2021/02/05
小沢健二が、日本武道館公演の中止と、3か月連続シングルリリースを発表した。
2021年3月に3公演開催予定だった一人アリーナツアー【aルbイmイseルf 魔法的ひとりArena】だが、新型コロナの感染拡大状況を受け、昨年12月時点で大阪および埼玉公演の中止が決定。さらに日本武道館公演も中止となった。発売分のチケットの払い戻しについては、別途ローソンチケットより発表が行われる予定。
その代わりとして、日本武道館公演が開催予定だった3月9日からの3か月連続シングルリリースが決定した。小沢健二が3か月連続でシングルをリリースするのは、1995年1月~3月の「カローラIIにのって」「強い気持ち・強い愛」「ドアをノックするのは誰だ?」のヒットチューン以来、実に26年ぶりのこととなる。
シングル第1弾は「ウルトラマン・ゼンブ」。この「ウルトラマン・ゼンブ」とは、小沢健二の次男(4歳)による「すべてのウルトラマンの美徳や必殺技を『ゼンブ』兼ね備えた歴代最強最高のウルトラマン」という意味の造語。円谷プロからの協力を得て、曲のタイトルに決定したとのこと。「カラータイマーが点滅してからが勝負の時だ」の歌詞で始まる小説のような一曲で、幼い子どもの無敵の万能感、何かを得て何かを失いながら成長していく時間、大人になり味わう焦燥感、限界を知った上で乗り越える疾走感、3分間で終わらない変身、そんな「ゼンブ」が詰まったアップテンポの楽曲となっている。
◎小沢健二 コメント
3、4、5月と、3ヶ月連続でシングルをリリースします。
どの新音源も、アリーナ公演中止の無念さを叩きこんで、アツアツに仕上げます。
状況に合わせて、その時々の創作をするしかないです。
3月9日、無念ですが武道館ではなく、それぞれの場所で、『ウルトラマン・ゼンブ』を爆音で聴きたいです。そして4月も、5月も。
困難の中、一瞬でも、Tower of Good! (絵文字の「いいね」が積み上がっているような、「良いの塔」。「ウルトラマン・ゼンブ」と同じく、次男4歳の造語です)な時間を。
◎ツアー中止情報
【aルbイmイseルf 魔法的ひとりArena】(オールバイマイセルフ魔法的ひとりアリーナ)
2021年3月05日(金)大阪・丸善インテックスアリーナ
2021年3月09日(火)東京・日本武道館
2021年3月14日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
※上記公演すべて中止
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