2020/12/05
Billboard JAPAN HOT 100を構成するデータのうちダウンロード、Twitter、週間動画再生数のみを集計し、話題の曲を読み解く【ホット・バズ・ソング】。2020年の年間ホット・バズ・ソングは、YOASOBI「夜に駆ける」が首位を獲得した。
本作は2019年12月にリリースされたYOASOBIの、1st配信シングル。年間チャートでダウンロード7位、動画1位、Twitter19位を獲得し、1stシングルながらもビルボードジャパン史上初となるCDリリースなしでの年間総合首位という快挙を成し遂げている。
続く2位はOfficial髭男dism「Pretender」が獲得。本作は2019年5月にリリースされた劇場版『コンフィデンスマンJP』の主題歌。2020年春以降に急伸したYOASOBI「夜に駆ける」とは異なり、年間チャート集計期間中、ダウンロード数、動画再生数ともにトップ100以内をキープ(動画についてはトップ20位以内)というロングヒットとなり、ダウンロード4位、動画再生2位、Twitter46位を獲得した。
そして3位はLiSA「紅蓮華」。アニメ『鬼滅の刃』の主題歌で、ダウンロード首位、動画15位、Twitter13位に。LiSAは、映画版主題歌の「炎」も、本年間チャート7位を獲得するなど、存在感を大きく示す2020年となった。
ストリーミングが浸透することによって、数多くのロングヒット曲が生まれた2020年。そして、下半期にはTikTokやYouTubeなどでのUGCをきっかけに、新しいアーティストも数多く生まれる1年となった。2021年は、どんな楽曲と出会えるのか、今からとても楽しみだ。
◎2020年の年間Billboard JAPAN HOT BUZZ SONG
1位「夜に駆ける」YOASOBI
2位「Pretender」Official髭男dism
3位「紅蓮華」LiSA
4位「I LOVE…」Official髭男dism
5位「白日」King Gnu
6位「香水」瑛人
7位「炎」LiSA
8位「宿命」Official髭男dism
9位「マリーゴールド」あいみょん
10位「裸の心」あいみょん
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