2020/11/02 16:20
テイラー・スウィフトが、自身の楽曲が政治CMで使われることを初めて許可した。このスポットCMでは、2016年にドナルド・トランプが米大統領に当選してから全米で起きているさまざまな問題が、『ミス・アメリカーナ』でフィーチャーされているプロテスト・ソング「Only the Young」をBGMに約2分のモンタージュで表現されている。
2020年10月30日に民主党のエリック・スウォルウェル米下院議員のアカウントで公開された動画には、警察による蛮行とそれに伴うBlack Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター/BLM、黒人の命は重要)の抗議活動、子どもを親から引き離す非人道的な移民政策、不正投票、気候変動など、全米を揺るがし続ける問題の数々が次々と表示される。最後に、不正に立ち向かう若者の姿、投票や政治参加を促す草の根運動、故ルース・ベイダー・ギンズバーグの言葉、民主党のジョー・バイデン候補が「きっと大丈夫だよ、約束する」と少年を抱きしめる希望の映像が織り込まれ、“投票所に走ろう”と呼びかける力強いメッセージが展開される。
エリック・スウォルウェル下院議員はこの映像に、「Up there's the finish line(あそこがゴールライン)」、「我々の未来には闘う価値がある」、「ありがとう、テイラー・スウィフト、若い人にしかできないこと(#OnlyTheYoung)を声に出してくれて。走ろう!」と、テイラーの歌詞を一部引用したコメントをつけている。
テイラーは10月初旬にバイデン候補とカマラ・ハリス候補を支持すると表明している。
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