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2020/11/21

【2020 AMAs】にザ・ウィークエンド出演決定、リゾが涙ながらに吐露、アリアナ『ポジションズ』2週連続首位:今週の洋楽まとめニュース

 今週の洋楽まとめニュースは、【2020 アメリカン・ミュージック・アワード】(AMAs)に関する話題から。現地時間2020年11月22日に開催される【AMAs】の追加パフォーマーが発表され、ザ・ウィークエンド&ケニー・G、ビービー・レクサ&ドージャ・キャット、ダン+シェイ、ルイス・キャパルディ、マシン・ガン・ケリーの出演が新たに決定した。女優のタラジ・P・ヘンソンが司会を務める今年の授賞式は、米LAのマイクロソフト・シアターより米東部時間午後8時から米ABCにて生中継される。今年最多ノミネートとなるザ・ウィークエンドは、「In Your Eyes」でサックス奏者のケニー・Gとタッグを組み、さらには「Save Your Tears」のTV初パフォーマンスを披露する予定だ。今年の【AMAs】には、自身のヒット曲のメドレーを披露するジャスティン・ビーバーをはじめ、ビリー・アイリッシュ、BTS、リル・ベイビーらが、パフォーマーとして出演することがすでに発表されている。

【2020 AMAs】ザ・ウィークエンド&ケニー・G/ビービー・レクサ&ドージャ・キャットなどの出演決定

 リゾが、自身のコンプレックスなどについて、時折涙ぐみながら本音を吐露している動画をTikTokに投稿した。この中で彼女は、内面に抱えている問題などは、名声や富を得ても解決しないどころか悪化する場合があるなどと述べている。白いタオルを頭に巻き、ほぼすっぴんの状態でカメラを覗き込んでいる彼女は、「名声は自分がすでに抱えている問題を拡大して見せてくるだけ。そしてその問題がひどければ、そのひどさが拡大されるだけなのに、そんなことあるわけないだとか、そんなこと思うべきじゃないだとかって(言われるような)どうしようもない状況に陥ったりして、そうなると“感謝が全然足りない”って気持ちにさせられるからもっとひどい気持ちになるんだよね」と語っている。そして声をつまらせながら、「だからみんなに今言おうと思ったのは、心の問題を抱えていたり、ほかにも何とかすべき自分に関する問題がある人は、今それを何とかすべきだよってこと」と、自分と向き合うことをファンに勧めている。

リゾ、TikTok動画で涙ながらに吐露「名声は自分が抱えている問題を拡大して見せてくる」

 12月10日に開催される米ビルボード主催の恒例イベント【ビルボード・ウィメン・イン・ミュージック】で、カーディ・Bが、2020年の<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>を受賞することになった。今年は新型コロナウイルスの影響で例年と異なる年となったが、カーディは、「WAP」で米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”首位を獲得するとともに、Reebokとのスニーカー・コレクション発表や政治的活動にも邁進し、精力的に一年を過ごした。また、音楽業界と芸術コミュニティへの影響が認められたジェニファー・ロペスは、権威ある<アイコン賞>を受賞する。過去にはアラニス・モリセット、シンディ・ローパー、メアリー・J.ブライジ、シャナイア・トゥエイン、故アレサ・フランクリンが同賞を受賞している。開催15回目となるこのイベントだが、今年は新型コロナウイルスのためヴァーチャルで行われる予定。12月10日の米東部標準時午後8時からストリーミングされ、テヤナ・テイラーが司会を務める。

カーディ・B、米ビルボードが選ぶ2020年<ウーマン・オブ・ザ・イヤー>に

 さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、24kGoldnの「ムードfeat.イアン・ディオール」が通算4週目の首位を獲得した。先週1位に再浮上した「ムード」は、週間オンエア数8,500万回を記録して、エアプレイ・チャートでも3週目の首位をキープし、ストリーミング・ソング・チャートでは先週の6位から1位に急上昇。同チャートでは初の1位を獲得した。週間ストリーミング数は、前週から32%増加の2,530万回を記録している。主要ポイントがいずれも上昇したのは、11月6日にジャスティン・ビーバーとJ.バルヴィンをフィーチャーしたリミックスがリリースされたため。しかし、リミックスのポイントがオリジナルを上回らず、両者のクレジットはなく表記はオリジナルのままとなった。よって、現時点ではジャスティン・ビーバーとJ.バルヴィンの記録には換算されない。先週2位にダウンしたアリアナ・グランデの「ポジションズ」は同位をキープしたが、初登場から2週間トップを維持したストリーミング・ソング・チャートでは、再生数を伸ばせず3位に下降している。

【米ビルボード・ソング・チャート】24kGoldn&イアン・ディオール通算4週目のNo.1、ギャビー・バレット&チャーリー・プース最高位更新

 そしてアルバム・チャートでは、アリアナ・グランデの『ポジションズ』が2週目の首位をキープした。先週、初動174,000ユニットを記録してNo.1デビューした『ポジションズ』は、半数以下の82,000ユニットまで減少したものの、3位から2位に上昇したポップ・スモークの『シュート・フォー・ザ・スターズ、エイム・フォー・ザ・ムーン』(57,000ユニット)と差をつけて1位をキープ。前作『thank u, next』(2019年2月23日~3月2日)に続き、初登場から2週連続で同チャートを制した。これまで5枚のアルバムが1位にランクインしているが、意外にも2週を超えたのはこの2作のみ。そして、先週の81位から3位にジャンプアップしたのは、ザ・キッド・ラロイの『Fuck Love』。8月8日付チャートで8位にデビューして以降TOP10圏外にランクダウンしていたが、11月6日に7曲を追加したデラックス・エディションがリリースされたため、ストリーミングを中心にポイントを伸ばし再浮上。自身初のTOP3入りを果たした。

【米ビルボード・アルバム・チャート】アリアナ・グランデ『ポジションズ』2週連続首位、ザ・キッド・ラロイ自己最高位マーク

 

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