2020/10/28 14:50
ヴァン・ヘイレンのギタリスト、故エディ・ヴァン・ヘイレンの故郷である米カリフォルニア州パサデナの市議会が、何らかの形で故人を記念する案を出すよう職員に指示したことが分かった。
地元紙Pasadena Star-Newsは、ヴァン・ヘイレンが1970年代にリハーサルしていた場所の近くにある道路または路地の名称変更を検討するかもしれないと伝えており、他の可能性としては銅像の建立、記念盾の設置、または市施設の名称変更が検討されているという。エディは、2020年10月6日にがんとの闘病の末亡くなった。享年65歳だった。
エディと兄でドラマーのアレックスが育った、米ロサンゼルスの北東にある実家の前には、ファンによる献花エリアが拡大し続けており、この家を歴史的建造物に指定してほしいというリクエストも寄せられているそうだ。また、10代だった頃のエディが、酒屋前の歩道に名前を書き込んだコンクリートを保存してほしいと要望しているファンもいる。
ヴァン・ヘイレン一家は、1962年にオランダから米国に移住し、パサデナで暮らし始めた。その10年後、アレックスとエディ兄弟、ヴォーカルのデヴィッド・リー・ロス、ベースのマイケル・アンソニーがヴァン・ヘイレンを結成した。メンバーは皆パサデナ近郊で育っている。
ヴァン・ヘイレンは、セルフタイトル・デビュー・アルバムや、「ジャンプ」、「パナマ」、「ホット・フォー・ティーチャー」などの世界的大ヒット曲が収録された『1984』などで、1970年代後半から全米チャート上位の常連となった。ヴァン・ヘイレンは、史上最も売れたアーティストTOP20に入っており、2007年に【ロックの殿堂】入りを果たした。エディは、その独特なソロでバンドの成功を牽引し、米誌ローリング・ストーンによるグレイテスト・ギタリストTOP100リストで、8位にランクインしている。
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