聞けてよかったです。では、最後に、ファンの皆さんへメッセージをひとりずつお願いします。
藤城アンナ:はむちゃんの「私は何者でもない」という言葉がすべてを物語っていたなと思ったんですけど、だったらみんなも夢は叶えられるんですよ。何者でもないってことは、何者にでもなれるってことじゃないですか。もちろんウチらも人間だし、テレビとか舞台に出ている人もハリウッドで活躍している人も人間だし、みんな最初は何者でもないわけで。夢を持つことがすべてではないけど、ウチらを見て「夢を持つのも悪くないな」と思ってくれたら、そういう良い影響をみんなの今後の人生にも与えられたら嬉しく思います。みんな、前向きに生きていこうぜ。今まで応援してくれて本当にありがとう!
ましろ:これを読むときにすでにCY8ERを知っている人もいれば、初めてCY8ERを知る人もいると思うんですけど、まず私たちの長い話を最後まで読んでくれてありがとうございます。ウチらはCY8ERの活動をする上で、夢を目指して頑張ってきたじゃないですか。サバイ族(※CY8ERファンの呼称)の皆さんもウチらが頑張っているから「俺らも頑張るか」とポジティブな気持ちになってくれて、それが武道館に至るまでのハッピーな日々を作ってくれたんだと思うんですよ。そのポジティブな連鎖を体験してきた自分から言えるのは、こういうご時世だから、自分で自分の命を絶ってしまう人、何かを諦めちゃう人もいるけど、人生ってダメなときはダメなときでいいし、でも良いときもあるし、普通なときもあるし、そうやっていろんなときがあって当然だから、諦めないで生きてもらえたらなって。CY8ERにはポジティブになれる曲がたくさんあるので、みんなの人生の中にCY8ERの曲を寄り添わせてくれたら嬉しいなって思います。
小犬丸ぽち:出逢ってくれて、今まで応援してくれてありがとう。ぽちは「思いやりって本当に大切だな」と思っていて、これはCY8ERで学んだことでもあるんですけど、自分のまわりにいる人を大切に、思いやりを持って生きていけば、絶対に自分自身もしあわせになれると思うし、そういうひとりひとりの思いやりで世界はハッピーになると思うんですね。CY8ERで活動してきて「CY8ERのおかげで、ぽちちゃんのおかげで明るくなれたよ」と言ってくれる人が多かったんですけど、それは思いやりをもって活動してきたグループだったからだと思うんです。ぽちは「みんな、しあわせに暮らしてほしい」と思っているので、これからもし大変なことがあったとしても、CY8ERのことを「こういう子たちがいたんだ」って思い出して元気になってくれたら嬉しいし、そうやってみんなの中でCY8ERが生き続けてくれたらいいなって思います。今まで応援ありがとうございました!
病夢やみい:CY8ERがひとつの世界的ムーヴメントみたいな存在へと、むしろこれからなっていってくれたらいいなと思っているので、解散後もどんどん広めていってほしいです(笑)。あと、私たちは自分の為だけに頑張ることができない人たちなんですけど、解散してから「元CY8ERのメンバーとして」という意識がかなり強くなってきているので、1人になっても頑張ってたのしくこれから生きていこうと思っています。なので、みんなも同じ気持ちでサバイ族として誇りを持って、胸を張って生きていってほしいし、私はもうCY8ERのメンバーとして活動することは出来ないので、みんなが目撃してくれたCY8ERの話を語り継いでくれたり、CY8ERの音楽を広めてくれたら嬉しいです。最後に、私を良い人間に変えてくれた、すべてのCY8ERを通して出逢ってくれた人たちに感謝しています。これからも一緒に地球でしあわせに生きていきましょう(笑)。
苺りなはむ:本当にありがとう。思いだして 未来を!
Interviewer:平賀哲雄
Photo:Ayo Kajino
◎解散ライブ【CY8ERなりの横浜アリーナ at 日本武道館】
2021年01月10日(日)日本武道館 セットリスト:
01.Overture
02.マイライフ
03.ドキドキパリラルラ
04.恋愛リアリティー症
05.トーキョー・イノベーター
06.もしもしじゃぽん
07.トーキョーアイデンティティ
08.beat
09.カタオモイワズライ
10.恋夏
11.はくちゅーむ
12.デッドボーイ、デッドガール
13.ユメゾラココロ
14.ばいばい。
15.グルグルコンティニュー
16.ハローニュージェネレーション
17.東京少女
18.huez × KOTONOHOUSE ショーケース
19.東京ラットシティ
20.幽霊屋敷
21.HANNARI
22.MCMCDANCE
23.ネクストドア。
24.タイムトリップ
25.スポットライトセオリー
26.スペースタイム
27.GOOD LUCK
28.手と手
29.約束
30.かくしぇーむ
31.サマー
32.ごーしゅー!
33.リミックスタート
34.エンドロール
35.コクハクワープ
36.さよならフラッシュバック
37.時をとめて
38.Hometown
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