2020/12/07 10:00
アメリカの4人組バンド、グレタ・ヴァン・フリートが、2021年4月16日にセカンド・アルバム『ザ・バトル・アット・ガーデンズ・ゲート』をリリースすることを発表した。そして、アルバムから2曲目の先行配信となる「エイジ・オブ・マシーン」がリリースされた。
デビュー・アルバム『アンセム・オブ・ザ・ピースフル・アーミー』(2018年)が全米3位、【第61回グラミー賞】で<最優秀ロック・アルバム>受賞(ダブルEP『フロム・ザ・ファイアーズ』)、シングルが4曲連続全米ロック・ラジオ・チャート1位獲得、2019年1月の来日公演を含む五大陸で行ったワールド・ツアーで100万枚のチケットを売り上げる、という目まぐるしくも濃密な3年間の活動を経ての、2年半ぶりとなる新作『ザ・バトル・アット・ガーデンズ・ゲート』。
レコーディングは、米ロサンゼルスでプロデューサーのグレッグ・カースティン(フー・ファイターズ、ポール・マッカートニーなど)と共に行われた。リリースされた「エイジ・オブ・マシーン」のような大作や、「何もかも捨ててやり直そう」という歌詞と壮大で爽快なコーラスで盛り上がるロックな曲「マイ・ウェイ、スーン」(全米ロック・ラジオ・チャートTOP 5)など、野心的で開放的で、清々しいほどモダンでジャンルを融合した自由を感じさせるものになっているそうだ。
2017年3月のデビュー・シングル「ハイウェイ・チューン」のいきなりの成功からツアーに出て、世界中を旅しながら新たな体験を貪欲に吸収し、初めて見る風景や、各地のファンや他のミュージシャンたちとの出会いや会話が、彼らに新しい世界を開いた。そして変化に満ちた時代の締めくくりに、4人はミシガン州からナッシュヴィルに移住し、音楽の街の豊かな歴史に身を委ねた。そうした体験の一切合切を新しい楽曲に注ぎ込んだ『ザ・バトル・アット・ガーデンズ・ゲート』には、彼らの精神的・知的成長や、近代世界を蝕む不平等への意識の高まり、他の人が置かれている状況への深い思いやりが映し出されている。
「気がつけば、子供の頃は色々なものに守られていて、知らずにいたことが多かった。それが急にこんな広い世界に放り出されて、最初はちょっとしたカルチャーショックだったけど、ツアーが増えて、新しく色んな人と出会い、色んな文化を体験して、俺たちにとっての“普通”の定義が変わったんだ」(ダニー・ワグナー/Ds)
「何もかもが変わったと思う。ただ、自分たちに最初から備わっていたものは別として。何もかも、というのは俺たちの世界に対する認識だったり、人生そのものに対する認識だったり、アーティストであることの意味とか、美しい素敵な社会の一員であることの意味とか。自分たちの存在理由をより広義に理解できるようになった」(サム・キスカ/B, Key)
「俺たちが見てきた世界が大いに反映されていて、ということは俺たちの個人的な真理を映し出しているんだろう。ジョシュの歌詞はとても巧みで、太古の物語を今現在に照らして伝えている」(ジェイク・キスカ/G)
「これを経て間違いなく、俺たちは色々な意味で成長した。このアルバムは俺たちに多くを教えてくれたんだ。人生全般について、俺たち自身について、人間について、暮らす世界について」(ジョシュ・キスカ/Vo)
◎リリース情報
アルバム『The Battle at Garden’s Gate』
2021/4/16 RELEASE
https://umj.lnk.to/gretavanfleetpr
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