2020/12/02
BTSが、最新の米ビルボード・アーティスト・チャート“Artist 100”で13週目の1位を獲得した(2020年12月5日付)。この週の米ビルボード・チャートでは、ニュー・アルバム『BE』が、アルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位、ニュー・シングル「Life Goes On」もソング・チャート“Hot 100”で1位で発進したことから、これらの3チャートで同時に1位を獲得した初のグループとなった。
また、Artist 100チャートで二桁以上のNo. 1を獲得しているグループは現在BTSしかおらず、週数記録を更新した形だ。ジャスティン・ビーバーとエド・シーランを抜き、現在全アーティスト中6番目となっている。
◎米ビルボード・アーティスト・チャート“Artist 100”首位記録
41週 テイラー・スウィフト
31週 ドレイク
20週 ザ ・ウィークエンド
15週 アリアナ・グランデ
14週 ポスト・マローン
13週 BTS
12週 ジャスティン・ビーバー
12週 エド・シーラン
10週 アデル
10週 ビリー・アイリッシュ
2014年にArtist 100チャートが発足して以来、8名のアーティストがBillboard 200とHot 100を含む3チャートで同時に首位を獲得している。BTSは9番目で、グループとしては初となった。ドレイクが14回達成しており現在トップ、ごく最近では2018年8月11日付の週に『スコーピオン』と「イン・マイ・フィーリングズ」で達成している。次に多いのがテイラー・スウィフトの8回で、アデルが6回、アリアナ・グランデ、エド・シーラン、ザ・ウィークエンドがそれぞれ2回ずつ、カミラ・カベロとケンドリック・ラマーがそれぞれ1回ずつ達成している。
このトリプルNo.1記録をBTSの前に達成したのはテイラーで、今年8月8日付の週に『フォークロア』と「カーディガン」で獲得した。Artist 100チャートは、アルバムや楽曲のセールス、ラジオ・エアプレイ、ストリーミング、SNSにおけるファン交流の指標に基づき、米国内でのアーティスト人気を総合的にランキングしたウィークリー・チャートだ。
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