2013/01/18
阪神・淡路大震災発生から18年。神戸出身のシンガーソングライター 平松愛理が、1月17日に新神戸オリエンタル劇場で復興チャリティーイベント【KOBE MEETING】を開催した。
1997年から毎年 平松1人で行ってきた同イベントだが、今年は更なる広がりと繋がりを願い、神戸を愛するBaby Boo、Unlimited tone、Permanent Fish、ワタナベフラワー 計4組の若手アーティストも出演。それぞれが熱いステージを繰り広げると、トリを務めた平松も代表曲「部屋とYシャツと私」や「花と太陽」、岩井俊二監督PVも話題の最新シングル曲「いいんじゃない?」などでオーディエンスを魅了していく。
そして、会場に集まった600人の観衆と共に「世界で一つだけの花」を歌唱。終演後は、本人が観客ひとりひとりを見送るなど、最後まで心のこもったサービスでファンを喜ばせた。
阪神・淡路大震災で自身の生家が全壊、古い友人も亡くした彼女は、東日本大震災の支援活動も積極的に行っており、「この神戸の道のりは東日本大震災で被災された東北の方々にとっての希望の光に成り得るに違いないと私は信じています」とコメント。来年も【KOBE MEETING】を開催すると誓っている。
なお、同イベントの収益金は毎年、震災および交通遺児などの心のケアハウス『神戸レインボーハウス』へ寄付してきたが、昨年に引き続き今年も、東日本大震災復興の為に設立される東北レインボーハウスの為に活用されるとのこと。
◎平松愛理 コメント
早いもので、阪神淡路大震災が起きてから、18年が経ちました。
その間、私の故郷・神戸は飛躍的な復興を遂げました。
18回目のKOBEMEETING、これまでは1人で実施してきましたが、
今回は同じく神戸を愛する4組の若手アーティストが集まってくれました。
(「Baby Boo」「Unlimited tone」「Permanent Fish」「ワタナベフラワー」)
今年は同じ意思をもったアーティストたちと一緒に、さらにパワーアップし、若い世代への「繋がり」を広げていきたいと思います。
ひとりじゃない。ひとりではできないことも、みんなが集まれば大きな力になる。
街並みやモノが復興をしても、心の復興はまだまだこれから。
人と人との繋がりを、世代を超えてもっともっと広げていくことが、これからの神戸の本当の意味での復興になると思います。
この神戸の道のりは東日本大震災で被災された東北の方々にとっての希望の光に成り得るに違いないと私は信じています。
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