2021/02/05 14:10
現地時間の2021年2月7日に開催される【第55回NFLスーパーボウル】を前に、ハーフタイム・ショーでパフォーマンスを披露するザ・ウィークエンドが、NFLとPepsiによる記者会見で、リリースから1年かけて作り上げてきた『アフター・アワーズ』時代の血みどろで生々しいイメージを、今回のステージではトーンダウンさせると明言した。
彼は、「家にいる視聴者たちを尊重したいと本当に思っている。(ミュージック・ビデオで作り上げてきた)ストーリー・ラインを部分的には織り込むつもりではいるけれど……年間を通して非常にまとまりのある物語を紡いできたから、その物語は継続するけれど、ファミリー層のために確実にPG(指定、一般向け)にする。ベストを尽くすよ」と彼は語っている。
先日公開された米ビルボードのカヴァー・ストーリーで、駆け出しの頃からのビジネス・パートナーであるマネージャーのWassim “Sal” Slaibyは、ザ・ウィークエンドが今年のハーフタイム・ショーで自身がイメージする演出を可能にするために、自腹で700万ドル(約7億4,000万円)を投じたことを明かしたが、今回の記者会見ではショーの内容に関する詳細は何も明らかにされなかった。
ザ・ウィークエンドは、過去のハーフタイム・ショーで特に気に入っているものとして1996年のダイアナ・ロスのステージを挙げ、「彼女はあまりにもグラマラスで、あのショーには笑顔にさせられるんだ。ヘリコプターを使った最高の退場をしたよね……フィールドの真ん中に着陸してさ、彼女が掴まって雲の彼方へと去って行く。自分もやりたかったよ、あれを思いつきたかった。でも実現させるほど金がないと思うけどね!」と語っている。彼は印象に残っているハーフタイム・ショーとしてプリンス、マイケル・ジャクソン、そしてビヨンセのステージも挙げている。
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