2013/01/18 17:15
昨年末に2年ぶりのニューアルバムにして最高傑作『experience』をリリースしたflumpoolが、横浜アリーナと大阪城ホールを舞台に4DAYSライブ【flumpool Special Live 2013“experience”】を行った。
1月11、12日に横浜、16、17日に大阪と開催してきた今回のライブは、タイトル通り『experience』のリリースに合わせたスペシャルライブだ。山村隆太(vo)は以前より「集大成になると思います」と語っており、バンドの今後を占う意味でもメンバー4人にとって非常に重要な4日間となった。
初日の横浜アリーナ、サポートのキーボードを加えた5人でステージに現れた彼らは、「どんな未来にも愛はある」よりライブをスタート。長かった髪をバッサリ切り落とした銀髪の小倉誠司(dr)に会場からどよめきが上がる中、山村は「横浜会いたかったぜ!」と笑顔を弾けさせた。
10月で5周年を迎えるメモリアルイヤーの2013年1発目のライブとなったこの日は、当然『experience』収録曲が中心だ。小刻みにワウペダルを踏み込む軽快なカッティングに妖しいメロディが絡み合う「Natural Venus」や、古めかしい地図が映し出されたディスプレイをバックに疾走する「The great escape」。聴かせるミディアムバラードでグッと引き締めた「Across the Times」と、彼らは新曲を次々に披露していく。
また、MCでは、正月に帰省したという阪井一生(g)が、妹から三浦春馬やKAT-TUNのサインをねだられた話で会場を沸かせると、1月21日が誕生日のため今回の4DAYSが27歳のラストライブになるという山村は「(28歳は)とにかく楽しんでやろうと思います!」。その後はエレクトロビートを加えたダンサブルなナンバーを畳みかけ、尼川元気(b)はステージ中央から客席へ伸びた花道も縦横するアクトで熱狂に油を注いだ。
そしてクールな映像演出から方々に火柱が立ち上がる演出の元、大迫力のサウンドで圧倒する「Answer」で本編を締め括り、アンコールにも応じてデビュー曲「花になれ」を会場全員と大合唱。最後は「今日、この会場一人一人に向けて、歌いたい歌があります」と、『experience』に収録の「36℃」を情感たっぷりに披露して、flumpoolは1万人を超える大観衆の記憶に残る素晴らしい一時を届けた。
なお、2月に台湾、香港、シンガポールでアルバム『experience』をリリースする予定の彼らは、翌3月には台湾のライブハウス Legacyにてワンマンライブを行うことも決定している。
◎【flumpool Special Live 2013“experience”】
2013/01/11(金) at 横浜アリーナ
[セットリスト]
01.どんな未来にも愛はある
02.Touch
03.君に届け
04.Natural Venus
05.The great escape
06.Across the Times
07.今年の桜
08.Sprechchor
09.傘の下で君は・・・
10.two of us
11.覚醒アイデンティティ
12.Because... I am
13.reboot ~あきらめない詩~
14.プレミアム・ガール
15.イイじゃない?
16.星に願いを
17.Answer
En1.花になれ
En2.36℃
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