2013/01/13
ヘヴィ・メタルのパイオニア、ブラック・サバスが、35年ぶりにオジー・オズボーンをフィーチャーしたアルバムを6月にリリースすると発表した。タイトルは『13』。通算19枚目、オリジナル・シンガーであるオジーが参加する9枚目のアルバムとなる。
ドラマー、ビル・ワードの参加はなく、アルバム『13』でのラインナップは、オジーとギタリストのトニー・アイオミ、ベーシストのギーザー・バトラー、そしてレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルクがドラムを叩くとのこと。プロデューサーはグラミー賞を7回受賞しているリック・ルービンが務め、バンドのオリジナル・レーベルであるヴァーティゴからリリースされるという。
オジーが参加した前回のアルバムは1978年の『ネヴァー・セイ・ダイ』だが、彼は同作が嫌いだと公言しており、1981年のインタビューでは「俺の人生で一番ヒドい作業だった。あのアルバムは恥ずかしくてたまらない。ヘドが出そうだ」と話している。オジーは1979年にバンドをクビになっており、その後ロニー・ジェイムス・ディオを迎えた第2期ブラック・サバスがスタートした。
2012年の1月9日、バンドはトニー・アイオミに早期のリンパ腫が見つかったことを発表、5月にはビル・ワードが正式にプロジェクトから撤退した。アルバム『13』はまさに苦難を乗り越えてのアルバムとなる。
なお、ブラック・サバスはアルバム・リリースのウォーミングアップを兼ね、この春、ニュージーランド、オーストラリア、日本でライブを行なう予定だ。
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