2020/12/22 16:00
トゥエンティ・ワン・パイロッツがパンデミック中にリリースした「Level of Concern/レベル・オブ・コンサーン」のミュージック・ビデオが、最も長いMVとしてギネス世界記録に認定された。
バンドのレーベルが出した声明によると、2020年6月12日に公開された「レベル・オブ・コンサーン」のMVは、“スケルトン・クリーク”と総称されるバンドのファンが動画などを投稿し続けたおかげで、177日間常に新しい映像が生配信され続けた。
インタラクティブ・ディレクターのジェイソン・ニッケルと監督のジェイソン・ザーダがバンドと作り上げたこのプロジェクトには、計162,000本以上のファン動画がリアルタイムでYouTubeに投稿された。グローバルな宝探しとして開始されたこのプロジェクトは、まず20のコードを解読することにより、ヴァーチャルUSBドライブをアンロックし、バンド・メンバーのスマホから提供された画像や動画、シンボルや解読ヒントなどが含まれたZIPファイルをダウンロードできるという、ファン参加型ARGゲームだった。
全てのコードがアンロックされたあとにバンドが公開した“ネヴァーエンディング”MVは、3分42秒ごとにリフレッシュされ、毎日400以上のヴァージョンが生成されていたが、12月16日にドラマーのジョシュ・ダンが文字どおりプラグを抜いて終了させた。これ以前は、ファレル・ウィリアムスによる24時間の「ハッピー」MVが最長MV記録を保持していたが、「レベル・オブ・コンサーン」のMVは、4,264時間10分25秒で世界記録を大きく塗り替えることとなった。
トゥエンティ・ワン・パイロッツはまた、12月8日にサプライズでホリデー・ソング「Christmas Saves the Year」をリリースしたばかりだ。この楽曲はさっそく米ビルボード・オルタナティブ・エアプレイ・チャートにチャート・インしているが、ホリデー・シーズンがテーマの楽曲がこのチャートに入るのは2012年以来だ。
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