2010/05/31
このほど、5/16に67歳で胃ガンのためにこの世を去った“炎のフロントマン”RONNIE JAMES DIOの葬儀が盛大に行われ、ロック・コンサートさながらの雰囲気の中でファンや友人たちがDIOに最後の別れを告げた。
先週末の5/30(日)に行われたメタル界の伝説的フロントマンの葬儀には、1,200人以上ものファンや友人たちが詰めかけ、“DIO, DIO, DIO”と歌いながらヘッドバンギングをするファンの声は会場となったFOREST LAWN MEMORIAL PARKのHALL OF LIBERTYの中で時間を追うごとに大きくなっていった。そして焼け付くような日差しと気温にもかかわらず、会場の外にはさらに数百人が群れをなし、DEEP PURPLEのGLENN HUGHESのGEOFF TATE、そしてQUIET RIOTのPAUL SHORTINOといったDIOの友人たちによるパフォーマンスがモニターに写し出される模様をじっと見つめていた。
そして集まった群衆がELF、RAINBOW、BLACK SABBATH、HEAVEN AND HELL、そして自身の名を冠にしたバンドDIOなどで情熱的なヴォーカル・パフォーマンスを魅せたDIOへの想いに浸る中、彼の従兄弟でELFでのバンドメイトだったDAVID FEINSTEINが、「RONNIEの音楽、メッセージ、そして魔法によって、僕ら全員が感動を味わうことができた。彼は君たちファンのことを心から愛していたし、その忠誠心に大きな感謝を感じていた。ここに集まっているファン、そして世界中のいるファンすべてに対してだ」と語りかけた。
DIOは数年間に渡って、妻のWENDYが代表を務める10代で売春を行っていた少女たちのための更生組織“CHILDREN OF THE NIGHT”をサポートしてきたことでも知られてきたが、昨年の夏にBLACK SABBATHの復刻バンド HEAVE N AND HELLとして行っていたツアーがアトランティック・シティーで幕を閉じた直後、自ら胃ガンに侵されていることを公表していた。
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