2020/12/21
2020年12月19日に公開されたN.O.R.E.とDJ EFNの『Drink Champs』にゲストとして出演したファレル・ウィリアムスが、ジャスティン・ティンバーレイクのソロ・デビュー作『ジャスティファイド』の楽曲のほとんどが、実は故マイケル・ジャクソンのために書かれていたものだったと明かした。
これまでで最も感激した電話の会話について回顧していたN.O.R.E.が、ファレルからかかってきた電話をトップ2に挙げ、「お前が連絡してきてさ、“Yo、ついさっきマイケル・ジャクソンにビートをいくつか送ったんだけど”って言ったんだ」と述べ、「お前さ、“(マイケルに)‘ダメ!これはN.O.R.E.がライムするようなやつじゃないと思うから’って言われた”って言ったんだよ。俺はもう死んでもいいって思ったね!」と興奮気味に明かした。
するとファレルが、「当時(マイケルの)マネージャーはジョン・マクレインだった。(ティンバーレイクの)最初の“ジャスティファイド”のアルバムで聴けるほとんどの楽曲を彼に送ったんだよ。あれは全部マイケル用だったんだよね」と補足し、「1曲以外は全部マイケルのために書かれたものだ」と語っている。
ところがファレルはマクレインから連絡を受け、「あのさ、マイケルはああいうやつが欲しいんじゃないんだよ。あんたがノリエガ(N.O.R.E.)にあげてるようなやつが欲しいんだ」と言われてしまったと語っている。これはマイケルの『ユー・ロック・マイ・ワールド』直前の話だったそうだ。マイケルはまた、ファレルとN.O.R.E.のコラボ曲「Superthug」をピンポイントで欲しがっていたとファレルは明かしている。
また、ファレルは故プリンスにも楽曲提供しようとしていたと述べ、「Frontin’」は実はプリンスのために書いたものだったと語った。「何年も(プリンスのために)曲を作ろうとしてたんだよ」という彼は、「確か彼にはちょっと違うヴァージョンを書いたと思う。気に入ってもらえなかった」と振り返っている。結局ファレルが自分でレコーディングした「Frontin’」のことを、N.O.R.E.が一番気に入っていると述べると、ファレルは、「あれは俺がプリンスの真似をしてるんだよ」と明かしている。
ファレルがプロデュースしたジャスティン・ティンバーレイクの『ジャスティファイド』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で2位を獲得し、トリプル・プラチナ(300万ユニット)を達成している。
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