2020/12/28 09:56
L'Arc~en~CielのTETSUYAが2021年1月1日より、過去のライヴ映像を『20th Anniversary Special Edition』として公式YouTube Channelで期間限定配信することが明らかになった。
https://www.youtube.com/TETSUYAOfficial
TETSUYAは12月23、24、25日に3夜連続で【TETSUYA "Xmas LIVE STREAMING 2020"】を配信。同配信ライヴ終演後に『20th Anniversary Special Edition』の期間限定配信が画面上で発表された。
TETSUYAは来年2021年にソロデビュー20周年を迎える。
なお、上述した【TETSUYA "Xmas LIVE STREAMING 2020"】のライヴレポートが届いているので、下記にお届けしよう。
TETSUYA(L'Arc~en~Ciel)が、12/23(水)24(木)25(金)に3夜連続で『TETSUYA "Xmas LIVE STREAMING 2020"』を配信した。TETSUYAが配信ライヴを行うのは7月に続き2度目。無観客だった前回とは異なり、新型コロナウイルス感染症対策を徹底した上での有観客収録を行い、後日配信するという自身初のハイブリッドスタイルで行われた。SHOWROOM内専用配信ルームをプラットフォームに、本編は3夜共通だがアンコールは各日別メニューを用意。クリスマスらしい演出、アレンジを盛り込んだ内容で、ファンに贈る特別な聖夜のプレゼントとなった。
SEに乗せて左右に幕が開くと、美しく輝く大きなクリスマスツリーが出現。岸 利至(Key)、山崎 慶(Dr)、IKUO(B)、室姫 深(G)、中村 佳嗣(G)から成るサポートバンドJuicy-Bananasに続きTETSUYAが登場。1曲目にL’Arc~en~Cielのセルフカバー曲「Time goes on~泡のように~」を届けるというロマンティックな始まり。しかしすぐさま「愛されんだぁ I Surrender」「I WANNA BE WITH YOU」とアップテンポなナンバーを畳み掛け、小刻みにジャンプしながら歌い、自らハンドクラップを誘って大いに盛り上げていった。
激しく明滅するライトに照らされながら1stシングル曲「TIGHTROPE」を歌い終えると、続く1stアルバム『Suite November』収録の「empty tears」を気怠く大人びたアレンジで披露し、陶酔させた。ソロ始動20周年を目前に、TETSUYAのヴォーカリストとしての表現の幅は劇的に広がっており、新旧ヴァリエーション豊かな楽曲群を多彩な声色で響かせていく。最新作収録の「Eureka」、その前作「Make a Wish」はいずれも聴くだけで不思議とポジティヴな気持ちに導かれる楽曲で、浄化作用抜群。「Roulette」ではTETSUYA自らタオル回し。曲が一旦停止し全員がフリーズする場面ではジングルベルが聞こえてきて、カメラを手にしたサンタクロースとトナカイが登場。トナカイがメンバーに小さなプレゼント箱型のオーナメントを順に届けていき、その様子を至近距離で撮影。ラスト、TETSUYAが人差し指に吊るされたオーナメントを振り落としたのを合図に曲が再開。遊び心に満ちたクリスマスらしい演出だった。続いてダンサーデュオBananaman Brothersもサンタ&トナカイ姿で合流し、TETSUYAのライヴに欠かせないパーティーソング「Are you ready to ride?」を賑やかに披露。コロナ禍の閉塞感を束の間忘れさせてくれるような楽しいムードの中、本編を締め括った。
第1夜のアンコール1曲目は「snow drop」、第2夜は「I Wish」、第3夜は「Don’t be Afraid」といずれもL'Arc~en~Cielの、クリスマスやどこか冬を想起させる楽曲を各夜届けた。ミラーボールが輝き幻想的な光が広がる空間で、ラストはピュアな美しさを誇るバラード「流れ星」を歌い届け、「ありがとう!」と笑顔で感謝を述べたTETSUYA。収録時のMCはほぼ全てカットし、音楽だけで想いを伝えきる、温かくも潔いクリスマスライヴ配信だった。
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