2010/06/10 00:00
BLOC PARTYのシンガー/ギタリストのKELE OKEREKEはソロ・アルバム『THE BOXER』の発売に向け、いくつかのヨーロッパ公演を行なって話題を盛り上げている。
OKEREKEはアメリカで6/22に発売される『THE
BOXER』ではエレクトロニック・ミュージックに対する愛情を前面に打ち出しているが、もっとギター寄りのBLOC PARTYのファンもライブを見れば彼の方向転換が理解できると言っている。
「みんなブツブツ言うのをやめて夢中になってるよ。(BLOC PARTYでは)大抵ツアーを始める前にアルバムがリークされちゃっうんだけど、このアルバムはまだリークされていないからね。それはいいことだよ。誰もどんな楽曲か全然知らないから、みんな興味津々でやって来るからね」
「どんな曲かも知らずにこんなふうに反応してくれるなら、アルバムが出たらもっとすごいことになるはずだよ」と、このサイド・プロジェクトを「KELE」の名前で発表する彼は言う。
OKEREKEはSPANK ROCKのDJ/プロデューサーのALEX EPTONと一緒にブルックリンでアルバムをレコーディングした。彼は「いつもクラブに行くのが大好き」でDJをすることにもインスパイアされたそうだが、アルバム中「本当にダンスフロアを意識して」書かれているのはリード・シングル「TENDERONI」だけで、あくまでポップなアルバムだと言っている。
BLOC PARTYもエレクトロニックの要素は取り入れており、3枚のうち2枚のアルバムはリミックス・バージョンが発表されている。
2008年8月の前作『INTIMACY』で、バンドはレコーディング後すぐにファンにアルバムを届けられるようデジタル・リリースの実験をした。
2ヶ月後『INTIMACY』のCD拡張盤が店頭に並んだとき、デジタルとCDの両方を予約した人には郵送で盤が届けられた。
現在バンドはフリー・エージェント。「僕たちは3枚のアルバム契約を結んでいて、それを果たしたから、もう自分たち以外誰の言うことも聞かなくていいんだ」
彼は少なくとも年末まではソロ活動を続ける。他のメンバーも独自の活動をしており、RUSSELL LISSACKはASHのライブ・バンドに参加している。
「BLOC PARTYは今も存在しているし、間違いなくまた姿を現すはず。だけど、今は他のことをしてるだけさ」
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