2020/11/10
BTSが、インド版ローリング・ストーンとのロング・インタビューに応じ、ニュー・アルバム『BE』のタイトルに込められた意味や新型コロナウイルスのパンデミックの影響、Vのソロ・ミックステープやシュガが最近練習していることなど、多岐にわたる質問に答えた。
Vは2020年9月に、以前の彼のスタイルとは異なるブルージーな楽曲の一部をシェアし、のちに削除したと伝えられているが、噂されているソロ・ミックステープについては、「今は色々なジャンルを研究しているんだ。もっと深く、もっと広範囲にさまざまなスタイルに挑戦しているから、もっと深みのある楽曲とか、僕がこれまで出したことないようなスタイルの曲が含まれるよ」と楽しみな発言をしている。
彼はまた、パフォーマーとしての表現力を高めるために、顔の表情を作る練習を今も続けていることを明かしている。「たくさんの表情を試してきたよ。すごく練習してきたし、今も練習を続けている。色々なジャンルで表現できるような人になりたいんだ」と彼は語っている。
ギターを弾く練習とボイス・トレーニングに励んでいるというラッパーのシュガは、名前は挙げなかったが“90年代のフォーク・ミュージシャンたち”の音楽を最近よく聴いていると明かし、自分もそのようになりたいと思ったからだと説明している。「自分を特定のジャンルだけに制限したくないんだ。歳をとったら、ギターを弾きながら歌える人になりたいなって思っただけだよ」と彼は語っている。
「自分たちが今生きている時代を記録する日記の1ページのようなものだ」というニュー・アルバムのタイトルについて、ジンは、「タイトルの“BE”は“being”(存在する)を意味していて、僕らが今感じている正直な思いや感情を捉えている」と説明している。そして、「誰でも楽しめるようなチルでレイドバックな楽曲をたくさん入れたから、このアルバムを通じて安らぎを見出してもらえたらと願っている。これは、音楽を通じて時代を描写できるようなアーティストとして、僕らがさらに成長できる機会を与えてくれるアルバムだと思う」と述べている。
パンデミックがアルバム制作に与えた影響についてジミンは、「僕たちがもともと立てていた計画の多くを思いがけなく中断させられた」と述べつつも、「ただ、一歩離れて自分自身や音楽に集中する機会を与えてくれた。この異例の時期に感じた感情をこのアルバムに反映させた。さらにもう一歩踏み込んで、コンセプト開発、作曲、ヴィジュアル・デザインなどのプロダクション全般でも役割を担うことができた」と、以前より深く制作面に関与できたことを明かしている。
ジェイホープも、「きっとみんなも同意してくれるに違いないと思うけれど、2020年は全く計画通りには進まなかった。今の状況さえなければ、今頃はワールド・ツアーに出ているはずだった」と語り、「その代わり、僕たちは“Dynamite”をリリースして、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で首位を獲得することができた。浮き沈みの繰り返しの中で、“人生は続く”ということに気付かされた。そのメッセージをニュー・アルバム“BE”を通じて伝えたかった。このアルバムを通して癒しと安らぎを見つけてもらえればと思う」と述べている。
Global superstars @BTS_twt appear on our November cover! The #RSICollectorsEdition is the ultimate guide to the group's artistry and features pieces by writers across India, plus an #exclusive new interview with the band#BTSxRollingStoneIndia https://t.co/BwXLjJXx34
— Rolling Stone India (@RollingStoneIN) November 6, 2020
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