2021/01/28
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスのパンデミックは、ここ11か月の間に人々の生き方や仕事の仕方を大きく変えたが、2021年1月26日にTwitterを更新したカーディ・Bが、有名アーティストならではの苦労を明かしている。
連投したツイートで彼女は、「私はCOVIDの検査を週に約4回受けている。私のヘアメイクやマネージメント・チームも検査を受けなくちゃならない」と投稿し、「検査は毎回一人当たり250ドル(約26,000円)かかる。これはマジで新しいビジネスだよ」と、仕事を続けるために必要な検査代に大金がかかっている実情を明かした。
あるファンからの、「(検査は)無料なのかと思ってたよ、それクレイジーだね」というコメントに対し彼女は、病院で受ける場合は無料だが、目的が仕事で、自宅で受ける場合は有料であると説明した。そして別のコメントに対しては、「もしあんたが私の立場で新型コロナに感染したら、訴えられるかもしれないから必要なんだよ。コマーシャルをやって、私が感染したら、会社が訴えられるかもしれない。これは責任の問題で、必要条件でもあるんだ。医療従事者の分は政府が払うべきだけど、私たちは自分で払うってこと」と述べている。
また、自身が現場で働く医療従事者であるというユーザーから、「あなたは(検査を受けられる)余裕があるからいいよね。自分は新型コロナ病棟で働いている看護師だけど、どれだけ検査受けてるか知ってる?というか、“検査する?”って聞いてくれる回数でもいいや。0%だよ。ワクチンだってセレブや政治家の方が自分たちより先にオファーされたし」という批判を受けたカーディは、「このツイートは文句が言いたかったわけじゃなくて、資本主義について(言いたかったの)!新型コロナがビジネスになってるってことで、それが目的だったのかってこと。検査を受けることが必要条件なのに、何であんたは私に怒ってんの?コマーシャルを撮影するだけでも、清掃員すら2回検査を受けなくちゃいけないんだよ」と反論した。
カーディは以前にも、「WAP」のミュージック・ビデオの撮影時に、ミーガン・ジー・スタリオンと共に10万ドル(約1,040万円)を検査代に使ったと明かしたことがあった。カーディが現在支払っている検査代を、Uproxxが見積もったところ、自身とチームの分の総額が1日1,000ドル(約10万円)、週に7,000ドル(約73万円)という結論に至っている。
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